2013年02月08日

だまし絵はメタフィクション



 あたしはエッシャーが好きでして・・・でもそれはまずだまし絵(トリックアート)としての



魅力に、というより、その繊細で写実的な筆致が好きになるきっかけだったような気が。



トリックアートと呼ばれるものも勿論好きなんですが、やはりまずは絵や作品として



一定の基準をクリアしてるかどうか、その先にトリックアートとしての評価があるように



思います。 ふとそんなことを思ったのは、この一群に出会ったから。



   終わらない夜

          /セーラ・L・トムソン:文 ロブ・ゴンサルヴェス:絵




 絵本というか、ロブ・ゴンサルヴェス氏の絵に感銘を受けたトムソン氏が絵に触発された



詩を書いてそれを大型本の絵本という体裁にした、という感じ。 だからある意味画集なの



ですが、きっと子供はこういう絵が好きだろうなぁと思うので、絵本として人気があるのも



わかる。 エッシャーというよりはマグリットの影響が明らかですけど。



   真昼の夢



 好評だったのか、このコンビの作品、続きます。



 前回の舞台が“夜”だったので、次は“昼”ということなのでしょうが・・・絵を見て



「ほうほう」と考えることは増えても<幻想感>はやはり夜の方が強かったかな。



   どこでもない場所



 だんだんトリッキー度合いが強くなってきたような。 でも非常に面白いです。



 どんどんイマジネーションを試される感じ。 どの絵の中に入りたいか、いつしか真剣に



考えてしまう・・・。



 現実逃避でしょうか。 そうかもしれません。


posted by かしこん at 05:59| Comment(2) | TrackBack(0) | ☆ 読んじゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする