2012年05月04日

引き続くコージーミステリ その2



危ない夏のコーヒー・カクテル/クレオ・コイル



 <コクと深みの名推理>4作目。 前作で意気投合したデイヴィッドがハンプトンで



始める新しいレストランで、従業員にバリスタ研修をしてもらえないか、と誘われた



クレアは、ビレッジブレンドはいつもの仲間たちに任せてこの夏はハンプトンで



半分リゾート・半分仕事。



   表紙の猫もリゾート。



 しかし例によって殺人事件が起こってしまい、自分に正直すぎるクレアの元義母



マダム&クレアの娘ジョイにも振り回され、クレアは意地になって事件を解決する



ことに。



 うーん、これは今までの中でいちばんとっちらかっている印象かも・・・。 役割の



ために必要な役をつくりました、という感じでどうもキャラクターに愛情が湧きがたい。



 結論が、「ひと夏の恋を自分も体験してみよう」というのではちょっと・・・。





待ちに待った個展の夜に/ジェイニー・ボライソー



 コーンウォール・ミステリーシリーズも4作目。 ついに初めての個展を開くことに



なったローズはその準備で大わらわ。



   ローズの両親もやって来ますよ!



 コーンウォールにいるローズの友人たちもまたこの日をとても楽しみにしていた。



 が、友人の一人エッタは浮かない顔で、「落ち着いたら相談にのってほしいことが



ある」と頼んでくる。 いくらいそがしくてもそこをおろそかにできないのがローズらしさ。



 しかしその矢先、エッタの息子ジョーが崖から転落して死亡。



 これは事件なのか事故なのか、当然ローズは調べてまわることに。



 初登場のローズのご両親がなかなかいいキャラで、今後もレギュラー化しそうな気配。



だんだんローズの人間関係をこっちも把握してきますから、仲のよい人たちとのいつもの



やりとりが楽しいわけで。 このシリーズはコージーにしては<残された家族・友人の



苦しみ>を逃げずにしっかり書いてあるのが特徴で、どうしてもほろ苦さが残るのです



が、「だからこそ、残った者たちは生きていかなければ」という覚悟につながっていくのが



好印象です。


posted by かしこん at 04:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 読んじゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする