2012年02月14日

第54回グラミー賞授賞式

 なにしろ式の前日に「ホイットニー・ヒューストン、急逝!」である。
 現場の混乱ぶりと「それでもなんとかしようじゃないか」の気持ちがあふれた授賞式だった。 生中継を受ける日本側も困惑しており、ジョン・カビラはゲストが登場する度に彼女とのかかわりや感想などを聞いている(LAのステイプルズセンターの横の建物からの中継なので、ゲストも日本に縁のあるスティーヴ・ルカサーなどそれなりに豪華である)。 去年も思ったが、ジョン・カビラ氏の熱血ぶりはあたしはキライではないし好きなものへの情熱を感じてむしろ好印象なのだが(内容にも詳しいしね)、一方、滝川クリステルは興味あるのか・やる気あるのか?、と・・・。 MC二人とも熱いタイプではうっとおしいのか? となるとジョン・カビラ一人でいいじゃないかと思うのはあたしだけだろうか。 添え物としての女性はいりません。 実のある話のできる司会者がほしいのです(まぁ、見目麗しい女性はいるだけでよい、と考える人も多いのでしょうね。 今年のアカデミー賞授賞式はジョン・カビラ&高島彩なのでそれも心配です)。

 さて、肝心の授賞式ですが・・・司会はL・L・クール・J。 冒頭からホイットニー・ヒューストンへの哀悼を表します。 そしてジェニファー・ハドソンが“ I Will Always Love You ”をしっとりと歌い、涙を誘うのであった。
 結果的には予想通りの“アデル・ナイト”になったわけですが、順当な授賞だと思います。
 さすがのラップ大国・アメリカでも、RAP・HIPHOPで年間最優秀楽曲賞は難しいよ、と考えてしまうあたしもグラミー協会員並みに保守的なのかしら。 でもあのアデルの正統派な歌を前にしたら、そっちを選んじゃうでしょ、カニエ・ウェストより。
 ロック部門はフー・ファイターズ独占・・・カート・コバーンが生きてたらニルヴァーナがここで演奏してるんだろうか、とふと考えた。 いろいろなものを背負ってステージに立つ人がいるということがわかる年齢にあたしもなってきたようだ。
 しめくくりは毎年ベテランですが、今回はポール・マッカートニー。
 新作が出たから?、ではなくてビートルズメドレーでびっくり。
 “ゴールデン・スランバー”・“キャリー・ザット・ウェイト”・“ジ・エンド”と3曲も。 しかも最後の(まさに!)“ジ・エンド”ではギター大物デヴィッド・グロール(フー・ファイターズ)、ジョー・ウォルシュ(イーグルス)、そしてブルース・スプリングスティーンが演奏に参加!
 ホイットニー・ヒューストンにすべてを持っていかれそうだった授賞式を本来の流れに戻した。 とにかくおじさん4人がすごく楽しそうにギターを弾き合っていたのが印象的。
 ポールのアルバム買っちゃおうかな、という気分にさせられました。
 尚、授賞式の主な結果は次の通りです。

■ 年間最優秀レコード
 “ローリング・イン・ザ・ディープ”/アデル
■ 年間最優秀アルバム
 “21”/アデル
■ 年間最優秀楽曲
 “ローリング・イン・ザ・ディープ”/アデル
■ 最優秀新人賞
 ボン・イヴェール
■ 最優秀ポップ・ソロパフォーマンス
 “サムワン・ライク・ユー”/アデル
■ 最優秀ポップ・グループパフォーマンス
 “ボディ・アンド・ソウル”/トニー・ベネット&エイミー・ワインハウス
■ 最優秀ポップ・アルバム
 “21”/アデル
■ 最優秀ロック・アルバム
 “ウェイスティング・ライト”/フー・ファイターズ
■ 最優秀ラップ・コラボレーション
 “オール・オブ・ザ・ライツ”/カニエ・ウェスト
■ 最優秀ラップ・アルバム
 “マイ・ビューティフル・ダーク・ツイステッド・ファンタジー”/カニエ・ウェスト
■ 最優秀サウンドトラック
 “ボード・ウォーク・エンパイア:Vol.1” ( ← これちょっと意外!、でした)

 やはり、アデル強し!、ですね!
 でもイギリス本国より評価が遅いのはいたしかたないのか。

ラベル:洋楽
posted by かしこん at 02:13| Comment(2) | TrackBack(0) | Music! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする