2013年04月03日

ひっそり、4冊。



 ドラマ版の『ビブリア古書堂の事件手帖』は評判がさんざんだったようですが、



つくっている側も実はそれをわかっていたからこそ、続編の可能性はないと判断した



ので最後に<江戸川乱歩の回>をぶち込んできたのかしら(しかし、そんなあたしは



ドラマの最終回しか見てないんですけどね)。



 そんなわけで、<4巻のテーマは江戸川乱歩>につられて、『ビブリア古書堂の



事件手帖』/三上延
を買ってみました。



   1巻と4巻。

    こういうのを“キセル買い”というのだとルビー奥村さまから教わりました。



 やはり1巻は読んでおかないと、人物等初期設定が把握できないと困るんで。



 でもこういう、いわゆるライトノベルを久し振りに買ったなぁ。 話題になりはじめた頃は、



「要は紀田順一郎の『古本屋探偵の事件簿』でしょ?」と思って素通りだったし、『謎ときは



ディナーのあとで』も「アシモフの『黒後家蜘蛛の会』でしょ?」、で終わっていた・・・。



 あぁ、年をとると偏屈になる、とはこういうことなのかなぁ。



   ああ息子/西原理恵子+母さんズ



 毎日新聞日曜版連載中の『毎日かあさん』の派生本。 全国からとんでもないことを



やってしまう男の子の生態を母親目線で観察。 厳選したとはいえ素人投稿なので



正直なところレベルにばらつきはある。 ただ、文庫版追加付録<7年後のああ息子>を



読むと、「ただのおバカではなく成長したと言えるかも」な姿が垣間見られ、「なんでうちの



子だけこうなの?!」と思ってしまっているかもしれない全国のお母さん方へのはげましの



お便りになっております。



 あたし自身は子供いないし(そもそもほしくないんですが)、きょうだいも女ばかりなので



男の子のリアルな生態って知らないんだけど、知らない方が幸せだな(まぁ、すべての



男子がそういうわけでもあるまいが)、という気持ちになっております。 というか女子にも



大なり小なりあるんですけど、何故男子はあんなにも歯止めがきかないのか・つい、ことを



大きくしてしまうのか、という意味ではやっぱり不思議だなぁ。



   コロロギ岳から木星トロヤへ/小川一水



 帯にこうあって、思わず笑ってしまった。



   『天冥の標』をご愛読いただいている皆様、おつかれさまです

   第Y巻『宿怨PART3』まで読んで、いやもう、とてつもなく面白いんだけど、

   あまりの展開に居たたまれなくて、ちょっとこのあたりで小休止を、という方向けに、

   さっくり読める短めの長編を1冊書き下ろしていただきました。それもコミカル版の

   『時砂の王』
ともいうべき時間SFなんですが、楽しく驚きながら読んでいるうちに

   不意打ちのように       (太字は原文ママ)



 そこで帯の文章が止まってるぞ〜っ!!



 「おつかれさまです」が大変ツボでした(でも書いている方はもっとしんどいだろうから、



これが作者の息抜きになってくれてたらいいな)。 個人的には「あまりの展開」よりも



「居たたまれなくて」のほうがひっかかるキーワードですが。





 切り絵風のイラストポスターで、『二流小説家』映画化!を知る。



 え、そんな話聞いてないぞ!、と思ったら、主演は上川隆也・・・日本に翻案か!



 公開は6月15日・・・東映だし、どうも『遺留捜査』の前に既に撮影してたんじゃないの?



(スタッフが同じっぽい)、という感じ。



 『相棒』もその路線を規定化していこうという気配はあるが・・・チャレンジングなのは



結構ですが、地味に積み上げてきたテレ朝&東映の刑事ドラマのノウハウを結集して、



ただの2時間サスペンスとは違うミステリー映画を作り続けていく!、という意志表示



ならば歓迎です。



 なんだかこの『二流小説家』が試金石になりそうだな・・・。


posted by かしこん at 03:09| Comment(2) | TrackBack(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする