2012年10月16日

鍵泥棒のメソッド



 「そろそろ内田けんじ監督の新作、出てもいいんじゃないのかな〜」とふと思いついて



呟いたのが今年の6月頃? そうしたら一週間もしないうちにシネ・リーブル神戸に



『鍵泥棒のメソッド』のチラシが並び始めて、びっくり。 これもシンクロニシティ?



 しかも香川照之と堺雅人ダブル主演! 予算増えたなぁ、とたまたまですがメジャー



デビュー作『運命じゃない人』から映画館で見てきた者としてはしみじみするわけです。



でも公開は9月15日か・・・まだ先だなぁ、と思っておりましたが、そんな日はあっという



間に来るものですね(またもしみじみ)。



 しかも今回は前二作と比較にならない宣伝量だったような気が・・・おかげで、結構な



人数で込み合ったスクリーンで見ることになりました。 でも、コメディはある程度の人数で



見たほうが楽しいです。



   二人の人生が入れ替わり、喜劇が幕を開ける!



 役者を目指しているが売れないまま35歳になってしまった桜井(堺雅人)は荒れ放題の



部屋で自殺を試みるが、失敗。 とりあえず風呂にいこうかと行った銭湯で、羽振りのいい



男(香川照之)を見かける。 なんと彼は石鹸で足を滑らせて頭を強打! 意識を失って



救急車で運ばれることになるが、どさくさにまぎれて桜井はその男とロッカーのカギを



交換。 現金ぎっしりの財布と高級外車などを手に入れる。 男は病院で目を覚ますが



記憶を失っており、ロッカーの荷物から自分は桜井という名の35歳だと知らされる。



 ところ変わって、世界中の一級品を紹介する雑誌の編集長・木島香苗(広末涼子)は



職場で「近いうちに結婚することになりました」と宣言。 が、相手はまだ決まっていない



にもかかわらず、結婚式までのスケジュールはびっしり。 彼女が結婚相手に求める



条件とは「健康で、努力家の方」。 編集部のみなさんは度肝を抜かれるのだが、努力を



尊ぶ彼女をよく知っているためか「がんばりましょう!」と拍手で激励(あたしはここ、



おなかが痛くなるかと思うくらい笑った)。 合コンのセッティングもしてくださいます。



   かわいらしさ封印、ほぼ無表情の広末が

           思っていたよりずっとよかったです。



 そんな香苗が、退院直後の桜井(と思い込んでいる男)と病院の出口で出会う。



 「記憶がなくて・・・」と話す男を香苗は車でアパートまで送り届けることに。 そこで男は



自分が役者志望であると部屋のモノから判断し、病院で買ったノートに鉛筆で<わかった



こと>を書きつけていく。 そんな姿に香苗は努力家要素をかぎとる。



 その頃、ほんとの桜井は男が記憶喪失になっていることに安堵し、自分の借金を男の



金で返済してまわる(このあたり、堺雅人のダメ度が全開なのがめったに見られない分、



楽しい)。 が、その男の正体とは誰もターゲットの遺体を見つけることができない伝説の



殺し屋・コンドウだった!、という話。



 今回は時間軸をいじらず、時系列通りに物語が進行するため、前半はちょっとスロー



ペースな気がするくらい。 しかし、それぞれの携帯の着メロや警告音を発しすぎの



高級車や破り捨てた写真の一枚一枚までがエンディングまでつながる伏線となっている



のは相変わらずお見事です。



   桜井(と思い込んでいる男)にとって

        唯一のお知り合いである香苗とはすっかり仲良しに。



 で、香川照之がいちいちおいしすぎ! 「35歳って言われたんですけど・・・老けてます



よねぇ」と、そこは無理あるでしょ、と観客が思うところを自分から言ってくれるし、整理



整頓が大好きな性格は記憶を失っても変わらないのか桜井の部屋はあっという間に



きれいになるし、はじめは着心地悪そうに着ていた桜井の服を次第に着こなしていく



ところとか、香苗さんと一緒に舞台を見に行く約束をして待ち合わせに現れた彼女に



手を振る仕草とか、いちいちキュートなんですけど!



 でも記憶を取り戻し、香苗の前から姿を消したコンドウは、今度は桜井との二人芝居



パートに突入。 ここ、すっごく面白かった。 コンドウはキュートさをかなぐり捨てて



非情な男になり、桜井は情なさ全開で立ち向かうも返り討ち。 多分、普段の堺雅人本人



ならば絶対使わないであろうぞんざいな言葉遣いが板についてなくて、それはそれで



かわいい(あ、ちょっとファンの心情が入ってしまった)。



   桜井が引きよせてしまったトラブルを、

            解決しようとコンドウが一芝居打つことに・・・。



 で、リハーサルをするわけですが、桜井へのダメ出しに会場中大爆笑。 タイトルの



『メソッド』はある種の演劇技法のことでもありますが、「演技論の本、何冊もあったけど、



全部16ページで挫折してるじゃないか!」とか確かに生活環境を共有した人ならではの



つっこみが楽しすぎて(ちなみに記憶がなかった時期のコンドウさんは自分が売れない



役者だと思っているので地道に演技とは?と考えてエキストラのオーディションに行ったら



小さいけど台詞ありの役をもらってしまってました。 努力の人です)。



 この二人のやりとり、ずっと見ていたかったわ・・・。



 内田監督の作品、好きなんですが、いつも気になっていたのは<何故いつもヤクザとか



闇取引とかそういうのが出てくるのか>、ということ。 今回もコンドウさんは殺し屋だし、



依頼人として当然やくざ屋さんが登場します。



   ま、それが荒川良々だってあたりが・・・ですが。



 でもこれを見てやっと気づいた。 今の日本ではわかりやすい悪の記号って<ヤクザ>



しかないからだ(そこは北野武がヤクザ映画を撮る理由と同じですよね)。 でもそんな



<悪>を前にしても人間の善なる部分はあるのだと、そういう部分を信じたい気持ちを



より強く描きたくて、ヤクザ的犯罪を絡めてくるのかな〜、と。



 だって、ただの一人の欲望が引き起こす犯罪じゃ、記号化できないし後味悪いし、



コメディにもしづらいよね(と、今頃気づくか、あたしも・・・)。



 というわけで、非常に後味のよい作品に仕上がっております。 見終わったらちゃんと



ラブストーリーだし! でも毎回貧乏くじを引く人がいて、今回は森口瑤子さんの役だった



かなぁ(前回は佐々木蔵之介)。



 しかも結局、堺雅人は香川照之の引き立て役になっちゃってるんだけどね!


posted by かしこん at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月15日

早朝のネコ その2



 ゴミ出しに早朝、出まして・・・ふとこの前のネコのことを思い出す。



 ちょっといるかどうか見に行ってみようかなぁ、と足を延ばしてみたならば、いました!



 多分同じネコだとは思うんだけど・・・実はちょっと自信がなかったり。



   しかし、ガンとしてこちらを見ないところは一緒。



 声をかけて注意をひくも、ちょうどこっちを見る一瞬を携帯のカメラではとらえられない



もどかしさ。 何回かそれを繰り返していたら、嫌がられたらしく、すたすたと歩き去る。



 あ、ごめーん、と言いつつ並走するあたしの、目の前のレンガ塀の上に不意に現れる。



   スタタタタ・・・なスピードで。



 全然あたしには興味のない風で、振り返りもせずに消えていった。



 よく見たら、なんとなく、ぎりで写真に収まってました。 朝からちょっとスリリング。


posted by かしこん at 07:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 季節のこと/街の中の自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月14日

テイク・ディス・ワルツ/TAKE THIS WALTZ



 2作目のサラ・ポーリー監督作品、ミシェル・ウィリアムズ主演となれば、見ない



わけにはいかないじゃない?、と早々に出かけたかったのですが、都合が合わず



上映期間ぎりぎりの鑑賞と相成りました。 シネリーブル神戸、上映期間が意外に



短いよ(そしてそれがわかるのが結構ぎりぎりだよ)! まぁ、上映してもらうだけ



ありがたい、ってのも事実ではあるのですが。



   しあわせに鈍感なんじゃない。 さみしさに敏感なだけ。

       タイトルに工夫はないけど、このコピー、秀逸だなぁ。



 マーゴ(ミシェル・ウィリアムズ)とルー(セス・ローゲン)は結婚5年目・子供なしの



<恋人同士のようなところも残しつつ倦怠感にも一歩踏み込みそうな状態>の夫婦。



マーゴはフリーライター、ルーはチキン料理専門のレシピ本を創作&執筆中ということで、



お互い家にいる時間が長いわりに一緒にいる時間が少ないのがマーゴにはどうも不満



らしいのだが、それを口に出すわけでもない。 その分、妄想が広がる感じ。



 まず、ルーを演じるセス・ローゲンの、普段のやかましさを一切封印した「誠実だけど、



ちょっと退屈?」な夫の姿にびっくり。 が、それよりもやはり不思議ちゃん全開のミシェル・



ウィリアムズがすごくて、もう目が離せません。



 朝のキッチンでマフィンを焼く冒頭から、彼女の周囲からは憂いとかけだるさとか孤独



とかが漂っていて、けれどそんな空気を彼女自身も楽しんでいる(もしくは、酔っている)



感じがして「この女、ただものじゃないな!」と見る側に危険信号を送ってくる。



   で、取材先で知り合った男性が近所に

       住んでることがわかり、お互い急接近してみたり。



 その青年ダニエル(ルーク・カービー)はマーゴが既婚者と知ってがっかりはする



ものの、なんだかんだ言いつつノリノリのマーゴに惹かれてしまい・・・精神的な駆け



引きの微妙な三角関係が。



 そりゃー、ある程度知りあって時間のたった相手とは会話が弾まないかもしれない、



最近知り合った相手なら会話は尽きない気がするし、しかも相手も自分を憎からず



思っていることがわかればときめいてしまうのもわかる。 しかし困ったちゃんのマーゴは



そこにうまく線が引けず、自分の中に生まれるときめきに引っ張られ、同時に生まれる



罪悪感・背徳感もまた彼女を非日常に連れていく。



 うわー、こういう人を好きになる人って大変だなぁ(でも、こういう<ちょっと目を離すと



どこに行くのかわからない>感じが好きだという人もいるので・・・そこはもう、好き好きと



しか言いようがない)。



   また、マーゴが魅力的だから余計に困ったもの。

                ほとんど、<少女>ですから。



 家ではボーイッシュだったりお気楽な格好がほとんどなのに、ダニエルと出かける日は



無意識にガーリッシュな服装を選んでみたり。 そのくせ「夫に悪いわ」と言って泣いたり。



こりゃもう、女の人に振り回されたい男性には理想的! でも結局、マーゴの求めている



ものはどこにもないのだけれどね・・・。



 遊園地(?)にあるコーヒーカップとメリーゴーラウンドを合わせたような乗り物に乗って



いるときのマーゴの表情。 もう、これがこの映画のすべてではないかと思うくらいで



(しかもそのときに流れている音楽は『ラジオスターの悲劇』)。 乗っているときはスリルと



楽しさに陶酔できるけれど、その機械は前触れもなく突然止まる。 そのときのマーゴの



表情の移り変わりが! そこにあるのは、虚無ですか?



 さりげない日常しか描いていないように見えながら、実はホラーか!



 それともどんなに<しあわせ>だと実感してもその瞬間は持続しないのか、いつまでも



求め続ける者には平穏は訪れないのか、それとも現状に満足している者たちは実は



<しあわせ>なのではなく現状をあきらめて受け入れているだけにすぎないのか。



 ・・・なんか、こわい。


posted by かしこん at 10:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月13日

『朝ピカ』で徹夜



 「むむっ、土曜日に返却しなければいけない本がある! しかし、明日は出かけたく



ない!」、と思った金曜日のあたし。 仕事終了後、ちょっと遠回りして図書館の返却



ボックスにIN。



 あー、これで明日は家から一歩も出なくていい、たまってる海外ドラマや(そもそも



『相棒』だって見てないわ〜。 『大奥』は当然録画セット済みよ〜)本を読めるわ〜、と



週末感をかみしめて家に向かう途中で、夜遅くまでやっている古本屋さん(新古書店と



いうべきか? そこはBOOKOFFではないけれど)の灯りが妙にあたしを誘うので、



ちょっと入ってみた。



 ふと考えると、こういうお店は久し振りである。



 以前は古本屋さんには大変お世話になりましたが、自分がそれなりに働いて稼げる



ようになってからは印税制度や出版業界不況などを考え「本は本屋さんで買おう」と



決めたから(同様の意味で、CDもレンタルはせずに買うのである)。



 そして思う。 自分が本屋で新刊として買ったけどまだ読めていない本が、こういう



場所で売られていると(それなりに高額の値はついているけれど)、なんか腹が立つ!



まぁ、それはちゃんと読めてない自分が悪いんですけどね。



 そんなこんなで店内をうろうろしていたら、見つけてしまった!



   朝からピカ☆ピカ(全9巻)/山口美由紀



 山口美由紀といえば『フィーメンニンは謳う』とかファンタジー系にファンが多く、そっち



方面が代表作といわれると思いますが、あたしはこの『朝ピカ』が大好きだったのです



(実家にはある・・・大好きなのに何故持って引っ越してこなかったのかといえば、読み



過ぎてもう全部暗記したような気になっていたからで、そんな作品は他にもたくさんある



のですが、時間がたてば自分の記憶力も衰える&結局わかっていてそれでも読みたく



なる、ということにあの頃のあたしは気づかなかったのですね。 こっちに来てから文庫が



出て買い直したものも結構あります)。



 どうやら、あたしは好きな物に囲まれていたいらしい。 シンプルライフには程遠い・・・。



 また、一冊100円なのよね! 全巻買っても900円とは!



 というわけで、お買い上げ。



 家に帰って、シャワーを浴びて、髪を乾かしつつ遅い夕食を作り、食べながら海外



ドラマを一話見て(こういうちまちました時間を利用しないとあっという間にHDDが容量



いっぱいになるのです)、勢いでもう一話見て、翌日のタイマー録画を確認し、さて、と



『朝ピカ』にとりかかる(というか、この段階で結構<朝>です)。



 一巻目、中学一年生で転校してきた伊東真朝さんは、最終巻では大学生になっている。



他のキャラクターたちの成長ぶりが一気読みすると余計に感じられるなぁ。



 と、そんなこんなで寝たのはお昼頃でありまして、起きたら夕方でした(しかも二度寝



したから、結果的に夜)。 「一日を無駄にしている」と言われかねない休日の過ごし方



ですが・・・なんだか満足なのでした。


posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 読んじゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月12日

夢と現実の指南



 日本のフェミニスト(フェミニズムを広げようという活動を主にしている人たち)に



対して、「いやいや、日本は今そこそこがんばってますし、若い人たちの意識は



結構変わってますよ。 それより、アフリカのFGMや名誉の殺人で犠牲になる



女性のことを考えて行動してくださいよ」、と一生懸命説得している・・・という、



夢を見た。 勿論、夢の中で会話はまったくかみ合っておらず、あたしの言いたい



ことは相手にはまったく伝わらない。



 あ、と気づく。 最近の仕事のもやもやの大本の原因は、これか、と。



 全然話の通じない相手に対して、あたしは正面から向かい合ってどうにか話を通じ



させようとしていた。 通じない相手には何を言っても通じない、そういう割り切りも



必要なのだ、ということを夢から教わる。



 仕事場の同僚(一応年下)にも、「あの人に対してがっぷり四つで組んでやってるの



ねえさんだけですよ。 なんでそんなに人間愛にあふれているんですか」と言われて



みたり(つまり他の人は相手にしてない&さらっと流してますよ、の意)・・・いや、人間



愛じゃないんだな、昔から妹によく言われている「姉は無駄な正義感が強すぎる」って



ことなんじゃないかと・・・。



 で、もやもやを引きずって帰ると眠れなかったりするみたいなことを話せば、



 「それ、“一人飲み”に行くのお薦めです!」と言われる。



 お酒が飲めなくてもいいのです。 ただふらっと一人で店に立ち寄り、なんとなく話が



できそうなマスターとカウンターで具体的なことは言わんでも抽象的なことを話して、



ぼわーっと時間を過ごす。 勿論マスターとの相性というのもあるけれども、大概



そういうお店をしている人というのはいろんな人を見てきてるわけだし、疲れてるなー、と



感じられればそれなりの対応をしてくれるし、仕事のあとまっすぐ家に帰るよりも、そう



やってクールダウンの時間を過ごすのって、すごくいいですよ〜、というお話。



 ・・・なるほど、一理あり。



 あたしはそこで映画に行ってしまったり、かばん屋さんや雑貨屋さんなどのお店の人と



商品のことについて会話したり、本屋でどっかり買ってカフェで読んだりとか、一人の



時間が苦ではないので現実逃避というか日常の切り替えを行うことでストレス解消を



していたんだけれど、それはある種の“逃げ”でもあるわけで(そうやって時間をおくことの



大事さもわかっていますが)。



 そうして<マスター>という触媒を利用してまったり自分を客観視、というのはいいかも



しれない。



 お酒ダメなんですが、近々<一人飲み>というものに挑戦してみようかと思います。


posted by かしこん at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記のようなもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月11日

カエルの王様、状態復元



 先日のご報告したキーホルダーのカエルの王様ですが、調べたら東京に



<トロイカ株式会社>があることが判明。 キーリングのワイヤーは消耗品なので、



当然別売りさせていただいています、ということが判明。



 早速申し込みました。



 そしたらもう次の日の朝一には「ご注文ありがとうございます」メールが、そして



その日の夕方には「発送いたしました」メールが。



 まぁメールは自動配信だとしても、早っ。



 そして次の日、もうあたしの手元に届いた。



   念のため、2個頼みました。



 キーホルダー自体は黒い箱に入っているのですが、リフィルはさすがにポリ袋入り。



しかしそれをまとめて銀色の紙袋に入れてくれてました。



 さてさて、王様には元の状態に戻っていただきましょうか、とMoMAのキーホルダー



から外す。 片手でぶら下がるのは王様にはつらかったのか、今まででは思いも



かけないところに汚れがついていたりして、ほんとすみません。



   やっぱりこの体勢ですよね♪



 このあとやわらかい布で王様を磨いて、いつもの任務に戻っていただくことに。



 こころなしかより笑顔に見えたのはあたしの自己満足かもしれませんが、それでも



うれしいです。


posted by かしこん at 06:12| Comment(4) | TrackBack(0) | 趣味・小物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月10日

どうもまだ感情の整理がつかず



 ちょっと仕事場でイヤなことがあり・・・そんなのは働いていれば日常茶飯事



なのですが、今回のことはさらっと流せるレベルではなく、まだもやもや感が



つきまとっております。



 ですので本日の記事は自粛させていただきます(映画の話に集中できない・・・)。



 ちょっと気分転換、してきます。 明日にはまた普段の記事がアップできるように。


posted by かしこん at 06:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記のようなもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月09日

マンガ三昧!



 今回はマンガばかりの買い物になってしまいました。



   娚の一生4 結婚/西炯子



 相変わらず思わず『おいのいっしょう』と読んでしまう粗忽者ですが・・・今回はサブ



タイトルがついているように、3巻までの連続した物語とはちょっと距離を置いた、



スピンオフ的な連作短編集でした。 3巻のラストは強引だったなぁ、え、それで終わり?、



と思った者としては、このおまけがついたことでやっとこの物語を受け入れることができた



ような気がします。



   放課後よりみち委員会2/桑田乃梨子



 1巻は結構前に買っていたのですが・・・2巻が出たのでまとめて読んでみました。



 桑田マンガ独特の、ゆるゆる設定がより顕著な感じがしないでもない。 最近の作品



では『楽園番外地』がうまくまとまってて好きだなぁ、と思っているのですが、ちょっと



そこにつながる何かを2巻で感じたりして、まったく違う話なんだけどやはり描く作者は



同じわけだからそういうところが出てしまう(もしくは読み手が感じちゃう)のかなぁ、と



思ったり。 これも長く続きそうでいて続かないパターンかしら。



   サカタさんのペット大好き/坂田靖子



 坂田靖子アンソロジー・動物の巻。 全部じゃないけど坂田靖子作品、結構持っている



のですが、単行本初収録作品ありと書かれればなんか買った方がいいかな的気持ちに



なったり。 合間に書きおろしもありますしね。



 文庫でしか持ってない『マーガレットとご主人の底向け珍道中』が少し大きいサイズで



読めたのがすごく新鮮!



   空のむこう【文庫版】/遠藤淑子



 これも単行本持ってるんだけど・・・書き下ろしあとがきが読みたくて(しかも買ったのは



ちょっと前なのですが、載せるのを忘れていました)。 そして読んでいても、なんかいい



なぁと思ってしまうあたし。 『リンク』が好きです。 そして期待のあとがきは・・・なんか



お疲れ度が全開でした。 5か月連続刊行第一弾なのに大丈夫か?!



 『なごみクラブ』の4巻が近々出るそうです!



   新版SF翻訳講座/大森望



 唯一マンガではない本は、タイトルよりも作者の名前が大きく出るという・・・すっかり



『ぶったぎり』方面で有名になってしまった大森さんですが、あたしの中ではSF関連の



方というイメージが強くて、だからこういう本の方が手を伸ばしやすいです。



 でもコニー・ウィリスの新作は、ちょっと買うのに勇気がいるのでちょっと待ってください。


posted by かしこん at 07:22| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月08日

おおっ! ついに!



 休日だし、なんとなくぼんやりしてたら携帯画面のニュースに、<山中教授、



ノーベル賞受賞>の文字が。



 ・・・おおっ!(ぼんやりしていたため事実が頭にしみわたるのに時間がかかって



おります)



 よかったですねぇ。



 iPS細胞の開発、というのが現代医学のターニングポイントになり得る研究だと



発表されてから誰もが気づいたとはいえ、「実用化されていかに成果を上げたか」が



基準のひとつであるノーベル賞にはもう少し時間がかかるかと思っていた(優れた



アイディアに送る、ということであれば数年前に送られていても不思議ではなかった



わけだし)。



 ま、ノーベル賞の世界も順番待ちみたいなところがあるし、ドクター・ガートンも同時



受賞ということは生物の細胞を利用することは遺伝子をいじることとは違うという倫理的な



ゴーサインが出たってことかな、って勝手に勘繰ってみたり。



 医学・生理学賞の受賞ということで・・・近年の日本人関連の受賞内容としてもわかり



やすいですよね。 物理関係のときは新聞記者も「これ、本人わかって書いてるの



かな?」みたいな尻切れトンボ的記事が横行していたからな・・・このへんからも、日本の



理科離れが懸念されます。



 というか、ほんとにすごいのは「日本国内で研究して、ノーベル賞がとれたこと」。



 予算がなくて、いろいろあって、どれだけの頭脳が海外に流出してると思ってるんだ。



「なんだ、日本でもやればできるじゃん」ではなく(山中教授は自分で身体を張って資金を



調達していた、その時間を研究に向けられていたらもっと早く結果が出たかもしれない



のに)、これをきっかけに基礎研究をサポートする体制がきっちりできるといいな、と



思います。 理系の予算のなさ、予算を獲得するための苦労を垣間見ているだけに、



余計しみじみ。


posted by かしこん at 23:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事問題・ニュースに思うこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月07日

カエルの王様救出大作戦



 実は、隠していたわけではありませんが、あたしはひそかなカエル好きであります。



 熱帯地方に住むカエルの写真集を嬉々として見てしまう程度ですが(でもイグアナや



ヤモリなんかも好きなので、両生類・爬虫類全般が好きなのだと思う。 ヘビは足がない



のでちょっと保留)。



 しかしカエルならばなんでも好きかというわけでもなく・・・キャラクターになればなるほど



好みに合う・合わないが顕著になります。 そんなあたしが、しばらく愛用しているキー



ホルダーが、こちらでございます。



   ハートを持ったカエルの王様。

               ドイツのメーカー・トロイカ製。



 ねじ部分をつなげてわっかにして使うのですが、先日、そのねじを入れ込む部分ごと



金具から出てきて、あやうく鍵などがバラバラになる事態に。



 接着剤でうまく金具にはめ込めばいい・・・だけなのですが、なにしろドイツの手仕事、



部品が小さい(そしてあたしは不器用)。 接着剤の量がちょっとでも多すぎればねじが



はまらなくなる・もしくはねじが回らなくなる可能性あり。 トロイカの製品を扱っている



お店はないかとちょこちょこまわってみたが、見つからず。



 こうなったらナスカン付きのキーホルダー金具に、チェーンで王様をつけようか?



 いろいろ試行錯誤したものの、どうもしっくりこない(そりゃそうだ、今までの状態が



ベストなのだから)。 だからといって他のキーホルダーに変えるには、あたしはこの



カエルの王様に愛着がありすぎである。



 そんな矢先に、こんなものを発見!



   MoMAのキーホルダー



 ループ部分の太さがほぼ一緒! 止める金具の仕組みもほぼ一緒!



 というわけでこれを買ってみました(しかしMade in Chinaと書いてあってがっかり・・・



ニューヨーク近代美術館の名を冠しておきながら中国製なのかよ! ドイツに発注



しなさいよ!、の気持ち)。



 が、金具につながる金属が長く、王様の両足がつくっている独特のカーブを通らない



・・・苦肉の策で、どうにか片足だけ通していただく。



   一応、恰好はついたかな。



 こうして、また王様にはうちの鍵を守っていただく所存。



 何年か前のクリスマス前に大丸神戸店にトロイカが出展したのですよね。 それ以来



ずっと待っているのだけれど(他にもかわいいのがあったから。 プレゼントにも手頃



だし)、なかなか来てくれない・・・このわっかだけ売ってくれないかなぁ。



 というか、素直に日本でのトロイカの代理店を調べなさい、という話でした。


posted by かしこん at 23:58| Comment(4) | TrackBack(0) | 趣味・小物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月06日

桐島、部活やめるってよ。



 原作は未読。 神木隆之介見たさに行ったあたしですが、意外にもというかなんと



いうか、見ごたえのある<劇的なことは何も起こらない群像劇>でした。



 あぁ、もう、こういうの大好き。



   全員、他人事じゃない。



 まずは11月のある金曜日を、様々な登場人物の視点から、ちょっとずつ時間を遡って



描いていく手法は、最初全然わけがわからないのだけれど、高校生たちの個体識別&



人間関係がわかってくるにつれ見ている側が勝手にスリルを感じてくる、という不思議で



計算されたやり方。 だからこそ、リアルタイム高校生よりもかつて高校生だった、それも



学校の中でメジャーに目立っていなかった部類にいた普通の高校生だった大人のほうが



楽しめる映画となっております。



 あたしは演劇部で図書委員会でちょっと映画研究会でした、ということを否応なく思い



出し、そんな自分が今の立ち位置にどう影響されているのかも考えさせられる。



 あぁ、あるよね、運動部と文化部の間にある<全然違うんだ>的感覚。



 で、運動部の中でも強いチームやエースのいる部は特別扱いで(顧問の先生の学校



内での権力によって影響を受ける場合もあり)、文化部は運動部ほど顕著ではないもの



の「あそこは予算が多くていいなぁ・部員が多くていいなぁ」みたいな気持ちもあって、



更にさりげなく進学校であったりすれば成績なんかも絡んできて、暗黙の了解的ヒエラル



キーがあるよねぇ、としみじみ(だからこそ、入学試験で似たような学力の生徒が集まる



高校のほうが住んでる場所で決まってしまう中学校よりもいじめなどは起こりにくいと思って



いたのですが、それはあたしが平和な高校に通っていたからですかね。 しかも地方の



公立だったし)。



   そんなヒエラルキーは放課後だけじゃなく、

                       日常を支配する。



 映画部の部長前田涼也(神木隆之介)は人一倍映画への強い情熱を持っていて、



ロメロへの尊敬もありゾンビ映画を撮りたいと脚本も書くが、マニアック映画に無理解の



顧問に却下され続け、顧問が書いてよこす青春全開映画を仕方なく撮らされて腐って



いる。 野球部をやめて宙ぶらりんに帰宅部の菊池宏樹(東出昌大)は親友の桐島



(バレー部のエース)と一緒に進学塾に行くために他のヒマなやつらと校舎の裏で



バスケに興じて時間をつぶす。 吹奏楽部部長の沢島亜矢(大後寿々花)はひそかに



菊池に思いを寄せているようだが口にはできず、バスケをしている彼が見られる場所で



自主連をする。 桐島の彼女(山本美月)と菊池の彼女(松岡茉優)はいかにもな女子



高生で、しかも沢島さんが菊池君に気があることも知っていて二人の仲をあえて見せ



つけたりするしたたか者。 でも、それは一見した関係性であって、いくらでも裏を読もうと



思えば読めるという・・・見る側の性格の悪さも試されてるかのような映画です。



   大後寿々花、かわいい!



 同年代の出演者がほとんどのこの映画(先生も多少出てきますが影が薄すぎる)、



キャラとしていい味出している人たちも沢山いるんですが、演技力という面では大後



寿々花と神木隆之介が群を抜いているというか、二人がやりあう微妙にかみ合わない



場面が二回あるんですが、「もっとやってくれよ!」と言いたいほどにうまい。



 ここの場面だけでも見た甲斐があった、と思えるほどで。



   真ん中の菊池君がなんとなく主役っぽく

    感じられるのは、野球部のキャプテンの存在があってこそだからな!



 桐島は最初から最後まで現れない。 エース・スターと思われるような存在もそれなりの



悩みや苦しみはあり、でもそれを見せてしまったらトップの座にはいられない(本人の



意志はそこは関係ない)。 だから桐島は彼女にも、親友にも何も言わないのだ。 誰も、



自分のほんとうの姿を見てはくれないから。 もしくは、誰もが憧れるような夢の存在など、



もとからいないのかも。



 けれど、彼の不在は決して交わることのない彼らを一か所に集める効果をもたらす。



   怒涛のカタストロフ&カタルシス



 吉田大八監督って『クヒオ大佐』の人だ、とエンドロールで気づき、最後の盛り上がりに



共通するものを感じて納得(でもこっちのほうがもっと洗練されてましたよ)。



 更に、エンディングテーマが高橋優だったのが「いかにも!」で、より強いリアル感を



受けたのだった。 日テレがスポンサーでしたが、もしかしたら土9とかでドラマとして



やりたい企画だったのかも・・・でも、映画にしてこれは大正解だったと思います。



 自分の中では、今年の邦画でベスト5に入ります!


posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月05日

シャイなネコ



 またしても普段通らない道で、あまり見覚えのないネコと遭遇。



 でもそのルート方向には似た毛の色のネコが多いので、やはり縄張りってあるん



ですね〜、と妙に納得。



   シャイなのかあたしが嫌いなのか、絶対に

                顔をこっちに向けてくれない。



 子猫ではないけれど、まだ若者って感じ。



 しばし携帯電話を持ってこっちを向いているのを待っていましたが、ほんの一瞬の



出来事なのでシャッタースピードの遅い携帯カメラでは太刀打ちができず。



 リベンジを誓うのであった。


posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 季節のこと/街の中の自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月04日

アクシデント、結果を目撃



 OSシネマズミント神戸、女子化粧室での出来事でございます。



 そこではあたしはいちばん奥の個室が好きなので、空いているのを幸い、そこに



向かったのですが・・・入口に違和感。 床に、何かが広がっている・・・。



   ファンデーションの、なれのはて。



 原形にほぼ近い量だったので、リフィルをケースに入れようとして誤って落としたのか、



あわてて化粧直しをしようと思ったけど勢い余ってケースを落としてしまい、ファンデー



ション部分が外れてこぼれてしまったのか。 横にあるのは携帯用おしぼりであります。



拭き取って掃除しようと思ったけど、時間がなくて放置になってしまったのか・・・。



 どこの商品かはわかりませんが、これって女子にとっては結構大惨事かと・・・。



 ほぼ新品に近いファンデーションを買い直しとは・・・出費ですし、手に入れるまでない



のも困るでしょう(結構夜遅い時間でしたし)。



 でも、実際はどんな事情があったのかしら。 思わず妄想が。


posted by かしこん at 05:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記のようなもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月03日

今日は、6冊



 本日の目当てはエラリー・クイーンの国名シリーズ新訳本である。



   フランス白粉の謎【新訳版】/エラリー・クイーン



 またも“まえがき”でちょいとにやり、であるが、一作目のときほど驚愕はなかった。



シリーズ化を考えて軌道修正が入ったのであろうか、賢明である。



 で、一冊で終われないのがあたしの悪い癖。



   冷たい川が呼ぶ

                         /マイクル・コリータ




 以前出た、『夜を希う』と同じ作者だが・・・どうもこれで大化けの気配。 かなりホラー



テイストの強いミステリになっているらしく・・・期待。



   刺のある樹/仁木悦子



 仁木兄妹シリーズ、ポプラピュアフル文庫にて4冊目の復刊(これならば近いうちに



『黒いリボン』も出してもらえるだろう)。 しかし若い子(?)向けのポップすぎる装丁の



ため、なんか作品の味わいから遠ざかっているような気がしないでもない・・・あたしは昔



の角川文庫の装丁が好きでしたよ。



   その当時も古本屋で買いましたが・・・

       今もどこかで売っているのかしら(うちの実家には確実にあるけど)。



 あと、先日から『江戸川乱歩クラブ』のルビー奥村さまと話をしていたら、やたら



『盲獣』が読みたくなってしまい・・・ついでに『陰獣』も購入。



  



 光文社の江戸川乱歩全集、買うの初めて〜。 全作品に自作解説が載ってるのが



ニクイ。 『盲獣』はお馴染みの創元推理文庫からですが、この表紙はおとなしめなん



ですけど、巻頭の口絵の数々が・・・(汗)。 『盲獣』を小学5・6年あたりで読みました!、



ということでお褒めの言葉をいただいたのですが、口絵のない角川文庫で読んでおいて



よかったかもしれん、というくらいグロい・・・これは今だから感じるグロさなのか、その



当時でもこの口絵を見ても平気だったか小学生のあたしに聞いてみたいぐらいです。


posted by かしこん at 05:04| Comment(2) | TrackBack(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月02日

情報不足のため、3枚



 まめにチェックしているときには特に見つからないのに、チェックを怠ったときに



限って(あたしが考えるところの)大物が発売されたりするのは何故なのだろう?



 マーフィーの法則?



 ともかくも、衝撃のこれを発見!



   NORTH/MATCHBOX TWENTY



 祝・バンド復活!



 しばらくの活動休止期間をはさみ、オリジナルアルバムとしては実に10年ぶりとか!



 しかも日本盤があったんですよ〜。 ボーナストラックつきの全16曲。



   #3/The SCRIPT



 タワレコのPOPに「U2に次ぐアイルランドのバンドは彼らだ!」みたいなことが



書いてあり・・・だったら日本盤を出しなさい!、と怒りに震えるあたしなのだった



(1st.は日本盤出たし、FMでパワープレイかかったのに、2枚目以降は海外盤



のみの発売となっております。 タイトル通り、これは3枚目)。 ま、歌詞を大事に



するバンドなので、輸入盤であっても歌詞カードがついているのはありがたい・・・。



   b.o.n.d./STARDUST REVUE



 「スタレビ、しばらくアルバム出てないよな〜」と油断しておりました、すみません。



 しかし、聴く時間はあるのか・・・なんとか聴き込んで、また感想をアップします。


posted by かしこん at 05:05| Comment(0) | TrackBack(0) | Music! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする