2013年07月28日

名称へのやんわりとした違和感

 先日の山口の事件を聞いて、つい「『八つ墓村』だ!」と思ってしまったのはあたしだけでしょうか・・・。 不謹慎ですね、すみません。
 事件の詳細は捜査の行方を待ちたいと思います・・・(いろいろ思うところはあるが、予断は禁物)。 でもなんというか、この事件をきっかけに「限界集落ってどうにかしようと下手に手を入れるよりは衰退するのを待った方がいいんじゃない?」という方向になっていきそうな気がするのは、地方出身者故の感慨でしょうか(限界集落をなんとかしようとしていた人たちを知っていたからか、実際に打ち捨てられた廃村をあたしがこの目で見ているためか)。
 が、実はあたしがいちばん気になっているのは、ニュースでいうところの<山口放火連続殺人>という呼び方である。
 犯罪統計学的には、「連続殺人」とは「基本的には一人(稀に複数)の犯人が比較的定期的に同じような手口で殺人を繰り返し、動機は殺人そのものであること」、いわゆる“シリアルキラー”の犯罪を指すイメージ。 でも日本だと推理小説や二時間ドラマの影響か、「事件が解決するまで犯人が邪魔だと思った人物を次々に殺していく」という感じよね〜。 文字通り、殺人を続けて行う。
 ただ、「短時間で複数の人物を一気に殺害」というのは「大量殺人」のほうに分類される。
 その場合犯人は“スプリーキラー”と呼ばれる(『八つ墓村』のモデルになった津山事件は2時間で30人を殺したと言われている)。 でも街中で刃物を振り回すなどの無差別殺人の場合は“通り魔”という呼び名のほうが一般的なので<大量殺人>という名称自体に慣れていない・違和感があるものと思われますが・・・それとも今度の事件は怨恨という動機の元、明確な殺意で犯行がおこなわれたのだとしたら「大量殺人」と呼ぶのも難しいからかしら。 ま、通り魔でも間隔をおいて犯行が続けば連続犯になるし・・・難しい!
 でも一応FBI基準では24時間以内で被害者4人以上から大量殺人に分類されるようだ。
 「分類に何の意味があるのか」と言われると確かにその通りなんですけど、ついつい過去の事件と比較したりいろいろ考えてしまうのは実録事件ルポマニアだからです。 すみません。

posted by かしこん at 18:14| Comment(4) | TrackBack(0) | 時事問題・ニュースに思うこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする