2013年04月01日

オズ はじまりの戦い/OZ:THE GREAT AND POWERFUL



 あたしはサム・ライミの映画が好きですが(個人的には『ダークマン』が大好きです)、



サム・ライミがこんなにも『オズの魔法使い』(ジュディ・ガーランドのやつね)が大好き



だったなんて知らなかったですよ。 あんなグロい映画をどんどん作ってた人がね!



(しかしあたしはそんなグロい映画が好きだったわけで・・・微妙)。



   魔法の国に迷い込んだ奇術師と、3人の魔女たち

           その出会いは、美しすぎる戦いのはじまり――



 1919年のカンザス、場末の移動サーカスで“魔人オズ”として働く奇術師のオズ



(ジェームズ・フランコ)は自分の才能を過信する傲慢でお調子者のイヤなやつである。



そこには「何故自分は世間に認められないのか」という強烈な自我の裏返しがあり、自分を



慕って誉めたたえてくれる女性の称賛なしには自己肯定できなくなっているのでは?、と



思わせるほどダメな男です。 またジェームズ・フランコが胡散臭い笑顔で全編“オズ”で



あり続けるので、彼のハンサム度がゼロだという・・・ま、ノリが軽いのでそれでもどこか



憎めないところがキュートですけども。



 そんなオズ、サーカスでトラブルを起こして気球で逃げ出すが、途中で竜巻に巻き込まれ



・・・気がついたら魔法の国・オズに迷い込んでいた。 オープニングからオズの国に迷い



込むまではモノクロ・スタンダードサイズ、迷い込んだ途端に画面はカラーになり、じわじわと



確実にワイドスクリーンに。 文字の出方とかもそうだけれど、原典への愛情をひしひしと



感じてしまいます(とはいえあたしはオリジナルの『オズの魔法使い』はモノクロで1回、



フルカラーバージョンを1回それぞれテレビで見ただけなんですが)。



 で、オズの国には伝説があり、「国と同じ名前を持つ魔法使いが現れて国を救う」という



もの。 勿論魔法使いではないオズは、詐欺師としての本領発揮。



   オズの国は「アニメですか?!」と

              聞きたくなるほど色鮮やかで美しかった。



 おまけに躍動感もあり、アトラクション映画としては最高の出来では!



 さすがディズニー配給、子供の心をつかむ手はわかってる。



 しかしこちらは大人なので・・・(それにジェットコースターとか、ちょっと苦手です)、



ジェームズ・フランコがあてにならないと思ったら三人の美しい魔女たちに早く登場して



もらわねば!



 まず登場する西の魔女セオドラ(ミラ・クニス)にニヤリとし、東の魔女エヴァノラ



(レイチェル・ワイズ)に「美しい〜!」と驚嘆し、グリンダ(ミシェル・ウィリアムズ)の



いかにも正統派な南の魔女っぷりににこり。 きれいであやしくてにこやかだけど何を



考えてるのかわからない美女たちが出てくれないと盛り上がらないわ! ← そんな



わけであたしは、美しい魔女たちに大変盛り上がりました。 ミラ・クニスは途中から特殊



メイクが入ってしまいますけど、レイチェル・ワイズはもう美しすぎてうっとり。 ミシェル・



ウィリアムズには美人か美人じゃないか論争があるみたいですが、あたしは美人だと



思うけどなぁ(系統は違うし、役どころによって見かけもかなり変わるせいかもしれないが)。



   ボーン・チャイナ・ガール、かわいいよ!



 そしてお約束のお付きの者たちも空飛ぶ猿や陶器人形の少女など、ちょっと変だが



キュートなやつらが揃う。 まぁ、この世界全部がお約束なんですけど、新しすぎず、



懐かしすぎず、ちょうどいい感じだったかな〜。



 肝心の戦いがちょっとしょぼいとか(でも知恵は使ってます)、魔女たちのあきらめが



早いとかはありますが、それは人間たちの愚かで泥沼な戦いに慣れてしまった私の



心の醜さのせいだわ・・・。



 もう続編の話が出ているそうですが(というか、企画段階では三部作だと聞いたような



覚えもあり)・・・ドロシーを迎えるまでやるのかしら?


posted by かしこん at 06:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする