2013年04月16日

『ドゥームズデイ・ブック』が来た!!



 先日の<コニー・ウィリスの日>のことですが・・・、『ドゥームズデイ・ブック』のハード



カバーを古本屋さんで見つけられなかったあたしは、思いあまってあまぞんにアクセス。



 そしたらば「品切れ 入荷未定」の文字。



 「お取り扱いできません」ではないということは、『オール・クリア2』が出たら、それまでの



『ブラックアウト』からの売り上げがそれなりによければ増刷がかかるかもしれない、と判断。



むしろこうやって予約注文(?)しておけばハヤカワに「待ってる人がいるよ」という意志が



伝わるかも、ということで、その日(4月12日未明)、注文を入れたわけです。



 あまぞんからの<注文受けました>メールには「いつでもキャンセルできます」の文字が



あってこちらの気分をへこませましたが・・・



 が、14日の夜には「発送しました」メールが



 え? 何かの間違いじゃないの?



 しかし、翌日には不在連絡票が入っていたのでした(なので受け取ったのはその翌日)。



  

                『ドゥームズデイ・ブック』/コニー・ウィリス



 あたしの知ってるやつと表紙変わってる!(しかしハヤカワ文庫はトールサイズを採用



してから装丁をかなり一新しているのでそのせいかもしれない)



 が、帯には『ブラックアウト』のことが書いてある・・・。



 思わず上巻の奥付を見る。



   2013年4月15日 四刷



 増刷したばっかじゃないか



 ほんとにタッチの差というか、ちょっと待ったら普通に本屋さんで出会えたではないか・・・



なんじゃこりゃ。



 ちなみに下巻の奥付には同じ日付で 三刷 とありました。 普通、最初は上下巻は



同数刷るものだろうから、上巻だけ買って下巻を買わなかった人が結構いたということで



・・・これを上巻だけで読むのやめられる人がいるってすごい(ま、買っただけで読んで



いないのかもしれないけど)。



 で、下巻にあった<訳者あとがき>はなんと新たな書き下ろし(恩田陸さんによる解説は



最初に文庫化されたものと同じです)。 『オール・クリア』の販促の意味合いがあるのかも



しれないけれど、オックスフォード史学生シリーズの長編第一作として、今回の再販にあたり



それ以降の作品との比較で訳語を統一したりといったブラッシュアップを施したらしい。



 それって<新版>とか<改訂版>とか入れるべきでは?



 とはいえ大森さん、短期間にすごく仕事してるなぁ



 『オール・クリア』を1と2一緒に出せとか思っててすみません



 が、あとがきには更に、ヴィレッジブックスで長らく品切れ状態だった『航路』も近々



ハヤカワ文庫で刊行予定、と書いてあって倒れる。 そ、そんなぁ、ハードカバーをようやく



探し出したのに〜。 せめてその旨、『オール・クリア1』の帯に書いていてくれたなら・・・。



 もう、どうせなら『わが愛しき娘たちよ』も再発売してください。







 地震で雪崩れた未読本を地味に整理しています。



 とりあえず移動、って感じなので「上下巻一緒にしておいたのに片方が見つからない!」



(多分、とりあえず並べ替えた他の山の中)ということが多々ありますが、「あたしったら、



こんなにも未読本を抱えているのか・・・」と愕然とする。



 図書館から本を借りている場合ではないのでは?



 新しい本を買っている場合ではないのでは?



 手元にあれば「いつでも読める」という安心感から、ついつい図書館本や他の人から



借りた本を優先してしまうのですが、読む気になるタイミングって意外と本に呼ばれている



ときだったり、自分が必要としてるときだったりするから。 もしかしたら今回の地震も、



あたしにとってはひとつのタイミングだったのかもしれず(被害に遭った方々には申し訳の



ないことですが)。 ただ、阪神淡路大震災後に神戸に引っ越してきた者としては「あの



震災を体験していない」ことはひとつの引け目というか申し訳ないと感じてしまうことで、



そして東日本大震災を体験していないことは北東北で多くの年月を過ごしてきたあたしに



とってはそれもまた引け目というか、劣等感や喪失感などが織り混ざった複雑な気持ち



でした。 震度4(体感としては5)だけど、今回身をもって経験できたのは、なんかやっと



みんなに追いつけたような、そんな気持ちもあったのです。



 被害がないからこそ、そう思えるんでしょうけどね。 あぁ、欺瞞だなぁ。



 とりあえず、未読本専用の文庫本棚を買うべきではないか、と考え始めた今日此頃。



しかし、それをどこに置いたらいいのだ。


posted by かしこん at 05:42| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする