2012年10月31日

昨日は、6冊



 昨日は『なごみクラブ』4巻を手に入れたことではしゃぎまくったというか、やっと



肩の荷が下りた感じだったのですが、あたしが久し振りに大型書店に言って一冊で



終わるわけがないのであります。



   ま、昨日もご紹介したのでもういいでしょう。



 しかし、ちょうど29日発売のこれが、マンガコーナーには山積みだったのです。



版元の力の差を見せつけられたようだ・・・。



   『陰陽師 玉手匣』2/岡野玲子



 なんだか壮大すぎて「どうしよう?」となった本編『陰陽師』の外伝というか後日談と



いうか。 1巻はこじんまりと、それこそ『陰陽師』の初期の頃の味わいがあったの



ですが、2巻ではそのこじんまりさを残しつつもまたも壮大な方向に・・・。



 となるとぼけぼけ気味の博雅がいとおしく感じてしまう今日此頃。



  

   『剣嵐の大地(けんらんのだいち)』上・中・下/ジョージ・R・R・マーティン



 <氷と炎の歌>第三部改訂版の文庫化。 なんと帯によれば、第一部『七王国の



玉座』のドラマ放送権が“スカパー!”に取られた! なんてこった、なにやってたんだ、



WOWOW!!(もう、完全にやつあたりである・・・)



 そしてまだ刊行されていない第4部だけでなく、第5部の邦訳&刊行の目途も立った



ようで・・・多分、ハードカバーで買っちゃうんだろうなぁ。 今から<氷と炎の歌>貯金を



始めなきゃ。



   『知らずにいれば』/シェヴィー・スティーヴンス



 あの『扉は閉ざされたまま』による著者の第二作目。 ちょっと悩んだんですけど



(一作目のあまりの救いのなさは・・・)、これは前作に比べればハッピーエンドだと



訳者あとがきに書いてあったから。 しかしストーリーは前作同様、容赦ないらしい。



もう、スリラーというジャンルはなんでもありだな! でも精神科医とのセッションで



じわじわと事実が明らかになる、という手法は面白い。



 表紙が怖い『シンドロームE』が反則過ぎただけかな。


posted by かしこん at 05:03| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月30日

『なごみクラブ』4巻、やっと入手!



 アマゾンに頼むことなく、しっかり本屋で入手できました〜。



 17日発売だから、この10日以上はなんだったんだろう・・・。



 タイミングが悪いときはどこまでも悪い、みたいな感じですかね。



   なごみクラブ4巻/遠藤淑子



 浮世離れしたホストクラブを舞台にした人情話・・・と言ってしまってはおしまいですが、



それだけではない何かがある!、と言い切ってもいいですか。



 あたしはここのマネージャー(すごくいい人でやるときはさらっとやってしまうんだけど、



基本天然で押しが弱くてうっかりさんで年齢不詳)が大好きなのですが(って、これ、



褒めてる?)、どうもこの4巻、「え、この絵、マネージャー?」と疑わしいカットが多く・・・



もともと画力の高い人ではないから仕方ないのであろうかと思いつつ、大好きなマネー



ジャーのことが見分けられないあたしって・・・と軽く落ち込む。



 連載はじめの頃はやっぱりホストクラブだから、若い女性の悩みとかもやもやとかが



中心だったのに(4巻でもまったくないわけではないが)、なんとなくじいさん。ばあさん



がらみの話が多くなっているような気がするのはなんでだろう(『退引町お騒がせ界隈』を



思い出す・・・)。 子供ネタは前からありましたけどもね。



 個人的には、ホストクラブもゲイバーも、キャバクラも商店街の仲間と認識している



この町内が好きです。



 ヤギさん伝言版の「よかったじゃん、ヤギ!」にもほっこり。



 重い話になりがちなオヤジ手品の方にも飄々と対応するユウヤくん、いいねぇ!



 あのときだけの出演かと思ってたコンビニのバイト田中くん再登場にもニヤリ(でも、



本の続きが出るのが遅いと前の話、読む側が忘れている可能性も・・・)。 でも月刊誌に



連載の11話分収録ということは、次まで出るのに早くても1年近くかかるということです



よね・・・のんびり、ゆっくり、だらだらと続けていただきたいものです(でもマネージャーは



もっとちゃんと描いてあげて!)。



 花屋のご夫婦の「いろいろあって結婚」の「いろいろ」、ほんとに知りたい・・・。



 他にも本を買ったのですが、『なごみクラブ』で長く描きすぎてしまいました。



 残りの本のご紹介はまた明日!


posted by かしこん at 06:25| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 読んじゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月29日

コッホ先生と僕たちの革命/DER GANZ GROsE TRAUM



 ダニエル・ブリュール、好きです。 もうそれだけの理由で見ましたよ。 だって、



<ドイツ・サッカーの父コンラート・コッホの実録ドラマ>っていわれても知らないから。



   イギリスから、自由の風が吹いてきた。



 1874年、ドイツ帝国。 イギリス留学から戻ったばかりのコンラート・コッホ(ダニエル・



ブリュール)は試験的に<ドイツ初の英語教師>として名門校に赴任する。 当時、



ドイツとイギリスはいつ戦争が始まってもおかしくない状況で、<敵を知るため>の



一環としての英語教育だったのだがドイツ至上主義に染まっている者たちには反対者も



多かった。 だから当然コッホに対しての風当たりも強い。



 そしてコッホが任されたクラスは“優秀なクラス”と紹介されるが、親の階級がそのまま



生徒たちの力関係にもなっている状態で、コッホは英語を教えながら授業にサッカー



(イギリス流にはフットボール)を導入、<フェアプレイ精神>をも教えようとする。



しかしサッカーの魅力に夢中になった生徒たちはコッホとの約束を破り、コッホを追い



出したい派に格好の材料を提供してしまう・・・という話。



   “チームプレイ”がクラス内の

          階級の壁をいつしか取り払う・・・のは確かに美しいですが。



 基本的には実話なのですが、コッホ意外の登場人物たちは実在の人々の寄せ集めと



いうか、特定のモデルがいるようないないようなという感じなので若干ストーリーに甘さが



見えます(まぁ、モデルの家族の許可が取れなかったとか大人の事情はあるんでしょう



けど)。 だから、労働者階級出身のヨストという生徒に関しては結構ひどいことをされたり



してるんだけど「結局そのあとどうなったのか?」の言及がないためあまり痛みを伴う



展開になっていないのでどこか牧歌的というか。 『今を生きる』みたいな部分を期待



すると相当肩すかしなことになります。 体育劣等生ながらも商人のセンスに富んだ



ある生徒の存在は大変面白いアクセントではありましたが。



   手前の生徒がヨスト君。

   栄養状態がよろしくないので他の子よりちびっ子ですが、運動神経は抜群なのだ。



 それにしてもドイツ帝国時代のいわゆる教師や上流階級の方々の頭の固さときたら、



ステレオタイプの昔の日本ですか?、的なところがあり、「ヨーロッパではドイツがいちばん



日本と国民性が似ている」とよくいわれる言葉に深々と頷きたくなる部分が多々ありでした。



 そんな封建的風土の中でもコッホはあくまでさわやかさを崩さず、自説をごり押しする



ような真似はしない。 そういう意味では権威をかさに着る人たちを懲らしめたいという



気持ちは満足させてもらえませんが、それが実際にはあまり上品ではないということも



教えていただき、大変すみません、な気持ちに(溜飲を下げるためだけに誰かの不幸を



願うのは大変よろしくないことでした)。 だからダニエル・ブリュールははまり役では



あるのですが、彼のヒゲのある顔に慣れない・・・っていうか何歳なんですか、あなたは。



   そして生まれる信頼関係。



 まぁ、コッホ先生と生徒たちの尽力によりだんだんとドイツ全土にサッカーが広まる・・・



わけなんだけど、あくまでもギリギリまで受け入れない地域もあったりして(そのへんの



事情は映画は語ってはくれないのだが)、帝国としてあくまで連帯しているようでも地域



差というか文化や習慣的な考え方は容易く埋まらない、ということなんですね。



 この映画で思い知ったのは、実はいちばんはそこだったりしました。 そりゃ日本でも、



まとまらないですよねぇ(いろんな意味で)。



 しかし、フェアプレイ精神はスポーツだけに適応されるわけではないのだから、地球上の



すべての人がその精神を理解して実践できたら、世界平和は訪れるかもしれませんね・・・



(でも、当時ドイツに“自由の風”を持ち込んだイギリスだってあの感じですから、難しい



んだろうけど)。



 しかしそもそもあたしはフェアプレイ精神をしっかりわかっているのだろうか、自戒。


posted by かしこん at 05:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月28日

ダブルフェイス 潜入捜査編&偽装警察編



 WOWOWとTBS共同企画『ダブルフェイス』を前後編(?)、見ました。



 数ヶ月前からWOWOWでスポットCMを流していて・・・「どう考えてもこれって



『インファナル・アフェア』なんですけど?」という疑問が消えなくて、見終わった今も



その疑問の答えは見つからなかった。



 まぁ、前編を地上波で放送・後編を有料放送で、というのはWOWOWが加入者を



増やそうとする作戦でしかないと思うのですが(TBS側にメリットはあったのだろうか?



WOWOWのドラマ作りのノウハウの共有? 「WOWOWは見れないから前編だけ



見たってしゃーないや」という声もあったので視聴率に貢献したとも思えないし、あたしの



ようにほとんど地上波を見ない人間をひきつけるとしても、CMの多さにげんなりして



余計地上波離れが進みそう)。



   それでも地上波の方が西島さんメインなんだ、と

           いうことに視聴率を求める意地のようなものは感じられますが。



 で、前編(潜入捜査編)は時間的な制約とかいろいろあるのは仕方ないと思うのですが、



後編(偽装警察編)はそこ、別に気にしなくてもいいのでは? もっと時間かけて、掘り



下げるべきところを掘り下げるべきでは! 蒼井優を使いきれてないぞ!



 と思うのは、いろいろ説明不足というか・・・「何故、今、この日本で『インファナル・



アフェア』のリメイクをするのか」という必然性が見えてこないからなのです。



 新しいオリジナルなアプローチを加えるのかと思えば意外と『インファナル・アフェア』に



忠実だし、「どうしたいんだっ!!」って感じで微妙に不完全燃焼。 そう、こっちはすでに



とっくの昔に『インファナル・アフェア』を見ているわけで(おまけにハリウッドリメイクの



『ディパーテッド』だって見ちゃってるぐらいですよ)、今回の説明不足の部分を脳内補完



してしまうわけです(でもそれは本来おかしい)。 で、明らかに役者のみなさんの技量に



頼りすぎというか、脚本と演出の甘さが見えてしまいました・・・非常に、残念です。



 自分の中にある善と悪、どちらに振れるのかに苦しむそれぞれを描きたいなら、もっと



焦点をそっちに絞ればよかったのに。 台詞で説明されても冷めますわよ・・・。



 西島秀俊・香川照之の御両人はさすがですし(西島さんなんかトニー・レオンよりずっと



かっこいいですわ)、出番は少ないけど警視正・角野卓造さんもいい味出してるし、暴力団



組長の小日向文世さんに至っては<何を考えているかわからない人をやらせると何故か



出る色気>が今回も出ていて、おまけにこれ以上ないほど非情な人でわくわくしましたよ♪



あ、数十年前の小日向さんの描き方を意味不明の髪の毛増量ではなく、メイクでしわを



減らして肌の張りを出し、ソフトフォーカスで処理するやり方は素晴らしかったです。 あと、



ドラマWに脇役で常連化しつつある堀部くん、今回もグッジョブ!



 それにしても・・・この身も蓋もないラストを前に、どうしろと?



 おまけに、TBS放送分をちまちまCMカットしてDVDに落としたあたしに、WOWOWで



12月に前編・後編一挙放送のお知らせ・・・先に言ってくれよ〜。 そうすれば普通に



WOWOWで録画するじゃないか(てことはTBSでも同時期に後編を放送するのかしら?)。



 なんかいろいろと、視聴者として振り回された<新しい試み>でした。


posted by かしこん at 06:39| Comment(0) | TrackBack(0) | WOWOW・CATV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月27日

キンドルに・・・悩む

 アマゾンサイト内に、キンドルストアができました。
 本格的に始動開始してるんだなぁ・・・と思って、キンドルの基本仕様をよく見る。
 うむ・・・<本を読む>に特化した、これまででいちばん手軽で便利なタイプかも。 ダウンロード書籍自体は実際の本と比べて驚くほど安くはないけれども、絶版の物の復刻が容易になるだろうし、著作権の切れた無料書籍が手軽に読めるのも魅力ではある。

  キンドル.jpg でも、今注文しても、手元に届くのは来年1月だって・・・。
 ベーシックタイプで、8千円ちょっと。 まぁ、お安くはないが高すぎるほどではない?
 というわけで、電子書籍に参入するかどうか、大変迷っております。

posted by かしこん at 07:40| Comment(2) | TrackBack(0) | 趣味・小物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月26日

うーむ、何がしたいのかなぁ・・・

 携帯電話のニュースに、「石原都知事、辞職」と流れてびっくり。
 えーっ、もう国政には出ないと言っていたじゃないか・・・。
 それに、一国会議員よりも、ずっと東京都知事の方が権限が広そうなんだけど(だから都知事を選んだのだと思っていた)。 ちょっと前の新党騒ぎのときも否定していたのに、今更、新党結成するんだ・・・よほどなにか、腹に据えかねたのでしょうか。
 で、家に帰ってからネットニュースをはしごする。
 たちあがれ日本を解党って・・・確か最高顧問とかだったのでは? 普通に加入するわけにはいかなかったのですか? それとも今ひとつイメージ戦略的によろしくない<たちあがれ>をこの際どうにかしてしまおうかみたいな感じ?(でも仮称・石原新党は結局たちあがれ日本を吸収合併という形になりそうだが)
 それで維新の会との連携を表明? 橋下氏との考え方の違いも明確になってきたのに(おまけに維新の会の人気も翳ってきているのに)、大丈夫ですか?
 うーん、どうせ都知事を辞めるなら、次の安倍内閣ができたらいっそのこと外務大臣やるとかのほうが面白そうなのになぁ(しかも東京都知事の後継に猪瀬直樹を指名しているらしいが、東京都自体も大丈夫なのか。 どういう理由であれ、途中で仕事を投げ出す人は叩かれる世の中です)。
 関西に住んでいると関西のニュースや話題が多すぎて全国レベルでどうなのかというのがいまいち感じにくい部分があるんですが(それは、地方出身者は一応標準語で話すことを意識するが、関西人は関西弁でどこでも通してしまうのにちょっと似ている)、やはりあたしはまだ感覚的には東の文化圏の住人なんだな、と感じました。

posted by かしこん at 04:25| Comment(1) | TrackBack(0) | 時事問題・ニュースに思うこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月25日

シュールな絵本 その2

 エドワード・ゴーリー、懐古庵さまにご推薦(?)いただいたこちらを図書館から。

  絵本おぞましい二人.jpg おぞましい二人/エドワード・ゴーリー
 内容は予約したときは知らなくて、「絵本としてありえないタイトルだな!」ということで気になったのですが(同時に『うろんな客』にも予約を入れましたが、こっちが先に来ました)、イギリスの<ムーアズ殺人事件>がベースだったのですね・・・。
 それを意識して読み始めましたが、淡々とした筆致(文も、絵も)に肩透かしになりつつも行間にぎょっとする。 絵も、同じ太さの黒い線だけでできているのだけれど、その線をどこまで描き込むか、描き込まないかの匙加減が絶妙で、うまさにうなる。
 どこまで事実に即しているのかはよくわからないけど、おぞましい二人の行く末には現実より救いがあるような、ないような。
 あぁ、「二人で一人」という感覚がこんなにもひどい結果をもたらす出会いがあるんですね・・・。 これはもう規模の問題で、カルトにくくれてしまう範疇なのかもしれない(最近の尼崎の事件の報道を断片的に聞くと、以前の北九州の事件とベースはほとんど同じなのでは・・・と感じるし)。
 ともかくも、エドワード・ゴーリー、奇妙な魅力に引き付けられます。
 今年の残りをかけて地道に読んでいく所存。

  絵本まっくら、奇妙にしずか.jpg まっくら、奇妙にしずか/アイナール トゥルコウスキィ
 これはゴーリーではないですが、シャープペンシルの芯400本かけて描いたという絵がとにかく圧巻! で、絵だけにとどまらず物語もしっかりしており、余所者への違和感から、持たざる者が持てる者への嫉妬・羨望や人間の欲の深さを短い中に淡々と描いてくれています(そして余韻まで・・・)。
 レトロ調メカへの偏愛が随所に見られ、余計にこの物語を無国籍&時代不明にしていますが・・・それもご愛敬。 でも、読後感はぞわっとですね。

  絵本百年の家.jpg 百年の家/絵:ロベルト・インノチェンティ
                           文:J.パトリック・ルイス
 ブリューゲルっぽい絵にひかれて。 はじめ、1656年に建てられた家が廃墟になり、1900年に発見されて再建されてからの100年間を家目線で語る、という実にヨーロッパらしい話。 絵はほぼ定点観測で、時代と季節の移り変わりを細部にわたって描写(そのへんがブリューゲルっぽいと思いました)。
 いい話で終わるのかな、と思わせつつ、まさかのどんでん返し!
 なんだかんだ言って、ひどいのは人間ですよね・・・という共通項でくくれる3冊でした。

posted by かしこん at 06:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 読んじゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月24日

アウトレイジ ビヨンド/OUTRAGE BEYOND

 日仏ヤクザ映画対決、日本編です。
 冒頭、埠頭で海から引き揚げられる車をゆっくりと映す描写から、海の色はもうキタノブルーだし、画面にかぶせて刑事さんたちの会話で状況説明も完了。 これでついてこれない人はストーリーは気にしなくていいから勢いで見なさい!、みたいな宣言がいっそすがすがしい(おまけに刑事さんの一人は中村育二さんだ、うれしい!)。
 前作から5年後・・・という設定だそうですが、あたしはもう組織犯罪対策課(いわゆるマル暴)の片岡刑事(小日向文世)に夢中です! サイコな殺人犯とかはいくらでもやってきた小日向さんが、前作で多分初めて“怒鳴る”ということをやっていて、それが板についてない感がありありだったのですが、なんと今回は恫喝も思いのままなのです♪ 勿論、小ズルイ感じもありありで、変幻自在のトリックスターぶりに惚れ惚れ。

  アウトレイジビヨンドポスター.jpg 全員悪人、完結。

 前作で関東の一大勢力となった暴力団<山王会>は新会長加藤(三浦友和)のもと、大友組の金庫番であった石原(加瀬亮)の経済ヤクザ的知恵を借りて政界ともつながりを深めていた。 結果的には自分もその片棒を担いだ形になっているのだが、片岡刑事(小日向文世)の目的はそもそも彼らの壊滅。 木村(中野英雄)に刺されて獄中で死んだはずの大友(ビートたけし)が実は生きていたとばらし、動揺する<山王会>に関西最大の<花菱会>をぶつけ、両方の壊滅を狙う。 しかし大友の真意は・・・。
 とにかく大友と片岡の会話が陰険漫才みたいで面白い。 「誰が出所してからもヤクザやるって言ったよ!」という多分大友の本心を片岡をはじめ誰もとりあわないところにまず悲劇が。 そして冒頭で死体になった人たちの犯人として誰か小物を差し出してくださいよ、と若い者を自首させて、コヒさん主導で調書をつくっていく様はほとんどコントである(そんなコヒさんに「やばいんじゃないっすか」と言う松重豊さんともども、是非シティボーイズのコントに出ていただきたいぐらい間がステキ!)。 警察側、面白すぎ!

 ※ 追記:完全にギャグなんだけれども、実際の取り調べもこんなものなのかな、という気にもさせられるんですよね。 PCなりすまし事件の大学生なんかもこんなもんだったのかな、みたいな。

  アウトレイジビヨンド3.jpg そして生き残り組でいちばん出世したであろう石原は、地位に心根が追いつかず・・・ブチ切れても迫力も体力もない若頭なのでした。

 こんなのを若頭にしちゃいかんよ、という好例というか・・・現在のヤクザ社会は義理人情なんかより「いかに金を稼いできたか・これから稼げるか」が重要視されていて普通にシビアな会社みたいですよ(そこがドライさであり、監督の皮肉なのであろう。 この前のフランス映画とは大違いっす)。 加瀬亮も前作では「どうやってもヤクザに見えないから苦労した」と監督に言われてましたが・・・今回は結構がんばってる感が。 それでも残る「無理してる感じ」が石原というキャラクターの「なんでこの人、ヤクザになっちゃったんだろ?」というどうしようもなさとつながってダメダメでよかったです。
 あとは前作で、中野英雄がこんなにいい役者になっていたとは思っていなかったので、木村もまた生き残り組として出番も増えて人間として成熟したところも見せたりして、ツボでした。 基本的に生き残り組のみなさんには見せ場がそれぞれあって、よかったです。
 出所させられた大友が着てる服がヨージヤマモトの麻の白いスーツだったのもまたツボで! 前作で出頭するときに着てた服だよ! そういうディテールがちゃんとしてる感じ、好きです。

  アウトレイジビヨンド4.jpg 新加入、関西の<花菱会>のみなさん。

 まぁ、基本的に会話(怒号?)の応酬なんですが・・・殺し合いに使うブツはほとんど拳銃だし、白昼堂々の襲撃とがギャグでしょ?、みたいだし、まさに弾丸トーク自体が撃ち合いのメタファーというか、バイオレンス描写は遥かに前作に比べて減りましたが、それは具体的に死に方を描写しないだけで、静かな映像に死体だけは着実に積み重なってるんですけどね。

  アウトレイジビヨンド1.jpg 「バカヤロー! 撃てるなら撃ってみやがれ、コノヤロー!」

 バカヤロー!、の応酬が気持ちいいって、不思議。
 むしろ会話がない方が、純粋に殺し合いですからね。 オールスターキャストなのに誰がいつ死ぬかわからない、というハラハラ感もちょっと面白かったです。
 と、ここまで娯楽性を高めつつもちょちょちょこ北野映画的美学を残すところも、うまいなぁ、と感心。 一線から退きたがる大友の姿はたけちゃん自ら自分の<老い>のようなものをあえて映画に残そうとしているのか?、と感じてみたり。
 ま、面倒なことは考えず、実力派俳優のみなさんの悪人ぶりを堪能するのがいちばん正しい見方かも。 こんなに怖い塩見三省さん初めて見たし、こんなに抑えた西田敏行も初めてかもしれない。 「北野映画に出たい!」と手を挙げたみなさんだからこそ、他ではしない演技をしているという楽しさがあります。
 それにしても小日向さん、すごかったわ・・・。  

ラベル:日本映画 映画館
posted by かしこん at 06:57| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月23日

暴風雨を伴う低気圧により

 昨夜、夜半からの強風の音でイヤな予感はしていたのだが、想像以上に暴風雨だったようで、いつもの時間に全然起きることができませんでした・・・(あたしは、急激な気圧変化、特に<高いから低い>に弱く、頭痛がしたり眠気が止まらなかったりする体質です)。
 ギリギリの時間まで起きることができず、何も食べず飲まずで仕事に行った・・・。
 なので朝の更新はあきらめて・・・ただいまやっております。
 そんなわけで(?)、本日もジュンク堂には間に合わず、夜遅くまでやっている別の本屋を物色。 『なごみクラブ』4巻はまだ見つかりません・・・(涙)。
 そのかわり、山と積まれた『宇宙兄弟』新刊を見て、「あ、今日、23日か!」と気づいてみたり。 仕事の平日って曜日は意識していても、意外と日付は忘れがちになったりしませんか?(あれ、あたしだけ?)

  宇宙兄弟19.jpg 宇宙兄弟 19巻/小山宙哉
 ま、買いますけどね・・・。
 『なごみクラブ』はないかとあきらめ悪くうろうろしていたら、予想外のものを発見!

  ハンナ13.jpg アップルターンオーバーは忘れない/ジョアン・フルーク
 お菓子探偵ハンナシリーズ第13弾ですよ。 そういえば毎年、この時期あたり(9〜11月の間)に出ることが多いのだった。 これはうれしい驚きですが・・・ヴィレッジブックスと竹書房、マイナー度としてはどっちもどっちな気もしなくはないものの、何故『なごみクラブ』はないのだろう? それとも入荷数が少ないが故にもうすでに誰かに買われているのか?!
 なんかもう、アマゾンに頼もうかという気になってきている弱気な自分・・・。

ラベル:新刊
posted by かしこん at 23:45| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月22日

そして友よ、静かに死ね/LES LYONNAIS

 日仏ヤクザ映画対決だな、と勝手に銘打って、まずはフランス映画『そして友よ、静かに死ね』を鑑賞。 何年も前になりますが、『あるいは裏切りという名の犬』というのを観て、ダニエル・オートゥイユ、ジェラール・ドパルデューという大物ダブル主演ということを差し引いても面白かったのです。 で、今回も同じ監督だということなので・・・しかし最近のフレンチノワールは邦題が大仰路線で、考える方も大変だろうなぁ、と感じてしまいます。 それにこのタイトルじゃ、ほぼネタバレでは・・・。

  そして友よ、ポスター.jpg 神聖なる男の友情と真実
    1964年、フランス  リヨンの街で、俺たちは始まった――

 原題は<リヨンのやつら>(『シシリアン』みたいな感じ?)。 つまりリヨンを基点にするギャングファミリーのみなさんの話。 というか、そのトップだったけど今は引退して無茶しかねない若い者たちににらみをきかせている男がこれまでの半生を回想しつつ、“今そこにある危機”に立ち上がる、という感じ? だから過去パートの比重がかなり高いのですが、歳を重ねた人々の表情がリアルというか渋いというか、そのインパクトは絶大。 しかも実話が元だというのだから・・・イタリアンマフィア、幅が広いぜ。

  そして友よ、1.jpg この迫力と佇まい、若者には太刀打ちできないぜ。
 エドモン・ヴィダル(ジェラール・ランヴァン)は豪奢な家で家族に囲まれ静かな日々を送っているが、還暦を迎え、ふと、これでよかったのだろうかと我が身を振り返る。 移民であることで差別され、サクランボ一箱を遊び感覚で盗んだだけで懲役4年(でも窃盗は窃盗だぜ、とあたしは思ったが)・・・その後、銀行強盗をなりわいとして逮捕されるまで伝説のギャングとしてその名をとどろかせたのも今は昔。 しかし、サクランボ泥棒で同時に捕まって以来、より深い友情で結ばれた仲間のセルジュ(チェッキー・カリョ)が13年の逃亡の末に逮捕されたことを知る。 もし刑務所に送られれば彼らに恨みを抱いていた別の組織の人間の復讐により、セルジュはすぐに殺されてしまうだろう。 家族の手前「もう裏稼業とは関係ない」と言ったものの、セルジュとの友情と信頼は何物にも代えがたい・・・セルジュ奪還作戦を若い者たちにやらせたことで、静かな生活は一変。 そして、過去の秘密も・・・。

  そして友よ、3.jpg かつての銀行強盗時代。 イケイケです。
 男同士の友情って、単純だけどめんどくさいというか、まぁそれはエドモンが昔堅気の男だからということかもしれない(雑誌のインタビューでも、役づくりのために任侠道についてリサーチしたと言っていた)。 というわけでフランス映画なのに義理と人情を大事にする古き良きヤクザ像が見えてくる不思議。 それ故に新たな悲劇を呼び込んでしまう無力感も既視感たっぷり。 でもそれが重厚な映像でつづられるので、ものすごく「映画を観た気持ち」にさせてもらう。

  そして友よ、6.jpg 左端の刑事さん(エドモンたちが銀行強盗で捕まったときはまだペーペーだったのが、今ではベテラン)のすがすがしいまでの執念深さが大好きでした!

 よく見てみたらファーストシーンがラストシーンへ向けての円環構造だったとわかり、じゃあこのタイトルもまるっきりネタバレってわけじゃなかったな、とちょっと安心したり、結局いちばんわかってなかったのはエドモンだけで、友情の尊さという美学に振り回されていただけでは・・・的な身も蓋もない気持ちになりますが、まぁ渋くてかっこよかったからよしとしよう(でもラスト手前の重要な台詞、言葉の長さと表情から考えて字幕と微妙に合っていない気がしたんだけど・・・フランス語がわからないのでもやもやのまま)。
 PG−12だしバイオレンス描写もありますが、残るのは寂寞としたむなしさというか、過去への郷愁というか。 エドモン・ヴィダルさんご本人がまだご存命で普通に生活しておられるということになんかびっくりでした(ラストにそういう説明が出ます)。
 そして、次に向かう日本のヤクザ映画代表は『アウトレイジビヨンド』であります。

ラベル:外国映画 映画館
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2012年10月21日

シュールな絵本

 夏休みの期間限定絵本読み聞かせ企画から得たものは、絵本や児童文学(とカテゴライズされているもの)への興味でした。 実際、小学校三年生ぐらいから江戸川乱歩や横溝正史の子供用にリライトされていないやつを読んでいたあたしとしては、そもそも読む本に対象年齢をつける方がナンセンスだとは思っているのですが、本を読みなれていない人にとっては目安として必要になるのもわかりますし、でもあたしが一般書籍の方に目を向けすぎてこちら側に注意を払ってなかったのはもったいなかったな・・・と感じています。
 というわけで図書館をぶらつく時間が余計に増えてしまったあたしですが、すごいものを見つけると、それはそれでにんまり。

  絵本題のない本.jpg 題のない本/エドワード・ゴーリー
 エドワード・ゴーリーという人の作品に初めて出会ったのですが・・・「な、なんじゃこりゃ!」と叫んでしまいたいほど意味不明。 しかし1ページをめくるごとに、その意味不明さがシュールな笑いとなってじわじわと足元から忍び寄る。
 「なんだこれは!」の印象は変わりませんが、なんだかちょっとクセになる感じだわ〜。
 これ、児童書か・・・むしろ子供の方がシュールな世界にすっと入っていけるのかも。
 ちょっとゴーリーの他の本も探してみようっと。

  絵本アライバル.jpg アライバル/ショーン・タン
 これはすごく話題になっているようですね。 予約してやっと手元に来ました。
 <字のない絵本>というよりは<グラフィックノベル>扱いのようです。 実際、思っていたよりも長くてちょっと複雑なストーリーだったし。 でも主にパステルで描かれたらしきやわらかな筆致が、異世界を舞台にしているナンセンスさを“移民”というキーワードで現実世界としっかりつなげられている。
 主人公が出会う老人が語る過去の戦争らしき描写はあたかも『風の谷のナウシカ』の巨神兵による炎の七日間を連想してしまいました(実際はナチスとかの一方的な迫害を描きたかったのかも)。
 時間の経過を様々な手法で描いているのも好印象。 ハッピーエンドだったのもよかった!

 あと、友人から誕生日のプレゼントとして『漂流物』が届きました。

  絵本漂流物.jpg 漂流物/デイヴィッド・ウィーズナー
 新品で読む『漂流物』は図書館で借りたのと違い、なんか色が鮮やか!
 だから衝撃の絵もより強く衝撃を受けてます。 MMさん、ありがとう!

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2012年10月20日

デンジャラス・ラン/SAFE HOUSE



 予告の段階で、てっきりトニスコ映画だと思っておりました・・・違うんですね(汗)。



 でもなんとなく、デンゼル・ワシントンは好きなんです(しかしそもそも彼を嫌いだと



感じてる人は少ないかもしれないなぁ)。 だからつい見に行ってしまうわけなんです



が・・・びっくりするほど早く、公開が終わったような。 興行的に不発?



   全てを疑え、何も見逃すな

     (しかしどれがコピーかわからないくらいに、説明が多すぎだわ・・・)



 デジタル全盛の現在にあって、どこかざらついた感触の映像が渋くてクールに映る。



しかし新米CIAエージェントのマット・ウェストン(ライアン・レイノルズ)のお気楽さときたら



・・・なめてんのか!、と説教したくなる感じである。 南アフリカ共和国の某所にある



CIAの秘密の隠れ家(セイフハウス:原題)の管理人で、いつ来るとも知れない客を待つ



だけのお仕事とはいえ、彼女と同居してるは、その彼女の仕事の都合に合わせて



パリ支局への移転願いを出しているはで、「せめて事務職とかならまだわかるけど、



CIAのエージェントのはしくれとしてそんな甘い考えでいるのはいかがなものか」、と



思っちゃうわけです(ライアン・レイノルズが特に好みのタイプではないから厳しい評価に



なってしまうのかもしれません)。



 そんなとき、敵から逃げきれないと思った男がアメリカ大使館に出頭して身分を明かす。



その男は世界36カ国で指名手配中の元CIAエージェント、トビン・フロスト(デンゼル・



ワシントン)。 ペーペーの彼でも知る伝説の恐ろしい男である。



   優等生系の役が多かったせいなのか、

        悪役をやるのはほんとにうれしそうに見えますわ。



 で、トビン・フロストがアメリカ大使館を選択するまで敵から逃げ回るシーンが緊迫感



あふれてかっこよかった。 当然、彼は何が起ころうともあわてない、焦らない。 その



くせ映像はスピード感にあふれ、南アフリカが舞台のはずなのに暑さや熱気めいたものが



さっぱり感じられないのです(ちゃんと現地ロケしているのに)。



 それもデンゼルのクールさ故なのか。 かっこいいなぁ!!



 まぁ、彼を隠れ家に連行し情報を引き出そうとするCIAのベテラン組もやってくるわけ



ですが、何故かフロストを追うやつらは堂々と隠れ家を急襲、「え、セイフハウスって



そんなにセキュリティの面でも構造物としての面でも弱いんですか?」とあっけにとられる



展開に。 ま、収穫はロバート・パトリックがすっかり叩き上げ系のクールな軍人ぽい役が



板についているなぁ、ということでしょうか。 そうしないとフロストとウェストンくんとの



逃走劇にはならないからなんでしょうけど。



   甘ちゃんエージェント、現実を知る。



 かつて史上最強のエージェントと呼ばれた男から直に教わるなんて機会、そうそうない



ですよ。 命を張ったOJT(On the Job Training)でウェストンくんは成長するわけですが



・・・できないやつではないのですが、根が単純な人なのか、<人の心を操る天才>と



呼ばれるフロストとのヒリヒリするような心理戦を期待したのですが・・・あんまりなかった



のが残念。 ストーリーとしてもよくある話ではあるので、結局デンゼル・ワシントンを



楽しむ映画になってしまいました(相変わらずお美しいヴェラ・ファーミガも目の保養)。



なんというか、どんな役を演じてもデンゼル・ワシントンの基本は<理性の人である>と



いうのが見ている側もお約束というか、常に冷静・決して激昂しない人だと思ってしまう



ので、だから安心があるのかもしれません。 だから好きなのかな〜。 でもデンゼルは



そのイメージに安住したくないから悪役もうれしそうにやるのかなぁ?(でもあんまり



悪役には見えないんですよね・・・根っこに信念がありそうだから)



 それでもそれなりに見せてもらえるのは、リアルさの同居したスピード感のある映像の



おかげかと。 なんでも監督はスウェーデン出身の新鋭ダニエル・エスピノーザとか。



 やっぱり北欧からどんどん来てるな!



 ただ、ラストがこの前の『ミッション:インポシブル』と同じ感じっぽいのがなんとなく・・・。



 やっぱりライアン・レイノルズが好みではないせいか? 『あなたは私の婿になる』では



そんなに気にならなかったんだけどな、不思議です。


posted by かしこん at 07:28| Comment(1) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月19日

パワーをもらえる色@COACH



 自分に(いつも以上の)散財を許す10月ではありますが、いつの間にやら誕生日は



過ぎてしまい、10月自体も半分を過ぎて、今年も10月を満喫せぬまま11月を迎えて



しまいそう。 そんな危機感(?)から、カバンを買いに行くのであります!



 いろいろ悩んでいるのですが・・・COACHの新しいライン<レガシー>が、あたしが



好きだった古きよき時代のコーチの面影を現在によみがえらせてくれて、気になって



仕方がないのさ。 しかしそれ故に(商品数も多い!)悩み・・・決めかねているうちに



「次の新製品先行販売のお知らせ」がやってきた! これは見てから判断せねば、



買ったはいいがあとの方がもっと好きなのあった・・・という悲劇を防ぐことができる。



 ということで、先行販売実施中(現在は終了)の大丸神戸店へ。 BAL店ではまだ



やっているかもしれません。



 1Fイベント中央での展示販売なのでそこそこにぎわっており、そしてあたしの本気の



態度は伝わってしまうのか、早々に店員さんにマークされる(いや、本気のときは



かえってありがたいですが)。 でも悩んでいるカバンを次から次へと出され、鏡の前で



見比べているあたしは通行人の格好の標的・・・近寄るタイミングをはかっていたらしき



方々がわらわらと寄ってくる・・・気持ちは、わかります。



 ほんとは、ここでじっくり見て一回考えてから戻ってきて決めるつもりだったのですが



・・・いつものお店ではなくイベントコーナーということもあり、顔見知りの店員さんでも



なかったので自分のペースでうまく運べず。 でも、結局、買ってしまったんですけどね。



   レガシー<レザー>モリー サッチェル



 写真にはうまく写っておりませんが、セミショルダーのハンドル+ワンショルダーの



ストラップがついております。 色はトルマリン(写真の問題ですが、実際はもっと濃い



色です)。 さすが、パワーストーンの名を冠する色づかい、見ているだけでなんか目が



覚めるというか、元気になる感じがする。



   マチは文庫本が十分入る幅。



 A4クリアファイルも斜めにすればジッパー閉まるし(開けておけるのならばジッパーと



同じ高さぐらい)、必要最小限荷物は余裕で入ります。 ただ、あたしは今ペンケースが



尋常じゃないほど大きくなっており、たたんだエコバッグも入れてペットボトルに折り畳み



傘まで入れてしまった日にはパンパンになる・・・荷物、整理しよう、です(まぁ、仕事で



使わないのであれば問題ないです)。



   裏側にはポケット付き。



 なんかジッパーがでっかい(太い?)ような・・・これにも流行があるのね。



 パスケースが簡単に出し入れできる外側のポケット、大事です。



   そんでこのダッフルが、かわいいのです。



 おかげでブランドタグも目立たないし。 写真にはうまく撮れていませんが、ハンドル



部分もかなり細かく細工がされており、また流行が復活したチューブ型ハンドルの弱点



(使っているうちに内側の芯が抜けることがある)を補う改良型。 強度もかなり改善



されているようです。 そのかわり、ワンショルダーストラップが糸で縫いつけられている



だけなので、あまりカバンをパンパンにしてしまうとワンショルダーで持つのは危険・・・



ハンドル持ちましょう、って感じになるのは残念か(というか、あたしの要求が多すぎ?)。



 これから冬だというのに堂々たる寒色を買ってしまう、というのもなにか逆行している



ような気がしますが、ビタミンカラーでもないのに元気を与える色ってすごくない?、でも



そのパワーはあたしにだけ感じられるものなのかもしれないけれど、いいのです。



 寛解していたことに油断して最近ちょこちょこ再発の気配を感じなくもない自分に



(病院行って検査は受けています、まだ大丈夫です)、そして結果として再治療を受ける



ことになってしまった懐古庵さまに、このパワーが届くといいなぁ、と思って。



 とはいえつまりは自分の趣味なんです、すみません。


posted by かしこん at 06:51| Comment(3) | TrackBack(0) | 趣味・小物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月18日

『なごみクラブ』4巻がなかった・・・



 まったく、昨日はひどい雨でした。



 帰る頃にはやんでいたけれど・・・丁度ひどいときに外に出たのでげんなりでした。



家に帰るだけならいくら濡れても構わないけれど、仕事の途中って、困る!



 と、ぶつくさ言っているうちに今日も帰るのは遅い時間に。



 『なごみクラブ』の4巻を買いたかったのですが・・・遅くまで開いているような本屋には



売っていなかった・・・ひどい。



 その代わりというか、こちら二冊を入手。



   10月の少女たち/萩尾望都



 これはもとから買うつもりだったけど。 10月に発売するところが明らかに意図的です



よね。 こっちは『ルルとミミ』に比べれば読んだことがある作品が多かったですが、



それでも初めて読む作品多数。 『A−A´』と同じショッキングな再会シーンがある



作品にはびっくり! でもアングルは違うし、ストーリー上の意味合いも違う。



 もとからあるイメージを繰り返しても描かずにはいられない、といったような業のような



ものを感じます。 でも、それが表現者というものよね・・・。



   87クロッカーズ2巻/二ノ宮知子



 PCのオーバークロックという一般にはなじみのない世界を素材に選んでしまい、



一般向けに軌道修正(もしくはわからない人にわかりやすくするような展開に)する



のかと思っていましたが、この2巻の段階ではまだまだ<素人さんお断り>の気配



濃厚・・・人間関係もいまいちつかめない部分が残っており(これはあえてなのかも



しれないが)、ラブストーリーとして成立させてもいいのでしょうか?



 どこまでやる気なのか、ちょっと見てみたい気がします。



 さぁ、『なごみクラブ』はいつ手に入るのか??


posted by かしこん at 06:08| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月17日

婚カツカレー<『鍵泥棒のメソッド』タイアップ>@ラフレア



 『鍵泥棒のメソッド』を鑑賞後、映画館でもらったチラシを手に明石町にある



<ROUGH RARE(ラフレア)>へ。 シネ・リーブル神戸から徒歩5分もかから



なかったかな? こんなところにそこそこ大箱カフェがあったとは知りませんでした。



 で、映画をイメージして考案したという期間限定オリジナルメニュー・『根菜とカツの



婚カツカレー!』をいただくことに。



   頼んでから気づく、あたしは

               あまり辛いのが苦手であることに。



 来てからかなり香りがスパイシーなのでどきどき。 ルウだけ食べると結構辛いの



ですが、そこは根菜とごはんとうまく配分すればなんとかいける感じでよかった。



 根菜はカレーで煮られていないので助かりました(人参・玉ねぎ・じゃがいも類は



当然ながらカレーにどっぷり)。 カツは薄切り豚肉にチーズとシソの葉を挟み込んで



筒状に揚げたもので、いわゆるミルフィーユカツというやつですかね。



 じつは、結構なボリュームです。 ごはん少なめって言えばよかった・・・でもそうしたら



ルウが食べきれなかったか。 しかもカツにはさまったチーズが冷めるにつれて塩辛く



なってきており(というかあたしの舌がそう感じるようになってしまい)、皿の底の方の



あたたかいルウをたっぷり絡めて食べることに。 カツは前半に食べるべきですね。



 おかげで、完食です。 汗、ダラダラでした。


posted by かしこん at 06:38| Comment(0) | TrackBack(0) | ごはん・お茶の時間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする