2013年07月12日

ハングオーバー!!! 最後の反省会/THE HANGOVER PART V



 サブタイトルに『最後の反省会』ってつけるセンスは素敵、と思う。 これは日本独自の



アイディアよね〜。



 さすがに三度目の正直、ということで今回彼らは酔っぱらわない。 なのに、ひどい目に



遭うという事態に。 これって、普段のおこないの問題ですか?



   もう しません。



 トラブルメーカーのアラン(ザック・ガリフィナーキス)は薬も飲まず、自覚なしでとんでも



ない行動を起こすのであの父親もブチギレ(そして悲しい結末に・・・)。 これはもういかん



だろと察した義兄ダグ(ジャスティン・バーサ)と、かつてベガスでのバチェラーパーティー



トラブルで親友というか世話係みたいになってしまったフィル(ブラッドリー・クーパー)と



ステュ(エド・ヘルムズ)が同行し、アランを更生施設に送り届けることに。 が、この旅が



平和に終わるはずもなく、オープニングでバンコクの刑務所を脱獄してきた(その描写は



もろに『ショーシャンクの空に』のパロディ)ミスター・チャウを探している大物ギャングに



とっつかまる。



   不意にジョン・グッドマン登場!

     彼の最近の働きっぷりをしっかり評価してほしい。



 「ミスター・チャウがどこにいるのかなんてまったく知らない、バンコクで会ったきりだ」と



必死に訴えるフィルだが、「アランはチャウとマブダチでメル友だ」と聞かされがっくり。



やはりアランといるとトラブルは避けられない。 早速ダグは人質にとられ(いつもそんなの



ばっかでかわいそう)、残された三人の<狼軍団:ウルフパック>はミスター・チャウを探して



ダグを救う旅に出るのだった・・・という話。



 そんなわけで「一見さんお断り! 1も2も見てから来てください!」設定なので、人物



紹介に説明や時間を割くこともなくガンガン話は進みます。 ただ酔っぱらって記憶を掘り



起こす・・・というストーリーではないので、おバカさ加減が足りない!、と思われる向きも



あるかも。 大丈夫です、エンドロール最後まで見てください。 爆笑をお約束します。



   感動の(?)再会。



 一作目から考えたら、ミスター・チャウといういかれた人物がここまでのキャラクターに



なるとは想像できなかった(というか、今回彼が主役では?、というくらいの大活躍?で



ある)。 その分、フィルの印象が薄い感は否めないのですが、彼は登場当時から既婚者で



子供もいる設定、ある意味<自分の役割を自覚した社会人>なわけで(だからリーダー的



存在であったし、アランはフィルに憧れていたのだ)、このトリロジーは成熟しきれないオトナ



コドモが辿る成長の道筋だった!、という至極まっとうな映画だったという意外な事実に



ちょっと感動。



 <女性版『ハングオーバー』>と言われた『ブライズメイズ〜史上最悪のウェディング



プラン』に出ていたメリッサ・マッカーシーを重要な役柄で出演させるなどサービス精神



満載。 『ブライズメイズ』を見た人は、この人とアランが出会ったらどうなるんだろ・・・と



思ったに違いないからね!



   この三人の切羽詰まったショット、よく見ました。



 だからシリーズ完結編としては、とてもよくできた作品だと思う。 おバカな彼らがちょっと



ずつ成長してくれたおかげで、リアルタイムで見てきた観客はいつしか彼らに愛情のような



ものを感じているのだから(アランに目が行きがちですが、実はスチュの変化は大きい)。



 なのでエンドロール後のやっちゃった感が素晴らしく、心おきなく大爆笑ができるわけです。



あぁ、やっぱりそう簡単に人って成長しないのね、と。



 そしてダグ(というかジャスティン・バーサが、かな?)がやっぱりかわいそうなのだった。


posted by かしこん at 06:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする