新聞の下の新刊紹介欄に、ベリンダ・バウアーの新作の紹介が。
おぉ、出たのか!、と、今回こそK國屋へ。
新刊コーナーに、ちゃんとありました。

『ブラックランズ』の著者の第二作であります。
ジョン・ハートの『ラスト・チャイルド』と設定がまるかぶりで損している印象のある
『ブラックランズ』ですが、読後感はこっちの方が好き! しかもこの『ダークサイド』、
シリーズではないのですが同じ町が舞台になっていて、『ブラックランズ』の主人公
スティーヴンの4年後の姿がちょこっと出てくるようだ(登場人物一覧に名前あり)。
ということで、“買い”。
そして前回忘れていた『アルゴリズム』を買おうとしたら・・・ない。
なんかがっかりし、店内をうろうろ。 話題のインドリダソン『湿地』を買おうかどうか
かなり迷う・・・ヴァランダーシリーズでお馴染みの柳沢由実子さんが翻訳だし、
著者は北欧の巨人だそうだし、読みたいんだけどソフトカバーなんだよね・・・文庫に
なっても千円オーバーかも、と思うと¥1,785−は法外なお値段ではないのだ
けれど・・・文庫サイズが好きな身としては収納に困るのですよね(そしてハード
カバー・ソフトカバーを買ってもなかなか読むタイミングが測れないという・・・)。
でも一冊だけ買って帰るのはなんかつまらない・・・という間違った方向の貧乏性。

遭難死した日本のクライマー8人の評伝集みたいな感じ。 先日の『グランドジョラス
北壁』の著者の方も含まれてます。 ある時代、そのようなクライマーの方々って
一般的にも有名だったのですね・・・あたしが興味を持った時代がもうそれよりずっと
あとだから感覚としてよくわからない。 ま、これを手掛かりにまた読む本も増えるかも。