2013年03月17日

ストロベリーナイト/インビジブルレイン



 こちらも「何を今更」ではあるのですが・・・好みの役者が刑事役として大量投入されて



いるだけに、「どうせテレビでやるだろう」ことは知りつつもCMで分断されたくないとか、



まぁ、勢いで。 公開前日にやっていたSPドラマでも井岡さん(生瀬勝久)がいい味を



出してたし、ってことで!



   降り注ぐ苦しみは愛か狂気か――



 警視庁捜査一課姫川班は、管轄内で起きた関連性があると思われる4人の殺人事件を



担当することになる。 合同特別捜査本部に集まる、見覚えのあるいつもの刑事たち。



 ある日、かかってきた電話を姫川玲子(竹内結子)がとると、それは犯人を名指しした



匿名情報だった。 “ヤナイケント”という名を聞いた警察上層部は「その情報には関わるな」



と釘を刺すが、当然姫川主任は単独行動を取って探りを入れるのだった。



 <姫川班、最後の事件!>と予告などでは煽っておりましたが、玲子さん単独捜査が



主流で、班行動はほとんど最後のみ。 看板に偽りありでは!



 謎の男(大沢たかお)を出してきて、彼と玲子の関係に玲子の過去を重ねるのは悪くない



のですが、「結局、過去に闇を知ってしまった者は、同じように闇を知っている者同士で



ないと理解し合えない」みたいな感じになってしまっており、菊やん(菊田和男:西島秀俊)が



かわいそうじゃないか(これは個人的見解です)!、ということに。



   そんな菊やんを無邪気に笑わせる男:井岡。



 すっかりコメディリリーフに徹した井岡さんの存在が(出番少ないけど)救いでした・・・TV



シリーズのときはもうちょっと全体的に笑いの要素はあったんですけどね、映画版では



井岡のみに集中。 彼が出てくれば笑うところなんだな、と大変わかりやすい感じになって



おります。 個人的には遠藤憲一さんのもっと見せ場がほしかったですが。



 染谷将太くんはこんな役が多いよな・・・と、レギュラー以外のキャスティングは類型的と



いうか新しいイメージのものがなかったのでちょっと物足りないですが・・・(シリアルキラー



やりかねない若手といえば、彼か柄本兄弟か高良健吾って感じよね〜。 代表格は、藤原



竜也?)。



 なんか、ドラマのときのほうがもっと全体的に冒険があったというか、洒落ていたような・・・



サブタイトルの入れ方なんかもいつ入るかわからない、あえて最後に出すみたいなのが



好きだったけど、映画ではあっさり最初に出たし・・・。 玲子さんの持っているエルメスの



カバンの値段(しかも中古をローンで購入したという事実)が判明したのは面白かったけど。



 警察組織だ、上層部の隠蔽だ、を大真面目に語るとそれは『相棒』とかぶってしまうし、



刑事ドラマが乱立している現状では難しいと思うのですが(個人的には『相棒』もあまり



組織ネタ・社会派ばかりを引っ張らずに本格推理物をやっていただきたいのですが)、



『ストロベリーナイト』はほんとにキャスティングが大成功したドラマだと思うので、映画化



とか中途半端な欲を出さずに連ドラとして続けてほしかったなぁ、と思ってしまいました。



 ま、佐藤祐市監督を最初のSPドラマから使っていたので、映画化ありきの連ドラ企画



だったんだとは思いますけどね。 だったら映画にはもっと思い切ろうぜ!



 『ソウルケイジ』の方が面白かったんじゃない?、という声もちらほら聞こえました。


posted by かしこん at 07:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月16日

レ・ミゼラブル/LES MISERABLES



 今更ですが、ようやっと『レ・ミゼラブル』見てきました。



 もう、最初っから歌! まぁ、オープニングはつかみと状況説明があるから歌で入るのは



当たり前だと思っていましたが・・・まさか、全編ほとんど全部が歌とは・・・



 「やっぱりミュージカルって苦手かも」というあたしの資質が出てきてしまいました。



 はじまりは1915年。 パンを盗んだ罪で投獄されたジャン・バルジャン(ヒュー・ジャック



マン)が19年の刑期を経て仮釈放になる(実際は窃盗の罪は5年、その後脱獄をしたため



刑期が伸びた)。 警吏を務めるジャベール(ラッセル・クロウ)はジャン・バルジャンに



あやしいものを感じ、「ずっとお前を追い続けるぞ」宣言。



 まぁ、それもずっと歌なんですよね。 心情は歌、会話は台詞でやっていただけたら



個人的には何の問題もなかったんですが。 確かに、演技と歌の同時録音の素晴らしさ



(俳優のブレスは聞こえるが、雑音やら小道具の音なども一切入っていない)は感じました



けど。 ラッセル・クロウはストレートプレイの方が得意そうだったな・・・。



   今年、最高の感動を――。

                            愛とは、生きる力。



 感情・苦悩・葛藤などを台詞だけに頼らず、表情やしぐさで表現してくれるのが俳優の



すごいところ!、だとあたしは思っているので、詳しいところまで全部を歌で表現されて



しまったら・・・なんかつまらないのです(それでも、さすがヒュー・ジャックマンは歌い



ながらも細かな技を仕込んできていて、ミュージカルスターとしてのキャリアの確かさを



感じさせます)。



 それにしても、マドレーヌ市長になるまでの展開、早かったな・・・。



   確かに、アン・ハサウェイの『夢破れて』は

           感動的でした。 そこだけで泣けてしまう。



 実は『あぁ無情』は子供の頃に簡略版を読んでいて、で、7・8年前かしら、NHKで



フランス本国がつくったドラマ版『レ・ミゼラブル』(ジャン・バルジャンにジェラール・



ドゥパルデュー、ジャベール警部がジョン・マルコビッチ)を見たことがあるのですが、



これがすごくよくできてたんですよね。 2時間×3回ぐらいの時間のストレートプレイ



だったので、マドレーヌ市長になってからの「自分が名乗り出たらこの市の・工場の人々は



どうなるのだ」的葛藤も深かった。 ジャン・バルジャン対ジャベール警部の対立軸も



はっきりしていたし、最後の下水道のシーンなんて子供向け『あぁ無情』の挿絵と同じ



構図!、みたいなよろこびもあり、私の中では「『レ・ミゼラブル』はあれがベスト」のような



気持ちがあるのかも。 だから、ファンテーヌ(アン・ハサウェイ)の娘コゼットを預かって



いる悪徳宿屋の夫婦のくだりが不愉快で仕方がなく。 舞台で、シリアス調が続けば



息抜きとしてのコメディリリーフが必要なのはわかるんだけど、時代ものになると顔が



うるさいヘレナ・ボナム=カーターの存在が『スウィーニー・トッド』を思い出させるので



余計に(とにかく食べ物を衛生的に扱わないのが生理的に許せないのです)。



   コゼット、歌うまい。



 ミュージカルにしたのは長い話をコンパクトにまとめるためというのもあるんだろうけど、



まとめすぎなんだよなぁ、というのが印象。 後半の学生たちの革命運動の意義がよく



見えないし・・・ラストに流れる『民衆の歌』は力強くてよかったです(しかしこの2曲しか



印象に残っていない)。



 逆に、あたしは「ジャベール警部、かわいそう!!」になってしまった・・・早い段階で



ジャン・バルジャンはジャベールへの恨みや闘争心を捨てて自由になっているのに、



ジャベールは最後までそこから抜け出せなかったんですもの。



   また歌っているラッセル・クロウの不利感

    (決して歌が下手というわけではないのだが)もまた「ヒュー・ジャックマンに比べて

    かわいそう」と映ってしまうのも残念・・・。



 ジャベールに対してこんなにも同情的になる『レ・ミゼラブル』はあっただろうか!



 そう思ったら成長したコゼットとマリウスの恋の行方なんて結構どうでもよかったり(あ、



そういえばエボニーヌもかわいそうですね。 でも死にそうな時にそんなに歌っちゃうのね



・・・と思うとちょっと醒めてしまう意地の悪いあたし)。



 ミュージカルってむずかしい!!


posted by かしこん at 21:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月15日

地味に、2冊。



 また例によって大きな書店に行けない日々。



 小さな本屋さんで手に入るもので本日は満足。



   ちはやふる20巻/末次由紀



 切りよく20巻目ですが、ストーリーはまとまる(?)気配もなく・・・あたしの本棚が



一段、『ちはやふる』でいっぱいになった・・・(というか一団を空けていたのだが、



埋まった・・・)。 これからどうしよう。



 相変わらず出番は少なくても要所を押さえた言動をする宮内先生が大好きです!



こんな大人にならなきゃだわ・・・。 そしていいトシをしていつまでもおとなげない



原田先生がかっこいい。 泥臭かろうが精一杯!、な人たちを見ていると、いくら才能に



あふれていようが声が小さく空気の読めない周防名人など「けっ!」って思ってしまう



(やつにはやつの葛藤があるのであろうが、そんなの知ったこっちゃないぜ、ぐらいの



気持ちになる・・・いやなやつだから? 最初は印象薄かったんだけどな)。



   渡りの足跡/梨木香歩



 梨木香歩版『WATARIDORI』かしら、と思って。



 分類としてはエッセイ集・紀行文のようですが・・・『からくりからくさ』でも『西の魔女が



死んだ』でも、植物や自然背景に関する描写は細やかで好きだったので、彼女が描く



渡り鳥の足跡なら気にならないわけがなく。



 文庫本としては薄い方なので(というか、あたしが普段厚い文庫を読み過ぎ)、すぐに



読んでしまいそうだけどそれももったいないような・・・。



 ハヤカワの新刊は置いていなかったので、それはまた別の機会に。


posted by かしこん at 06:08| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月14日

これぞジュブナイル!



この湖にボート禁止/ジェフリー・トリーズ



 冒険ものと思いきや(冒険要素ももちろんありますが)、ビルとスーザンの兄妹が



湖のそばの山荘に引っ越してくるまでのディテールがなんだか<家族小説>って感じ。



 ビルの一人称で話が進むため、余計に「子供は子供なりに家族のことを一生懸命考えて



います」というのがわかり、それがイギリスの国民性をも映し出しているように感じられたり。



 1949年の作品だそうですが、そういう意味では古びていない、むしろ新鮮で面白い!



   この表紙・装丁には時代を感じますけども。



 ビルは地元のグラマースクールに通い、妹のスーザンは別の学校へ(この頃は男女



共学ではなかったのかな?)。 湖のそばの山荘に引っ越してきた翌朝、二人はボート



小屋を見つけて丈夫なボートを発見、喜び勇んで湖に漕ぎ出す。 ところが、湖の中に



ある小島の持ち主で対岸の屋敷の主・アルフレッド卿が突然現れて「あの湖はボート



禁止だ」と言い放たれる。 なんでそんなことを言われなければならないのか? ビルと



スーザンはそれぞれの学校で親友と出会い、4人で島の秘密を探るのだった・・・という話。



 怖くて厳しい、と見られていた大人が実は話のわかるいい人だったり、とご都合主義と



取られかねない部分がありますが、しかしその時代に大人は子供に対して厳しく接する



責任があったということでもあるわけで。 そして協力が必要となったら惜しまないんです。



大人ってこうあるべきよね!、とまた学ぶわけです。



 なんだか普通にわくわくして、面白かった。



 

少年少女飛行倶楽部/加納朋子



 加納朋子さん、お久し振りです!、と思わず本を手にして呟いてしまう。



 これの単行本が出たのは知っていたんですが、「面白そう」と思いつつ単行本だったので



スルー。 いつの間にか文庫が出ていました。 個人的には『レイン・レイン・ボウ』以来?



 中学校に入ったみづきは昔からの腐れ縁の友人・じゅえりの片思いに巻き込まれ、



強引に<飛行クラブ>なる部活に入ってしまう。 部長は変人、入ってくる部員はちょっと



変わった人ばかり、なんか私だけ苦労してるかも・・・のみづきの中学生ライフ一年目。



   これは「最近の本」って感じ。



 これがまたなんとも清々しいというかまっすぐというか・・・世の中には悪意とかいろいろ



あるけど、自分にも気付かない至らないところが沢山あるけど、それでもまっとうでいる



ことって素晴らしいよね、知らないでいるよりちゃんと気づいた方がいいよねという内容で



・・・あまりのまっすぐさに己のひねくれ度合いを思い知らされ、涙すること数回でした。



 「あいつ、話通じないんだけど」や「なんであの人は人の悪口ばっかり言うんだろう」など、



自分から見てどうも常識外の相手にも、歩み寄ってみれば別の面が見えてきます、という



当たり前なんだけど大人になると結構難しい(そこまでやる余裕がない)と判断して切り



捨ててしまうこと、その中に意外な真実があることを見逃しているのかもよ、という・・・人間



関係の基本ですなぁ。



 だからこそ、余裕のある中学生に是非読んでもらいたいかも。 もしくは、この4月から



中学生になる卒業前の小学6年生。



 結局いい人しか出てこないとか、実際の学校ではいじめとか大変だという冷酷な事実も



あるでしょうが(それこそ映画『桐島、部活やめるってよ』ばりの残酷なヒエラルキーなど)、



こういう小説の中でぐらい穏やかな気持ちでいたいではないですか。



 あぁ、なんかすがすがしい気持ちで読み終わる・



 ラブコメにする必要はあったのかなぁ、という部分はなきにしもあらずだし、みづきの



話し方・考え方が「ついこの前まで小学生だった割にいろんなこと知ってない?」的な



ところはあるけれど、そこは家庭環境によって培われたものだと考えましょう。 最近の



“読めない名前”についてもつけられた側からの言及もあって、そこも興味深かったです。


posted by かしこん at 04:40| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 読んじゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月13日

うっかり寝て、起きれませんでした。



 この月曜日から『glee』シーズン3がNHK−BSで一挙放送になり、月曜日は帰りが



遅かったので第一話だけ見て、火曜日の夜中にその続きを見た。 一日で二話連続



放送なので、火曜の夜中に『glee』を録画している最中に、地上波で『ライ・トゥ・ミー』



ファイナルシーズン最終回をやっていたので(前に見てるんだけど)それを見ることにした。



 途中まで問題なく記憶はあるのだが、気がついたらエンディング曲だった!



 ・・・あたし、寝てた?



 なんでだろ、疲れがとれてないのかな・・・と思いながらもどうもしゃっきり動けない。



熟睡するほどではないのだが、うまく起き上がれない。



 そんなわけで、だらだらと出かけなければいけない時間ぎりぎりまで寝たり起きたりを



繰り返して、PCを立ち上げる時間がとれませんでした。



 今思うと・・・ホワイトデー的にもらった生クッキーの中に洋酒がたっぷり染み込んだ



ダークチェリーが入っていたのを食べたからかも。 舌がしびれるほどの、辛さを感じる



ほどのアルコール感。 もしかして、これのせいか?



 アルコールを受け付けない体質にもほどがあるのであります。


posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記のようなもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月12日

今年の3.11の過ごし方



 月曜日、仕事を休んだ。



 仕事場で「あれから2年だね〜」みたいな会話をしたくなかったし、誰かと会って逆に



そんな話題がまったく出ないとしたらそれはそれでイヤだな、と思って。



 午前中は宅配便の到着を待ちながら録りためた海外ドラマを見て過ごす。



 新聞は読まない、TVも地上波をつけない。 情報はシャットアウト。



 午後1時過ぎ、家を出てシネコンがあるショッピングセンターに向けて出発。 2時少し



前に建物に到着するが、館内をうろうろしてたらアナウンスがかかる。



 「本日は東日本大震災が起こってちょうど2年になります。 当館では午後2時46分に



黙祷をささげます。 お客様のご理解とご協力をお願い申し上げます」



 そんな言葉で迎えられちゃったら・・・あたしの視界は曇ります。



 そうですね、阪神大震災は早朝5時台ですから営業時間中にそういうことをする機会は



なかったですよね。 その時間、あたしは映画を見ていますがいいですか?!



 シネコンは、全体的に空いていた。 まるで、こんな日に映画を見に来るなんて人の道に



外れた所業だ、と言われているみたいだった。



 予告編、『クラウド・アトラス』が大変面白そうだが、ウォシャウスキー兄弟(“ワチャウ



スキー”のほうが発音には近いらしいが)っていつから“姉弟”になったの? ラナ・ウォ



シャウスキーって・・・前はラリーだったでしょう! そうか・・・性転換したのか。 そういう



要素をもとから持っている人だったから『バウンド』とか撮れてたんですね〜、納得。



 予告で映ってるアジア人女性、てっきり菊池凛子だとずっと思っていたけど、ペ・ドゥナ



だったとわかってショック・・・誰が誰やらわからなくなってる。あたし?



 早々にトム・クルーズの新作もあり(よく働くなぁ、契約に縛られているのか、養育費の



ためか?)、がっつりウィル・スミス親子が親子役で共演する『アフター・アース』、ブラッド・



ピットの『WORLD WAR Z』(Zは多分ゾンビのZ)など、5月以降夏休みは地球壊滅の



危機的映画が多いようだ。 『アイアンマン3』も来るみたいですし。



 シネコンを出て、歩いて駅に向かえばもう11日は終わっている。



 家に帰ってシャワーから出れば録画セットしていたNHK−BSで『glee 3』が始まって



おり、うかうかと見てしまう。 久し振りに映画を見に行ったのでアドレナリンが出てるのかも。



 で、PC開いて・・・納谷悟朗さんの訃報を知る。



 がっくり・・・世間的には銭形のとっつぁんでしょうが、あたしの中ではナウシカのユパさま



でした(ほんと、かっこよかった)。 『銀河英雄伝説』のメルカッツ提督や、旧『猿の惑星』



シリーズのチャールストン・ヘストンも全部納谷悟朗さんの声で見たよな・・・個人的には、



『千と千尋の神隠し』のお湯焚きジジイ(?)も本来納谷悟朗さんの役だったと思っています。



 人生は続く、残された者には。



 わかってはいるが・・・しばらく引きこもってしまいたいときもある。


posted by かしこん at 04:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記のようなもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月11日

また、この日が。



 ちょっと前から新聞やTVがその話題を振ってくるのが、ずっと鬱陶しくて嫌だった。



 <“風化”を避けるため>と言いたいのかもしれないが、まだ2年である、風化も何も



あるか。 関係各所以外が忘れてしまっているのだとしたら、そもそもの普段のマスコミの



姿勢に問題があるんじゃないの。 季節の風物詩化してるのは誰なの?、って話。



 勿論、今だから話せるようになったこととかあるだろうけど、それをお涙頂戴的に演出



されるのがイヤなんじゃ。 復興の遅れを非難するなら、義援金の行方がどうなってるのか



調べなさいよ



 そんなわけで、「この日に向けて」的キャンペーンに背を向けるあたし。



 忘れてなんかいない。 つらさも悲しさも変わらない。 何もできない自分に腹が立つ。



 でもそれは、あたし自身がかみしめるべきこと。



 だから、今日もいつも通りの自分でいます。


posted by かしこん at 04:22| Comment(2) | TrackBack(0) | 時事問題・ニュースに思うこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月10日

第35回日本アカデミー賞授賞式



 調子がよくなってきたので、録画していた授賞式を見ました。



 ま、ホテルの大広間でやるというところから、本家のアカデミー賞と比較しては



いけないのですが、いろいろとやるせない・・・それでも、毎年それなりに改善を



している努力は認めます。 しかし一般人の客層が今年はなんか違うぞ、と思ったら、



東方神気の人がいたからなのね(韓流ファンの空気は異質だ)。



 録画・・・だから仕方ないのかもしれませんけど、結構コメントカットされてる感あり、



スタッフの方々のコメントをまったく流さない、というのもまたつまらない原因(ほんとに



“映画ファンの祭典”なのかと)なんですが、公式HP見れば全員の受賞コメント載って



るんですかね?



 そして結果として・・・なんとなく予想通りで、それはそれでつまらないんですけど。



最優秀作品賞  「桐島、部活やめるってよ」



 編集賞をとったので、もしかして『桐島』の流れなのかな、と思っていましたが・・・。



あたしはこの映画、とても好きですし、去年の邦画ではベストだと思っているのでこの



結果には納得なのですが、保守派の多い投票者たちはほんとに納得いってるのかと



(で、実際、一部からは「どうせ日テレ資本だからだろ」と叩かれているし。 どうせ叩くなら



ちゃんと映画見てから言え!)。 会場に神木隆之介他キャストの若者たちがほとんど



いなかったのも、いまいち盛り上がりきれなかった原因でした。



 『桐島』が国内のいろんな映画賞でこれまでたくさん受賞してきた結果を無視することが



できなかった・・・そしてそれを超える候補作が他にはなかった、ということでしょうか。



最優秀監督賞  吉田大八監督(「桐島、部活やめるってよ」)



 吉田監督ってこんな神経質そうな人だったんだ・・・と初めて知りました。



 長編映画のキャリア4本目で最優秀とは・・・日本映画界は若返りも考えているのかな。



まぁ、過去には山崎貴監督にもあげてるし、監督賞というステイタスが特にあるわけじゃ



ないのかも(大概作品賞とセット、みたいな)。



最優秀主演男優賞  阿部寛(「テルマエ・ロマエ」)



 名前を呼ばれたときの、阿部寛の心底驚いた表情と動揺しきったスピーチが印象的



でした。 というか、阿部寛の存在なくして『テルマエ・ロマエ』の実写化は不可能だった



でしょう。 だから当然の結果ってことで!



 ちなみに、高倉健は事前に主演男優賞候補を辞退していたそうです。 論功行賞的に



もらうことを潔しとしなかったのか? それだけ『あなたへ』は個人的な映画だったから?



まぁ、いろいろ考えられますけど、その段階で『あなたへ』の作品賞は勢いをなくしたと



思うし、そこへ向かいたかった票が助演男優・女優に向かったとも思えますね。



最優秀主演女優賞  樹木希林(「わが母の記」)



 正直、誰が並んでもその中に樹木希林がいたら、そこに目が行っちゃうでしょ。



 しかも子供を捨てた過去を持つ・認知症進行中、というやりがいもあれば演技力も評価



されやすい役柄だし。 来年の授賞式の司会がどうなるか楽しみ。



 女優という枠にとらわれず、誰よりもパンクな人だなぁ(感嘆)。



最優秀助演男優賞  大滝秀治(「あなたへ」)



 ま、ここは一択ですから。



 でも、ここの候補の中に小日向文世(「アウトレイジビヨンド」)がいてほしいと思ったのは



あたしだけではないはず・・・。



最優秀助演女優賞  余貴美子(「あなたへ」)



 他が結構若手だったし、投票者の保守性が一気に出た結果だったなぁ、としみじみ



(あたしは余貴美子さん好きですし、うまいなぁと思うけど、寺島しのぶだってよかったん



じゃないの、というのもあるけど、余さんのうまさはわかりやすいですからね)。



 で、スタッフ側ですが・・・(というか監督だってスタッフだという気がするが)。



最優秀脚本賞  内田けんじ(「鍵泥棒のメソッド」)



 内田監督のコメント聞きたかった!



最優秀美術賞  磯田典宏・近藤成之(「のぼうの城」)



 『のぼうの城』に何かとらせておかねば・・・的な? まぁ、時代劇ですし、大がかりと



いう点ではいちばんでしたしね。



最優秀撮影賞  木村大作(「北のカナリアたち」)



 まぁ、これは間違いなしということで・・・大作さんのコメントも聞きたかったよぉ。



最優秀照明賞  杉本崇(「北のカナリアたち」)



 照明が印象に残っている映画ではないんですが・・・北の大地の圧倒的な寒さを印象



づける要因として?



最優秀録音賞  橋本文雄(「連合艦隊司令官・山本五十六〜太平洋戦争70年目の真実〜」)



 うーん、CGが安かったところを音でフォローってことだったのか。



最優秀編集賞  日下部元孝(「桐島、部活やめるってよ」)



 これも納得が行くところですが・・・編集と脚本の違いってどこまでなのかってのはただの



観客には区別できないところではあります。 脚本にもとから書かれていたことなのか、



編集するときに判断されたことなのか。 そして編集者と監督の違いは?、というのも



実はよくわからないんですよね・・・。



最優秀アニメーション作品賞  「おおかみこどもの雨と雪」(細田守監督)



 ジブリじゃないときはこっちなんだよな・・・深海誠監督も評価してください!



最優秀音楽賞  川井郁子(「北のカナリアたち」)



 音楽の使われ方には問題があったが・・・テーマソングとしての印象度、ですかね。





 『桐島、部活やめるってよ』がなかったら『北のカナリアたち』だったのかなぁ。



 まぁ、もともとは大手映画会社のお祭り的に始まったものが、日本映画の作品数が



増えたことで小規模公開・弱小配給会社の作品も無視できなくなってきた・・・という流れが



出てきたのはよかったです。


posted by かしこん at 20:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画関連情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月09日

貧血により・・・



 毎月のことですが、久々感のあるビッグウェーヴ貧血がやってまいりまして(その



時期によってはソフトウェーブなときもある)、金曜夜からすっかり寝込み&目覚めても



起きれない・・・だらだら、と一日を過ごしてしまいました。



 おかげで結構楽にはなってきたけど・・・薬を呑むタイミングを外すとまだちょっとヤバい。



 というわけで、明日もダラダラ予定です。



 あたし同様、24時間以上シャットダウン状態が続いたPCは、今のところ絶好調です。



 こいつも休みたかったのか・・・それともあたしの不調が伝染していたのか。



 不思議なもんです。


posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 体調 好不調の波 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月08日

妙な危機感・・・



 ここ数日、いや、もうちょっと前からか。 PCを使っているといきなり画面が



ブラックアウトする現象が起こり、その頻度がどんどん上がってきた。



 最初は「えっ?!」とびっくりし、マウスで画面上の矢印ををくるくる回したり



したのだが、数秒たつと元に戻り、画面右下にこんなマークが出て(正確には



逆の三角形だが)「ディスプレイドライバの応答停止と回復 ディスプレイドライバが



応答を停止しましたが、正常に回復しました」と出る。



 まぁ、「正常に回復した」んならいいんですけど・・・どうすれば応答停止にならないで



すむんですかね? 数時間使ってるだけで何回も起こると、「え、PCが寿命だってこと



遠回しに警告してるんですか?」とドキドキする(しかし実際に壊れるときは、ほとんど



前触れなしであることも経験上知ってはいるが。 明らかに何かが起こったときには



もう手遅れである)。



 どうせ毎日使うからと思ってスリープ機能ばかり使っているからだろうか・・・。



 やはり毎日シャットダウンした方がいいのか・・・(でも注意書きには「24時間以内に



再び使用する場合はスリープ機能推奨」と書いてあったのだが)。 あ、たまに



シャットダウンさせてますよ、その頻度はまちまちですが。



 今、PC壊れても新しいのすぐ買えませんよ! っていうかそれなりに今のノートPC



気に入っているんですよ。 もうちょっと頑張ってください、と心からお願いします。



 とりあえず、しばらく毎日、シャットダウンしてみよう・・・効果あるかな〜。


2013年03月07日

死せる獣 殺人捜査課シモンスン/ロデ&セーアン・ハマ



 ハヤカワのポケミスって読みにくいから苦手だったのですが、しばらく前に装丁が



変わってからずいぶんとっつきやすくなってきた。 あたしが成長したのであろうか、



でもポケミスの昔のラインナップを見て「これ読みたい!」というのがあまりない・・・



(文庫になっているものもあるからか)、シリーズの傾向も最近変わってきたというか、



広がってきたのかもしれません。



   これも話題のデンマークミステリであります。



 ある小学校の体育館で、男性が5人無残な姿で吊るされているのが発見される。



 遺体の損傷が激しいため身元の特定が難航する中、被害者たちは小児性愛者だから



罰せられたのだという噂が広まり、性犯罪者への厳罰を求める世論が膨れ上がり犯人



擁護につながっていく。 警察は四面楚歌の中、犯人を追及していく・・・という話。



 デンマークもご多分にもれず性犯罪者への処罰がゆるめの国らしい(作中では一般人が



「アメリカを見習え!」とデモを起こしたりしています)。 日本では厳罰化の流れになって



きたけどまだまだだし(個人的には最高刑は死刑でいいんじゃないですかと思ってますが)。



 なんというか・・・性犯罪者、特に小児性愛者に対する風当たりの強さ(といえばまだまだ



穏やかに聞こえますが)は世界共通ですか? もうリンチもOKですか?、という感じ。



 気持ちはわかるんですけど・・・仮にも法治国家を名乗る以上は裁判で決めましょうよ、



という考えではあります(その裁判をもうちょっと何とかしようよ、ということで)。 ただ



ミステリとしては<同情されない被害者第一位>ではありますな。



 殺人捜査課のリーダー・シモンスンと個性豊かすぎる部下たちの様子と犯人側の様子が



交互に描かれるので「誰が犯人か・フーダニット」的なスリルはありませんが、さすが



ヨーロッパ、個人主義が徹底してるよ!、というのがシモンスンとその部下たちの会話から



わかり、「日本ではちょっと考えにくいな・・・」というところも多々。 それが外国の作品を



読む面白さであるし、日本では考えられないけどだからって日本が正しいわけじゃないん



だよな(向こうが正しいというわけでもないけど)、と考えさせてくれる面白さ。



 少なくとも明らかに非のある部下が上司に叱責されて、「一方的に非難されるのはいい



気持ちではないです」みたいなことを言ってしまう・言えてしまう空気ってすごい。



 事件そのものよりも上司と部下たちの関係性の方が面白かったかも。



 これもシリーズ作品なので順次翻訳されるのかもしれませんが、フランス語版からの



日本語訳なんですよね・・・デンマーク語から直で訳せる人を育てることも北欧ミステリ



ブームをブームで終わらせないために必要だと思うなぁ。



 “死せる獣”とは誰のことなのか、それを考えるとまた趣深い。


posted by かしこん at 05:21| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 読んじゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月06日

日本アカデミー賞もありますね・・・



 すっかり忘れておりましたが、近々日本アカデミー賞の授賞式もありますね。



あたしはノミネート情報もまったく知らず、ちけっとぴあからの「日本アカデミー賞授賞式の



観覧券いかがですか?」メールで堺雅人がノミネートされていることを知ったのだった



(そうでなければ呼ばれまい。 この段階ではどの部門かもなんの作品かも不明)。



 おかしいな、あたしのお気に入りに野村萬斎も香川照之も入れてるけど?、と思ったら、



当日お二人は地方公演のため会場にはいらっしゃらないそうである・・・納得。



 そこで、ノミネート状況を調べました。





優秀作品賞



  あなたへ

  北のカナリアたち

  桐島、部活やめるってよ

  のぼうの城

  わが母の記



 おぉ、『桐島、部活やめるってよ』が作品賞にノミネート! これって保守派が頑固な



日本アカデミー賞においてすごいことじゃね!、と一瞬思ったが、よく考えたらこの映画の



配給には日本テレビが関わっていたのだった・・・(授賞式の放送権を持つのも日本テレビ)。



 利権めいたものが絡んでいることは承知の上ですが、なんか醒めるわ・・・それでも、



『桐島』には作品賞を獲ってもらいたいですなぁ。 『のぼうの城』をノミネートするくらいなら



他になかったのか?、というのがあたしの印象ですが、あえて苦戦承知の時代劇をやった



ことが評価されたのかもしれないし・・・いや、チャレンジ精神よりも映画の質だろ! だったら



『聯合艦隊司令長官 山本五十六』でよかったんじゃないの〜。





優秀監督賞



  犬童一心・樋口真嗣 (のぼうの城)

  阪本 順治 (北のカナリアたち)

  原田 眞人 (わが母の記)

  降旗 康男 (あなたへ)

  吉田 大八 (桐島、部活やめるってよ)



 ま、ここは作品賞とダブる形で波乱はなし。





優秀脚本賞



  青島  武 (あなたへ)

  内田けんじ (鍵泥棒のメソッド)

  喜安浩平・吉田大八 (桐島、部活やめるってよ)

  那須真知子 (北のカナリアたち)

  原田 眞人 (わが母の記)



 脚本賞に『のぼうの城』がなくて『鍵泥棒のメソッド』があるってのはどういうことなのか。



『鍵泥棒』の方が面白いと思われてるじゃないか〜。 脚本の価値を日本映画は低く見すぎ



なのよ! 演出力よりも役者個人の技量に頼っちゃってる部分も一部にはあるしさ。





優秀主演男優賞



  阿部 寛 (テルマエ・ロマエ)

  堺 雅人 (鍵泥棒のメソッド)

  野村萬斎 (のぼうの城)

  森山未來 (苦役列車)

  役所広司 (聯合艦隊司令長官 山本五十六 −太平洋戦争70年目の真実−)

  役所広司 (わが母の記)



 2作品で選ばれる場合は一人とカウントされることになったのか?



 野村萬斎なしでは『のぼうの城』が成り立たなかったという意味では彼の力はすごいが



・・・あっ、高倉健がいないじゃないか! 今気づいた! てっきり高倉健かと思っていた



のに。 だったらあたしは阿部寛に一票。 だって堺雅人は香川照之に食われているもの!





優秀主演女優賞



  樹木 希林 (わが母の記)

  草刈 民代 (終の信託)

  沢尻エリカ (ヘルタースケルター)

  松 たか子 (夢売るふたり)

  吉永小百合 (北のカナリアたち)



 個人的には松たか子だが、最近もらったばっかりだし・・・それをいうなら樹木希林さんも



よくもらわれてるからなぁ。 同じ人に集中するのはよくないよ! もっと日本映画界はいい



女優を発掘しなさい! そして客を呼べるであろう人を中心にキャスティングするな〜。





優秀助演男優賞



  大滝秀治 (あなたへ)

  香川照之 (鍵泥棒のメソッド)

  高良健吾 (苦役列車)

  佐藤浩市 (あなたへ)

  佐藤浩市 (のぼうの城)

  森山未來 (北のカナリアたち)



 ここは大滝秀治さん一択って感じ。 香川照之はもう助演じゃないし(ダブル主役だよ、



あれは)、高良健吾はこれ以前に他でもっといい演技してたし、佐藤浩市はいつもの感じ



だし(安定しているということですが)、森山未來もよかったけど、『北のカナリアたち』で



言ったら柴田恭平を忘れているじゃないか!





優秀助演女優賞



  寺島しのぶ (ヘルタースケルター)

  広末 涼子 (鍵泥棒のメソッド)

  満島ひかり (北のカナリアたち)

  宮アあおい (わが母の記)

  余 貴美子 (あなたへ)



 余貴美子さん、何年連続ですか・・・。



 というか主演にしろ助演にしろ、女性が活躍できる映画が限られているのが問題なの



かも・・・。 『桐島』みたいに誰が主演買助演かわかりにくい映画のためにアンサンブル



キャスト賞とかつくればいいのに。



 技術系の評価基準が日本アカデミー賞はさっぱりわからないので、とりあえず撮影賞を



木村大作さん(『北のカナリアたち』)が獲ればいいと思います。



 今年の授賞式は3月8日(金)です。



 なんか関根さんが司会になってから、自分が興味あるものとそうでないものとの落差が



露骨にわかりすぎて見ててつらいんですよね・・・今年もそうなのかしら。


posted by かしこん at 05:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画関連情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月05日

もはや習慣と化している海外ドラマ



 相変わらず海外ドラマも見ております。



 もう2週間以上前のことですが 『CSI:マイアミ』のシーズン10(ファイナル)が終了



しまして・・・、謎解き要素のある刑事ドラマとしてはかなり早い段階から破綻していたの



ですが、それでもホレイショ・ケイン(石塚運昇)という人物が見られなくなるのはさびしい。



しかもある意味、日本語吹替版がオリジナルのドラマとはちょっと違う世界観(?)をつくって



しまって、それが日本人のツボにはまる、というちょっと特殊な例だったし(リアリティ無視の



ド派手ドラマに歌舞伎的様式美を持ち込むことで<その世界>を成立させてしまったと



いうか)。 おかげで石塚運昇さんのファンになってしまいました(ホレイショ以前は悪役が



多かったイメージだけど、最近はリアーム・ニーソンとかも普通にやっておられるしなぁ)。



 ずっと前にWOWOWでやってたホレイショの着ボイス、ダウンロードしておくんだったよ



・・・と今更絶賛後悔中。



   ちなみにホレイショは

      CSI(いわゆる鑑識)のチーフなのですが、ラボにいることも白衣を着ることも

      ほとんどなく・・・刑事以上に刑事です。



 最終回はホレイショの出番は少なかったのでがっかりでしたが、番組最後に日本語版



制作スタッフがつくった主題歌(ザ・フーの『愚かな世界』)に合わせて編集された数分の



<ホレイショ名場面&名台詞集>がよかったです! そこだけDVDに落しました!



 『CSI:マイアミ』の後番組はイギリスのミステリー『ケース・センシティブ』



   使える画像が見当たらなくて、本国のDVDパッケージを。



 イギリスの警察ドラマにありがちな地味さ加減は健在でトーンは好きなんですが、え、



それはありえなくない?!、と捜査手順に手抜かり多し。 主人公の巡査部長は捜査の



行方よりも自分が警察内で他からどう見られているかのほうを気にしてるみたいで・・・



なんかがっかりです。 ま、4回で終わりだしな。



 先日のWOWOW無料放送で4月からの新番組、第一話だけ先行放送してましたが・・・



生き残った『CSI:科学捜査班』シーズン12。



 なんだかレイモンド・ラングストン教授(ローレンス・フィッシュバーン)がいなくなったのを



残念に思っているのはジム・ブラス警部だけみたい・・・。 ロビンス医師はラングストンの



良き理解者という立ち位置だったけど、キャサリンはあれだけサポートしてもらいながら



降格させられたのは教授のせいだと思っている節がありあり・・・いや、その前からあなたは



主任の器じゃなかったから!



   左の人:D・B・ラッセル(テッド・ダンソン)が

     新たな主任としてやってきますが、どうなんだろう(『ダメージ』に出てた人だけど

     日本語担当の人が違うのですぐにわからなかった)。 たとえ誰であっても

     グリッソム(ウィリアム・ピーターセン)は超えられないですけどね。



 新番組『ニュースルーム』は面白い。



 ジャーナリズムの復権というか、報道の自由と自主性をもう一度問い直せるのはアメリカ



だからこそ!、的な空気はありますが(でも日本ではできないドラマだから一理ある)、



「100万人に向けた当たり障りのないニュースよりも、100人に確実に届くニュースを」と



いうのは視聴率やらスポンサーやら自主規制に振り回されるTVの見果てぬ夢ですよね。



   HBO制作ということもあり、タブーに

     斬り込む姿勢を感じさせる。 WOWOWも力が入ってます! こっちの放送権を

     獲るために『ゲーム・オブ・スローンズ』は見送られたのかしら。



 EP(エグゼクティブプロデューサー)役のエミリー・モーティマーのかわいさが半端なくて



それもうれしい。 『スラムドッグ$ミリオネア』の彼もスタッフの役で出ています。



 そんなわけで今は『ハリーズ・ロー』シーズン2・『キリング』シーズン2・『クリミナル・



マインド』
シーズン7・『プライベート・プラクティス』シーズン4・『グッドワイフ』シーズン3



『ナース・ジャッキー』シーズン4・『ボードウォークエンパイア』シーズン2・『堕ちた



弁護士〜ニック・フォーリン』
シーズン2・『フリンジ』シーズン3・『OneTreeHill』



シーズン6・そして一回見てるのに今NHK−BSに放送権が移った(? でも吹替もサブ



タイトルもWOWOW放送時と同じだけど)『リゾーリ&アイルズ』も見ています(すでに



WOWOWでシーズン2まで見終わっているのに)。 あ、『CSI:NY』も!



 でもWOWOWでも『コールドケース』ファイナルシーズンを今6:30から再放送して



いるので、タイミングが合えば見てしまいます(そして木曜深夜に再放送している『ER 



緊急救命室』
もやってたらつい見てしまう)。



 なんなんだろう、中毒性があるのか? あたしが内容を微妙に忘れているから?(いや、



しっかり覚えてても好きなエピソードならわかってて見るなぁ)。 内容が繰り返し視聴に



耐えるクオリティだから?



 かと思えば『パーソン・オブ・インタレスト 犯罪予知ユニット』みたいに、面白いん



だけど回が進むにつれて登場人物がひどい目に遭いそうな予感がひしひしとしてくると、



録画してるんだけどつい見るのを後回しにしてしまったり・・・(でもこれも5月にはセカンド



シーズンが始まるのでそれまでには見ないとなぁ)。 これに関しては脚本家のジョナサン・



ノーランがやりたかったことが凝縮されている感じがするので、別の機会にまたまとめて



みたいと思います。



 スーパー!ドラマTVでは『キリング』シーズン2のあとに北欧ミステリ『ブリッジ』



放送するというし、『メンタリスト』の新シーズンも近々、という話もあるし、いつまでも



HDD残量を心配しつつ海外ドラマを見る日々は続くのだわ・・・ほぼ義務感にとらわれつつ



あるけど、面白いのがあるからな・・・やめられないのです。


ラベル:海外ドラマ
posted by かしこん at 00:46| Comment(2) | TrackBack(0) | WOWOW・CATV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月04日

エルメのショコラを食べる その2



 ご報告がすっかりおくれてしまいましたが、ピエール・エルメのショコラ、残り半分を



食べました。



 ちょっと時間をおいたので、もう「これは何味」って意識しないで食べてみようかなぁ、と。



 しかし、苦手なシナモンのことは忘れられないですなぁ。



   今回は左半分。



 いちばん上、他と違ってミルクチョコの色。 一口目からガツンとシナモン。 あぁ、



シナモンが嫌いじゃない人はこのインパクトと最後まで弱まってはいくけど続く風味は



カラメルっぽさと相まって感動的かも(しかしあたしはいつまでたってもシナモンが残る



ためにあまりうれしくないことに)。 いや、苦手だからより敏感なのだ。 多分、この



バランスは素晴らしいんだろう。



 水を飲んで下の二つ目。 ダークチョコがシナモンの後味を消してくれてありがたいが



・・・あれ、これなんの味だっけ?、と一瞬考える。 バニラだ!



 しかしそのバニラがとても複雑。 バニラが多層構造? あ、そうだ、三種のバニラが



入ってるってやつだ!(正確には“タヒチ、マダガスカル、パプアニューギニア産、3種の



バニラ入りガナッシュ”)。 ただのバニラで終わらせないところが面白いなぁ。 しかも



甘くなくてもバニラってわかるもんなんですね。



 最後の一個、一口で放り込む。 あ、なんだかいちばんなじみのある味。



 塩キャラメルの味なんだけど、塩やバターがきついやつじゃなくて、奥ゆかしい塩味。



あくまでキャラメルを引き立てる塩分、塩が主役じゃない。



 なるほど、エルメのショコラの繊細さは健在、とわかってうれしい。 でももうちょっと



お値段がお手頃なら、もっと気軽に食べられるのにな・・・気軽に食べていいものじゃ



ないのかな〜。


posted by かしこん at 06:12| Comment(0) | TrackBack(0) | ごはん・お茶の時間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月03日

子供はどこまで子供なのか、大人はほんとに大人なのか



 同時並行で何冊か本を読んでおりますと、メインがどれなのかはそのときの気分と



勢いとタイミングで乗っ取られてしまったり、そもそも自分がいちばん力を入れているのが



何かがわからなくなったりします。



 ま、それも読書の面白いところよ・・・と開き直るわけですが。



   まともな家の子供はいない/津村記久子



 お仕事小説のイメージが強い津村氏ですが、子供(この場合主に中学生)を書いても



いたのですね。 予想外で読んでみた・・・いろんな意味で、生きづらいのには年齢は



関係ない、という感じの話であった。



 自分の家のことしか基本的に人はよく知らない・知れないものだけれど、それが普通と



思ってしまいがちだけれど、ほんとに“普通の・まともな家”ってどれくらいあるんだろう。



そして自分の家がまともではないと早めに気づけた方が、もしかしたらその後の人生を



考えると楽なのだろうか。



 子供には人生のどす黒さとかめんどくささとか、薄汚れた感じにはできるだけ成長して



から触れてほしいなぁ、と大人の立場としては思ってしまいがちですが、残念ながら



子供の社会も相当なことになってますからね(自分たちのことを考えたら、確かにそう



でしたしね)。



 登場してきた中学生たちの、健闘を祈りたいと思います。





   わたしのグランパ/筒井康隆



 「筒井康隆が手掛けた『時をかける少女』以来のジュブナイル」ということで刊行当初は



とても話題になりましたが・・・完全に乗り遅れまして、エドワード・ゴーリーの本を探しに



入った古本屋さんで発見。 文庫¥100−コーナーでした。



 中学生の珠子の前にずっと音信不通だった祖父が現れる。 実は彼はムショ帰りで・・・



しかし男気あふれる祖父に珠子は魅力を感じ、「グランパ」と呼んで慕う・・・という部分は



「いい話」なのですが、結構下世話要素が次から次へと・・・『時をかける少女』はここまで



じゃなかったじゃない!



 絵本読み聞かせ活動で知り合った小学生に貸せるかしら、と思ったけど、躊躇うわ・・・。



 あたしも「頭の固い大人」になってしまったってことなのかしら〜。



 それはそれでショックです。


posted by かしこん at 10:15| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 読んじゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする