「生ガキを食べたいですね!」とえむさんとずっと言っていて・・・ようやく(というか
強引に)予定を合わせてミント神戸のオイスターバーへ行く。 ちょうど“生ガキ食べ
放題”の時期だったのだがUS産のみ限定だったし、いろんなものが食べたい女子と
しては生ガキ&カキフライの食べ放題よりはいろんなものが食べられる方がいいよ
ねー、ということで“アニバーサリーペアコース”を予約。 これは二日前までに予約
しないといけないのだけど何か理由が必要かしら、と考えていたら今月はあたしの
誕生日があったのである。 デザートプレートに<HAPPY BIRTHDAY>をお書き
します、というサービスがありました。
で、当日。 予約の電話のときに「女子二人なので荷物多いです」と告げたため
4人がけのテーブル席を用意していただきました。 二人ともカバンが大きいので
助かります、こういう気遣い。
まずはウェルカムシャンパンが来たので乾杯! でもあたしはアルコールがダメで
・・・一口飲んだがかなり辛口! のどの荒れもまだ完治していないのでしみます。

わーい、早速生ガキ登場! 奥の大きめ4つが北海道産、手前の小さめ2個が
オーストラリア産、だったかな? レモンの他にスパイシートマトソース、大根おろしに
カキ油、アンチョビとなんとか、みたいな薬味もいろいろついてきましたが、新鮮なカキは
そのまま食べるのがいちばん! ま、ちょっとレモンくらいならいいかな〜。
オーストラリア産は海の香りがくっきり。 が、北海道産は甘い! 北海道産も奥と
手前では産地が違うのだが(どことどこかは忘れました)、真ん中の2個が甘さも風味も
飛び抜けてよかったです。 奥の北海道産が二番手。
カキのおいしさの勢いでシャンパン(スパークリングワインだな)をぐいっと一口飲んで
みたけれど、やっぱダメだった。 残りはえむさんに飲んでいただき、ノンアルコールの
カクテル“サラトガクーラー”(ジンジャーエール+ライムジュース)を待ちます。
この間に<真蛸とアボガド・モッツァレラチーズのアンチョビソース、冷たいトマトの
ケースに入れて>というのが来ましたが写真撮るの忘れました・・・ま、冷前菜兼サラダと
いう位置づけでしょうか。

これが熱々です。 「お熱いのでお気をつけください。 ですが熱いうちにお召し上がり
ください」とサーブされ、勿論ですよ!、とさっさと食べてしまいました。 手前中央から
時計まわりに、ほうれん草のクリームソース焼き、素焼き和風ダレ、ピザ風、アンチョビ
ソースのクリーム焼き、かな。 4種類全然別の味で、飽きないわ〜。
あたしはシンプルイズベストの和風かな〜、と思うがえむさんは「アンチョビおいしい!」
と言うし・・・いや、どれもおいしいですよ、全部熱いうちに食べたし。

殻のまわりの野菜はエスカベッシュのような味。 ソースがうまい! これスープで
飲みたい! そして続いて<海の幸のペスカトーレ>というパスタメニューもあったの
ですが写真撮るの忘れました・・・どんだけカキに盛り上がってるの、あたしたち。
ガーリックトーストも来ましたがバターの染み込み具合が尋常じゃなく・・・でもビスクの
ときに来てくれたらソースもっと食べられたんだけどなぁ(しかしその場合は普通のパンで
よいです)。

ソフトシェルシュリンプのグリル季節野菜添え
パスタでかなりおなかいっぱいになったところにまだ来るか、な大皿。 野菜とエビが
前面ですが実はいちばん下にカキのステーキが隠れていた。 火を通しているのに
今まで出てきた中でいちばん大きいカキだったかも。 そして甘味もいちばん強い。
エビは頭からしっぽまで丸ごとおいしく食べられて、なすもおいしい。 キノコはマツタケ
だったら困るのでえむさんに食べていただきました。

ミルクジェラートの盛り合わせ
チョコペンで書かれたらしいHAPPY BIRTHDAYはお皿が冷えているためか
カチコチの準チョコみたいになっており、スプーンでガリガリはがしてジェラートと
一緒に食べました。 パリパリ食感を楽しむ(それとも食べてはいけないもの
だったのであろうか・・・)。 パンケーキのサイズも程よく、満腹なれど満腹に
なりすぎないギリギリのところでフィニッシュ(お茶とコーヒーが選べます)。
うむ、このコースで二人で¥8,900−とはお得ではないか?
一体、カキを何個食べたのだろうか・・・。
「生ガキ食べ放題よりこっちでよかったね!」と二人の意見が一致した夜であった。