2011年09月28日

Dear Mr. Palmer その1



 毎日見せていただいているLEMMONさんのブログで先日、ロバート・パーマーが



取り上げられていて・・・歌う若き日の彼の姿を見て、またあたしの中で彼を好きな



気持ちに火がついてしまいました(いや、ずっと常に好きではあるんだけれど、ちょっと



離れる時期もあるではないですか)。



 とりあえず持ってるCDを全部ソニックステージにデータ移行して、パソコン上で



いくらでも聴けるようにした。 そして、それからずっと聴いている。 彼のデビュー



アルバムは1974年リリースの『Sneakin'Sally Through The Alley』だけど、今



聴いても全然古くない。 むしろ、かっこいいのです。



 あたしが彼のことを知ったのは“Addicted To Love〜恋におぼれて”かパワー・ステー



ションだと思うんだけど、当時は洋楽黄金時代でいろんなバンドや歌手の曲を聴くのが



当たり前、好きなものとそれほど好きじゃないものは判断しても、それ以上には踏み



込まなかった。 まだCDを買うことがそれほど一般的ではなかった時代のことです。



 その後・・・大学生になって、バイト先のラジオ局で洋楽のオムニバスアルバム



(プロモーション用?)をもらい、それにロバート・パーマーの“She Makes My Day”が



入っていて・・・聴いてひっくり返った。 これ、“Addicted To Love”と同じ人!? で、



改めて“Addicted To Love”を音だけで聴く。 ・・・かっこよかった。



 それから、あたしのロバート・パーマーのアルバム探しの旅が始まる。



 どこがどう違うのかよくわからないベストアルバムは結構あるのだが、オリジナルが



なかなかない。 中古屋をまわり、輸入盤ワゴンセールの中身を隅から隅まで探し、



ちょっとづつ増やす(それでも、まだ全部手に入ったわけではない)。



 そうこうしているうちに、ロバート・パーマーのニューアルバム発売のお知らせ!



 『Rhythm & Blues』はあたしが唯一、発売日に手に入れたアルバムです(1998年の



ことです)。



 と、思い出話をしているといつまでも終わらないので、あたしの持ってるアルバムを



発表順にご紹介していきます。



   『Sneakin'Sally Through The Alley』(1974)

     どこの不良だよ・・・というジャケットですが。



 デビューアルバムとはいえ、彼はその前からバンドのヴォーカルをしていたので



ソロデビューの形です。 アイランドレコードから。 初期仕様をCD化しただけなので



正直音質はよろしくない(リマスター盤出してほしい・・・)。 ジャンル的には<セカンド



ラインファンク>と呼ばれるもののようです。 確かにファンキーでブラックミュージックの



香りも強く、そのくせ声が若い。 多分、MTV全盛時代の彼を知っている方にとっては



ほとんど別人、と思われるかも。



   『Pressure Drop』(1975)

     このへんから「都会的」をイメージに戦略が練られた模様。

     しかし後年、エロオヤジにランクわけされる結果に。



 いきなり声にどすがききはじめました!、な2作目。 よりファンキーに、打ち込み



サウンドも多用。 そのくせフィラデルフィアサウンド的曲調のものもあり、彼の音楽



レンジはますます広がる。 囁くように歌ってみたり、自由自在にシャウトしたり、



その後の「やりたい放題」の土台はもうできている・・・。



   『Some People Can Do What They Like』(1976)

     ジャケットに女を絡めないと気がすまないらしい・・・。



 ムード歌謡っぽい雰囲気を漂わせつつ、ここでケイジャン要素来襲! ジャマイカン



ぽくもあり、でも基本にはファンクは忘れない。 時代のせいもあるのかもしれない



けれど、妙に余裕があるのよね・・・リゾート音楽っぽいからでしょうか。



 コスモポリタンとして生きた彼そのままに、音楽もまた多国籍性だったり。



   『Double Fun』(1979)

     このジャケットは洒落がきいていて面白いと思う。



 やりたい放題を昇華しつつ、全編軽快なブルーアイドソウルに。 “Every Kinda



People”を一曲目に持ってくるあたりにそんな自信を感じます。 とはいえダンス&



ソウルやファンク、レゲエなどの要素を取り入れまくり、やっぱりやりたい放題なの



でした。 でもあたしはそんな彼が好きだったのだ、とのちに気づくことに。



   『Pride』(1983)

     このあたりからアートワークが芸術路線に。



 なんと共同プロデューサーにルパート・ハインという名が!(のちのち、ダンカン・



シークをプロデュースした人ではないか) テクノになってますよ! ディスコですよ!



 そのわりにどこかほのぼのしてるのは、民族楽器的要素を取り入れているから。



 ですがこのアルバムにはのちのスタンダード“You Are In My System”が入ってるの



ですよね・・・(これでよく商業的すぎるツアーから逃れるためとはいえ「ロックはキライ」



なんてごまかせたなぁ)。



 というわけで、アイランドレコード時代では『Secret』と『Clues』、『Riptide』を持っていない



あたし・・・我ながらどうかと思う(だって見つけられなかったんだもの・・・ネットで買うか)。



 ちなみに『Pressure Drop』と『Double Fun』と『Pride』はその昔、輸入盤一枚500円の



ワゴンセールで発見しました。 そういう幸運もときにはある。



 長くなりますので、以下次回!


posted by かしこん at 04:51| Comment(2) | TrackBack(0) | Music! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする