2012年05月19日

HOME〜愛しの座敷わらし



 大ヒット上映中!!!、の割にはどんどん上映時間の回数が減り・・・大丈夫ですか。



これって絶対『相棒』に対するご褒美映画だよねぇ、というのが大方の見方かと思われ



ますが・・・あたしもそんな風に思っております。 なのに、何故見に行ってしまうので



しょう。 ちょっとでも小ヒットを応援したいからでしょうか。



   「家族」がつながる場所は、きっとある。



 父親の転勤に伴い、岩手の古民家に引っ越してきた高橋一家だが、ノリノリの父・



晃一(水谷豊)をよそに他の家族は不満顔。 東京にいたほうが便利だったのに、



という気持ちを拭えないのだった。



 というわけで、映画は可もなく不可もなくというか・・・<座敷わらし>自体あたしには



子供の頃からなじみがある言葉なので、同じ東日本文化圏なのに東京の人は座敷



わらしを知らないのか、ということに驚くし、結局都会の人は田舎暮らしをある種の



通過儀礼にしか見ていないのではないか、という疑念も浮かぶ。 いや、映画全体は



ほのぼの路線の、落語的落ちもあり、のいい映画ではあるのですが・・・あたしの



東北人気質が刺激されてしまっただけです。



 ともかくも役者のみなさまは、楽しませてくれました。



   草笛光子さん、かわいい!



 晃一の母(草笛光子)の年齢は不明ですが・・・ボブの髪型とか立ち居振る舞いとか、



前半やけにキュートです(それ故後半が悲しいことになりますが)。



 こんなおばあちゃんなら孫に好かれて当たり前! ステキすぎ!



   晃一、難しい取引先にご挨拶。



 うわっ、段田さんが出た!、とびっくり(出てるの知らなかったもんで)。



 気難しい店長、というお得意の口元が曲がった感じの役柄です、似合いすぎです。



晃一と店長のやりとりが数回あるのですが・・・なんでこの二人、こんなに息が合って



んの?、というほどお気軽コメディ芝居に走りがち(いや、面白いんだけど)。



 あ、この二人、昔、土ワイで共演してる!!!



 『相棒』より前だったから10年以上前か? シリーズもので探偵事務所をしていた



ではないか。 なるほど、共演して一度つくった関係性は、間があいてもすぐ元に



戻せるのか・・・大人の仕事だなぁ。



 段田さんは『臨場‐劇場版‐』のほうにもお出になるようなのでチェックかな。



   山間の古民家から駅まで毎日自転車通勤。



 ちょっとだぶつき気味のスーツを着てるだけで杉下右京から遠ざかるのが素晴らしい。



ついつい右京さんの影を探してしまう悪い癖がありまして、でも見つけられなかった。



後半、東京本社で晃一が上司に思いの丈をぶつけるシーンでは、「こんなによどみなく



喋らない(しかも話したい言葉の量はそれほど多くない)水谷豊、初めて見た!」でした。



 まぁ、中高年の方々がぐっとくるないようなのは確かで(あたしのまわり、結構泣いて



いたが観客のほとんどがその世代で、今回の客でもあたしが最年少か、だったことも



あり)、そういう層がよろこぶ映画だなぁ、という感じ。 でもあたしはまだ子供たちの



気持ちの方に引っ張られてしまいます。



 『プリンセストヨトミ』のあの女の子が男前のサッカー部の先輩として登場するし、



『龍馬伝』の龍馬少年時代の子は手足が細長くなって将来どれだけ大きくなるやらと



いうことを感じさせるし、『告白』のあの女の子はやはりそれなりに影がある役で登場



するし、このくらいの年齢になるともはや<子役>ではないだろうし、みなさんいい仕事



してくださいね、と期待。 


posted by かしこん at 05:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする