2011年11月30日

ローズヒップと紅茶

 以前の仕事仲間であったダボュさんが結婚して、最近出産した。
 「子供の顔、見に来てください〜」とお誘いいただいたので、じゃあ落ち着いた頃に、と約束して、日程が決まった。 では手土産を選ばなければ・・・とマークス&ウェブに行くことに。 一緒に行ってくれるキーノさんが既にベビー服を購入したということであたしはお菓子担当になったのだが、そればかりではさすがに・・・と思って。
 そしたらば、マークス&ウェブでは期間限定の新しい石鹸2種が発売されていた。

  マークス&ウェブ赤いせっけん.jpg 赤い石鹸2種。 透明のと、透明じゃないの。

 “ハンドメイドボタニカルソープ ローズヒップ/紅茶”という組み合わせにぐらり。
 あ、これ絶対買おう!、と思ったが見つからず、お店の人に訊く。
 「すみません、ローズヒップと紅茶の石鹸ってどこですか?」
 お店の人、しまった〜、というお顔。
 「大変申し訳ございません。 最後の一個が今朝まであったんですが、そのあと売れてしまいました・・・こちらがびっくりするほどの人気でして、工場の原料全部使い切ってしまったのでまた発売するとしてもしばらく先になってしまいそうです」
 そうなんだ・・・がっかり。 もうひとつの赤い石鹸(透明じゃないやつ)はいっぱいあるのになぁ、と手に取れば、それには“レッドパーム/コリアンダー”と書いてある。
 まるで赤い日干し煉瓦のような、もしくはあたかもパステルであるかのような色合い。 そして香りはちょっと甘みを感じさせつつもスパイシー。
  マークス&ウェブレッドバーム・コリアンダー.jpg かなしいので、それを買う。

 ダボュさん用には“柚子/ビワ葉”の石鹸と、赤ちゃんにも使って大丈夫という“シアバター/オリーブ”のマイルドソープをセットにしてもらう。
 これでめでたく、ポイントカードも期限内にいっぱいになりました。
 ア・ラ・カンパーニュでケーキも買って、和菓子屋で栗のどら焼きを買って、準備万端。

ラベル:雑貨
posted by かしこん at 03:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 趣味・小物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月29日

『タンタンの冒険』まであと・・・

 実家の妹からメールが来る。
 「タンタンの映画って、声優、アニメと同じ人だっけ?」
 「いや、誰だか覚えてないけど、確かメインキャラは誰かタレントだったような気が」
 「なんだがっかり」
 「しかもリアル3D映像になったら、スノーウィがすっかりジジイっぽいんですけど」
 「・・・がっかり(その2)」
 と、そんな会話が普通に出るくらい、あたしら姉妹の間においては『タンタンの冒険』はアニメ版がデフォルトである。 アニメの出来もよかったし、吹替版の出来もよかったし、あえて3D映画にされる必要性が感じられない。
 しかし『タンタン』は好きなのだ、気にはなるではないか・・・。

  タンタンの冒険新聞告知.JPG 4月21日に出た新聞広告。

 この頃は、「映画公開といってもまだ先の話だよな・・・」と思っている程度。
 ユニコーン号の話で行くのか、まぁハドック船長大活躍だし、いちばんとっつきやすい話ではあるかなぁ、と納得したぐらい。

  タンタン前売り券告知.JPG 前売券発売の告知。 5月20日付。

 タンタンかスノーウィのストラップつき、ということに激しく心をひかれつつ(あたしはスノーウィが好きである)、でもタンタンショップで買えるグッズに比べると若干落ちてるクオリティ。 スノーウィのキーホルダー、持ってるしな・・・。

  タンタンの冒険ポスター.jpg 最終版ポスター
 と、そんなこんなで気がつけば、公開日(12月1日)まであと数日ではないか!
 観に行くのか行かないのか、悩む・・・。
 アニメ版のDVD−BOXを買うかどうか、悩む・・・。

posted by かしこん at 03:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画関連情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月28日

恋の罪/Guilty Of Romance



 園子温監督最新作。 『冷たい熱帯魚』ばりの後味の悪さをお約束いたします、と



いうチラシ&ポスターイメージに、いそいそと出かけてしまった。 オープニングで、



バブル時期に起こった渋谷ラブホテル街殺人事件がモチーフだと示される。 え、



こんな猟奇事件あったっけ?、と頭を抱えるけれど、後半で「もしかして、いわゆる



『東電OL』?」と気づくことになる。 まだ裁判中だよなー、しかも冤罪疑い濃いという



話が出てるのに、よく題材にしたなぁ・・・(事件の流れは実際のとほとんど同じの



『冷たい熱帯魚』に比べて、被害者の要素を一部借りてきただけであとはオリジナル



ストーリーのこちら側は“同じく実在の事件を題材”にしながらもその意味合いは



まったく異なっている)。 というわけで、若干引き気味で見てしまいました。



 『冷たい熱帯魚』が男たちの欲望と愚かさが招いたものならば、こちらは女たちの



欲望と愚かさが描かれているから、ということもあるかもしれません。



   はじまりは、降りしきる雨の夜・・・。



 渋谷のラブホテル街の隙間にぽつんと建つ古いアパートから装飾されたバラバラ



死体が発見される。 捜査に当たる刑事の和子(水野美紀)と、小説家の妻いずみ



(神楽坂恵)・大学の助教授で日本語を研究している美津子(冨樫真)の出会いと



かかわりを時間軸をずらして描く。



 R−18ですし、みなさんバンバン脱いでくださるのですがそうすればするほどエロさ



からは遠ざかるというか・・・キャットファイトというか格闘技みたいに思えてくるすごさ。



『冷たい熱帯魚』のときはいまいちかと思えた神楽坂恵さんは何かを突き抜けてしまった



ような演じっぷりで、「わ、この人なんかすごい」と思っちゃいました(そのあと園子温



監督と結婚したと聞いて笑ってしまったけど)。



 というかこの映画自体、結構笑えるシーンがあって。 実はコメディなのか?



 ソーセージがどんどんサイズアップしていくところとか鏡の前とかも笑うところですが、



いずみの泣きながらの心からの叫び「夫がピュアすぎて、ついていけないんです!」には



ついつい笑いが・・・(いや、夫は“ピュア”じゃなくてただのヘンタイだから!、と心の中で



つっこまずにはいられない)。 冒頭の惨殺死体を執拗に描いておきながらそれですか、



と、そっち方面を期待したあたしは少々肩すかし。



   しかしその分、この二人の存在感が半端じゃなくて。



 しかし美津子さんは美人で、それ故に母親(大方斐紗子)との会話がより狂気に満ちて



いてぞくぞくさせられる(ここがいちばんいいシーンかもしれない)。 そして美津子さんの



啖呵「愛がないなら、金をとりな!」が鋭いテーマに思えてきたりする。 “ことばと肉体”の



対比はありふれた題材かもしれませんが、美津子さんの研究テーマとして提示される



のが田村隆一の『帰途』。



   言葉なんかおぼえるんじゃなかった

   言葉のない世界

   意味が意味にならない世界に生きてたら

   どんなによかったか



   あなたが美しい言葉に復讐されても

   そいつは ぼくとは無関係だ

   きみが静かな意味に血を流したところで

   そいつも無関係だ



   あなたのやさしい眼のなかにある涙

   きみの沈黙の舌からおちてくる痛苦

   ぼくたちの世界にもし言葉がなかったら

   ぼくはただそれを眺めて立ち去るだろう



   あなたの涙に 果実の核ほどの意味があるのか

   きみの一滴の血に この世界の夕暮れの

   ふるえるような夕焼けのひびきがあるか



   言葉なんか覚えるんじゃなかった

   日本語とほんのすこしの外国語をおぼえたおかげで

   ぼくはあなたの涙のなかに立ちどまる

   ぼくはきみの血のなかにたったひとりで帰ってくる



 あたしにとって田村隆一は詩人である前にアガサ・クリスティ作品の翻訳者だったり、



ダンディを語るジジイであったりしたんだけど、若い時期の作品には(谷川俊太郎同様)



普遍が宿っているよなぁ、としみじみ。 いや、しみじみしてる場合ではないのだが、



この詩が美津子さんそのものであるとも考えられて、それがなんであんなことになって



しまうのかと・・・。



   クールビューティだけど。



 そういうわけで刑事である和子さんの存在感はいまいち薄いのですよね(水野美紀も



オールヌードになってみたりいろいろチャレンジされているのですが)。 彼女自身も



自分の中に問題を抱えた女性という設定なのだけれど、それがいずみ&美津子の苦悩に



リンクしきれてないというか(しかし“女性”をこの三人のパターンに分類するとなると



あまりに偏り過ぎだし)。 寓話的なラストのためには彼女の存在が必要なんだけれど、



殺人事件の解決はその分なおざりになってしまったというか、どうでもよくなってしまった



感がある・・・まぁミステリじゃないのでそこはいたしかたない。



 爽快感はなかったな・・・次作『ヒミズ』に期待します。


posted by かしこん at 03:47| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月27日

今日は6冊



 最近どうもいそがしくて、時間がうまく使えていない(これまでも特にうまいわけでは



ないのだが、それよりもひどい状態になっているということで)。



 なんだか疲れもとれないし、と体力つけなきゃといつも電車乗る距離を歩いてみたり



して、余計に疲れがたまってみたり。 本末転倒。 土曜日なのに今日も仕事だったし、



見る予定の映画も全然見に行けてない(やばい、終わっちゃう!)。 ということで



ダッシュでシネ・リーブル神戸に向かうが、映画が終わる時間には本屋は閉まっている



ので、映画の時間までの15分でセンター街のジュンク堂をのぞくことに(ここからシネ・



リーブル神戸までは徒歩1・2分である)。



 ほしかったのは25日発売のこちら。



   天冥の標X―羊と猿と百掬の銀河/小川一水



 全十作完結予定で、順調に五作目。 しかしあたしはまだ一作目の途中で止まった



ままなのです・・・すみません。 こんなにぐんぐん続きが出るとは思ってなかったもんで。



でも一気読みするタイミングに備えて、買っておきたいわけです。



 あと、ハヤカワの新刊案内で気になっていたもの。



   扉は今も閉ざされて/シェヴィー・スティーヴンス



 なんでも“スリラー・オブ・ザ・イヤー2011”授賞作品だそうである・・・そんな賞は



初めて聞いたかもだけど。 最近、スリラーというジャンルも面白いなぁと思い始めた



感じがあって(子供の頃はスティーヴン・キングの初期作品みたいな救いようのない



バッドエンディングはつらすぎて読めなかったんだけど・・・年をとるにつれ感性が鈍く



なったのか、許容範囲が広くなったのか、現実と虚構をやっと切り離せるようになって



きたからなのか)。 むしろ後味悪い方が印象深いというかずしんと残るようになって



しまった今日此頃。



 そしてまだ新刊コーナーに置かれていたので、先月買いそびれてたことを思い出した



本たち三冊。



   マインド・イーター[完全版]/水見稜



 SF好きなあたしではありますが、“SF冬の時代・日本のSF冬の時代”をちょうど



通過してきた世代なので、「名前は知ってるんだけど読んだことがない」作者・作品



多数。 その原因は作家専業じゃないのか作品数が少ない・定期的に作品を発表



しないから本が流通しないためと思われます。



 “宇宙へ進出した人類に襲いかかったもの、それがマインド・イーター”と表現される



紹介文。 ここだけ読むとまるでパニックSFのようですが、かなり観念的で実験的な



内容のようです。 あたしに読み解けるかしら・・・しかしそれもまた、SFの楽しささ!



   鳥はいまどこを飛ぶか―山野浩一傑作選T



 山野浩一、『X列車で行こう』の存在は知ってましたがやはり読んだことがなかった



あたし。 今回、収録作品の初出年を見たら1960年〜70年代に集中! あたし、



生まれる前じゃん・・・。 紹介文には「三島由紀夫、安部公房らに高く評価され」と



書いてあったり、あらすじなのか?、というほど前衛的表現がされ、「紹介文でこれなら



本文はもっと前衛?」とビビってしまう。



 しかし解説によると作者は寺山修司の弟子だそうで、だったら中井英夫の孫弟子?に



なるのか?!、とか思っちゃったりして。



   殺人者の空−山野浩一傑作選U



 おまけに作者本人によるあとがきは読書ガイドになっており、非常に冷静に自作を



評論している・・・30年以上前の作品だから自分が書いたものという意識が薄くなってる



せいかもしれないけど、そのクールさはシュールさにも通じていてしびれる。 しかも



作品には実存哲学がからんでいるらしい。



 手ごわそう! が、だからこそやはり読みがいがあるなぁ。



   倒立する塔の殺人/皆川博子



 これは以前図書館から単行本借りて読んだんだけど・・・これこそ「小学6年生の



ときに読んでおきたい本だった!」(いや、実際にあたしが小6のときにはこの本は



書かれていなかったんだけど)、と思っていたのです。 「あ、文庫になってる!」と



いうことで購入決定。 皆川博子のベスト作品ではないでしょうが、“少女の純粋なる



残酷さ”を美しくもせつなく描かれてしまっていることにあたしは弱いのです。 マイ・



フェイヴァリットな作品なんです(あー、でも好きなのは『薔薇密室』も好き〜)。



 『死の泉』や『総統の子ら』、『聖餐城』なども素晴らしいのですが他の人がベストに



押してくれるだろうから、あたしはこれに一票入れます。



 というわけで本日は6冊、¥5,550−でした。



 ジュンク堂の袋を提げながら早歩き。 途中で「あっ!」と気づく。



 『闇の左手』も買おうと思っていたのに(表紙が新しくなったのを最近知って、その



表紙がまた素敵だから)。 創元推理文庫の江戸川乱歩作品、持ってるやつと持って



ないやつを確認しようと思っていたのに・・・(そしてないやつは買おうかと思っていた



のに)。 時間に余裕がないと、目先のことにとらわれて終わってしまうわ。 次こそ!


posted by かしこん at 05:54| Comment(2) | TrackBack(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月26日

さすらいの女神(ディーバ)たち/TOURNEE



 マチュー・アマルリック、好きです! しかし彼が監督業をしていることを知ら



なくて・・・前回のカンヌ映画祭で最優秀監督賞を受けたのを見て知りました。



調べてみたら、もともと彼が映画界に入ったのは助監督としてだったという・・・



もともとそっち志向の人だったのね、と納得。



 ジョアキム(マチュー・アマルリック)はアメリカで“ニュー・バーレスク”のダンサー



たちを見染め、フランスツアーに連れ出すことに・・・公演は各地で大盛況なのだが、



さてジョアキムの思惑とは・・・という話。



   女は強くやさしく、世界を救うのです。



 ニュー・バーレスクの女性たちは“抜群のプロポーション”とも“絶世の美女”という



言葉とも離れたところにいるのだが、底知れぬ自信とともにパフォーマンスされる



ステージは驚くべきパワーにあふれている。 フランス人の取材に対し「私たちは自分の



ために、女性のためにステージに立つのよ」と言う。 そして実際、女性の観客も多い。



 なんだかかなりドキュメンタリーを見てるみたいな気持ちにもなる(実際、ダンサー役の



多くはほんとのニュー・バーレスクのダンサーであるらしい。 演技初挑戦なのに、



みなさん素敵にはまっている)。 そしてそれはストレートなまでの女性賛歌なのだった。



   ジョアキムはかつてフランスのテレビ界の

    大物だったらしいが、なにかトラブって業界にいられなくなったようだ。



 ニュー・バーレスクの女性たちの公演を成功させ、故国に自分の存在を知らしめると



いうのがジョアキムの目的だったのだけれど・・・結局のところダメ男テイスト満載の



ジョアキムはなんやかんやとトラブルを抱える。 先妻との間の二人の息子の世話も



まともにできず、仕事ほしさに入院中のかつての仕事仲間(どうも昔わけありの関係?



らしい)のところに子供連れて行っちゃうし(勿論待合室でほったらかしだ)、その昔の



彼女にはブチ切れられるし、フランスに戻ってきたのに結構さんざんな日々。



 しかしそんな彼の心の支えになり、いつしか救ってくれるのはパワフルな女性たち



なのでした。 実は女性に救われたダメ男が最大のフェミニズム理解者ですか?



   ステージでもパワフルだが、ステージを

     降りた彼女たちは常に前向き。 それが強さであり美しさ。



 いかにもフランス映画、という<人生のある時期を切り取っただけ、まだまだ人生は



続く>の話ではあるものの、細かなエピソードの積み重ねが非常にうまくつながって



いて、ジョアキムのダメ男っぷりがどんどんキュートに思えてくる。 女性たちがダメ男を



許容しているから、見る側にもその優しさが伝わって来るというか。 つまりそれだけ



映画は女性たちを魅力的に、その存在自体が神秘的なものとして描いているのです



(日本女性はダイエットを気にしすぎ。 女性はただいるだけで美しいのに、とのちの



インタビューでマチューが語っておりました。 かっこいい!)。



 油断してたら寝てしまいかねないストーリーなのですが、大雑把に見えて実は繊細な



描写、計算されて配置されたキーワード・物、そして彼女たちが抱える個人の事情が



はっきりしないけどちらりと見えることで女性たちへの興味が持続。 それぞれキャラ



わけがしっかりされているのでわかりやすいし。 というわけで無事完走。



   いいステージのあとは空気がなごやかで、

    でもどことなく色気が漂う。 あぁ、フランスだなぁ!



 ちょびひげ?姿のマチューは「どうかなぁ」と思ったものの、愛すべきダメ男には



ぴったりだったかも。 彼のデビュー作『そして僕は恋をする』がまた見たくなっちゃった



な〜。 放送してくれ、WOWOW!


posted by かしこん at 02:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月25日

完全版はずるい・・・



 もともと、『誰も寝てはならぬ』の16巻だけを買うつもりだったのである。



   『誰も寝てはならぬ』16巻/サラ・イネス



 古き良き関西のノリでゆるゆるの生活・人生・仕事の話。 関西在住の目から見ると



「いいなぁ、そういう仕事&生活・・・」と思ってしまうが現実は厳しい。 そしてゆるゆるの



日常が続いていくのかと思いきや、ここにきて大事件発生!(しかし大事件といっても



レベルはそんなに大きくないのだが・・・)



 これも程よいマンネリがいい空気感なのだが、この先、動きが待っているのかな〜。



 で、これをひきぬいた棚で発見したもの。



   『プロチチ』1巻/逢坂みえこ



 妻が産休を終え、無職の夫が子育て&家事をすることになる。 赤子を前にして思い



悩む夫は、ふとしたことから自分がアスペルガーと同じ症状に当てはまることに気づくが、



子育てのよろこびに次第に目覚めていって・・・という話。



 『たまちゃんハウス』では活かしきれていなかったように感じた逢坂節が完全復活!



 「仕事をして社会にかかわっていないと役立たずと感じてしまう」という感覚に思わず



涙・・・(しかしアスペルガーの人は共感してもらい泣きなんてことはあまりないことなん



だろうけど)。 『育児なし日記vs.育児され日記』に出ていたネタも出てきますが、



まったく違う物語になっているところがさすがです。



 「A:愛があっても世話をしない、B:愛はないけど世話をする、だったら、Bのほうが



ベターでしょう、特に乳幼児期の場合では」という台詞が、ずどんと重い。



 先が楽しみなマンガ、登場!



 しかし、いちばんびっくりしたのがこちら。



   『日出処の天子』完全版1巻/山岸涼子



 連載当時のカラー口絵やカットなどすべて収録の完全版!、と謳われてしまったら



そりゃー買うしかないでしょう。 それでなくともあたしは、『日出処の天子』をNHKの



大河ドラマでやってほしいと思っているくらいなのだ。



 以前に何度も読んでいるのに、あらためて読むとまた衝撃的。 名作はいつ読んでも



名作・・・ということか。



 全7巻完結に向けて、来年4月末まで順次刊行予定。 でも一冊1500円なのよね・・・



大人の財布が狙われているわ。


posted by かしこん at 04:20| Comment(2) | TrackBack(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月24日

豆つぶほどの小さないぬ/佐藤さとる



 『だれも知らない小さな国』を読んでしまったら、次はこれを読まずにはいられない。



 続編でありながら一作目から確かに時間は経過していて、活躍するメンバーたちは



世代交代。 けれどまったくいなくなったわけではないので、親しみはそのままで



子供心にも成長の意味を受け入れさせている。 なんか改めてそのことに気づいたけど、



実はすごいことなのでは?



   伝説の存在、マメイヌ探しがテーマ。



 コロボックルの物語で描かれる世界は実に緻密で合理的。 あたしがハリー・ポッター



シリーズの前半で挫折してしまった意味がわかったような気がした。 ホグワーツに



行って現実のロンドンからせっかく離れたのに、長期休みが来るたびに(それはつまり



毎回の物語の冒頭でということだが)、ロンドンに戻ってイヤないとこの一家にいじめ



られている、という状況の変化のなさがまったく合理的ではないと感じられたからだ。



 そう、あたしはロマンやファンタジーを愛するけれども同時に合理主義者でもある。



そこには矛盾など感じなかったのだが、コロボックルシリーズから身につけていたのね・・・。



 で、読み返して見て気づいたことは、伝説のマメイヌを探す冒険譚だったような記憶



だったけれどそれは前半の流れで、実はいかにしてコロボックルたちが新聞を発行する



ようになったのかという具体的な話(彼らが使えるカメラをつくったり、新聞社の建物と



なる古い郵便受けをどう部屋割りするかとか、いちばん下の階を印刷所にしようと決めて



どうやって印刷機を運びいれようとか。 勿論印刷機も彼らがつくったもの)が中心だった



のです。 またしてもリアリズム! 結局マメイヌそのものは登場しないままに終わってた、



ということに愕然とする(のちのシリーズで、マメイヌたちは活躍することになります)。



 自分の記憶はあてにならないというか、強い印象が実体とは離れたイメージをつくっ



ちゃったらそれが記憶になってしまうものなのね・・・と改めて実感。



 時を隔てた再読って驚きかつ新鮮を連れてきますなぁ(もっとも、それに耐えうる



テクストだけになりたつ話)。 引き続き、このシリーズを読んでしまいそうである。







 ブータン国王ご夫妻への大変失礼な仕打ちに対し、どんどん恥の上塗りがされている。



 すっごーく、恥ずかしい。 当人には“恥”という自覚がないようだから余計にあとから



知らされる側はめちゃめちゃ恥ずかしい。



 しでかしたことはさすが民主党員、という感じだが、それを国王にお詫びするとか・・・



それ自体が失礼だからな(こちらの意志で声をかけられる相手ではないのに)。



 ブータンの大使館にお詫びに行って「気にしないでいい」と言われてお土産貰って



帰ってきた、とにこやかに言える神経がわからない(いくら言われても、ここはせめて



お土産は辞退すべきだろうに)。 その上、国王に手紙書くとか(それも迷惑で失礼だ)、



なのにブータン国王のお名前もわかってないとか・・・恥ずかしすぎる。



 国会議員としての公人である以前に、人としてどーよって感じ。



 こんな人に国民の代表って顔をされたくない(おまけにこの人の不手際はこれが



初めてではない)。 支持者に石投げられて来い!





 談志師匠がお亡くなりに・・・まぁ、いつかはとはわかっていたが、やはりその日が



来るのはいきなりだ。 今頃、圓楽さんたちと一緒に地上のことを笑い飛ばしているの



だろうか。 立川流はどうなるのかなぁ。


posted by かしこん at 13:54| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 読んじゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月23日

おいしいものと「?」なもの



 最近、ドトールに行く機会が増えております。



 となると、お目当てはこちら。



   かぼちゃのタルト。



 生地はタルトというよりパイ側に近いんだけど、二種類のカボチャのムースが



どっしりかつ甘さ控えめという隠し技のためぺろりと食べられるんだけど、



食べたらかなり満腹になる一品。 かぼちゃの味もしっかり出てます。



 いまのところ、ドトールのケーキではこれがいちばんお気に入りかな〜。



 サンドイッチもおいしそうなんだけど、ショーケースにこれがあればついつい



これでケーキセットを選んでしまう・・・。





 で、こちらはスーパーでさりげなく安売りされていたもの。



   チョコボール・クリームソーダ味

            多分、夏の残り商品?



 「こ、これはどうなの?!」ではあるまいか・・・実はまだ、封を開けていない。



 妹に「こんなの見つけたの〜」とメールしたら、「知ってる! シャワシャワ



するんだよ!」という返事が・・・。



 チョコボールが・・・シャワシャワするのか・・・余計、封を切る気になれない・・・。


posted by かしこん at 02:36| Comment(0) | TrackBack(0) | ごはん・お茶の時間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月22日

2011年夏ドラマまとめ&秋ドラマはじめ



 季節はずれというかタイミングを誤っていますが(録画したのをあとあと見るため



時差が発生します)、今年の夏ドラマ、結局見ていたのはこれら。



 IS

 絶対零度〜特殊犯罪潜入捜査〜

 チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸

 新・警視庁捜査一課9係 シーズン3

 ブルドクター

 それでも、生きてゆく

 ドン★キホーテ

 陽はまた昇る




 夏ドラマで印象に残ったのは『ドン★キホーテ』と『それでも、生きていく』かな・・・



真逆な内容ですが。 でもどちらも“違う立場の者への共感”を描いていたという



意味では似てるのか。





南極大陸



 主演の方よりも、脇を固める方々目当てで見ております。 ここまで豪華なキャストを



揃えて、「自分も出たい!」と思っている俳優さんは多いのではないかと思ったりする



(西島秀俊や佐々木蔵之介もほんとはこっちに出たかったのではないのだろうかと



邪推している)。 が、キャスティングに頼り過ぎなのか、脚本や演出の詰めが甘い・・・



主題歌は中島みゆきだし、10年代を代表するドラマになりえたというのにスタッフは



たるんでいるのではないかと思う。 でも最後まで見ちゃうんだろうな・・・。



謎解きはディナーのあとで



 これは一回目を見ただけで今後の展開がわかってしまったような気になったので、



もういいや、的な。 椎名桔平、もったいないなぁ。



相棒ten



 これは安心して・・・と思ったらまさかのたまきさん退場にびっくり。



   なんか無理して試行錯誤しなくても。



 うーん、普通でいいのにな〜。



家政婦のミタ



 『女王の教室』+『ハケンの品格』という感じ? 低予算っぷりが目に見えるほど



はなはだしいですが、意外に面白い。 主題歌に斉藤和義を起用しているのもよい!



Doctors



 思っていたより面白かった。 名誉欲を捨てた医者(沢村一樹)が様々な手練手管で



病院を再生・向上させようという試みがいつも正義の側ばかりに立つばかりじゃなくて



「利用できるものは利用する」というスタンスなのが楽しい。 もしかしたら海外の医療



ドラマに対抗できる、日本で初めての医療ドラマになるかもしれない(ただちょっとオペの



シーンが甘いんですが)。 高嶋政伸がまたもヤバい人なのが大爆笑(野際陽子との



シーンはかつての「冬彦さん」を思い出させるものがある)。



蜜の味



 ARATAが連続ドラマのメインだよ〜、ということで見たかったのですが、普段見ない



時間帯の為かすっかり忘れてしまい、そのままです・・・いつか再放送の機会があれば、



見よう。



深夜食堂2



 ここだけ空気が昭和?、ですが、そこが持ち味ですかね。 でも前作よりもそんな



昭和回帰な空気が意図的に強められているようで、いまひとつ。 ま、夜中にのほほんと



見るドラマとしては、いい空気感。



11人もいる!



 神木龍之介がかわいらしいというか、子役から順当に若手俳優になってくれて(変に



ぐれたりしないで)うれしいよぉ、とご近所のおばちゃんみたいな感慨に浸る。 コメディな



田辺誠一もいけるとはわかっていたけど、ここまでテレビでやられると微妙にひく・・・



(いや、面白いんですが)。



 やはり子供が生まれると、作家の描く世界も変わるのかなぁ、と感じる。



妖怪人間ベム



 北村一輝が“底抜けのお人よし”をやっていることだけである意味価値があるドラマ



かと・・・。 アニメの『妖怪人間ベム』は多分子供の頃再放送か再々放送あたりで



見てるんだけど、子供心に“人間であることのうしろめたさ・罪悪感”を埋め込んで



いただいたある種のトラウマ作品である。 だからこのドラマをオリジナルのアニメと



比較してしまっては大変なことになるので、あくまで別物として考えて見ているのだが、



根底に流れるテーマがあたしのトラウマを刺激するというか、なんだか毎回ほろほろと



泣いてしまうんですけど。



   福くん、『マルモ』のときより頬がこけているのは

           成長? 働き過ぎ?、とちょっと心配になる。



 ただ、変身後が昔の特撮ものの安い怪人みたいでなんだかな・・・と思ってしまうの



ですがね。 あがた森魚のレギュラーにも驚きましたが、柄本明がまたもずるい役です。


posted by かしこん at 02:30| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビ・テレビドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月21日

新しいペンケースをおろす



 結構長いこと、麻素材のペンケースを使っていました。



 それは小さいサイズなので、最小限のペンとシャープペンシル、消しゴムを入れたら



パンパン。 それでやっていたのだが・・・気がつくと、ジッパーを縫いつけている部分が



かなり糸のほつれそうな状態に・・・これは危険な状態だ。



 しかし即座に買い替えるほどの切羽詰まった感はないのでそのまま使っていたが、



ふとしたところでこんなのに出会う。



   海岸通の“EIN SHOP”にて。



 日本製。 手描きの絵画を元に布に多重刷りを行い、勿論防水加工もした上で



製品を縫合。 だから同じ布地を使っても、一品一品柄や色の出方が違うのです。



 これまでのペンケースに比べたらあまりに大きすぎるが・・・逆になんでも入るのでは



ないか、という気になってしまい、勢いで買ってみる。



   札をとりました。



 メインがピンクですが、青紫の花の色が全体を引き締め、派手派手ピンクという



印象ではないのであたしが持っても大丈夫かなぁ、と思いました。 ペンケースとして



使わなくとも、通帳なども余裕で入るサイズなのでそれ用に買う人もいるとか。



   中はシンプルに。



 厳選せずともペンはどっさり、消しゴムも余裕。 ペンのリフィル(替え芯)も入れます。



修正テープも、目薬も入れちゃうぞ。 ミスドでもらった付箋一式も入ってしまった。



と、入るだけ入れてしまうのが私の悪い癖・・・。



 あぁ、またこれだと小さいカバンに入らない〜。



 あたしのカバンが巨大化するのはこういうことの積み重ねが原因です。


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2011年11月20日

11:59/Ryan Star



 先日、マイケル・ブーブレのクリスマスアルバムと一緒に買ったこちら、ついつい



ブーブレさまをリピートにしっぱなしにしていたため、やっと通して聴く。



 きっかけは海外ドラマ『ライ・トゥ・ミー』のオープニングに彼の“Brand New Day”が



使われていたことから。 今、ドラマはシーズン2も佳境ですが(FOXチャンネルにて



吹替版を視聴中)・・・今更ながら、この曲をフルコーラスで聴いてみたいなぁ、と。



   11:59/Ryan Star

                     “Brand New Day”は一曲目に収録。



 輸入盤しかなかったので彼が何者かまったくわからないのですが・・・ブライアン・



アダムス系のちょっと枯れ声、アメリカンロックの王道的サウンドをベースにしつつ



ダイナミックさと繊細さを併せ持ってる感じをアピールしているというか、あたしの好みに



近いという意味ではなかなか掘り出し物でした(“Brand New Day”だけじゃなく、



アルバム全体的によかったです)。



 が、肝心の“Brand New Day”が・・・ドラマのオープニング用にスタイリッシュで



インパクトのあるアレンジが施されてた模様で、フルコーラス聴いたら「あれ・・・なんか



印象が・・・」という結果に。 いや、悪くはないんですけど、ドラマで使われてる方が



かっこいい感じなんだよな〜、とちょっとさみしくなったり。



 しかしハードな曲からミディアムテンポ、バラードまで幅広く揃え、メロディと歌詞を



大事にしている感じがなんかして好印象です。 楽曲によってはマッチボックス・



トゥエンティーっぽかったり、ギャビン・デグロウを思い出したり、ディッシュワラのよう



だったりと、あたしの好きなバンドやシンガーと印象がかぶるのは路線が同じ方向だから



なのか、まさかオリジナリティがないからじゃないよなぁ、と楽しく聴きながらも不安に



なったりして(しかし「誰にもまったく似ていない」というのはほんとに難しいから、彼



独自の個性がぐいっと出てくるのはこれからなのかも)。



 我ながら改めて思う自分の好み。 理由は不明ですが枯れ声が好きです。


posted by かしこん at 04:31| Comment(0) | TrackBack(0) | Music! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月19日

ある駅の階段にて



 駅の階段を上っていたところ、ちょっと立ちくらみがしてよろつき、がっくりと片方の



ひざをついてしまった。 いやー、これが下りの階段だったら、と思うと冷や汗だが。



 そのときは一瞬記憶が飛びがち(というか、思考がゆっくり?)なので瞬時に対応が



できないため、地面(床?)に手をついてしまったのだが・・・反対側から階段を下って



くる二人のおばあさま方に「ちょっとあなた、大丈夫!」とえらく大きな声をかけてもらった。



 「だ、大丈夫です」



 「そう、ならよかった。 私もよくやるのよねー、足を上げてるつもりなんだけど思った



よりも上がってなくて」



 後半の言葉はあたしにではなくお連れの女性に向けられたもので、すっかりあたしは



お二人の話題のきっかけになってしまっていたのだった。



 「階段はあぶないわよね〜」、的な。 ま、それはいいんだけどさ。



 いや、あたしは貧血で立ちくらみしたのであって、ただ段差でつまずいたわけじゃ



ないんですけど!



 しかしそれを言ってもなんだかむなしい。



 というわけで昨日は早くに寝てしまいました。


posted by かしこん at 14:01| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記のようなもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月18日

今日も4冊



 本屋にふらっと入ってみる。



 そして、「あっ!」と見つけたものを、気がつけば手にとってレジに並んでいる。



 所要時間しめて3分ほどで、この始末。



    冷たい方程式/トム・ゴドウィン他



 言わずと知れたSFの古典的かつ伝説的な名作を中心に編み直されたアンソロジー。



旧版とは表紙も中身も変わっています。 『冷たい方程式』自体はもはや“極限状態に



おける人間の振る舞い”という点で命題と化している感がある・・・と思うのはあたしだけ



かしら。 それにしても黄金期のSFは、時代を感じさせないなぁ。



   『グイン・サーガ・ワールド 3』



 なんだかんだ言いつつ出ていると買ってしまう・・・。



 今回は伊集院大介シリーズの絶筆が巻頭に!



   『姉の結婚』二巻/西烔子



 意外にも早い続巻(というかただあたしが一巻を買うのが遅かっただけだ・・・)。



 よかれと思って判断したことが全然解決法につながらない、むしろ自ら泥沼に踏み



込んでいっている主人公が今後どうするのか、という話なんでしょうが・・・これは“恋に



不器用”って言葉で片付けられることじゃなく、人格的な問題では・・・と思ったり。



   『やじきた学園道中記U』3巻/市東亮子



 新刊だというのになんともレトロな雰囲気が全開(内容もそんな感じ・・・)。



 もともと中学生ぐらいから読んでましたが、前のシリーズは全部読んだのか読んで



いないのか・・・わからなくなっていて。 新シリーズ(といっても内容的に特に変わって



いるわけでもない)になって切れ目がはっきりしているのもあり、懐かしさも手伝って



買い始めてしまいました(それが出版社のもくろみか?)。 それがもう3巻目、早いなぁ。



 というわけで今日は4冊。 ハヤカワ文庫のチラシに25日発売になるやつで気になる



やつが何冊もあり・・・また、散財の予感。


posted by かしこん at 04:23| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月17日

ステキな金縛り/ONCE IN A BLUE MOON

 相変わらずの三谷幸喜宣伝攻撃にうんざりしつつ(「あぁ、なんかこの人、うざいなぁ」とまで感じてしまった)、でも好きな俳優さんがいっぱい出てくるからなぁ、と見に行ってしまう弱いあたし。 しかし結論は・・・予告編ですべてではないか、でした。

  ステキな金縛り1.jpg 証人は落ち武者の幽霊。

 やはり良くも悪くも三谷幸喜は舞台の人なんだなぁ、と感じさせられる絵物語的なオープニングから、物語はしっかり作り込まれた世界。 その中で、出てくるだけで笑いを起こせる浅野和之・生瀬勝久は素晴らしいなぁ!、と実感。 逆に雰囲気重視のナチュラル芝居?がウリの浅野忠信は三谷幸喜の世界に合わない・・・こればっかりは演技力云々ではなく、合う・合わないなので非常にかわいそうな感じがしました(浅野忠信が下手な人に見えてしまうので)。 他には三谷ワールド常連のみなさんごっそり出演ですが・・・数が多すぎて一部はかなりもったいない使われ方を・・・相島一之はエキストラ扱いだし(大泉洋に至ってはエンドロールに使われるスナップショットにしか映ってない)、市村さんはキワモノだし。 佐藤浩市は『マジックアワー』の、篠原涼子は『有頂天ホテル』と同じ役柄で出ているものの「そこまで必要か?」と。 サービスと言われてはそれまでですが・・・なんだかやり過ぎ感が。
 冒頭で事件の謎をばらしてしまうのも効果的といえるのか・・・「犯人は、あなたです」の意外性はまったくないし、それに“法廷で幽霊の存在を認めさせる”点で次々検察側に論破されてしまうのだが「あぁ、そこはああツッコミ返せばいいのに!」と見てる側が歯ぎしりしたくなるようでは深津絵里に同情できないではないか。

  ステキな金縛り2.jpg 法廷は混乱と笑いと驚きの渦。
 最初の法廷シーンでのバナナの扱いなど、これまでの三谷作品の自己パロディが多く見られ、彼の作品を多く見たものほど楽しめる・・・というつくりではあるものの、それはメインストーリーとは関係ないもんね。
 西田敏行・阿部寛・中井貴一はさすがだと思うけど・・・(意外にKANがうだつが上がらないくせに図々しい被告を好演していて面白かった)、なんかそれだけ、なんですよねぇ。 役者さんの個性に乗っかっておいしくさせる、みたいな。 だから“法廷ミステリー”として見るのではなく、だめっこ弁護士エミ(深津絵里)の人生の分岐点、成長の過程を見守る作品、と考えた方がいいのかも。
 エンドロールではエミのその後の人生を落ち武者の六兵衛さんがずっと見守っていることが心霊写真?からわかる、という流れになっているが・・・監督・脚本家にとって多分理想の女性なのであろうエミにそういう人生を歩ませたいのか・・・と感じてしまい、ほんとはそういうこと考えたくないのだが彼個人の私生活が思い浮かび、なんだか腹が立ってしまう、という・・・いけません、そういうことを意識してはいけません。
 こういうライトな、後に何も残らないコメディが必要な時期もある。 それを云々するのは野暮かもしれません。 豪華な俳優陣に酔う、それだけでいいのかも。

ラベル:映画館 日本映画
posted by かしこん at 04:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月16日

もうクリスマスか・・・

 うっかりしていたら、マイケル・ブーブレの新作アルバムが出ていた。

  Miceal Buble Christmas.jpg Michael Buble/Christmas

 そのタイトル、直球すぎ。
 本人曰く、「クリスマスはいつだって僕と家族にとって、一年で一番好きな時期でした。 “究極”のクリスマスアルバムを作るのが、僕の長年の夢でした。 僕の母親は、この作品が僕が今まで作った中で最高のアルバムだと言ってくれましたよ」、とのこと。
 『サンタが街にやって来る』や『ジングルベル』、『ホワイトクリスマス』といった王道から、あのマライア・キャリーの『恋人たちのクリスマス』のカバーまで幅広く、勿論オリジナル曲も入っての全19曲(あたしはDVDつきのスペシャル・エディションを買ってしまったのだった)。 ゴージャスなホーンセクションを従えて歌う姿が見えるような中身。 しかも『恋人たちのクリスマス』なんて原形をとどめないほどにしっかりジャズになっており、すぐに気づかないのでびっくり。 様々な曲にゲストヴォーカルで参加している方々も豪華だし、ほんとに“ゴージャス”という一言がぴったりはまるアルバムになっております。
 なんか途中でブーブレさまからのメッセージも入ってるし・・・。
 中〜大規模のクリスマスパーティーでBGMにかけていたらはまりそう。

ラベル:洋楽
posted by かしこん at 04:32| Comment(0) | TrackBack(0) | Music! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする