今回はマンガばかりの買い物になってしまいました。

相変わらず思わず『おいのいっしょう』と読んでしまう粗忽者ですが・・・今回はサブ
タイトルがついているように、3巻までの連続した物語とはちょっと距離を置いた、
スピンオフ的な連作短編集でした。 3巻のラストは強引だったなぁ、え、それで終わり?、
と思った者としては、このおまけがついたことでやっとこの物語を受け入れることができた
ような気がします。


1巻は結構前に買っていたのですが・・・2巻が出たのでまとめて読んでみました。
桑田マンガ独特の、ゆるゆる設定がより顕著な感じがしないでもない。 最近の作品
では『楽園番外地』がうまくまとまってて好きだなぁ、と思っているのですが、ちょっと
そこにつながる何かを2巻で感じたりして、まったく違う話なんだけどやはり描く作者は
同じわけだからそういうところが出てしまう(もしくは読み手が感じちゃう)のかなぁ、と
思ったり。 これも長く続きそうでいて続かないパターンかしら。

坂田靖子アンソロジー・動物の巻。 全部じゃないけど坂田靖子作品、結構持っている
のですが、単行本初収録作品ありと書かれればなんか買った方がいいかな的気持ちに
なったり。 合間に書きおろしもありますしね。
文庫でしか持ってない『マーガレットとご主人の底向け珍道中』が少し大きいサイズで
読めたのがすごく新鮮!

これも単行本持ってるんだけど・・・書き下ろしあとがきが読みたくて(しかも買ったのは
ちょっと前なのですが、載せるのを忘れていました)。 そして読んでいても、なんかいい
なぁと思ってしまうあたし。 『リンク』が好きです。 そして期待のあとがきは・・・なんか
お疲れ度が全開でした。 5か月連続刊行第一弾なのに大丈夫か?!
『なごみクラブ』の4巻が近々出るそうです!

唯一マンガではない本は、タイトルよりも作者の名前が大きく出るという・・・すっかり
『ぶったぎり』方面で有名になってしまった大森さんですが、あたしの中ではSF関連の
方というイメージが強くて、だからこういう本の方が手を伸ばしやすいです。
でもコニー・ウィリスの新作は、ちょっと買うのに勇気がいるのでちょっと待ってください。