2012年01月16日

まだまだ終わらない海外ドラマ・・・2



 地上波のドラマも始まってきちゃってますが、あたしが日々追われるのは



海外ドラマ。 一週間何も見ないままで放っておくとHDD残量が恐ろしいことに



なる・・・ので、地道に見る時間をつくります。





24 Twenty-Four ファイナルシーズン



 今更ですか・・・なんですが、やっと見終わりまして。



 裏切りに次ぐ裏切り、次々といきなり死んでいく人々、とへヴィな内容なので



続けて見るのがしんどいのです。 18話ぐらいでちょっとしばらく止まってて、



やっと全部見る気になって。



 アメリカの正義を信じて邁進してきたジャック・バウアーも、ついに忠誠心の



よりどころであった“合衆国大統領”を信じられなくなってしまい、暴走・・・という



構造は、そうでもしないとファイナルにできませんという苦肉の策のようで、哀しい。



 ファイナルらしく、ちょい役にも豪華な出演者(『ER』のドクター・ベントンとか!)が



いるのがうれしかったけど。





THE EVENT/イベント



 『LOST』+『フラッシュフォワード』、というふれこみの超大作。



 確かに『LOST』的なタイムラインですが、あたしは『4400‐未知からの生還者』を



なんだか思い出しました。



   これも豪華出演者で!



 どっかでみたことあるぞー、な人たちが沢山。 が、あたしがいちばんびっくり



したのは、レギュラーに普通にクリフトン・コリンズ・Jrがいたことです・・・しかも



地味だから(役柄的には重要なんだが)最初気づかなかった・・・役によって印象が



全然違うというカメレオン俳優ぶりをまさかテレビドラマで見られるとは・・・。



 ワンシーズンのみ、全22話で完結します!、という潔さも売りになってるようですが、



終わってないじゃん・・・(いや、終わっているといえば終わっているが、あまりに



投げっぱなしというか)。 まるで世紀末のような内容だった。





クリミナルマインド 特命捜査班レッドセル



 『クリミナルマインド』のスピンオフとして、主役にフォレスト・ウィテカーを迎えた



シリーズ。 本家『クリミナルマインド』は今週からWOWOWで第6シーズンが



始まるし、全米でも大人気なのかと思っていたら、『レッドセル』は第13話の最終回が



ものすごいクリフハンガーで、「こ、このあとどう続ける気だ!」と見てるこっちが



焦るくらいの展開だったのだが、エンディング後のテロップで『アメリカの番組製作が



中止となり、この番組はこれが最終回となります。 最後までの御視聴ありがとう



ございました』と出て、絶句。



 おいっ! どういうことですか!



 ・・・アメリカのテレビドラマは視聴率が悪いとすぐ打ち切る(視聴率がよくても



製作費がかかりすぎると判断されればそれでも打ち切られる)というが、ほんと



容赦がない。 多分制作側は続きをつくる気だったんだろうけど・・・事件の顛末



だけでも本家のほうで語ってもらえないものだろうか。



 フォレスト・ウィテカーの演じたサム・クーパーという役、なんとなく武士道を



体現している感じで好きだったのだが。





ハリーズ・ロー 裏通り法律事務所



 あたしは基本的にWOWOWが放送する海外ドラマは全部チェックします



(韓国ドラマは範囲外)。 1月始まりのドラマ、かなり多いですがこれちょっと



面白そう。 『シェイムレス〜俺たちに恥はない』もおバカっぽくて期待ですが、



録画してるけどまだ見てないので。



   なんとキャシー・ベイツがテレビドラマ初主演!



 デビッド・E・ケリーが製作総指揮として新たに手掛ける弁護士モノということで・・・



あたしは『ザ・プラクティス』は好きだったけど『アリー・my・ラブ』はそれほどでもなくて、



でも主役がキャシー・ベイツならばムダに恋愛がらみにはならんだろ、と判断。



 まだ第一話しか見ていませんが、シンシナティの治安のイマイチな通りを舞台に



ちゃんと人間ドラマに仕上がっていていい感じです。



 しかし、アメリカのテレビドラマはほんとに弁護士モノが多い。 “職業・弁護士”の



割合がいちばん多いから?


ラベル:海外ドラマ
posted by かしこん at 04:19| Comment(0) | TrackBack(0) | WOWOW・CATV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月15日

つい号泣



 さすがにもうやばい、ということで、ちょっと本棚を整理。



 といっても本棚に隙間があるわけではないので、しばらく読まないかなぁ、と



判断した本は段ボール箱に、未読の本を取りやすい場所に置き、優先順位を



考える。 シリーズ物は近くに揃えておかないと、一気読みをするときに不便だし。



 ふと、先日、「萩尾望都の初期作品はトーマス・マン、ヘルマン・ヘッセです!」と



エスさんに力説されたことを思い出し、つい『トーマの心臓』を手に取ってしまう。



   文庫版をぱらぱらめくるだけのつもりだったが・・・。



 結果的に最初のページからがっちり読んでしまい、ところどころ号泣。



 なんなんでしょう、もう何十回と読んでいるのに必ず泣いてしまう。 しかも



読むときどきで感情移入する人物が変わるのに、結局泣く。 いちばん多いのは



ユーリなんですが、今回はトーマに、トーマの思いの美しさと強い覚悟にぐっと



くる。 読むときのあたしの気分によって左右されるのですよね、オスカーだったり、



エーリクだったり。 あぁ、この時期の少女マンガは、今の文学よりはるかに文学の



香りがする作品が多いよ。



   この豪華本も持っています。



 劇団スタジオライフの『トーマの心臓』を2003年に見たとき、アンコールのあと



三人がこの表紙と同じポーズをとったのを見たときにはお芝居とは別な意味で



感動した(個人的にはユーリ:山本芳樹・オスカー:笠原浩夫・エーリク&トーマ:



及川健がベストキャストです!)。



 まずい、『ポーの一族』も『アンジェリク』(木原敏江)も読んでしまいそうでコワイ・・・



今日も号泣してしまうではないか。


posted by かしこん at 07:08| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 読んじゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月14日

ミッション・インポシブル ゴースト・プロトコル



 『Mi:4』じゃないんだね・・・“MISSION:IMPOSSIBLE - GHOST PROTOCOL”と



したのが新鮮な感じ。 ゴースト・プロトコルという言葉の組み合わせを見つけた



人は冴えている。



 実はあたし自身、MIシリーズはもういいかなぁと思っていて・・・だってもともと



『新スパイ大作戦』のファンだったのだもの(初期の作品・オリジナルはのちに



CATVで見た口)。 フェルプスくんにあんなことするなんて!、と一作目で怒り



沸騰。 二作目以降は色眼鏡で見てしまってました・・・そのくせゲストにいい人を



連れてくるから困ったものです。 そして今回も予告にトム・ウィルキンソンが出て



いたし(でも多分チョイ役なんだろうなぁ、という気配濃厚)、チームの新メンバーに



ジェレミー・レナー、前作に続きサイモン・ペッグの出番増えるらしい!、と聞いたら



気になるよね・・・というわけで、見に行ってしまいましたよ。



 あるミッション遂行のためイーサン・ハント(トム・クルーズ)の参加が不可欠、



しかしイーサンは今、ロシアのある刑務所に収容中・・・彼を脱獄させるミッションが、



盛り上がるオープニング。



   IMFの通信機はロシアの公衆電話にも

   仕組まれている。 5秒後には自動的に消滅・・・しそびれてロシアでの不備が笑いのネタに。



 続いてクレムリンに侵入する一大ミッション・・・面白すぎます。 ストーリーや展開と



いうよりも、クレムリンの警備兵たちをごまかす仕掛けがハイテクなのにローテク。



有能なのかご親切なのかわからないロシア警察、と全体的にユーモアが漂っている



のが4作目の特徴。 チームが政府と切り離されたため、孤立無援化したチームが



全部やるしかない、とトム・クルーズ重視ではなくチームワーク重視になったバランスも



よかった。 でも、トム・ウィルキンソン即刻退場で、ショックだった・・・予想はしてたが、



それ以上で。



   お笑い担当:コンピュータオタクのベンジー

  (サイモン・ペッグ)はなんと昇級試験を受け、現場に出られる資格をとっていた!



 そう、なにしろ元ネタはテレビドラマの『スパイ大作戦』である。 オープニングテーマ



導入への様式美も(今回アレンジが重厚になっており、いささか古めかしいものを感じて



しまい、残念)ありだし、素っ頓狂な展開、炸裂するユーモアなどもオリジナルから受け



継いでいる精神。 しかし、それと同時に非常にあっけなく人が死ぬ・・・メインキャラは



「それ、死ぬか大怪我だろ?」という場面でもぴんぴんと生きているのだが・・・その



ギャップが、このシリーズにいまいちのりきれない要因であった。



 だが今回は、このシリーズであたしいちばん好きかも、と思った。



   なにしろ今回の“敵”は・・・。



 どうやらラスボスらしいスウェーデン人ヘンドリックス(元ストックホルム大学教授で



現在テロリスト、イーサンに匹敵するほど強いとはどういうことだ!)、どこかで見た



ことがあると思ったら、カッレ君じゃないか!



 そう、ミカエル・ニクヴィスト!(『ミレニアム』のミカエル・ハルストレム役の人)。



 あまりに強面すぎて、わからなかった・・・(スウェーデン映画での彼は二枚目半的な



チャーミングさをたたえているのに、この映画では彼のいいとこなし。 ハリウッドに



まず来るってこういうこと?)



 そしてアナリストなのになりゆきでチーム入りしてしまうブラント(ジェレミー・レナー)、



その体型で分析官とかありえないから、と思ったらちゃんとそういう展開になりました。



   チーム内で疑心暗鬼、お約束です。



 核・放射能汚染の恐怖、という今の日本では笑ってすませられないテーマなだけに



見ていてつらい部分もあったが、好きな役者が次々出てくるだけでこんなに楽しめる



のか、と思うほど映画にのめり込んでいる自分もいた。 ジェレミー・レナーがキュート



すぎだし、まして彼までお笑い担当だとは〜。



  

     ドバイの“ブルジュ・ハリファ”120〜130階付近にて。

     高所恐怖症のあたしには無理!



 しかしアクションシーンはドバイだけでなく、次々場所を変えて手を変え品を変え



続出するので、見てる側は息つく暇もない(それを緩和するのがユーモアなのだが、



おかげで2時間越えでもあっという間である)。



 孤立無援のチーム、といってもやっぱりあの人はこっそり協力してくれるし(ラストに



しっかり登場!)、どこまでが任務でどこからが任務ではない・なかったのかが相変わ



らずごちゃごちゃでございますが、ラストシーンに笑顔ひとつでこれだけのアクション



映画を一瞬でラブストーリーに変えてしまうトム・クルーズ、やはり只者ではない。


posted by かしこん at 07:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月13日

『陰陽師』につづきが・・・!



 年末年始休みがバッチリ図書館の休館日に重なったので(その間、返却ボックスの



使用は控えてほしいと言われたし)、タイミング悪くてついつい延滞・・・「すみません、



すみません」と9冊返却、読み終わっていない4冊を再度貸し出し手続きする。



 怒られなかった、よかった。



 市立図書館はそんなに厳しくはないと思うのだが、あたしがかつて行ってた大学



図書館はそりゃーもー厳しくて、延滞したらその日数分だけ図書館が使用禁止に



なるのである(勿論、貸出もしてもらえません)。 そんな目に遭ったことはありま



せんが、想像しただけで恐ろしい。 それからは何があっても返却期限を守らねば!、



の意識が根付いている(というか強迫観念になっているあたしなのだった)。



 そんな図書館の帰り道の本屋で、驚愕の新刊!



   陰陽師 玉手匣1/岡野玲子



 えーっ!! あれに続編なんてあり得るのか〜!



 どうやら真葛の開く玉手箱の中から出てくる物語、という意匠らしい。 安倍晴明の



息子がちょこまか動いて喋る大きさになって巻物サマを翻弄するし、お久し振りの



博雅も登場するしで、番外編的内容ながら本伝初期の頃の雰囲気に戻ったかのよう。



 どんどんわけのわからない世界に行って、原作とはまったく別のものになった



『陰陽師』でしたが、かなりわかりやすくなって戻ってきたのね、と感慨。



 そしてここにも3.11が大きな影を・・・けれどそれを希望に変えて描く、時間は



かかっても。 プロの書き手の心意気、感じました。


posted by かしこん at 03:54| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月12日

2011年秋ドラマまとめ



 10月〜12月期のドラマって他の季節に比べて話数が少ないですよね・・・。



実際話数が少ない上、年末に向けてこっち側もばたばたするから余計そう思うの



かしら。 というか、海外ドラマに追われて地上波の日本のドラマは油断すると忘れ



がちになるからかも。 で、結局最後まで見たのは。





南極大陸



 実はまだ全部見てないんですが・・・HDDの空き時間を増やすためにDVDに



落としまして、その編集作業(CMをカット、など)の最中にちらちら見た限りでは



・・・犬たちの名演技に、号泣。 好みの役者総出演なので、ガンガン泣いても



構わない日にじっくり見たいと思います。





家政婦のミタ



 まさかあんなに大ヒットドラマになろうとは・・・。



 あたしは初回から見ていたので、「あぁ、『女王の教室』的な展開だろうなぁ」と



思っていましたが・・・ここまでハードな過去を抱えつつ、最終的に心温まる話に



なろうとは。 話のまとまりは結構オーソドックス、というのは『女王の教室』と同じ



でしたが、よりメジャーなエンタメ方向に、多くの人の心を動かす方にシフトして



いったのが驚きでした。



   松嶋菜々子、現時点でベスト作品ですね!



 まさかと思ったが自分でも驚いたぐらいに、泣いちゃった。





DOCTORS〜史上最強の名医



 これは意外にも面白かったというか・・・病院ものではありますが、「組織の中に



身を置く自分の処世術・目的のためならアホはおだててどんどん使おう」という



組織論でした。 福田靖の脚本って目の付けどころはいいんだけどいつも何か



足りないよな・・・と思っていましたが、そして実際ちょっとツメが甘い部分はあるん



だけど、でもこれはこれまででいちばん面白かったです!



   ホームレスとエリート中学生の話には、泣いた。



 しかし沢村一樹のここ最近の充実ぶりはどうだろうか。 あたしは『働きマン』で



「この人ってこんなにうまかったのか!」と驚愕しましたが、よりうまくなっている・・・



おまけに顔がいいときてるよ(ギャグ演技もやっちゃうし)。 無敵じゃないか・・・



今後も要注目の人です。





11人もいる!



 すみません、これもまだ途中ですが・・・田辺誠一を伝家の宝刀的コメディ演技で



ここまで使い倒すとは、ズルイ(彼も顔がよい上演技もうまく、シリアスからコメディまで



できると伝わってしまったら今後すごいことになるじゃないか‐実際、1月スタートの



ドラマでまたよたよたの役をやっている・・・似合いすぎて怖い)。



   クドカンがホームドラマを描くなんて!

            しかもNOT TBSで!



 おじさん役の星野源さんがこんなにいいとは・・・期待以上でした。 ドラマの終わりに



ちょっとずつ増える弾き語り『家族だから』がやたらいい味。 CD化してるのかしら?



 神木龍之介にこんな役やらすとは〜!、とはじめは怒り心頭でしたが、彼ももはや



ただのかわいい子供ではないのであった(ある意味、病気ではない『木更津キャッツ



アイ』のぐっさん?)。 ま、きたろうさんが出てきたから、許す。





妖怪人間ベム



 これも意外に面白かったが・・・途中まで盛り上がれば盛り上がるほど、最終回が



あっけない、というのがさみしい。 北村一輝、グッジョブ!





相棒ten



 思いの外視聴率が苦戦しているようですが、前のシーズンが高すぎたともいえる



のかも。 『相棒』は好きな人が見るドラマであって国民的なヒットドラマの位置には



いない方が番組のためだと思うんだが。 しかし今シーズンも(またしてもあたしは



まだ途中までですが)カメラアングルなどの表現に実験的要素が組み込まれていて、



その遊び心が楽しかったりする・・・マニアか、あたしは。



   右京さんの前のめり気味の

            「どうもありがとう」が最近、やたらいい。



 予告を見るかぎりではこれまでのシーズンに登場した人が再び、ということが



多いっぽい(マーロウ八木の再登場はうれしい!)。 これをネタ切れととるか、



セミレギュラー増えて世界観が強まったと見るべきか・・・見て判断、ですね。





 なんでも大河ドラマ『平清盛』の出来に兵庫県知事が文句をつけたらしい・・・



めちゃくちゃ恥ずかしい。 大河ドラマは、地元のPRドラマではないであろう。



ドラマをきっかけに地元が盛り上がるも盛り上がらないも、地元の自由である



はずだ。 それを、「観光客が来るように魅力的に描け」だと・・・なんて言うんで



しょうねぇ、こういう利益誘導の考え方、利権にどっぷりつかっている人間ですって



ことを明らかにしてるだけなんだと思うんだけど、その恥ずかしさに本人気づいて



ないんだろうなぁ。 あたしは投票してないけど、こんな人が県知事とは・・・



恥ずかしいぜ(というか兵庫県、投票率が全般的に低すぎるからな、それも



恥ずかしいぜ)。 兵庫県知事には「立場をわきまえろ」的な非難が殺到している



そうなので、普通の感覚を持ってる人が多いと知って、安心しました。



 ま、あたしはドラマを録画したけどまだ見ていないのであれですが、平安時代



後期の武士をリアルに描こうと思ったらそりゃ埃だらけになると思うけどな〜



(『龍馬伝』の岩崎弥太郎の汚れっぷりを思い出せ!)。


posted by かしこん at 03:45| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビ・テレビドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月11日

お久し振りの



 仕事場の本好き仲間・えすさんから本を貸していただく。



 わーい、人から本を借りるってなんか久し振り!



   秘密‐TOP SECRET‐/清水玲子

    ひとまず3巻まで。 あたしからは『数寄です!』をお貸ししました。



 第一話というか序章のあまりの完成度が高いので、てっきり「誰しもが持っている



墓場まで持っていきたい秘密」がテーマの連作短編なのかと思っていましたら・・・



第二話から登場の“第九”(警視庁の特殊班、死者の脳をスキャンし、生前の映像を



再構築させて捜査に当たる)の話に・・・序章は“脳を捜査に使う”というきっかけに



なった事件っていう扱いだったのか! 序章に出てきた美少年と次からの主役・



薪さんがそっくりなので関係があるのかと勘繰ったのだが・・・そうだった、この



マンガ家さんは美少年の顔の描き分けができない人だったのだ!!(最近読んで



なかったから忘れてた・・・



 新人捜査官として第九に入ってきた青木くんがこれまた天然のおバカさんで・・・



ジャックよりもへっぴり腰とはどういうことだ!、である。 今後成長するのか・・・。



 薪さんと青木くんの関係は同じ作者の別作品に登場するエレナとジャックを思い



起こさせるけれど、今回は同性なので、『相棒』的切磋琢磨を期待したい。



 題材の多くは、猟奇殺人事件ですけどね。





   弁護側の証人/小泉喜美子

      集英社文庫・・・文庫でももっと装丁には力を入れて!



 これは復刻されてわりとすぐに買っていた。 日本のミステリ史上伝説の作品の



ひとつだから。 で、読み始めたら独特の雰囲気というか空気感に圧倒され・・・、



「これ、すぐに読み終わったんじゃもったいないぞ!」と半分くらいで読むのをやめて



積読本に入れてしまった。 最近それが出てきたので、さすがに読んでしまおうか、



と思った次第。 薄い本なので、一気読みが可能なところが危険です。



 小泉喜美子さんはあたしの中では『時の娘』などの翻訳家ですが・・・オリジナルも



書かれているんですねぇ。 なんか波瀾万丈な人生を送られた方のようです。



 実のところ、序章でネタ割れしています。 しかし、そんなことはどうでもいい!



 だって最初に本が出たのは1963年ですもの、アイディアはあとから使われて



今では新鮮味がなく感じられるのは仕方ない。 だが、唯一無二のこの雰囲気が



素晴らしいわけです。 大金持ちが財産目当てに殺されるという、あたかも英国の



古典的な推理小説を翻訳したかのような味わい、しかし舞台はあくまで日本。



 クリスティの『検察側の証人』のオマージュであるかのようなタイトルながら、



普通に裁判を考えたら弁護側の証人として出廷するはずのない人が出廷する、と



いう驚き(これは大ネタとは関係ありません)こそ、裁判員制度が導入された現在の



日本人は気づくべき!



 最後は、かつて男を愛した女と、今恋をしている女を対比しながらも二人とも全く



後悔していないところに、女の強さを感じてしまうのでした。


posted by かしこん at 03:01| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 読んじゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月10日

リアル・スティール/REAL STEEL



 原作はロバート・マシスンですが・・・この映画はディズニー配給です。



 マシスンの持ち味であるダークなエンディングが叶えられるわけもなく。 でも



見ちゃったよ・・・弱い。



   運命は、変えられる――。



 2020年、ボクシングというスポーツは人間がやるものではなく人間が操る



ロボットによって行われるようになっている。 かつてボクサーだったチャーリー



(ヒュー・ジャックマン)はロボットを連れドサまわりを続けているが借金まみれの



日々。 が、ある日、チャーリーのかつての妻が死んだと聞かされ、ずっと会った



ことのない11歳の息子マックス(ダコタ・ゴヨ)が現れる。



 とりあえずこのチャーリーがバカすぎて・・・同情する気も起こらない。 突然



現れた息子にどう接していいかわからない、というとまどいよりも「それ、人として



対応が間違ってるだろ!」という言動にあきれて言葉もないのである。 その分、



マックスくんが賢すぎ(ゲーム好きが昂じて日本語も勉強してるぐらいだ)。



 CMなどでは「父と息子の愛に泣きました!」みたいなこと言っているが、冗談



ではないのだ、そんなコメント放り出せ!



 メインは、ひとえにけなげなロボットたちなのである。



 チャーリーがドジって壊れてしまうロボットたちも、マックスが廃品置き場から



拾ってくる“ATOM”も、とにかくけなげなのである。 見てると目の奥がつーんと



なってくる。 人間の都合に関係なく、その指示に従おうとするロボットたちの



いたいけさに胸が熱くならないやつは人として何か欠落してるぞ! 人間じゃない



もの、というか生き物じゃないものにも人間と同じような感情を見出す、というのが



キャラクター大好きの日本人の特性であるならば、この映画ははっきり日本人を



狙い撃ちにしております。 そもそも字幕ではずっとATOM表記、アトムと書いたら



手塚プロに訴えられると思ってるのか?



   発見されたばかりのATOMは泥だらけ。

    それでもその青く光る眼は、じっとマックスを見つめる。



 あてにならないチャーリーよりも、マックスはATOMとともに過ごすことで心の



平穏を得る・・・このくだり、泣かずにいられようか。



 日本人を狙い撃ち、と書きましたが・・・この映画の世界観も非常に日本人的



発想で覆われており、妙な気分に。 ロボットのスタイルはガンダムのモビルスーツを



モデルにしているようだし、トランスフォーマーなどに比べれば重量感は明らかで



地に足のついた戦いを繰り広げてくれる。 まさにフォルムは超合金、という感じだし!



 そもそもアメリカにおいてロボットという存在はイコール軍事利用に結びつくはず



なのに(数々のアメコミの根底に流れているのはそれでしょう)。 が、ここでは陰謀の



動機はせいぜい金儲け。 このへんの底の浅さも、ある意味とても日本人的(心底



悪役というものが出てこないから)。



   マックスのTシャツ、“ロボット”って書いてあるぜ・・・。



 それにしてもチャーリーのダメっぷり。 ダメ男を許容する女がいるから、ダメ男は



いつまでたってもダメなままなのである。 チャーリーのプロボクサー時代のトレー



ナーの娘ベイリー(エヴァンジェリン・リリー)が罪つくり。 しかしマックスをこんな



いい子に育てた母親って、一体どれだけできた人だったのだろう。



 『アジャストメント』でいい味を出していたアンソニー・マッキーがここでもいい味



出してる裏賭博屋でニヤリ。 最強ロボットの設計者が日本人ということでマックスの



尊敬を買っているがどこが日本人ですか?な名前に困惑。 日本のサブカルへの



愛情は認めるが、どこかずれている・・・だから“極悪男子”を“超悪男子”とペイント



してしまうんだろうなぁ。



 あ、ダメ男のチャーリーですが、ボクシングフォームはなかなかリアルに本物っぽい。



   シャドー機能を使って、ATOMにボクシングを教え込む。



 そこだけかっこよかったです。 と思ったらエンドロールでボクシング指導はシュガー・



レイ・レナードとあって・・・ボクシング興味なしのあたしでさえ知ってる名前。 CGの



レベルは言うまでもなく、こんなお子様映画にそこまで・・・さすが、腐ってもハリウッド。



日本映画ではその底力、かないません。



 そして物語は予定調和ですが、とにかくけなげなロボットたちに免じて許そう。



 ダコタ・ゴヨくんもいい俳優になりそうだし!


posted by かしこん at 02:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月09日

聯合艦隊司令長官 山本五十六 −太平洋戦争70年目の真実−



 日本映画ってどうも戦争を題材にするとどっちかに寄っちゃうよな、微妙だわ・・・と



思っていたので、真っ正面に戦争を捉える映画にはそんなに食指が動かないんだ



けれども、ついこの前NHK−BSで見た『二百三高地』が思いの外よかったので、



それにこの映画はあまり偏っていないという噂を耳にしたので見ることに。 おじさん



揃いのキャストも好みですし。 でも役所広司は坊主頭のイメージがなく、見ていても



ずっと別の人みたいに思えた。



   総員出撃



 昭和14年、日独伊三国同盟をめぐって推進派と反対派がぶつかっていた。



 反対派の海軍は山本五十六(役所広司)を中心に意見をまとめていたが、新聞も



賛成の社説を掲載し、世論は賛成派に一気に傾いていった。



 映画で歴史を学ぶあたしだが、基本的に映画はフィクションだとわかっているので



“そこを入り口にして理解する”というだけで、映画に描かれたことを事実と同じと思う



わけではない(『カティンの森』でソ連兵の所業に怒りを覚えても、それがそのまま



現在のロシア人に向かうわけではない)。 この映画で描かれる日本は閉塞感に



満ちており、首相は次々交代し、景気が悪く、「わー、今の日本と一緒じゃないですか」と



思うので余計に、現在を投影させる仕掛けがあるんだろうなと考える。



   できるかぎり戦争を回避しようとする男は、

     その立場故に戦争の指揮をとらねばならなくなる。 そうなれば次なる目的は

     「戦争を一刻も早く終わらせること」だった。



 “世論の代弁者”を名乗る新聞が自ら世論を誘導し、戦争を煽っているとはっきり



描くことは珍しいけれど、それもまた今では必然になっているということかも(マスコミが



信用されてないことのあらわれ)。 「戦争になれば景気がよくなるから」と戦争を願う



庶民の姿もあり、常に弱者として描かれてきた国民像からの脱却はよいことだと思う



(映画の中では日露戦争から二十年しかたっていないのに「すぐに忘れる国民性



だから」ということになっており、それもまた今に通じる日本人の姿でした)。 なので



好戦的な新聞社の主筆?(香川照之)にすっごくイライラした・・・あたしが情報もあり



かつ平和な時代に生きているということなんだろう(香川照之、ちょっとやり過ぎ感が)。



 実際に空襲されるまで、日本は9.11前のアメリカ同様本土を攻撃されることが



なかった、戦争は海の向こうで起こることだと思っているから容易く戦争に賛成するのだ、



とため息。 日本中で戦争したくないと思っているのは軍人だけか?、みたいな皮肉。



 いや、過去の失敗を繰り返さないために人は歴史を学ぶのだから、「日本人、日本を



なんとかしようぜ!」ということなのかもしれない。 戦後、それこそ個人としては自虐の



念に押しつぶされそうになりながらもGHQの新たな指示に従ってこれまでとは正反対の



世論をつくりだそうとする新聞記者たちが描かれているのが大事なところです。



   山本五十六は甘いもの好きの下戸。



 山本五十六の言うことはすべて先見性に満ちいちいちごもっともで、彼に反対する



人々の愚かしさを誘うんだけれど、「山本五十六、そんな完璧な人だったのか」と



疑念が。 だって欠点ないんですもの、彼がいなくなったら日本終わりじゃん、と感じて



しまうんですもの。 自分と意見が対立するものにも声を荒げず、作戦に失敗して



帰ってきた者には茶漬けを振る舞う。 日本人の願うリーダー像ってこれか。 でも



しっかり非情さも持ち合わせているのですよね。



 そしてやたらと食べるシーンが多いのが印象的です。 あたしには山本家の家族の



食卓、子供たちに「漬けものは食事の後半になってから食べなさい」というのが勉強に



なりました(お漬物を食べるタイミングがいつもわからないので・・・)。



 戦争映画的ドンパチを期待するとCGがしょぼい(時折しょぼさの目立つNHK『坂の



上の雲』にすら負けている。 CG使ってない『二百三高地』のほうがリアル)とか、



出てくる人の名前が全然わからないとか、戦闘の最中に今映っている人たちが



具体的にどこにいるのかさっぱりわからないとか問題も多々ありますが、そのような



スペクタクル戦争映画ではないので期待する方が間違い。



   ミッドウェー海戦にて。



 陸軍より海軍のほうがリベラルというイメージがあるけれど、海軍の人でもまぬけは



いるとわかります。 おじさんキャストばかりでニヤニヤですが、もっと人数多くても



いいんじゃないのか? 限られた人しか出てこない感じ・・・予算の都合か。



 阿部寛と椎名桔平はさすがの安定感。 柳葉敏郎と伊武雅刀はいつもと同じですが、



柄本明はわりと抑え目、吉田栄作が地味にいい感じ。 坂東三津五郎が引き締め役を



一手に担い、玉木宏が語り手視点で参加。 その中心にはいつも、役所広司がいる。



   海軍の白い軍服はかっこいいなぁ。



 最近はやりの「見た目がまず本人にそっくり」路線は使わず、ひたすら内面に迫った



ところが正統派で、主演男優賞をごっそりとりそうな感じである。



 そしてこの映画では光と影の使い方が非常にわかりやすく効果的である。



 作戦会議を引きでとらえたとき、顔に当たる光の色で山本五十六の賛成派なのか



反対派なのかわかったり・・・軍人たちの心理戦として成り立つ部分もあったので、



いっそのこと戦闘シーンをもっと削ったほうがよかったのでは・・・。



 エンディングテーマは小椋佳。 いつもの小椋佳よりは一歩力強さに踏み込んだ



楽曲だったような気がする。 昔、夜中のテレビで『零戦燃ゆ』を見たことを思い出し



ました・・・内容はさっぱりだけど、石原裕次郎のエンディングに心打たれた記憶が。



 そこにあるのは、現在から過去を描くために必要な“誠意”(でもそれは戦争を美化



している、というのとは違う)。



 ただ、観客の年齢層が高かったんですよね・・・でもそういうときって観客のマナーが



悪いのよね・・・若い人を悪く言うなよ、と思う。 映画見て泣くなら自分のことのように



考えて! “他人事”が日本をダメにしてるのよ!


posted by かしこん at 02:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月08日

透明人間の告白/H・F・セインツ



 買ったばかりの本をすぐ読むとは・・・最近、積読山がどんどん高くなっているだけ



だったんだけど、現状に恐怖を覚えてきてとりあえず近くにあるものから読もう!、と



考え始めています。 これで、読むスピードが上がればめっけもん。



 先日、友人とも「増えすぎた本ってどうする?」という話をしたばかり。 読み終わった



本は段ボールにしまって押し入れにしまうことはできるけど、読んでない本をしまう



ことはできない!(しまっちゃったら探すの大変!)



 というわけで、地道に読んでいく所存。



  



 証券アナリストのニック・ハロウェイは、熱を上げているニューヨークタイムスの



記者・アンの気をひきたくてある研究所の発表会に連れていくと、その研究所は核を



利用しているのね、と盛り上がったアンは地元の過激な環境保護団体を仕込む。



団体が画策した爆弾が予定とは違うところで爆発し、研究所も吹っ飛ばしてしまった



せいで何か特殊な反応が起こってしまったらしく、爆発周辺にあったモノ・生き物は



みな「透明の存在」になってしまった。 勿論、ニック・ハロウェイも。



 突然透明人間になってしまったニックの逃亡劇が物語のメインですが・・・なにしろ



ニックの一人称で話が進むので、「ニック、バカじゃね?」と思わせられること多々・・・。



 透明人間がいることを知られ、スパイとして活用できるかも・いやいやまずは人体



実験をと考える人たちがいるだろうと想像はつく。 モルモットのような、自分の意志



どおりに生きられないなら死んだ方がましだと考えるニックの気持ちはわかる。



 が、あまりに行き当たりばったりである・・・。



 ニックを追う部隊の責任者ジェンキンズにいささか同情を禁じ得なくなるほどだ。



 透明になると自分の行動を遮る「他者の目」がなくなるから、冷静に考えればそれは



犯罪だぞ、ということもニックは平然とする。 自分が生きていくために必要なことだから、



それが当然の権利だとでもいうように。 H・G・ウェルズが書いた『透明人間』でも透明に



なった彼は非常に偏屈で話の通じない人間として描かれていたが、それと一緒では?



 会員制クラブにもぐりこんで衣食住を確保するくだりなどは閉店後のデパートに残って



売り場の布団にもぐりこんで寝た彼と同じでは? “いきいきとした透明人間の日常から、



より人間らしさが迫ってくる”と褒めている人は書いてるみたいだけど、基本的なところは



ウェルズが書いてますが・・・。



 いや、面白くないということではないのです。 面白いんだけど、ウェルズが悔しがる



ほどか、というのはちょっと疑問だなぁ、と思う程度です。



 そしてとても悲しいことに、出てくる女がバカばかり(いや、男女ともにまともな人は



出てこないんだけど・・・)。 アンなど、最初の爆発事故において「あなたにはわかって



いるかしら、これは原子力利用の歴史でもっとも深刻な惨事だということ」などと言う・・・



核爆発も起こってないし、放射能も検出されていないのに。



 だったらこの女はアメリカが使用した原爆についてはどう言うつもりだろう。 広島や



長崎の惨状を見たらなんと言うのだろう。



 後半から登場するもうひとりの女・アリスは、とにかくニックにとって都合のいい女で



しかなく・・・というか、情欲をあっさり恋だと思いこむニックの精神構造がまずバカで



ある。 それを受け入れる女の頭もどこかおかしいに違いない!



 常識のある人物がどこかにいないと、読んでて疲れる・・・ということに気づいた



(ジェンキンズがニックに「君は自分本位すぎないか」と声をかけるシーンがあるけど、



ニックはあっさり聞き流してるし)。 透明人間の苦悩って、いかにして消化中の食べ物を



目立たなくさせるかではなくて、透明になってしまったことで自分の理性や良心を失って



いくことではないのだろうか・・・最初の頃は彼も思っていたのですがね、慣れていくうちに



それもなくなっていった。



 人間が、人間である、とは。



 それを問いかけているのか?


posted by かしこん at 05:34| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 読んじゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月07日

意外な発見



 パソコンに向かっているときは、たいていソニックステージ(ウォークマン用の音楽



管理ソフト・多分今はもう別のものになっている)を立ち上げて、シャッフルにして



音楽を聴いている。



 なんだかんだで結構な曲数が入っているので、時折「おっ!」っと思うほど懐かしさを



感じたり、逆にアルバム買ってすぐのときは感じなかったなにかを再発見したりする。



そうすると今度はその曲が入っているアルバムをリピートして聴いてみて・・・あらためて



いいなぁ、と思ったり。



 最近のリピートはこちら。



   BATTLE STUDIES/JOHN MAYER



 ジョン・メイヤーはもともとキライではないんですが・・・なんというか、アメリカでの



評価が高すぎるのがなんか気に障るというか(U2もそうだけどグラミー賞獲りすぎ)、



やつあたり・あたしの性根がひねくれているせいだというのはわかっているのですが、



どうも素直に「いい」と言えなくて・・・。



 でも不意に予備知識なく流れてきたら、「お、いいな!」と思ってしまうわけですよ。



特にこのアルバムはアコースティックかつ非常にオーソドックスで、シンプルでよい



のです。 その分、楽曲のよさで勝負しないといけないし。 





   UNSTOPPABLE/RASCAL FLATTS



 全然知らなかったのですが、ラスカル・フラッツはカントリーのバンドらしい。



 あたしはたまたま“Here Comes Goodbye”という曲を耳にして、その壮大なる



バラードにノックアウトされたのでアルバムを購入しましたが・・・これまたカントリー



だとわかっていなかったためタワレコで大混乱。 最終手段をとり、店員さんに探して



もらいました。 最初っからそうしようと実感した瞬間(それ以後は困ったらすぐに



店員さんに助けを求めます)。



 というわけで“Here Comes Goodbye”以外をあまり聴き込んでなかったの



ですが・・・なんか、「普通にロックでいいんじゃないの?」と感じるのですよね。



そこがカントリーの懐の深さなのかもしれないけれど。



 まぁ、日本でも演歌と歌謡曲の違いって微妙なところもあるし、多分そういうこと



なんでしょう。 しかし日本ではあまり知られていないこのバンド、以前『CSI:科学



捜査班』に本人役でゲスト出演していた・・・アメリカでは相当な人気と見た(グラミーも



獲ってますしね)。





 洋楽の方たちは定期的にアルバムを出すわけではないのでチェックをおろそかに



すると「もう出てるのか!」ということがよくある・・・そろそろチェックした方がいいような



気がしてきました。 ネットで調べて、タワレコ行こう!


posted by かしこん at 23:29| Comment(0) | TrackBack(0) | Music! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月06日

最近の予告編雑感



 先日のファーストデイ(元日です)で映画を見まして・・・(映画の感想は随時



アップする予定です)・・・予告編もたくさん見ました。 以下、その雑感。





『シャーロック・ホームズ シャドウ・ゲーム』



 一作目以上にやりたい放題、ますます原作から遠ざかっている感じ。



 しかも予告編、ロングバージョンなのか「もういいよ・・・」とため息が出てしまう



ほどアクションシーンてんこ盛り。 ロバート・ダウニー・Jrとジュード・ロウの息の



合ったコンビぶり以外に見どころはあるのか?! ドキドキだ!





『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』



 そのあとに見たので、美しい映像に心洗われる。 まだ原作を読んでいないん



だけど・・・映画が先になっちゃうかしら。 ジョナサン・サフラン・フォアの前作



『エヴリシング・イズ・イルミネイテッド』は『僕の大事なコレクション』というタイトルで



映画になってますが(これは映画・原作ともどっちもよかった)、今度のは本も映画も



同じタイトルでよかったですね。 しかもインパクトあるいいタイトルだ!



 おまけに監督はスティーヴン・ダルドリーですよ、期待せずにはいられない。





『ドラゴン・タトゥーの女』



 これもロングバージョンに。 なんかダサくなった・・・(泣)。



 ミュージッククリップのような最初の予告のほうが断然かっこよかったよ〜。





『ハンター』



 ウィレム・デフォー主演。 予告ではサスペンスとうたっているが映像からは



それをまったく感じない・・・ある意味、よく日本公開が決まったなと思うほど



地味目の作品(ウリがなんなのかわからない)。 ウィレム・デフォーにサム・



ニールなので多分あたしは見てしまうと思いますが。





『TIME/タイム』



 SFマインドあふれた意欲作。 監督がアンドリュー・ニコルってあの『ガタカ』の



人?!、と大変期待していますが、主演がジャスティン・ティンバーレイクとは・・・



微妙。





『ジョン・カーター』



 え、これって『火星の大統領カーター』のカーターのこと? もしや『火星の



プリンセス』のつもりか?! 驚愕!



 でもディズニー配給なので、SF方向にはあまり期待しちゃダメそう・・・。





『バトルシップ』



 太平洋上での世界各国の合同軍事演習の最中に、海中から謎の物体・宇宙船が



海底から浮上。 謎の戦いに人類は巻き込まれていく。 浅野忠信が出てますが・・・



なんか・・・ないなー、これ。





 シネコンなので大作が多いのは仕方ないんですが・・・あたしのイチオシは



『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』だな!



 トム・ハンクス出てます、子供役の少年がかわいいです!


posted by かしこん at 03:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画関連情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月05日

仕事始めでした



 1月4日、仕事始めでございました。



 ちょっと早めに行ったら、鍵が閉まってる・・・。 ちょっと待っていたら来たが、



なんかやる気がスルーしていく。 でもやらねばならんのだが。



 お昼休み、ミスドで飲茶。



   新製品、黒チャーハン。



 薦められたので、「辛いですか?」と訊くあたし(辛いのは苦手です)。



 「いえ、それほどでも・・・醤油をベースに味付けしておりますので」



 としたら「辛い」としても「塩辛い方向」ですね。 だったらいいか―、と注文。



肉まんセットにしました。



 でもそんなに潮辛くもなく、適度なお味でございました。



 セットドリンクをカフェオレにしたので、おかわりもらって本を読む。 しかし



飲み過ぎると吐き気がするからこのへんでやめとこう。 あたしの場合、



カフェインアレルギーというよりもカフェイン過敏症かもしれない。



 そこそこな量でやめておけば、問題はない。 でも家で紅茶をぐびぐび



飲めないのよね・・・焙じ茶を買ってきて自分の家でラテにしようかしら。



 そして初日から残業だが・・・帰り道も人が少ないような。



 まだ年末年始を満喫してる人がいるのか、いいな〜。


posted by かしこん at 03:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記のようなもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月04日

ニューイヤーズ・イヴ/NEW YEAR'S EVE



 なんとなく『バレンタインデー』みたいな感じかなぁ、と思い、実際見てみたら



構成とか一緒だよ!、と驚いたら、監督同じ人だった・・・。



 大晦日のニューヨーク、タイムズスクエア。 毎年恒例、新年のカウントダウン



イベント・ボールドロップの準備のさなか、様々な人々の一瞬が交差する。



 ボールドロップの責任者でタイムズスクエア委員会?副会長(ヒラリー・スワンク)、



意を決して仕事を辞めた女性(ミシェル・ファイファー)、メッセンジャーボーイ



(ザック・エフロン)、その友人でニューイヤーズイブのお祭り騒ぎが嫌いな男



(アシュトン・カッチャー)、イベントの料理を任されたシェフ(キャサリン・ハイグル)



などなど。 しかし見覚えある人続出のオールスターキャストは見ていて楽しい。



わ、こんな人も出てる!、という楽しさあり。



   大晦日のニューヨーク

    ― 失くした絆を取り戻そうとする8組の人々に起こる、奇跡の物語。



 『バレンタインデー』と違うのは明らかな主人公がいないこと。 メインの登場人物



それぞれが同じような割合で登場するので群像劇っぽさは強まっているのだが、



その人たち同士のつながりが結構無理やりっぽいところがあったり。 登場人物が



多いとどうしても描き方が浅くなりがちなのだけれど、よく見る俳優さんを使っている



だけにその人のセルフイメージを裏切らない役柄を与えることで浅さをフォローさせて



いるような。 だから出てくる俳優さんたちをまったく知らないと面白さ半減、という



事態になりかねない。 そういう意味で観客を選ぶが・・・でも知ってたら知ってたで、



『SATC』のキャリー・ブラッドショーとほぼ同じのサラ・ジェシカ・パーカーには



がっかりするかもな。 食べ物を大事にしないシェフにもがっかりだが。 ヒラリー・



スワンクも明らかに仕事のできない人の態度なんだけど、会見のスピーチはもの



すごくいいことを言っていてびっくりするよ。 などなど、目が点になるところも



ありますが・・・全体的には“いい話”なのでほのぼのとした気持ちで見終われます。



 タイムズスクエア中央の画面がよく映るので、TOSHIBAやTDKが何度も出てきて



なんだか変な気持ちになる(こんなに映っちゃっていいの?、的な)。 日本を意識



したかのような台詞もありましたし。



   母と娘。 15歳なのに厚化粧バッチリ

     決めているので、アビゲイル・ブレスリンだとすぐにわからず・・・かわいさを

     台無しにするの、やめてほしい。



 ミシェル・ファイファーが挙動不審だけどかわいい。 なんかごっつくなったザック・



エフロンだがおいしい役だった。 アシュトン・カッチャーってこんな若くてかっこ



よかったか?! 『グリー』のレイチェル役の人は同じくいい歌を聴かせてくれるよ



(が、ロック界のスターとして出てきた人、ジョン・ボン・ジョヴィでびっくり)。 ちょっとの



出演シーンなのにおいしいところをごっそり持っていくとはすごすぎるぞ、デ・ニーロ!



でもいちばんウケたのはヘクター・エリゾンドの登場だったりする。 レコード会社の



御曹司の人、どこかで見たことあるなぁと思っていたが『トランスフォーマー』シリーズで



唯一かっこいいと思った人ではないか。



 そしてサラ・ジェシカ・パーカー、遅刻したならせめて謝ろうよ・・・。



 エンディングには『バレンタインデー』同様、NG集が。 でも今回のはわざわざこれ



用の為に撮ったと思われるシーンが多く、興冷め。 このへんはアメリカ人と日本人の



笑いのツボが異なるからだろうか。



 あれ、まあまあよかったと思ったはずなのに文句が次々出てくるのは何故?



   ぼさぼさ長髪・ヒゲでコートの下はパジャマ。

    なのにその姿のほうが他の映画よりハンサムに見えるとは、アシュトン・カッチャー

    どういうこと?



 もともとアメリカではクリスマスが家族とともに祝う日、ニューイヤーズイヴが恋人



同士で過ごす日という伝統があるそうですが(だからこの日が嫌いという引きこもり



青年が出てくる)、日本では年末年始は家族でという流れがあるからクリスマスを



恋人同士のイベントにしちゃったんでしょうね。 映画館ではわざわざ「アメリカでは



恋人同士で過ごす日なんです!」とポップが立てられていて驚きました。



 ま、『ニューイヤーズ・イヴ』を年が明けてから見るんだからあたしも微妙ですけどね。



 これが、今年の初映画でございました。


posted by かしこん at 00:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月03日

2011年 映画の個人的なまとめ

 さて、2011年に見た映画を個人的にまとめたい・・・とはいえ、ぎりぎりまで見たというか年末休みに入るタイミングが悪かったというかぎりぎりまで仕事の感があり、ベスト映画を決める気持ちに切り替わらないのでした。 今、これを書きながら考えています。
 まず、2011年に見た映画ですが・・・数えてびっくり、152本。
 つまり15万円も映画に使ったのか、唖然(結構タダで見てるとはいえ)。
 後半、あまり見に行けてないなと思っていたのですが、前半かなり行ってました。 でも記憶が・・・手帳見れば思い出すんだけど、去年は3.11をさかいに何かがぽっかりと抜けた感じで、その前のことがずーっと前のことのようにも感じるし、自分のブログ記事読み直して思い出す状態。 書いておいてよかった。 自分のための備忘録、という目的を果たしているわ。

人生万歳!  バーレスク  トロン:レガシー3D  アンストッパブル  ハリー・ポッターと死の秘宝Part1  クレアモントホテル  しあわせの雨傘  プチ・ニコラ  エリックを探して  エクスペリメント  ソーシャル・ネットワーク  アメリア〜永遠の翼  アイルトン・セナ〜音速の彼方へ  僕が結婚を決めたワケ  完全なる報復  デュー・デート〜出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断  キックアス  白夜行  白いリボン  愛する人  ザ・タウン  ジーン・ワルツ  クリスマス・ストーリー  モンガに散る  RED/レッド  洋菓子店コアンドル  冷たい熱帯魚  ヒアアフター  幸せの始まりは  英国王のスピーチ  戦火の中へ  恋とニュースのつくり方  ウォール・ストリート  ナルニア国物語第3章〜アスラン王と魔法の島  海炭市叙景  ヤコブへの手紙  悪魔を見た  ヘヴンズ・ストーリー  シリアスマン  トゥルー・グリット  アレクサンドリア  わさお  ショパン〜愛と哀しみの旋律  GONZO〜ならず者ジャーナリスト、ハンター・S・トンプソンのすべて  婚前特急  津軽百年食堂  ザ・ファイター  神々と男たち  Somewhere  お家をさがそう  ツーリスト  アンチクライスト  ダンシング・チャップリン  ザ・ライト〜エクソシストの真実  キラー・インサイド・ミー  サラエボ、希望の街角  エンジェル・ウォーズ  ソウル・キッチン  アメイジンググレイス  キッズ・オールライト    ランナウェイズ  ナンネル・モーツァルト〜哀しみの旅路  ブラックスワン  レッド・バロン  スコット・ピルグリムvs.邪悪な元カレ軍団   八日目の蟬  マーラー〜君に捧げるアダージョ  ジュリエットからの手紙  ミスター・ノーバディ  手塚治虫のブッダ〜赤い砂漠よ!美しく  アジャストメント  アンノウン  イリュージョニスト  プリンセストヨトミ  X−Men:ファーストジェネレーション  赤ずきん  軽蔑  スカイライン‐征服‐  ロシアンルーレット  戦火のナージャ  名前のない少年、脚のない少女  127時間  テンペスト  スーパーエイト  デンデラ  ハングオーバー!!〜史上最悪の二日酔い、国境を超える  犬飼さんちの犬  あぜ道のダンディ  アイアムナンバー4  小川の辺  アリス・クリードの失踪  ちいさな哲学者たち  4月の涙  大鹿村騒動記  マイティ・ソー  黄色い星の子供たち  海洋天堂  水曜日のエミリア  ツリー・オブ・ライフ  インシディアス  ハリーポッターと死の秘宝Part2  日輪の遺産  ピラニア3D  光のほうへ  蜂蜜  ヒマラヤ〜運命の山  未来を生きる君たちへ  探偵はBARにいる  ハンナ  うさぎドロップ  アザー・ガイズ〜俺たち踊るハイパー刑事!  エッセンシャル・キリング  人生、ここにあり!  世界侵略:ロサンゼルス決戦  サンクタム  ゴーストライター  オープン・ウォーター3〜赤い珊瑚礁  はやぶさ/HAYABUSA  猿の惑星:創世記  ファイナル・デッドブリッジ  幸せパズル  ミケランジェロの暗号  ミッション:8ミニッツ  ツレがうつになりまして。  スクリーム4  ステキな金縛り  さすらいの女神(ディーヴァ)たち  恋の罪  ハラがコレなんで  やがて来たる者へ  ハートブレイカー  ラブ・アゲイン  指輪をはめたい  マネー・ボール  カイジ2  コンテイジョン  ラビット・ホール  マーガレットと素敵な何か  50/50〜フィフティ・フィフティ  ピザボーイ〜史上最凶のご注文  永遠の僕たち  ウィンターズ・ボーン

 改行のために見た順番変えたりもしましたが・・・途中で飽きた。 一応、邦画に色をつけてみました。 ハリウッドと非ハリウッドにもわけたらいいのですが、区別が難しいのでやめました。 でも年々邦画の割合が増える感じはあります。
 例によってベストテンに絞るのは難しいのですが、去年のように「ベストワンはこれ!」と断言できる一本がないのです・・・邦画だったら、『冷たい熱帯魚』『海炭市叙景』が頭ひとつ抜けているのだけれど。
 とはいえ、印象深いものをあげると、

  『永遠の僕たち』 ・・・ 見たのが最近だから、ということもありますが、この美しさは半端ではないので。
  『ソーシャル・ネットワーク』 ・・・ なんだかんだ言って、アカデミー賞関連で映画としていちばん好きだったのはこれ。 2時間あっという間だし。
  『エンジェル・ウォーズ』 ・・・ “少女”の生きづらさを描いたものでは去年のベスト。
  『白いリボン』 ・・・ 後味の悪さナンバーワン!
  『光のほうへ』 ・・・ これも別な意味で落ち込む内容ですが、悲惨な内容であるが故に最後のかすかな希望が輝くのです。 とてつもなくつらい話なのに、どこか心洗われる不思議さ。 トマス・ヴィンターベア監督の作品は今後も要チェック!
  『未来を生きる君たちへ』 ・・・ 救いのない内容といえばこれもですが、でも忘れ難い。 二人の少年もよかった。 これと『光のほうへ』が同じ年に出てくるスウェーデン映画のすごさも感じました。
  『ナンネル・モーツァルト〜哀しみの旅路』  ・・・ 音楽史に残る人物を描いた映画、去年も多かったですがこれがいちばん好きかな。 微妙な点もありますが、ナンネルという女性がとても魅力的。
  『神々と男たち』 ・・・ 退屈にならない“静謐”を描いた映画としてはこれがいちばんかも。 チャイコフスキーの『白鳥の湖』の使い方だけでも見るに値すると思う。
  『アレクサンドリア』 ・・・ 史実をもとにした作品もいろいろありましたが、壮大さと緻密さではこれがベストかと。 昔を描きつつも現代も描いている、という意味でも歴史物のお手本のような映画。  でも教科書的ではなく痛みもきっちりあって。
  『レッド・バロン』 ・・・ これも史実ものですが、複葉機のバトルの臨場感が素晴らしいので。 ドイツ映画は自虐史観に陥らないんだな、と感じたのも大きかった(英語だったのがちょっと残念)。
  『アメイジンググレイス』 ・・・ これも実話ベースですが、そして明らかに時間が足りてないなど映画としての欠陥も大きいのですが、なんか気になるというか記憶に残ってるというか。 イギリス映画界オールスターキャストだからかしら。
  『ラブ・アゲイン』 ・・・ 去年はおバカ映画、なかなか豊作でした。 でもおバカ映画からベストを選ぶのはなんか違う気がするので、ラブコメ部門からこれを。 ウェルメイドとはこういうことだ、みたいな感じが好きです。
  『ミスター・ノーバディ』 ・・・ 最近SF作品も盛り上がりを見せてきていますが、“映像でしか語れない”をいちばん実践していたのはこれかと。 そして「見なければわからない」、あらすじが言いづらいのもこれかと。 それがいちばんあたしにとっては映画的。
  『アリス・クリードの失踪』 ・・・ ミステリー・サスペンス部門ではこれがよくできていたように思います。 登場人物三人のみという舞台的ながら舞台じゃ表現しきれないような感じも、好み。
  『人生、ここにあり!』 ・・・ あ、これも実話が元だった。 悲惨でつらい境遇を笑いで表現する、という日本映画が苦手とするところを楽々とクリアするラテン系の気質と語りのうまさに胸を打たれて。 いい映画!です。

 他にも『ミッション:8ミニッツ』『クレアモントホテル』『エリックを探して』『幸せパズル』『マネーボール』などもよいですね。 そんなこと言ってたらきりがないですが。
 あえてワーストをあげるとしたら、
  『トロン:レガシー3D』 ・・・ 『トロン』が台無し。
  『ウォール・ストリート』 ・・・ 『ウォール街』が台無し。
  『悪魔を見た』 ・・・ サイコサスペンスなめてるのか!、と腹が立ったので。
  『Somewhere』 ・・・ 主人公の感じている“退屈さ”があたしに伝染してしまったので。
  『ツーリスト』 ・・・ あんなにお金かけておいて何故?、という感じ。

 邦画のワーストは(選ぶのが難しいんですが・・・)、 『ジーン・ワルツ』『洋菓子店コアンドル』『軽蔑』の「何したいのかわからない」三本にしたいと思います。
 えー、意見には個人差があります。 あくまであたしの主観ですので、もしもお気に入りが選ばれてない・ワーストになっているなどがありましたらお詫びいたします。
 でも、どんな映画にもいいところはあるんですけどね。 いいところの割合、自分のツボにはまるかどうか、ちょっとの差で決まってしまいます。
 今年も選ぶのに迷うくらいいい映画に出会いたいですわ。 そのためにも時間の使い方をうまくしなければ。

posted by かしこん at 08:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画関連情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月02日

読みました

 気づけば年末年始休みが半分以上過ぎてしまっている・・・。
 何故休みはこんなに早く時間が過ぎるのだろう。 何もしていないのに。
 ただあたしがダラダラしすぎなんですが、ダラダラするの好きなのです。 こういう時間がないとやってられません。
 しかし一応、読みかけの本を読んだ・・・。

シンドロームE/フランク・ティリエ
 この映画は、失明させる!、というショッキングなコピー。 でもそうなったのは冒頭の一人だけだった・・・個人の深層心理に直接働きかけるので見た人によってショックの出方が違う、という話だった・・・なんか微妙。

  シンドロームE−1.jpgシンドロームE−2.jpg 表紙はこんなに怖いのに。
 事実を知っている人が順番に出てきて、中途半端な内容を口にしただけでタイミングよく殺されていく・・・という流れがミステリとしては致命的で、まぁ、スリラーってこんなもんか、みたいな気持ちになってしまうのがつらい。
 かなりブラックなことに踏み込んでいるのだが、MKウルトラとか結構他の作品にも使われている小ネタ(?)も多いので新鮮味がない(『心理学的にありえない』にも使われてたし)。 まぁ、これは日本で出版するもしくはあたしが読むタイミングの問題ですが。
 でもフランスのこういう作品って読む機会がないから、そのへんは新鮮です。
 エピローグなんて海外ドラマのシーズン終わり並みのクリフハンガーで・・・常にシリーズ化(というか次の話もありますよ、的な)想定? それにしてもこの作者、登場人物に対して情け容赦ないぜ。

犯罪/フェルディナント・フォン・シーラッハ
 ドイツの新人によるベストセラー、数々の文学賞を受賞!、と話題になっていたのでもっと重厚なやつかと思っていて・・・意外に本が薄くてびっくり! しかも中身は連作短編集だった・・・思いこみ激しすぎ、あたし。

  犯罪シーラッハ.jpg が、内容、ぎっしり。
 なんというか、“シリアスな小話”という感じ。
 ある犯罪について、その事件にかかわることになった弁護士の「私」が時間軸を整理して物語るという内容なのですが、「私」の出てくるタイミングがそれぞれ違っているので語り手の姿は驚くほど見えない。 客観的な描写が淡々としたイメージをつくりあげ、残酷な事件もちょっといい話も同じ温度に感じてしまい、だからちょっとユーモアもあってまとまり具合も“小話”っぽい。 でもはっきりオチがあるわけではないので行間が広いというか、ある意味文学的です。
 しかし、おもしろい・・・。
 一編一編が短いこともあり、読めば読むほどスピードアップ。
 ひとつ読み終わるたびに、はぁー、とため息。 犯罪って、人間って、と考える。
 ドイツの刑法や裁判についてなじみが薄いので「そうなんだ」と思うこともあり、フランス以上にドイツも移民が多いということにも驚く。 外国ってわからないこと多いなぁ、いや、日本のこともよくわかってないけどさ。
 文庫になったら買うかも。 作者は第二作も出しているそうなので、続きにも期待できるな。

ラベル:海外ミステリ
posted by かしこん at 23:07| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 読んじゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする