2013年03月26日

今日は、8冊!



 21日発売の創元推理文庫新刊がシャレにならない量だと思っていたら、マンガまで



出てたよ!、と思わず書店にて蒼ざめた。



   チェーザレ 想像の破壊者 10巻/惣領冬実



 フィレンツェ編最終章ということで・・・「この話、終わるのか!?」と思いながら読んで



きましたが、どうやら一区切りついたようです。 しかしチェーザレ・ボルジアの生涯を



どこまで描くのか(どうせなら最後まで描いてほしいけど)となるとこれまたいつまで



続くのか果てしない・・・これからいやでも権謀術数に巻き込まれていくのであろうし



(今までもないわけではなかったが)、自分でも残酷な選択をしていかなくてはならない



だろうし、フィレンツェ編が彼の人生の中でもしかしたらいちばん美しい時だったの



かもね・・・。



   とりぱん 14巻/とりのなん子



 とりぱんも14巻ですよ・・・今回は早春〜初秋にかけての話だったので<冬>という



醍醐味は次巻におあずけですが、それでも北東北的季節感は十分に味わえます。



 「まだ3月なのに桜が咲いているとは何事か!」とつい瞬間的に思ってしまうあたしは、



まだまだ北東北人の季節感から抜けられません(あ、そうだった、こっちではもう咲いて



当たり前なんだ、ってわかってもいるのですがね)。 強烈に地元に帰りたいってわけじゃ



ないんだけど、入学式でも普通に雪が降ったり、白鳥が飛来地に山ほどやって来て、



鳴き声がうるさくて会話ができないほどだけどそれはそれで当り前で、庭のクロッカスが



鮮やかな黄色いつぼみをつけると「春が来たんだなぁ」って実感するような、そんな日々が



とても懐かしい。 突然変な生き物に遭遇したり。 でも、神戸で初めて見た生き物たちも



いるから・・・なんとも我儘ですよね(ちなみにあたしはゴキに対する恐怖心や嫌悪感が



あまりない。 地元で遭遇したことがなかったからであろう)。 こっちに来て、雨のあとの



夜の排水溝を歩きまわっているやつを見たのが多分初めて。 飛んでるところも見たこと



ないので・・・このまま恐怖は体験しないままで生きていきたいです。



   冬の生贄/モンス・カッレントフト



 スウェーデンミステリにまた新しく現れたシリーズもの。 女性刑事が主人公ですが、



事件は近年の北欧ミステリの流れに乗っかってかなり凄惨。



 そしてこの物語の舞台はストックホルムから南西に約200キロ離れたさほど小規模では



ない地方都市リンショーピンということで・・・またスウェーデンの地理に詳しくなりそうである。



   ハルさん/藤野恵美



 <ハルさん>と言われれば女性か日本語に堪能な外国人男性を連想してしまいますが、



ここのハルさんは人形作家を生業とする父親で一人娘を育てている。



 日常の謎meets『Papa Told Me』?、ってことで気になりました。



   悪魔と警視庁/E・C・R・ロラック



 <クリスティに比肩する英国探偵小説黄金期もう一人の女王>と帯にあり・・・なんで



アガサ・クリスティに匹敵するぐらいの作品なら本邦初邦訳ってどういうこと? 原著が



見つかりにくいとかそういう問題? まぁ、自分の目で確かめたいと思います。



   天狗 大坪砂男全集2



 文庫なのに¥1,500−って!



 しかし厚みはある。 乱歩だけでなく中井英夫や皆川博子までこの人物について文章を



寄せている(都筑道夫は一番弟子らしく、沢山文を寄せている)。



 それだけで期待値が上がりますが、短編をたくさん集めているので何から読んだらいい



のか・・・。 全集が揃ってから考えようかしら。



   模倣の殺意/中町信



 創元推理文庫の新刊ではないコーナーに、何故かひときわ高く平台に積まれていた。



 この人の名前見たことあるけど読んだことはないな・・・と何気なく手に取ったら、なんと



最初に発表されたのは1973年。 2004年に復刻されたものであることを知る。



 マジすか、そんなキャリアの長い人だったんですか!



 裏を見れば鮎川哲也が推薦文を書いている! わっ、そんな人を知らなかったなんて



推理小説好きとしてなんか恥ずかしい!、といきなり思ってタワーから一冊抜きとる。



 表紙に人の顔にハテナマークの絵があるのも珍しい(以前は背表紙にジャンル分け



されたアイコンのようなイラストがついていた)。



 これで8冊・・・また一万円札が消えた〜。



 買ったからといってすぐに読めるわけではないんですけどね(まだ読んでいない本が



古本屋で売られているのを見ると、いわく言い難い気持ちになる)。



 そして本棚の整理が進まない・・・。



 というわけで今日も『ビブリア古書堂』は買えなかった・・・いっそのこと、4巻だけ買って



しまおうかしら。


posted by かしこん at 07:18| Comment(6) | TrackBack(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする