2011年09月03日

ピラニア3D/PIRANHA 3D



 見る前から「おバカ映画決定!」ではありましたが・・・ポスターのキャッチコピーが



妙に男子高校生にアピールしている感があって、「何故?」と思っていたら・・・そういう



ことだったのね、ということがすぐにわかります。



   「さぁ、大人への階段を駆け上がろう!」って・・・。



 しかし、いかにも最初の犠牲者です、と出てきた小舟に乗ったおっさんがリチャード・



ドレイファスで、「これはいったいなんのサービス?!」と仰天する。 そして最後まで



ピラニアに対決しそうな保安官がエリザベス・シュー(『ジョーズ』では警察署長が



その役でしたが)。 『ピラニア』のリメイクという触れ込みですが、いたるところに



『ジョーズ』へのオマージュが(いや、『ジョーズ』だけじゃなく70〜80年代の動物



パニックホラー全体へのオマージュがありますが、その中でも『ジョーズ』がいちばん



強い感じが)。



 ビクトリア湖の底には実は地中湖があって、太古からの環境が残っていた。 ある日



地割れが起こり、地中湖にいたピラニアの祖先がビクトリア湖に大量流出、バカ騒ぎに



明け暮れる若者たちを襲う・・・といういかにもなお話。



 そしてお約束の水着美女、だけでなく必要以上におっぱい山盛りで・・・「これって



男子の夢ですか?」と思う(出てくる映画監督の生きざまなどはある意味、男子の



本望って感じ?)。 というわけでちょっと女子にはついていけない部分もありましたが、



女子歴の長い他のお客さんからはものすごい笑いが巻き起こっていた・・・(意外にも、



客席は男女問わず人が多かったのです)。 もしかして、「男はいつも三等賞」を



すっかり理解した人には当然のことなのかな?



 でも意外に豪華キャストなんですよね。 海外ドラマでレギュラーやってる方が



ちらほら、あげく捕獲したピラニアを持ち込んだ先(熱帯魚屋さん?)のおじさんは



クリストファー・ロイド! 何故かピラニアの祖先の化石標本を持っているという・・・



学者っぽく見えるがただの趣味人。 なんで太古の魚が今まで生き残ってこれた



のか?、という疑問もたった一言で解決!



   海外版ポスター。 ちょっと時代感が。



 あまりにおっぱいと悪ノリが行き過ぎて、肝心のピラニアはどうよ、でしたが、



後半に向けては残虐描写に重きを置き、ピラニアから逃げまどう人間たちの醜い



本性をも描きます。 一人ボートで逃げようとする人でなしを海から助けを求める手が



次々追いすがる場面ではゾンビを連想させるし(勿論、顛末は想像通りです)。 人々が



パニックを起こすことで悪い連鎖が起こり、ピラニアに関係なく死んでいく様子は



『ファイナルデスティネーション』シリーズっぽいのだが、保安官から「水から上がり



なさい!」と言われても騒いでるようなやつらだから別にひどい目に遭ってもこっちは



全然びくともしない(というかさっさと死んだらいいのにと思ってしまって、それはそれで



ひどい話)。



   こんな顔をメイン画像に使われてしまう女優さんが

    気の毒。 これでは『ゴシップガール』のヴァネッサだとはわからない・・・。



 まぁ、解決法は『ジョーズ』と同じなんだろうなと思ったらそんな感じだし、「あ、そんな



ことを言ってしまったら!」な大オチも想定内ではありますが、おバカ映画としては



正しいでしょう。 正直、3Dにした意味もわからんけど・・・(ジェームズ・キャメロンは



3Dの使い方がなっていないとこの映画に激怒したらしいが)。 というかこの3D、



『ジョーズ3』並みの80年代の3Dって感じなのよね、青と赤のメガネをかけて見る



みたいな。 そこも狙いなんだろうなぁ。



 なんと、続編決定! タイトルは『ピラニア3DD』!(また意味不明・・・)



 ちなみに神戸市内では109シネマズHATのみで上映、9日で上映終了です。 



 見たい方は、お急ぎください。


posted by かしこん at 16:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする