2012年11月13日

謎のアンケート



 先日、<原子力発電に関するアンケート>への記入依頼があった。



 「社会意識研究の一環として」、「原子力の利用について、皆様がどのようにお考えに



なっているか」を知りたいのだそうだ。



 「うわっ、そういうのめんどくさい!」という気持ちにまずなってしまったのだが・・・いい



大人ですから、みんながそう考えて真面目にアンケートに取り組まなかったら、それが



“世論”として扱われてしまう、と引き受けることに(実際、謝礼の図書カード500円分に



心が揺れなかったとしたら嘘である)。



   【調査ご協力のお願い】と一行目に。

          やっぱり断る人、多いのだろうか・・・土地柄にもよるかもな。



 「最初のページから読んでアンケートに答えていってください」と表紙の注意書きに



あるのでその通りにやってしまったが・・・これが、結構手ごわい。



 まずは<Aさん>のご意見(A4一ページ分)を読んで、



   ア. ほぼ賛成である。

   イ. どちらかといえば賛成である。

   ウ. どちらともいえない。

   エ. どちらかといえば反対である。

   オ. ほぼ反対である。



 以上の選択肢のうちひとつに丸をつけ、その理由や思ったことなどをフリースペースに



書いてください、というやつだったのですが・・・このフリースペースが広いよ!



 基本、自由回答なので選択肢に丸をつければフリー欄には描かなくてもいいのでしょう



が、Aさんの主張があまりにもつっこみどころが多くてついつい書き込んでしまう。



 で、次のページをめくると今度は<Bさん>の主張。 BさんはAさんの考え方にちょっと



批判を入れつつ持論を展開していくわけですが・・・勿論つっこみどころはあるわけで。



 これが<Hさん>ぐらいまで続いたような気がする・・・なんか、いっぱい書いちゃった。



 でも結局、Hさんの考え方にある程度の人が同意するような流れができている、というか。



これが“世論誘導”ってやつですか。



 で、不思議なのは<原発即時停止・再稼働反対>と<再稼働やむなし>論が途中で



交わされているのだけれど、AさんからHさんまでも誰ひとりとして「原発が稼働してようが



していまいが、スイッチ一つで稼働できる状態(プールに燃料棒が入っている状態)にある



ならば、地震を始めとする天災などで施設・設備が破壊された場合の放射能漏れの可能



性・危険性は同じであることに誰も言及していないこと。



 再稼働が危険、運転停止している原発なら安全、みたいなすりこみがどこかで行われて



きていて、着実にその成果を上げているということなのか。



 あと、回答者について性別はまぁ仕方ないとして、年齢は大雑把なくくりをしておいて、



一人暮らしか否か(二人以上で住んでいる場合はその家族に16歳未満の人物はいるか



いないか)、とおおまかな設定で個人情報は詳しく取らないようになっているのかな?、と



思ったら最終学歴は具体的な大学名や学部・学科まで書かされることになっていたのに



げんなり・・・。 四年制大学(国立・私立)・(文系・理系)ぐらいでいいんじゃないの?



ちょっと専門的なことを書き込んでも学歴がいまいちだったらどうだっていうの? 逆に



学歴高かったらなんだっていうの?



 3.11以後、日本人は原子力に対してみなさん勉強してるんですよ!



 結局、アンケート仕上げるのに一時間近くかかった・・・。



 500円の図書カードでは、わりに合わない。


posted by かしこん at 05:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記のようなもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする