2013年04月23日

鉄のクラウス〜スピンオフ〜/青池保子



 先日、マンガをまとめて買いに行った日、この一冊だけが見つからなかった。



 本屋を大小取り混ぜて4軒回ったのに! 実は発売はガセネタ? それともこれだけが



ダントツに売れまくってるの?!



 やっと、今日、さんちかの福家書店で発見。 最後の一冊でした。



   <鉄のクラウス>の表記はドイツ語なのだから、

                 <スピンオフ>もドイツ語にしてほしかった・・・。



 「スピンオフ」と言っても、この表紙なら中身は『魔弾の射手』でしょ?、と思ったが・・・



『魔弾の射手』は豪華本なので実家に置いてきた・・・手に取ったらソフトカバーだったし、



上から見た感じではカラーページも多い(本屋では袋に入っているので)。



 背表紙の帯を見たら、『イブの息子たち』との関連作品や、企画物『ブラックジャック』との



コラボ作品が収録、とあるではないか。 これは、買いだ〜



 そして久し振りにしみじみと『魔弾の射手』を読み返し・・・あたしのシリアスなスパイ物に



対するイメージって全部ここからきているな、ということを納得(あと、『Z』シリーズ含めて)。



 クラウス・ハインツ・フォン・デム・エーベルバッハ少佐=“鉄のクラウス”の愚直なまでの



任務に対する一途さというか、任務以外にはたらきをさける頭をもたないトーヘンボクさを



あたしは大変愛しているようだ(だから仕事バカの人も結構好きなのだ、勿論、常識を



持ち合わせていることが前提だけど)。



 それに、途中で人が死んだりする展開はあっても、しめくくりはどこか穏やかな空気が



漂う(勿論、二重スパイやらはこの先、大変な尋問が待っているだろうが)。



 そこが少佐の人間性というか、すごく好きなところ。



 ジョン・ル・カレとかだとラストも救いがないもんね・・・(スパイスリラーとはそんなもん



です、と言われたらそれまでなんですが)。


posted by かしこん at 05:28| Comment(2) | TrackBack(0) | ☆ 読んじゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする