2012年08月13日

絵本と児童文学の森は深い

 えー、なんとはなしに<絵本の読み聞かせ>的なものを続けております。
 とりあえず夏休み限定なので・・・なんとかあと数回ごまかしたいと思っております。
 結局、参加者は小学校1年生・4年生・5年生・6年生、ときどき中1・・・というラインナップである程度固定されました。 しかし4・5・6年生はひとまとめで考えていいとして、小学一年生をどうしたら・・・。
 というわけで「読み聞かせ」というよりも、「文章のない、絵だけの本をめくっていってそのイメージを膨らませる・自分で物語を補う」という方向性にチャレンジ。

  絵本漂流物.jpg 漂流物/デイヴィッド・ウィーズナー
 あの『かようびのよる』と同じ作者であります。 こっちの方が少しストーリーは複雑。
 でもスケールというかインパクトはでかい! と、あたしには大評判だったのですが、上級生になればなるほど「絵だけから話を読み取るのは難しい・・・文章があった方がいい」という感想が。 逆に1年生は盛り上がっております(とにかく絵がすごいんでね、これは自分でも買いたいかもと思ってしまった)。

 で、次は安全牌に逃げてしまいました。

  絵本てぶくろをかいに.jpg てぶくろをかいに/新見南吉
 これは『ごんぎつね』の作者ということで・・・この話自体も2年か3年の国語の教科書に載っていたらしい。 知った話であるという安心感、あるのね。

  絵本ふしぎなナイフ.jpg ふしぎなナイフ/中村 牧江・林 健造 絵:福田 隆義
 これはグラフィックアーティスト福田氏の絵があってこそ成り立つ本。
 1年生はこのナイフをずっと写真だと信じてました・・・盛り上がりました。
 そして、こんなのがあったんですよ。

  絵本くまのパディントン.jpg くまのパディントン/マイケル・ボンド
 なんと絵本バージョンが! 『くまのパディントン』の1・2話を簡略化して挿絵いっぱいにしたもの。 しかしそれでもパディントンのかわいさは伝わるようでございます。
 6年生の女の子は「続きが読みたい!」ということで『くまのパディントン』(文庫版・あたしの私物)を借りていきました・・・ま、読書人口が増えるなら、それでいいのです。

  文庫くまのパディントン.jpg くまのパディントン(文庫版)/マイケル・ボンド
 挿絵は減るしモノクロになりますが、主な登場人物が頭にはいれば読みやすかろう(あたしにとってパディントンの絵はこっちだな)。
 しかし驚いたのは、いまどきの小学生は<マーマレード>という言葉を知らない、ということだ・・・「オレンジのジャムだよ」と言えば通じるが、やっぱりジャムとマーマレードではニュアンスが違うよねぇ。
 つくづく、読書って身近に異文化を知ることだなぁ、と実感。
 さ、次は何を選ぼう! 自分の本を見抜く目も試されるわ・・・。

posted by かしこん at 06:03| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 読んじゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする