2012年02月20日

ペントハウス/TOWER HEIST



 コンゲーム的な話、結構好きです。 そして微妙なラインでの豪華キャスト、



ちょっと惹かれてしまいます。



   全財産は、最上階(ペントハウス)。



 長期滞在型高級マンション・“ザ・タワー”の管理人ジョシュ(ベン・スティラー)は



お客様満足度を高めるために日々の仕事に励んでいる。 最上階に住む大富豪の



ミスター・ショウ(アラン・アルダ)とは夜中にオンラインでチェスをし、新規事業等に



ついて情報提供もする。 タワーの従業員のお手本であり、彼がいないと実際仕事が



まわらないほどである。



 しかしある日、ミスター・ショウは投資の名目で集めた金を不正に使い込んでいる



ことが発覚、FBIに逮捕されるが、ジョシュはタワー従業員たちの年金も「10倍に



なるから」と言われて渡していたのだった・・・自分の金ならあきらめもつくが、それは



仲間たちの人生のかかったお金。 どうにかお金を取り返せないものかと策を練る。



 基本的に善人で有能で真面目、というベン・スティラーがとてもかっこいい。



 白髪まじりで「えっ、老けた!?」とびっくりしましたが・・・エディ・マーフィーと幼馴染



という設定だから若干老け気味なのか? それにしてもタンクトップ&ニットキャップ姿の



エディ・マーフィーは昔とあまり変わった感じがしない・・・若いのでしょうか。



   計画に加わる仲間たち。



 一応、エディ・マーフィーは泥棒の過去があるという設定ですが、他はみなさんド素人。



助手の義弟役のケーシー・アフレックはわざわざ喋り方が変になっており、学歴低い感と



いうか頼りなさ全開。 少数民族枠(?)でタワーに採用されたサービスマンのマイケル・



ペーニャさん、こういう役多いよな・・・「バーガーキングで働いてました」的ネタは



アメリカン人には受けそうである。 『プレシャス』の印象が強すぎて他に役はくるのかと



心配になってたガボレイ・シディベは横柄なメイド役で出番は少ないがおいしいところを



持っていくし、金融危機で財産をなくしてタワーを追い出されて妻子にも逃げられた



ホワイトカラーにはお久し振りのマシュー・ブロデリック(『ニューイヤーズ・イヴ』にも



出てたけどほんのちょい役)。 こんな人たちで百戦錬磨の詐欺師を出し抜こうというの



だから無謀なのであるが、無謀であるが故に応援したくなってしまうのが小市民である。



「がんばれ、ベン・スティラー!」という気分で、盛り上がりました。



 厳密に見えて運任せの彼らの計画はどうしようもなく杜撰であるが、タワー内部を知り



ぬいている従業員特権を活かし、内部構造をレゴブロックで完全再現しているのには



受けました。



   物語の鍵を握るのは、このフェラーリ。



 なんと『ゴースト・プロトコル』も真っ青の高所アクションがあり・・・プロのイーサン・



ハントに比べたらよれよれの素人があれを成し遂げるとは逆にすごいんじゃないか!、



とマシュー・ブロデリックに心の中で拍手。



 まぁ映画的には特に新しいものはないんですが・・・いろんなところで細かい職人技を



楽しませてもらいました、という感じ。 後味も悪くないし、群像劇的な側面もあるし、



頭脳線を期待してしまったら肩すかしかもですが意外にもあたしは楽しめました。



 かっこいいベン・スティラー、もっと見たいな〜。


posted by かしこん at 05:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする