2011年07月04日

徒歩15分圏内に大きな本屋がほしい!と思うときがある。



 『楽園番外地』の2巻がほしかったのである。



 しかし連日のあまりの暑さにダウンし、ついにエアコンを入れたが、今度はエアコン



負けしてしまい、再びダウン。 街中に出る元気がなかったのであった。



 なので、近所の歩いていける範囲などの書店4軒を回る。 マイナーな出版社なので



作者・タイトル・コミックス名・版元と書いたメモを携行。



 一応自分で探すも見つからないので、店員さんにメモを見せて回ることに。



 すべてのお店で、「すみません、うちでは入荷してないようです」と言われる。



 そ、そんなにマイナーなのか…もういいです、明日ジュンク堂に行きます。



 なのに、他の本はあったりする。 マイナー度では同じぐらいだと思ってたけど。



   中間管理職刑事/秋月りす



 『OL進化論』の課長さんと田中くんが警部と部下に扮するスピンオフ作品。



 『刑事コロンボ』にインスパイアされたとのことですが、課長さん警部が“うだつは



上がらないが仕事はできる”ということぐらいが共通点で、コロンボマニアが期待したら



怒るかも、な程度のインスパイアです。 明らかに主な登場人物の見かけ&感覚は



日本人なのに、舞台はどうやらアメリカらしい・・・そのへんのミスマッチもいとおかし。



   May探偵プリコロの帰還/魔夜峰央



 東京創元社がコミックを発売! どんな形態かと思ったら意外に普通でした。



 もともとは『May探偵プリコロ』として書き下ろしのコミックスが他の出版社から出て



いたんだけど、脱力系ながら本格ミステリ要素てんこ盛りのこの作品を東京創元社が



気に入ったらしく、現在ホームページ上でWeb連載中。



 最初の4本をまとめたのがこれ。 とはいえ、『May探偵プリコロ』と設定は同じだし



ほとんど話の流れもその続きになってます。



   前シリーズは4巻まで出ています。



 『プリコロ』とはプリンス・コロネットの略。 ヨーロッパの小国の王子が推理小説好きが



高じて探偵になり、警視総監をお守役に素っ頓狂な推理を披露するのだが、何故か



犯人だけはいつも的中する・・・という話。 古き良き本格推理小説要素がお約束的に



ぎっしり詰まりながらも流されているので、マンガ自体は短編ながらも一本読むだけで



推理小説の古典一冊を読んだくらいの疲労感(純粋推理が炸裂しますからね)。



 『パタリロ!』に比べればギャグは少ないし毒も少ないし、蘊蓄も控えめなので



パタリロファンには物足りないかもですが、ミステリ好きとしてはなかなか満足です。



 一気には読めませんがね。



   函館水上警察/高城高



 日本にハードボイルドを根付かせたという伝説の作家、高城高の復活作の文庫化。



 あたしはかつて<高城高全集>で昔(それこそ江戸川乱歩が激賞した、という時代)の



作品を読んだんだけど、かっこよかったのです。 当時、作者は新聞記者をしながら



書いていたということで、なるほど文章が短めでテンポがよいのでサクサク読めると



いうか、うおーっと引き込まれて走り抜けちゃった、みたいな。 “時代感”もまた素敵で。



   全集のダークな装丁もかっこよく。



 というわけで『函館水上警察』で復活されたと聞いてよろこんだものの、ハードカバーで



刊行・・・すみません、文庫化を待ってしまいました(続巻も出ているようですが文庫化を



待たせていただきます)。



 舞台は明治二十四年ですよ! なんかもうそれだけでわくわく。



 と・・・『楽園番外地』と発売日が1〜2日ぐらい早い本はこんなに見つかったのに、



何故いちばんほしいものがないの・・・



 もういいや、明日ジュンク堂に行くもん!


posted by かしこん at 04:08| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする