2012年06月07日

かなしみの噴水



 髪を切りに行かないまま3ヶ月以上、もうすぐ4ヶ月。 髪が伸びているし量が



増えているし、それが日々の湿気で膨らむ。 もう耐えられない!、と仕事に行く



前に髪を切りに行くことにした。



 あたしの行きつけのお店は完全予約制。 こちらの希望を聞いてはくれるが、



どうにもならない時がある。 だからあたしは「○日〜△日の間でやってもらえ



ませんか」とお願いをする。 で、一応お店は11時オープンなのだけれど、



こちらも一応常連・施術(っていうのか?)に時間がかかるから(今はカットとカラーと



パーマやってます)、ということで「じゃあ10時にいらっしゃい」ということになるのだ。



 三時間コースで梅雨時期のむしむしした空気に対抗できるような涼しさと、それを



自宅で再現するためのテクニックも学んだけど、多分絶対、このスタイリングは自力で



復元できないのであった。



 ともかくも、髪の長さを活かしてくれてのカットなのでした。 長く通っているお店は



何も言わなくてもあたしのそのときどきの示唆をわかってくれている大事な店なのだ。



特に髪を切るときに明確なコンセプトを言わないでも、美容師さんの「こうしたら



どうですか!」のご意見をお待ちする立場です。 だから今の店を変えません。



 ワックスとスプレーでばきばきに固められた髪では、帽子もかぶれない。



 今日は日に焼けた・・・。





 ついでに(思ったより早い時間で仕上がったので)、ジュンク堂へ行く。



 2階のハード・ソフトカバーの新刊・話題書のところに、『ブラッドベリ、自作を語る』が



書架立てて横置きされていた。 特にポップはなかったのだけれど・・・表紙に佇む



ブラッドベリがこっちを見てる。



 不意に、かなしみが足元から噴水のように急速に垂直に吹きあがってくるのを感じた。



 このままでは号泣大作戦が発動されそうだったので、足速にその場を離れた。



 自分が意識したときに<巨人>や<巨星>・<大家>と認識してた人は死なないん



だとずっと思って来たんだけれど。 90歳越えるとヤバいんだといまならわかる。



 ワイエスも、市川菎監督もそうだったし。



 これを見つけた。



   コトバのあなた、マンガのわたし 萩尾望都80年代対談集



 この時代はSF中心になっており、後半はブラッドベリへの愛情が駆け回っている。



これは読まずにはいられるだろうか、と、買う。



 それから仕事に行く。



 実はこの二日、一睡もしてない。 何が原因なのか(原因があれば)気になる。


posted by かしこん at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記のようなもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする