2013年04月15日

X DAY/相棒シリーズ



 結局見に行ってしまいましたよ。 劇場はドラゴンボールなどで込んでいましたが、



実はこの映画のパンフレットは売り切れ! その他のグッズも残りわずかということで



・・・意外に人気あるのかイタミン!、という気持ちに。



   俺たちは、何と戦っているんだ?

     川原さん、主役なのにこのポスター写りはどうなの・・・?



 ある銀行の屋上から墜落したらしい銀行員・中山(戸次重幸)の遺体を調べるため、捜査



一課のいつもの三人、伊丹憲一(川原和久)・三浦(大谷亮介)・芹沢(山中崇史)が鑑識の



米沢(六角精児)とともに捜査、どうやら殺人の疑いが濃いと考える。 そこに、警視庁



サイバー犯罪対策課の岩月彬(田中圭)が現れる。 インターネット上に謎のデータが



ばらまかれ、削除依頼が出てもまたすぐに現れるデータの送り主を調べていたら中山に



辿り着いたという。 中山が死んでいるとわかったら「後で報告書をお願いします」と言って



立ち去ろうとする岩月に、「お前、それでも刑事か?!」と食ってかかる伊丹。



   「現場見ないで何がわかる!」と熱血刑事の本領発揮。



 事件は2012年6月ということで・・・『相棒』シーズン10終了後から11開始前。 だから



カイトくんはまだいないし、神戸くんが特命係を去った傷心(?)を癒すためにか右京さんは



休暇を取ってロンドンに滞在中(その長期休暇の帰りにカイトくんに出会う、ということだった



んですかね)。 その時期に起こった事件を、『相棒』レギュラー・セミレギュラー総出演で



お送りするこの映画、脇役のみなさんに愛着があればあるほど楽しめる、しかし、そうで



なければなんじゃらほい、となっていることは否めないかも・・・いろんなところで(特に



クライマックス)予算の足りなさが露呈しております。 うーむ、テレビのスペシャルドラマで



よかったなぁ。 川原さんに<主演映画>というキャリアを持たせる、という意味では、



小劇場系出身の俳優のファンにとってはうれしいことなんですけどね。 特に川原さんの



立ち姿の美しさはテレビ画面よりもスクリーンのほうが映えるので、映画としての価値は



そこか。



 クールで専門分野にはクレバーな岩月に対し、「頭が悪くてすみませんね!」と答える



伊丹はなんだかやたら亀山くんみたいで、「実はあの二人、やっぱり似た者同士だったん



じゃ。 いつも口喧嘩してたのは同族嫌悪ってやつですな」って納得したり、ニヤニヤしたり。



 で、刑事としての熱血度合いに勝る伊丹が、クールでシビアな岩月に影響を与えていく



・・・という実にわかりやすい筋立てが『相棒』です。



 で、すっかり社会派の勢いに乗っている<『相棒』世界>なのでただの殺人事件のわけは



なく、その裏には現在の日本の金融経済に潜む罠(?)が・・・という展開になっております。



   そこで、神戸くん(及川光博)登場。

          片山雛子(木村佳乃)は必要悪として存在し続けるのか?



 右京さんとの直接の絡みはありませんでしたが、電話で話していた様子を聞けば二人の



関係は悪くないというか、お互い違う道を歩くことに折り合いをつけたんだなぁ、という感じが



して、この二人のコンビネーションが好きだったあたしとしてはとてもうれしかったし、ほっと



しました



 あと、陣川くんが普通に経理の仕事をしていたり、角田課長(山西惇)が大木・小松と



ともに現場に出てヤクザの事務所をガサ入れというちょっとしたアクションもこなしており、



『相棒』本編では描かれない“他の人々の日常の仕事風景”が垣間見られたのも楽しかった



です(しかし、それがこの映画のテーマなり大筋なりをぼやかした原因にもなるかも・・・)。



   送られてきた添付ファイルを読んで、

     事件の概要を読みあてる右京さん・杉下警部(水谷豊)。

     もうこうなったら、一刑事である意味がありますか?



 “X DAY”は仮に想定された日付だけど、一般市民にその存在を知られたらその日が



X−DAYになる・・・というスリリングさは面白いんですけど、日本人ってそこまでバカなの



かな?(もしくは信頼という名の日常の怠惰さに胡坐をかいているだけかもしれないけど)、



そんなに明らかなパニック起こすかな?、と考えてしまいましたが・・・。



 髪がくるくるになった矢島健一さん(サイバー犯罪対策課の課長)がかっこよかった〜。



大河内さんと角田課長が意外にいいコンビなのが笑えた(大河内さんの後を急いで追って



ジャケットをわさっと羽織る角田課長、かっこよかったよ!)。 あと、伊丹と岩月が携帯の



番号とメルアドを交換するシーンも楽しい。 だからシーズン11で岩月くんが登場した際、



まずイタミンの携帯に電話入れたんだね!、というのがわかったし。



 そんな感じであたしはキャラ愛が先走りました・・・日本経済、実際はそこまでやばくないと



信じたいところもあるし(もしかしてパンフが品切れなのは、X−DAYの意味がわかりきれ



なかったお客さんが解説を求めて買ったからなのかも)。



 実際、劇中ではイタミンも“X DAY”については理解しないまま殺人犯を追っている。



 「めんどくせーことはいいんだよ、とにかく事件を解決したいんだ!」という近視眼的な



強さが、多分イタミンのいいところよね!


posted by かしこん at 04:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月14日

カエルスキーとして・・・



 昨今、巷で話題のこのキャップ、カエルスキーといたしましてはあたしも早速



入手いたしました!



   ちょっと視線がうつろ?



 ただ、近くのファミマのドリンクコーナーはガラスの扉を手前に開けて、モノを取り出す



システム。 扉をあけっぱなしにしてガサゴソやるのは恥ずかしいし、冷気の無駄、と



いうことで、扉の前にてじーっと二列に並んだトロピカルティーを凝視。 左の前から



三列目だ〜、と、あたりをつけてから取り出したのでございます。 見つからなければ



店員さんに頼んで冷蔵ケースのうしろから探してもらえるかどうか頼むつもりでした。



 あるカバンにペットボトルを立てて入れると、キャップの部分がちょうど見えてしまうので



なんとかならないか・・・と思っていたところだったので、このカエルキャップがあれば



“あえて見せる”方向にできるじゃないか、と!



   と、こんな感じで佇む気配。



 こうして見るとペットボトルではなく、折り畳み傘にも見えるかも。



 しかし、カエルキャップをしたままペットボトルの蓋は開けられない・・・(あたしだけ?)。



飲んでいる最中にキャップをなくさないようにしなければ


posted by かしこん at 07:58| Comment(2) | TrackBack(0) | 趣味・小物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月13日

雪崩ました



 関西在住のみなさま、早朝5時33分、いかがお過ごしでしたか?



 あたしは例によって、居間でごろごろ・うとうとしつつ録りたまった海外ドラマを見て



おりました。 そして「ん?」と、天気が悪くなるとは聞いていなかったのに強風みたいな



音がして(思えば、多分地鳴りなんでしょうね)、揺れました。



 住んでるところは震度4だったんですが、マンション高層階という設計上、余分に揺れて



おりました・・・体感としては震度5に近い感じ。



 本棚は耐震補強してあったので特に倒れたものもなく・・・なのですが、危険なのは



あたしの部屋です。 未整理の本の山が、絶対雪崩をうっているよ・・・



 ドキドキしながら部屋を見に行けば、見事なほどに雪崩れておりました



 「もし地震が来たら、絶対ここはこっちの向きに倒れるよな・・・」という予測通り(もしくは



予測以上)のひっくり返りっぷり。 余震のことも考えて、やばめのものはしばし居間に



移動させることに。



 で、他にもいろいろチェックして・・・腕時計が2個、止まっていることに気づく(一ヶ月



くらい前に確認したときは大丈夫だったのに! 月曜に電池交換に出さなきゃ!)。



 それと意外に、洗濯物の山(洗濯済みのものですよ、勿論)は全然無事だったのです。



 やはり、重さか〜。



 あー、部屋、片付けなきゃ、と思わされてます。


posted by かしこん at 08:16| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記のようなもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月12日

期せずして、コニー・ウィリスの日



 4月10日は『オールクリア 1』の発売日である。



 しかし例によって当日、大きな本屋さんに行けなかったあたしは、一縷の望みをかけて



もうちょっと遅くまでやっているヘンな品揃えのお店に行ってみた。 が、なかった。



 しかしあきらめのつかないあたしは、ちょうどすぐ近くにいた店員さんに聞いてみることに。



 「すみません。 ハヤカワの、新・銀背の、『オール・クリア1』ありますか?」



 「はい? 早川書房の、『おーるくりあーいち』?ですか?」



 「『オール・クリア』の一巻、という意味です」



 「あ、は、少々お待ちください。 ハヤカワの・・・」



 メモも取らずに呟きながら去って行った店員さんは、わりとすぐに現れた。



 「明日、一冊だけ入荷しますね。 どうされます? 取り置きされますか?」



 明日か・・・しかし、あたしが明日も大きな本屋に行けるかどうかは謎なのだ!



 「では明日来ますので、取り置きお願いします!」



 というわけで名前と携帯電話番号を伝え、その日は去ったのだった。



 翌日、レジにいたおじさまに「昨日取り置きお願いしていたかしこんですが、『オール



クリア』を」と声をかけた。 すると、はいはいわかってますよ、みたいに後ろを向いて



すぐの棚から引き出す。



 「はい、こちらですね」



 なんだろう、この感じ、子供の頃に行ってた近所の本屋さんみたいだ。 この個人経営



みたいな感じが、なんだかすごく懐かしい。 これから、事前にわかっているやつは早めに



注文を入れてここを贔屓にしようかという気持ちが浮かんだ。 おじさまがまたいい感じの



人だったんでね。



   『オール・クリア 1』/コニー・ウィリス

     でも『2』の発売は6月だ。 それまで読まずに取っておこうか・・・

     そして前編である『ブラックアウト』もやっぱり買っておかないとな。



 あ、そういえばあたし、ハヤカワのポケット版、生まれて初めて買った!



 ちょっと気分が上向きになり、これまた更に遅くまでやっている古本屋さんものぞいて



みることに。 あたしはコレクターではないのですが、品切れ重版未定本が見つかったら



それはうれしいなぁ、ぐらいの気持ちで最近古本屋をめぐることが多くなりましたが、神田



神保町とは違って「ここって新古書店なのか?」と思うような部分もあり・・・ときどき掘り



出し物には出会いますが、そんなには期待していなかったのです。



 あー、コニー・ウィリスの『航路』や『ドゥームズデイ・ブック』を、文庫が売ってるうちに



買っておけばよかったなぁ・・・(どちらも図書館で、ハードカバーで読んだのですが、



文庫化したら「いつでも買えるんだな」と油断した・・・実際、ついこの前まで売っていた



ような気がしていたのだ)。



 ネットの古書店を調べると、コレクター向き美本が5・6千円していたりする(それぞれ



上下巻で、文庫一冊につきそのお値段です)。 人の足元を見てるわ!(まぁ、それが



古書店さんのお仕事なんですが)。 別に美本でなくとも、普通に読める範囲であれば



いいんだけどな・・・訪れた古本屋さんにも、ありませんでした。



 でも、ちょっと待てよ。 文庫を探すから見つからないのであって、古いハードカバー



だったらどうだろう。



 そしたら、あったのである。



   『航路』上/コニー・ウィリス



 あ、これ! これがまさにあたしが図書館から借りて読んだのと同じやつ。



 読んでたときの気持ちがよみがえって、なんかジーンとしてくる。



 お値段・・・¥500− マジで



 ついでに下巻もないかなぁと探す・・・あったよ!



   『航路』下/コニー・ウィリス



 これは¥530−。 この30円の違いは何? でも文庫を普通に一冊買う値段で



上下巻が揃えられてしまった 感動



 さすがに『ドゥームズデイ・ブック』のハードカバーはなかったが・・・そこまで要求する



のは高望みというものでしょう。



 一部世間では村上春樹の新刊のために深夜でも行列をつくっているというのに、コニー・



ウィリスを三冊抱えたあたしは多分彼らより満たされた気分だったんじゃないかな〜、と



勝手に思ってみたりして。



 あぁ、『犬は勘定に入れません』の文庫版も今のうちに買っておくべきだろうか・・・。


posted by かしこん at 05:41| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月11日

偽りなき者/JAGTEN(THE HUNT)



 トマス・ヴィンターベア監督の作品であれば、とりあえず見ます。 しかも今回は



マッツ・ミケルセンが主演で、少女のちょっとしたウソから小児性愛者の烙印を押されて



しまった男の顛末・・・ということで「これって現代の『るつぼ』ですか?!」と予告を見て



勝手に盛り上がってしまいました。



 冒頭、男たちの休日のバカ騒ぎからにぎやかに始まるのだが、その先のことを考えると



すべてのカットからとても不吉な予兆が感じられる。 あぁ、ヴィンターベアだなぁ、と



(ひどい話になることはわかっているのに)、ちょっとうれしくなる。



   決して、譲れないものがある――



 ルーカス(マッツ・ミケルセン)は、かつては学校の教員だったが町が寂れていくとともに



職を失い、妻とも離婚し一人息子を奪われ、それでもなんとか幼稚園の職員としての



仕事を得、もうすぐ18になる息子を呼び戻して二人で暮らしていこうと考えている。



町には昔からの友人たちもいて、休日には揃って山に鹿狩りに行ったり、ビールを飲んで



騒いだりする日々を送っていた。 ある日、親友テオ夫妻の娘である幼稚園児クララからの



好意を受け取らなかったルーカスは、気づかぬうちにクララを傷つけており、それに気分を



害したクララが発した一言に過剰反応してしまった園長は専門家を呼ぶことにして、想像を



悪い方へと持っていく。 ルーカスの知らぬところで事態は大事(おおごと)になっていく・・・



という話。



   ほとんど、クララに誘導尋問。

     それにしてもクララ役の子、うますぎるんですけど。



 デンマークの諺に「子供と酔っぱらいは嘘をつかない」というのがあるらしい。 確かに



わざわざ子供がつくような嘘とは思えない、本来ならば厳しく追及するべき内容である



(しかも昨今のミステリ作品では被害者が異常性愛者、特に幼児性愛者であれば同情の



余地なしという流れができている)。



 しかし、ルーカスと観客は彼が無実であることを知っているのである(が、それ以外の



人は誰も真実を知らない)。 これがもう、すべてのカットがスリリングの理由です。



 ルーカスは自分がどんな疑いをかけられているのかよくわかっていないのではっきりと



した反論もできない。 しかし一度そう見られてしまったら噂の口に戸は立てられず、



あっという間に広まって気がついたら町中の人が自分を敵視している、と気づいたときの



恐怖は不可解であるが故に真綿で首を絞められるようにじわじわと身体中に伝わってくる。



誰もが自分を無視する、店での買い物も断られる、子供の頃からの親友にも信じてもらえ



ない・・・。



 特にショッキングなシーンがあるわけではないのです(警察に呼び出されるけど、取り



調べのシーンなどは出てこない)。 町での生活の一コマ一コマの積み重ね、という描写が



中心で静かで地味すぎるほどなんだけれど、緊迫感がまったく途切れないのはひとえに



マッツ・ミケルセンのくたびれきった男の姿の奥に秘めた信念があるから。



   マッツ・ミケルセンは“デンマークの至宝”

   (ときには“北欧の至宝”)とも呼ばれる男。 『007カジノロワイヤル』のル・シッフル役で

   語られることが多いですが、あたしはオランダ映画『誰がため』でやられました。

   一体何ヶ国語話せるんだろう? そして今回、ハンサム度は封印。



 勿論、長年の友人の中にはルーカスのことを信じてくれる人もいるが、少数派。 むしろ、



同じ町に住んでいながらもルーカスのことを知らない人々のほうが噂を鵜呑みにし、彼への



嫌がらせや排除要求がエスカレートしていく様が(これまた明確には描かれないんですが)、



ネット社会の行く末を暗示しているようで大変恐ろしいのです。



 つまり、世界を繋いでいるインターネットも、小さな町と人間の心理や原理は同じなのね



・・・匿名性が保持される分、余計に普段ならしないようなこともしてしまう、というのも似て



いる・・・。 ヴィンターベア、社会派だわ〜。 全然『るつぼ』じゃなかった、まったく違う



着地点だった、ということにあたしは驚きつつ(映画の途中でラストはそうなるんだろうなぁと



薄々わかっていたけれど、ほんとにそうなったらなったですごく衝撃だった)、映画としての



見事さにうなる。 やっぱり好きだ、トマス・ヴィンターベア


posted by かしこん at 05:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月10日

ハイ・スケジューリング



 映画を見に行く予定がなかなか立たない。



 (あたしの場合、「予定を立てる」とは「一日で映画を二本以上見る」という意味である)。



 そうしないと見たいもの全部は見れないけど、更に見れるはずのものも減ってしまう



からだ。 ま、それもこれも「定価では払いません!」(レディースデイやレイトショー、



前売券と更にはポイントサービスもこれでもかとを利用します)、というあたしのポリシーに



よるためですが。



 『ヒッチコック』がレイトショーになってないとはどういうわけよ!



 OSミント神戸は近々ハーバーランドにOS系のシネコンをリニューアルオープンするん



だけど、どうも上映作品の大概がかぶるような気配・・・ここでがっちり作品数を増やして



くれれば西宮TOHOシネマズに対抗できるのに(神戸市内では何軒もの映画館を回ら



ないと見れない作品が、西宮の一か所のシネコンで全部見られるってのはなんだか



悔しいのです。 しかも西宮でやる方が作品数としても多いし。 いろんな映画館を回って



それぞれの個性を楽しむのがあたしは好きですが、なんだかやりきれない)。



 というわけであたしは西宮まで行ってられっか! 神戸市内の映画館をめぐるよ〜。



 『君と歩く世界』は神戸国際松竹のみでの上映だから、ここはレイトショーがないし、



チャンスはレディースデイだけだなぁ。 以前見逃した『ローマ法王の休日』・『屋根裏



部屋のマリアたち』
は湊川のパルシネマでやってくれるそうなので、そっちに行きます



『塀の中のジュリアス・シーザー』もやるって書いてあったような気もしたんだけど・・・)。



 新開地のシネマKobeでの<ダニエル・クレイグ二本立て>『007 スカイフォール』



&『ドリームハウス』
4/27〜5/3も見たいなぁ(でも期間が短い・・・)。



 でも『ドリームハウス』はこの共演がきっかけでダニエル・クレイグとレイチェル・ワイズが



結婚した作品だからな! 見たいよね!(ミーハーか?!)



 で、そうこうしているうちに『舟を編む』・『リンカーン』・『アイアンマン3』・『L.A.



ギャングストーリー』・『探偵はBARにいる2』・『モネゲーム』
などが次々と



始まってしまうのだ。 そしてシネリーブル神戸と元町映画館は上映期間も時間も一週で



コロコロ変えてくるからとても危険だ・・・そして予定を立てても、予定通りに動けなかったり



するこのあたしがいちばんの問題である。 しかもあたしが立てる予想(これは早く終わり



そうだから先にしておこう・・・と思ったのが結構長くやり、しばらく大丈夫だろうと思っている



やつが結構早く終わる)がなかなか当たらないのも問題!



 まぁ、最悪、WOWOWに助けを求めますが・・・。



 今年は100本見れるかなぁ。 しかし、『愛、アムール』を見に行けないかもしれない



危機感の方が今のあたしには痛手である。


posted by かしこん at 05:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記のようなもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月09日

勢いで、読んでしまいました



 結局、なんだか勢いで『ビブリア古書堂の事件手帖』4巻も読了。



 ドラマの最終回だけ先に見てしまったせいか、余計に早く読めたのかも。



 「へー、普通に栞子さんのお母さん出てくるんだね〜」、と妙に感心したりして(ドラマは



かなり原作を変えているという噂も聞いていたので、どこまで原作通りの設定なのかが



わからなかったのです)。



 あ、大輔くん、短編ぐらいなら読めるようになってるんだ! すごい成長じゃないか!



   まぁ、栞子さんの怪我も思いのほか早めに治って

     きているのかもしれませんが、大輔くんのいろんな意味での成長ぶりが

     (あたしが2・3巻を飛ばしてる分だけ)早く感じられます。



 というわけで、テーマは本命の、江戸川乱歩です!



 続々と出てくるタイトルに、もう、ニヤリが止まらないんですけど。



 ドラマを最終回だけでも見ていてよかったと思うのは、言葉で説明される乱歩の様々な



初版本をビジュアルで見せてくれていた点ですね。 なので、本を読みつつ「あぁ、あれ



かぁ〜」みたいに思い起こせるから(過去の資料集みたいなやつでモノクロの写真では



見たことあったりするんですけど、やはり実物とは違いますからねぇ)。



 しかし、「何かの魅力にとりつかれて、身を滅ぼしかねないほどのめりこむ」というのも



一つの才能というか、センスなんですね・・・あたしにはそこまでの情熱はないなぁ、所詮



凡人だなぁ、としみじみして、でも結果的にあたしにはそれが平和でよかったなぁ、と



感じてしまうのでした。



 乱歩ネタではまだまだ書き足りないことがありそうな余力も感じますが(いわゆる通俗



小説についてはさほど触れてないし)、上手く絡むストーリーがないとただの蘊蓄本に



なってしまうのですね・・・難しい。



 作者あとがきで、この物語も佳境に、みたいなことが書いてあったので逆に驚きました。



あ、一応成長物語として書いてるんだ、終わりがあるんだ!、と。 人気があるうちは



いつまでも続けよう作戦なのかと勝手に思っていたので。



 思いこみはいけませんね。


posted by かしこん at 04:10| Comment(2) | TrackBack(0) | ☆ 読んじゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月08日

クラウド アトラス/CLOUD ATLAS



 ウォシャウスキー姉弟&トム・ティクバ監督による172分の一大叙事詩。



 もうそれだけで期待しないことがあるだろうか。 「難解だ」という感想も漏れ聞こえて



いたので気合を入れて鑑賞すれば、あれ、結構普通の話だったよ・・・。



 というか、こういう話、なんか知ってる気がする・・・『火の鳥』だよ!、とラストシーンで



気づくありさま。 あぁ、だからキライじゃないんだね、こういう話、と納得。



   私たちはなぜ生き、なぜ人を愛するのか



 19世紀から24世紀の間から6つの時代の特定の人々をピックアップして<“ひと”と



“ひと”との“つながり”>を織りあげてみせるこの映画、いくらでもドラマティックにしようと



思えばできるのにあえてそうしなかったみたいな印象が(それでも心に残るエピソードは



あるのですが)。 個人レベルでは人生を変える大きな出来事であっても他人から見たら



大したことないように、時代を隔てると余計にドラマティックさは失われるのかもしれない。



 もしくは神の視点で見れば、個々人の出来事などささいなこと。



 そういうことなのかな?



   トム・ハンクスは扮装をすればするほど

   <トム・ハンクス>である。 こういう風に地味にしているのがいちばんナチュラル。



 描かれている時期と場所は、1849年の南太平洋上の島とそこを行き来する船の上。



1936年のスコットランド。 1973年のサンフランシスコ。 2012年のイングランド。



2144年のネオ・ソウル。 2321年のかつてハワイだったらしき島。 それぞれの時代で



登場人物たちが生きる姿をはじめはランダムに、次第にシチュエーションを絞ってつないで



いくので「今の、どの時代?」と混乱することなくわかりやすく入っていける。 同じ俳優が



時代によって違う役になっているけれど、同じ人だと仮に気づかなくても大勢に影響は



ないし、わかった方がいい場合はしっかりヒントがある。 ヒューゴ・ウィービングやヒュー・



グラント、ジム・ブロードベントみたいに声に特徴のある役者を揃えたのはそのせいなの



かな〜、と思いましたよ、あたしは(メイクでわからなくても声を聴けばわかる、的な)。



   で、明らかに顔がわかるときは

                       あまり台詞がなかったり。



 予告で言うほど“業”<カルマ>や“輪廻転生”についてもあまり深く突っ込んではおらず、



「たとえ志半ばに死すとも、来世でかなえられるかも」みたいな<やんわりとした希望>で



おさまっているところが宗教感薄くてよかったです。 でも本質的なところでかなり仏教ぽい



のに、未来でも信じられている宗教は一神教ぽかったり、東洋人からすると少々ちぐはぐな



面もなきにしもあらず。



   ネオ・ソウルは『マトリックス』的未来感。



 でもネオ・ソウルの割には障子に桜とか日本ぽいものが。 おまけに朝鮮半島は統一



された模様ですが、独裁国家でしたよ・・・何、この皮肉、とややうけました。 そしてジム・



スタージェスがネオ・ソウルの住人として出てくるんですが、西洋人の顔立ちを東洋人に



メイクするとこんな無表情ロボット顔になるのか!、とびっくりしたよ。



 個人的には1936年のスコットランドのエピソードが好きでした。 というか、ジェームズ・



ダーシーってこんなにハンサムだった?!、と目から鱗のよろこび。 おまけに相手はベン・



ウィショーだし、彼が演じる作曲家志望がつくるのがピアノ曲<クラウドアトラス六重奏>で、



のちに1973年に数枚しか残っていないそのレコードをハル・ベリーが聴く、といった小物



つながりもあります。



 それこそ『2001年宇宙の旅』ばりの大作感・「人類とはなにか」という哲学的命題をつき



つけてくるわけでもなく、気づくか気づかないか程度のつながりだけどそれは確かにあって、



ひとは一人で生きているのではないんですよ、という、描かれているのはとてもシンプルで



ささやかな応援歌だったりするわけで、それをこれだけ手間かけてやるんだからすごいよね



・・・と感嘆。



 どれだけ世代が変わろうとも、人間はやっぱり愚かで目先の利益にとらわれてしまって



いつでも大失敗してしまうんだろうけど、それでも自分だけのためではなくて誰かのために



役に立とうと考える人もいて、たとえ滅びる日がいつか来ようとも、その日まで人間は



誇りを持って生きていこうよ、みたいなメッセージ、かなぁ。



 結構ひどい話やら、逆に愉快すぎるエピソードもあったのですが、トータルとして残るのは



希望なのでした。 見たあとにこんなに穏やかで優しい気持ちになれるのは久し振りかも。


posted by かしこん at 06:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月07日

不毛なジャンル分け



 この週末にやってきた爆弾低気圧とやらがもたらした大雨と強風の音と、気圧の



変動のため、ちょうど貧血時期に入っていたあたしはほぼダウン。 起きたと思ったら



ちょっと寝る。 何かをしていたはずなのに気がついたらうたたね、みたいな二日間。



 天気が悪いのはわかっていたので家から一歩も出るつもりはなかったのですけどね、



こんな時間の使い方で大人としてどうよ、という自戒はあります。 簡単には直らない



ですけどね(直す気がそもそもなかったりしますが)。



 実は前回、『フライト』の記事を7割方書いたところでブロガリページが固まりまして



(マカフィーがチェックのため動いているとどうしてもネット利用が重たくなるからその



せいかも)、途中でコピーを取っておいたのでそれほど大事には至らなかったのですが、



更新する時間がずれるといろいろずれるものですね。



 さて、本題ですが・・・『ビブリア古書堂の事件手帖』、読みまして。



   1巻 栞子さんと奇妙な客人たち



 <事件手帖>ってタイトルがそもそもどうなのかな、と感じてしまったのは、もっと



小さな“日常の謎”を扱うのかなぁと勝手にイメージしてしまっていたから。 志田さんと



女子高校生との交流なんかはすごく好きです。 ああいう感じかと。



 あと、大輔くんと栞子さんの知識量の差が大きすぎて、栞子さんはホームズ的演繹法を



利用しているのに「まるで見てきたように言い当てる」と超能力者的に表現されてしまうのは



残念だ・・・(まぁ、のちのち大輔くんも成長していったら変わるのだろうが)。



 これ一冊で満足するというよりも、これを入り口に、それこそライトノベルしか読まない



人たちにそれ以外の一般書を手に取ってもらえれば、という著者の気持ちが込められて



いるのかな、と思いました。



 ただ・・・「あたしって本好きじゃないのかも」と思ってしまった部分があり・・・自分にとって



大事な一冊を守るために他の本を犠牲にするという気持ちが・・・あたしにはわかるようで



わからなかったです。 それを商売にしていないからかもしれないけれど、複数あると



しても、それだって<本>ではないか。



 まぁ、マニアってそもそもエゴのかたまりですけどね。



 本に関すること以外では日常会話にも支障をきたす栞子さんとは、あたしはちょっと



お友達にはなれないかもしれない、そんな風に思った一巻目でした。



 かえってこっちの方が面白かったんですよね。



   空色勾玉/萩原規子(ノベルズ版)



 もともと児童書として出版されたものですが、古事記の世界を下敷きにした物語。



 光の氏族が支配する世に、闇の氏族が戦いを挑む戦乱の時代。 平民の子として



育てられた狭也(さや)は実は闇の氏族の水の巫女の生まれ変わりで、光の皇子で



<剣の主>である稚羽矢(ちはや)との運命の出会いが世界を動かす・・・というような



まさに神話的なストーリー。



 名前の字面だけ見るとヒロインとヒーローの性別がよくわからないところがなんか



よいなぁ、と思ったり。 結局あたしは長い話のほうが好きなのかもしれない・・・。


posted by かしこん at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 本・読書 reading books | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月06日

フライト/FLIGHT



 デンゼル・ワシントン=奇跡的な腕を持つ勇気ある機長、のイメージぴったり。



 だからこそそのイメージを利用して、真実はそうではないと人間のダメ度を描く映画



でした。 もうファーストカットからけだるさ全開、「これ、R+15指定でしたか?」と確認



したくなる空気。



   彼は 英雄(ヒーロー)か 犯罪者か



 ウィップ・ウィトカー(デンゼル・ワシントン)はベテランパイロット。 社内での人望も



厚いが、激務からくるストレスやその他で彼はアルコールとコカインの依存症でもあって、



今日もそれを押し隠して何事もなくいつものようにフライトにつく。 その日は乱気流を伴う



悪天候だったが、彼の操縦技術で難なく乗り切ることができたように見えた。



 しかし、その後・・・。



 飛行機大パニックなのは序盤だけでした。 客席からは見えない、コクピットの中では



こんなことが行われているのか・・・と思いはするんだけど、すでに一般客が搭乗している



最中に機長が同じボーディングブリッジを通ってやって来て挨拶をして席に着いたりと、



「日本の国内線でそんなの見たことない!」という描写があるので(日本だと乗客が機内に



乗り込む頃にはすでに機長・副機長が定位置にスタンバイしており、コクピットへの扉には



鍵がかけられている)、どこまでアメリカ的に普通の基準内かわからない・・・それで、



ウィトカー機長の日常が遅刻すれすれであることを示しているのか。



 そう、すべてにおいてすれすれなのが、ウィトカー機長の日常。



 優秀であるが故になんとかできるという気持ちが災いし、自分がアルコール依存症で



あることを認められない人物はそれを認めることができるのか。 そういう話でした。



   なんとか操縦不能機体を不時着させる

    腕はたいしたものですが・・・能力と倫理観は常識的にどちらが重要視されるのか。



 そういう意味でも、とてもキリスト教的な話だな・・・という感じが(本編では神の話は



そんなに大きく出てはこないですが)。



 それ故、デンゼル・ワシントンほぼ出ずっぱり。 一人で映画を引っ張った、という意味で



主演男優賞候補は納得(しかもイヤな男なのに、そいつが中心の物語を見せるんだから)。



 とはいえ、脇の配役にも手ぬかりはなし。 かつての機長仲間で、現在は引退して機長



組合の理事を務めるチャーリー・アンダーソン(ブルース・グリーンウッド)がかっこいい!



ウィトカーの腕を知っているからこそ、事実を知っても最後まで彼を擁護する立場を貫く



姿勢は“義の人”って感じ!(まぁ、客観的に見たら“事実を隠蔽した人”になっちゃうん



だけど)。 ウィトカーの専属弁護士ヒュー・ラングにはドン・チードルだし、事故で入院した



人々と同じ病院に運ばれてた薬物中毒の患者ニコールは「どこかで見たことがあるよ〜」



としばし悩みましたがケリー・ライリーでしたよ!(ガイ・リッチーの『シャーロック・ホームズ』



シリーズのワトソン夫人)。 あまりに今回は幸薄い感が強くてさ。



 映画は全体的にシリアス展開なのですが、ウィトカーにヤクを調達する謎の買人が



ジョン・グッドマンで、彼が登場すると場の空気がガラッと変わる(というか、笑いの渦です)。



実は全般的に音楽も軽快なものを選んでいるな、ということに彼のおかげで気づいたりも



するのですが。 誰か、ジョン・グッドマンの最近の充実ぶりについてもっと評価してあげて!



 それにしても、大量のアルコール摂取で酩酊 ← 適量(?)のコカイン吸引で意識が



戻る、ってありなのかな・・・その場しのぎ対応で、あとから絶大な負担がかかりそう。



 ウィトカーの苦悩中心で話が進むのでラング弁護士の描かれ方は最小限なのですが、



彼の葛藤もまたものすごかったのではないかと想像。



   航空会社に雇われるような弁護士だから

    清廉潔白と旨とするような青くさい男ではないが・・・それでも人命のかかった

    職業ですからね、パイロットは。



 そしてもう一つの主役ともいえるのが<アルコール依存症>。 そもそも依存症という



ものがとんでもないと、教育用に使うつもりですかというくらい容赦なく描かれています。



それこそ自分一人の意志の力ではどうにもならないものだと。 そのことを、誰もが知る



べきだということですかね(実際、自分がどっちの側に回るなんて誰にもわからない)。



 クライマックスの聴聞会で、質問をするのはうるさ型と名高いエレン・ブロック。



   これまたどう考えても知ってる人なんだけど?、

    とじっと見ると、メリッサ・レオなんです〜。 なんか若くなってる? オスカー獲ると

    そういう環境も変わるのか〜、と心の中で絶叫。



 でも彼女もかっこよかったです(淡々としつつ事実に迫り、真っ赤なスーツを着てるけど



感情的な存在ではない)。 今後はインテリ政治家とか政府の高官なんかの役もやって



ください!



 この聴聞会でウィトカーは何を話すのか、というのが実際の映画の見どころで・・・航空



パニック映画風の予告編は実は本質から外れてはいるのですが、お客を呼ぶためには



仕方がないのか。 そこに至るまでのウィトカーの自分を見つめ直す日々が中心で、



だから病院で目覚めた彼が動けるようになって、非常階段でこっそり喫煙しようとしたら



そんな人が他に二人いて(うちの一人がニコールですが)、末期がん患者のもう一人との



三人の会話が、この映画のとても重要な部分を担っていたのだと気づいたり。



 命のすれすれを覗いたものでなければわからないことがあり、それをどう活かすのは



その人次第。 そして覗いたことがない者にはその気持ちには本当には近づけない。



勿論、覗かないですんだ方が人生は平和であると思うけど。



 道を踏み外してしまった者たちにも再生する権利はある、ということなんだろうけど・・・



それくらい依存症の人たちって多いのか、とも思わされ・・・複雑な気分である。



 上手くて高潔なイメージのある役者って、ある時期から進んで汚れ役をやりたがるよ



なぁ、やはりそこにはイメージを裏切るよろこび・役としてのやりがいなんかがあるんだろう



けど・・・たまには普通にかっこいい役もしてほしいなぁ、と思うのは我儘なんでしょうか。


posted by かしこん at 20:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月05日

荷物を減らそう作戦会議



 電車内や街中ですれ違う人を見て、最近あたしが考えること。



 なんで、そんな小さいカバンですむの?



 お財布とケータイ、その他ぐらいしか入らないんじゃないの?、というおカバンで



闊歩しておられる方が特にこの頃目立ちます(最近のトレンドとしてもカバンは



クラッチバッグ程度の小型化か、トートバッグ中心の大型化に二極分化されていて、



勿論あたし同様大きめカバンを持つ方々も沢山います)。



 この二者は相容れないのか? 違う生き物として生きていくしかないのか?



 でもあたしだってときには小さいカバンで気楽に歩きたいですよ! かわいいなぁ、



シックだなぁ、と思っても「このサイズでは荷物が入りきらない」とあきらめたことも



あるし。



 そんなわけで、普段持ち歩く自分の持ち物を再検討してみることに。



   あたしの考える“最小限”。



 えーっと、まず向かって左上から・・・SALMONと書いてあるのは『砂漠でサーモン



フィッシング』の前売り特典についてきたエコバッグです(普段はタンタンのを使用して



いますが生地が厚手なので、薄手のこっちにしてみました)。 その上に乗っかって



いるのは手帳(バーチカルタイプ)にピンクの定期入れ。 その隣のピンクはポーチ



(鏡から絆創膏までいろいろ入ってます)。 その横のタオル地袋にはお菓子系のど飴



(この袋自体はオルビスのおまけ)。 で、ピンクのタオルハンカチ(フェイラー)に、



キーホルダー・最終兵器ヴィックスドロップ・目薬(コンタクトレンズを使っているので



必需品)。 ポケットティッシュ(ケースはジュンク堂からのもらいもの)、ウェットティッシュ



(10枚入りの小袋を普段持ち歩いているのですが、軽量化を考えたときたまたま前日



コンビニでもらったのがあったので。 これは早く使わないと水分なくなりますけど)、



ピルケース、財布、文庫本、文房具入れポーチ。 以上です。



 文房具入れのポーチがいちばん場所を取るのであるが、これはあたしの商売道具



なので仕方がない(ペンが黒だけでも数種類、あと色ペン多数、カッターや付箋なども



入っております)。



 ほんとはこれにペットボトルと折り畳み傘も入れたいんだけど・・・(ハンカチも2枚



持ちたいところです)。 まぁ、休みの日に出かけるならば文房具ポーチはいらないので



だいぶカサが減ります(それでもペンを1・2本は持つ)。



 なんなんだろう、何かあったら困る、という貧乏性なのかしら?



 これはいらないんじゃないか、というご意見を頂ければさいわいです。


posted by かしこん at 06:28| Comment(9) | TrackBack(0) | 趣味・小物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月04日

模倣の殺意/中町信



 どうも最近、「あなたのところ、創元推理文庫なんてそんなに置いてないでしょ?」と



いうような小さな規模の本屋さん(しかしブックキオスクなど、チェーン展開はある店)で



この本が平積みどころか山積みされているのをよく見かけるようになった。



 誰か(書店員の集まり?)が仕掛けているのか?



   どうせ仕掛けるならもっと早く・・・。



 最初の2ページを読んでいるときに、「この感覚は以前にも体験したことがある・・・」と



気づき、ふとあたしの頭の中をよぎったのは、天藤真の『死角に消えた殺人者』でした。



 特別、似てるわけではないのですが、なんでだろう。 今から見ると、かつての時代に



<フェア>を貫こうとする意志で描かれた物語たちは“覚悟”にも似た空気をまとっている



のだろうか。



 ある人物が死ぬ。 その死に疑念を持つまったく違う立場のふたりがそれぞれに死の



真相に迫ろうとし、思いもかけずその調査が交錯する・・・というような話、とでもして



おきましょうか。 予備知識がない方が楽しめるから。



 あぁ、あたし、こういう話が好きなんだよなぁ、と思い出す。



 天藤真を思い出したら一連の作品に衝撃を受けたことが芋づる式に記憶の引き出しから



転がり落ちてきてびっくりする。 あぁ、まさか天藤真を思い出させる作品に出会うなんて。



 『大誘拐』が有名な方ですが、あたしがいちばん好きなのは『陽気な容疑者たち』



 『皆殺しパーティー』のラストにはものすごく動揺させられました。



 というわけで中町信、しばらく追いかけてみようと思います。


posted by かしこん at 04:56| Comment(2) | TrackBack(0) | ☆ 読んじゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月03日

ひっそり、4冊。



 ドラマ版の『ビブリア古書堂の事件手帖』は評判がさんざんだったようですが、



つくっている側も実はそれをわかっていたからこそ、続編の可能性はないと判断した



ので最後に<江戸川乱歩の回>をぶち込んできたのかしら(しかし、そんなあたしは



ドラマの最終回しか見てないんですけどね)。



 そんなわけで、<4巻のテーマは江戸川乱歩>につられて、『ビブリア古書堂の



事件手帖』/三上延
を買ってみました。



   1巻と4巻。

    こういうのを“キセル買い”というのだとルビー奥村さまから教わりました。



 やはり1巻は読んでおかないと、人物等初期設定が把握できないと困るんで。



 でもこういう、いわゆるライトノベルを久し振りに買ったなぁ。 話題になりはじめた頃は、



「要は紀田順一郎の『古本屋探偵の事件簿』でしょ?」と思って素通りだったし、『謎ときは



ディナーのあとで』も「アシモフの『黒後家蜘蛛の会』でしょ?」、で終わっていた・・・。



 あぁ、年をとると偏屈になる、とはこういうことなのかなぁ。



   ああ息子/西原理恵子+母さんズ



 毎日新聞日曜版連載中の『毎日かあさん』の派生本。 全国からとんでもないことを



やってしまう男の子の生態を母親目線で観察。 厳選したとはいえ素人投稿なので



正直なところレベルにばらつきはある。 ただ、文庫版追加付録<7年後のああ息子>を



読むと、「ただのおバカではなく成長したと言えるかも」な姿が垣間見られ、「なんでうちの



子だけこうなの?!」と思ってしまっているかもしれない全国のお母さん方へのはげましの



お便りになっております。



 あたし自身は子供いないし(そもそもほしくないんですが)、きょうだいも女ばかりなので



男の子のリアルな生態って知らないんだけど、知らない方が幸せだな(まぁ、すべての



男子がそういうわけでもあるまいが)、という気持ちになっております。 というか女子にも



大なり小なりあるんですけど、何故男子はあんなにも歯止めがきかないのか・つい、ことを



大きくしてしまうのか、という意味ではやっぱり不思議だなぁ。



   コロロギ岳から木星トロヤへ/小川一水



 帯にこうあって、思わず笑ってしまった。



   『天冥の標』をご愛読いただいている皆様、おつかれさまです

   第Y巻『宿怨PART3』まで読んで、いやもう、とてつもなく面白いんだけど、

   あまりの展開に居たたまれなくて、ちょっとこのあたりで小休止を、という方向けに、

   さっくり読める短めの長編を1冊書き下ろしていただきました。それもコミカル版の

   『時砂の王』
ともいうべき時間SFなんですが、楽しく驚きながら読んでいるうちに

   不意打ちのように       (太字は原文ママ)



 そこで帯の文章が止まってるぞ〜っ!!



 「おつかれさまです」が大変ツボでした(でも書いている方はもっとしんどいだろうから、



これが作者の息抜きになってくれてたらいいな)。 個人的には「あまりの展開」よりも



「居たたまれなくて」のほうがひっかかるキーワードですが。





 切り絵風のイラストポスターで、『二流小説家』映画化!を知る。



 え、そんな話聞いてないぞ!、と思ったら、主演は上川隆也・・・日本に翻案か!



 公開は6月15日・・・東映だし、どうも『遺留捜査』の前に既に撮影してたんじゃないの?



(スタッフが同じっぽい)、という感じ。



 『相棒』もその路線を規定化していこうという気配はあるが・・・チャレンジングなのは



結構ですが、地味に積み上げてきたテレ朝&東映の刑事ドラマのノウハウを結集して、



ただの2時間サスペンスとは違うミステリー映画を作り続けていく!、という意志表示



ならば歓迎です。



 なんだかこの『二流小説家』が試金石になりそうだな・・・。


posted by かしこん at 03:09| Comment(2) | TrackBack(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月02日

ご近所桜のご様子



 また雨が降るらしい。



 やっとご近所の桜もほぼ満開状態なのに。



   携帯のカメラで撮っておりますので

      雰囲気だけ感じ取ってください。 あたしが見上げるとこういう感じに見えます。



 しかし、咲き始めのときに雨&そこそこ強風があったせいか、あれから数日たっている



のに足元には残念な結果が・・・。



   花が丸ごと、落ちている。



 花を支えている細い枝の部分が弱くなってしまっているのか、まだ散る段階ではない



だろ、というきれいな形の花まで落ちていたりする。 今日も明日も雨らしい・・・また、



落ちちゃうのかなぁ。



 ふと、歌が口をついて出る。



  ♪  かざはながひとひらふたひら きみのかみにまいおりて

     そしてあかいくちびるぞいに あきのおわりをしろくふちどる  ♪



 そこまで歌って、「はっ、これ、春の歌じゃないじゃん!」ということに気づく・・・。


posted by かしこん at 06:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 季節のこと/街の中の自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月01日

オズ はじまりの戦い/OZ:THE GREAT AND POWERFUL



 あたしはサム・ライミの映画が好きですが(個人的には『ダークマン』が大好きです)、



サム・ライミがこんなにも『オズの魔法使い』(ジュディ・ガーランドのやつね)が大好き



だったなんて知らなかったですよ。 あんなグロい映画をどんどん作ってた人がね!



(しかしあたしはそんなグロい映画が好きだったわけで・・・微妙)。



   魔法の国に迷い込んだ奇術師と、3人の魔女たち

           その出会いは、美しすぎる戦いのはじまり――



 1919年のカンザス、場末の移動サーカスで“魔人オズ”として働く奇術師のオズ



(ジェームズ・フランコ)は自分の才能を過信する傲慢でお調子者のイヤなやつである。



そこには「何故自分は世間に認められないのか」という強烈な自我の裏返しがあり、自分を



慕って誉めたたえてくれる女性の称賛なしには自己肯定できなくなっているのでは?、と



思わせるほどダメな男です。 またジェームズ・フランコが胡散臭い笑顔で全編“オズ”で



あり続けるので、彼のハンサム度がゼロだという・・・ま、ノリが軽いのでそれでもどこか



憎めないところがキュートですけども。



 そんなオズ、サーカスでトラブルを起こして気球で逃げ出すが、途中で竜巻に巻き込まれ



・・・気がついたら魔法の国・オズに迷い込んでいた。 オープニングからオズの国に迷い



込むまではモノクロ・スタンダードサイズ、迷い込んだ途端に画面はカラーになり、じわじわと



確実にワイドスクリーンに。 文字の出方とかもそうだけれど、原典への愛情をひしひしと



感じてしまいます(とはいえあたしはオリジナルの『オズの魔法使い』はモノクロで1回、



フルカラーバージョンを1回それぞれテレビで見ただけなんですが)。



 で、オズの国には伝説があり、「国と同じ名前を持つ魔法使いが現れて国を救う」という



もの。 勿論魔法使いではないオズは、詐欺師としての本領発揮。



   オズの国は「アニメですか?!」と

              聞きたくなるほど色鮮やかで美しかった。



 おまけに躍動感もあり、アトラクション映画としては最高の出来では!



 さすがディズニー配給、子供の心をつかむ手はわかってる。



 しかしこちらは大人なので・・・(それにジェットコースターとか、ちょっと苦手です)、



ジェームズ・フランコがあてにならないと思ったら三人の美しい魔女たちに早く登場して



もらわねば!



 まず登場する西の魔女セオドラ(ミラ・クニス)にニヤリとし、東の魔女エヴァノラ



(レイチェル・ワイズ)に「美しい〜!」と驚嘆し、グリンダ(ミシェル・ウィリアムズ)の



いかにも正統派な南の魔女っぷりににこり。 きれいであやしくてにこやかだけど何を



考えてるのかわからない美女たちが出てくれないと盛り上がらないわ! ← そんな



わけであたしは、美しい魔女たちに大変盛り上がりました。 ミラ・クニスは途中から特殊



メイクが入ってしまいますけど、レイチェル・ワイズはもう美しすぎてうっとり。 ミシェル・



ウィリアムズには美人か美人じゃないか論争があるみたいですが、あたしは美人だと



思うけどなぁ(系統は違うし、役どころによって見かけもかなり変わるせいかもしれないが)。



   ボーン・チャイナ・ガール、かわいいよ!



 そしてお約束のお付きの者たちも空飛ぶ猿や陶器人形の少女など、ちょっと変だが



キュートなやつらが揃う。 まぁ、この世界全部がお約束なんですけど、新しすぎず、



懐かしすぎず、ちょうどいい感じだったかな〜。



 肝心の戦いがちょっとしょぼいとか(でも知恵は使ってます)、魔女たちのあきらめが



早いとかはありますが、それは人間たちの愚かで泥沼な戦いに慣れてしまった私の



心の醜さのせいだわ・・・。



 もう続編の話が出ているそうですが(というか、企画段階では三部作だと聞いたような



覚えもあり)・・・ドロシーを迎えるまでやるのかしら?


posted by かしこん at 06:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする