2012年01月14日

ミッション・インポシブル ゴースト・プロトコル



 『Mi:4』じゃないんだね・・・“MISSION:IMPOSSIBLE - GHOST PROTOCOL”と



したのが新鮮な感じ。 ゴースト・プロトコルという言葉の組み合わせを見つけた



人は冴えている。



 実はあたし自身、MIシリーズはもういいかなぁと思っていて・・・だってもともと



『新スパイ大作戦』のファンだったのだもの(初期の作品・オリジナルはのちに



CATVで見た口)。 フェルプスくんにあんなことするなんて!、と一作目で怒り



沸騰。 二作目以降は色眼鏡で見てしまってました・・・そのくせゲストにいい人を



連れてくるから困ったものです。 そして今回も予告にトム・ウィルキンソンが出て



いたし(でも多分チョイ役なんだろうなぁ、という気配濃厚)、チームの新メンバーに



ジェレミー・レナー、前作に続きサイモン・ペッグの出番増えるらしい!、と聞いたら



気になるよね・・・というわけで、見に行ってしまいましたよ。



 あるミッション遂行のためイーサン・ハント(トム・クルーズ)の参加が不可欠、



しかしイーサンは今、ロシアのある刑務所に収容中・・・彼を脱獄させるミッションが、



盛り上がるオープニング。



   IMFの通信機はロシアの公衆電話にも

   仕組まれている。 5秒後には自動的に消滅・・・しそびれてロシアでの不備が笑いのネタに。



 続いてクレムリンに侵入する一大ミッション・・・面白すぎます。 ストーリーや展開と



いうよりも、クレムリンの警備兵たちをごまかす仕掛けがハイテクなのにローテク。



有能なのかご親切なのかわからないロシア警察、と全体的にユーモアが漂っている



のが4作目の特徴。 チームが政府と切り離されたため、孤立無援化したチームが



全部やるしかない、とトム・クルーズ重視ではなくチームワーク重視になったバランスも



よかった。 でも、トム・ウィルキンソン即刻退場で、ショックだった・・・予想はしてたが、



それ以上で。



   お笑い担当:コンピュータオタクのベンジー

  (サイモン・ペッグ)はなんと昇級試験を受け、現場に出られる資格をとっていた!



 そう、なにしろ元ネタはテレビドラマの『スパイ大作戦』である。 オープニングテーマ



導入への様式美も(今回アレンジが重厚になっており、いささか古めかしいものを感じて



しまい、残念)ありだし、素っ頓狂な展開、炸裂するユーモアなどもオリジナルから受け



継いでいる精神。 しかし、それと同時に非常にあっけなく人が死ぬ・・・メインキャラは



「それ、死ぬか大怪我だろ?」という場面でもぴんぴんと生きているのだが・・・その



ギャップが、このシリーズにいまいちのりきれない要因であった。



 だが今回は、このシリーズであたしいちばん好きかも、と思った。



   なにしろ今回の“敵”は・・・。



 どうやらラスボスらしいスウェーデン人ヘンドリックス(元ストックホルム大学教授で



現在テロリスト、イーサンに匹敵するほど強いとはどういうことだ!)、どこかで見た



ことがあると思ったら、カッレ君じゃないか!



 そう、ミカエル・ニクヴィスト!(『ミレニアム』のミカエル・ハルストレム役の人)。



 あまりに強面すぎて、わからなかった・・・(スウェーデン映画での彼は二枚目半的な



チャーミングさをたたえているのに、この映画では彼のいいとこなし。 ハリウッドに



まず来るってこういうこと?)



 そしてアナリストなのになりゆきでチーム入りしてしまうブラント(ジェレミー・レナー)、



その体型で分析官とかありえないから、と思ったらちゃんとそういう展開になりました。



   チーム内で疑心暗鬼、お約束です。



 核・放射能汚染の恐怖、という今の日本では笑ってすませられないテーマなだけに



見ていてつらい部分もあったが、好きな役者が次々出てくるだけでこんなに楽しめる



のか、と思うほど映画にのめり込んでいる自分もいた。 ジェレミー・レナーがキュート



すぎだし、まして彼までお笑い担当だとは〜。



  

     ドバイの“ブルジュ・ハリファ”120〜130階付近にて。

     高所恐怖症のあたしには無理!



 しかしアクションシーンはドバイだけでなく、次々場所を変えて手を変え品を変え



続出するので、見てる側は息つく暇もない(それを緩和するのがユーモアなのだが、



おかげで2時間越えでもあっという間である)。



 孤立無援のチーム、といってもやっぱりあの人はこっそり協力してくれるし(ラストに



しっかり登場!)、どこまでが任務でどこからが任務ではない・なかったのかが相変わ



らずごちゃごちゃでございますが、ラストシーンに笑顔ひとつでこれだけのアクション



映画を一瞬でラブストーリーに変えてしまうトム・クルーズ、やはり只者ではない。


posted by かしこん at 07:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする