2011年07月07日

追悼・和田慎二・・・

 パソコン開いてネットにつないで、MSNのトップページに並んでる検索数の多いキーワードがふと目に入り、凍った。

   和田慎二 死去

 「・・・えっ?!」
 思わずそこをクリックした。 ずらっと、彼の死を伝える記事が並んでいた。
 つい先日、妹から「仕事つまってて、沼さんばりに帰ったら寝るだけ」ってメールが来てて、「沼さん! 懐かしい!」という話をしたばっかりだったのに・・・。
 まだ61歳だったんだ・・・若いころから自己キャラは“ヒゲのおじさん”で通してたから、ずっと年齢のイメージがなかったなぁ(と言いつつリアルタイムで読み始めたのは途中からなので、その時差も余計にあるかも)。
 『スケバン刑事』はもうとっくに完結していたから、古本屋を回って全巻揃えた。 『超少女明日香』シリーズもあるものは全部買って、雑誌『花とゆめ』を読んでいたのでそこに連載が移ってからはずっと読んでいた(その後、版権がメディアファクトリーに移ってからは妹が買ってくれていたので借りて読んだ。 結局<明日香シリーズ>も完結してない)。
 『ピグマリオ』もいいよねぇ。 正統派のハイファンタジーだった。
 『傀儡師リン』は完結してから全巻揃えようと思っていたのに・・・。
 でも多分、あたしがいちばん最初に彼のマンガを買ったのはこれ。

  銀色の髪の亜里沙.jpg 『銀色の髪の亜里沙』
 多分もはや売っていないのではないか・・・当時でも珍しかった、マンガの文庫本。
 これは子供心にも強烈な印象で、何回読んでも飽きなかった。 今も実家にあるが、読み始めたら止まらないであろう。
 罠にはまり両親を殺され、自分も殺されかけたところを危うく助けてもらうヒロイン。 しかしそこは洞窟で、地質学調査(?)のために訪れていて迷って抜け出せなくなった研究者夫婦が何年も抜け出せずにいた場所だった。 亜里沙はその二人から知識と教養と生きるために必要な知恵を授かる。 そして二人をみとった後、成長した亜里沙はその場所をどうにか抜け出し、復讐に向かうのだった・・・という話。
 あらすじだけ書いてしまうと荒唐無稽ですが、あの絵と人物とストーリーが混然一体になると、すごい説得力を持つのです。
 あと、単発作品で忘れられないのは『深海魚は眠らない』(神恭一郎が引き受けた事件をムウ=ミサが後処理に向かうという意味では厳密にはノンシリーズではないかもしれないが)。 『朱雀の紋章』も好きだ。 『オレンジは血の匂い』もよい!
 あたしが気持ちの中で「復讐ってありなんじゃない?」って思っているのは、これらの作品の影響かもしれない・・・おそろしや、少女時代のすりこみ(よく考えれば『超少女明日香』もそもそも復讐の話だった)。
 あぁ、『ピグマリオ』を一気に読みたい!
 というか初期の作品から全部読みなおしたい!
 受け取ったものの大きさを感じるのは、その人がいなくなってしまったときなんだな・・・かなしい。

posted by かしこん at 05:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事問題・ニュースに思うこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする