2011年05月18日

まだまだ終わらない海外ドラマ・・・1



 GWとその後で、かなりHDDにため込んでいた映画や海外ドラマを見た(おかげで



録画可能残量が20時間から75時間に!)。 ばんざーい!、ではあるけれど、



油断するとまた残量はあっという間になくなるのだ・・・気をつけなければ。





THE TUDORS〜背徳の王冠(3・4シーズン)



 ヘンリー8世(ジョナサン・リース・マイヤーズ)の物語もいよいよ終幕。



 ワンシーズン10話前後なれど、その制作側の気合と時代考証やキャスティングなど



への予算の贅沢な使い方はすごかった。 ただ最後は駆け足になってしまった感は



あるが・・・(ヘンリー8世の老け具合が急だったとか)。



   その奥には女たちの悲劇が。



 急激な宗教改革に反発する地方を“反乱”と受け止め、他の地方への見せしめの



ために女子供まで相当数を縛り首にしたりするやり方は「国民が税や労働力という



形で国を支えてくれている」という意識が当時の支配階級にないことを明らかに



するが、その不足分を埋めるために他国に攻め入るのか・・・という“帝国主義の



本質”を見た思いで目からウロコであった。 そして陰謀の絶えない宮廷内故、王は



トマス・モアやクロムウェルなど腹心たちを次々処刑することになるという皮肉。



 ちなみにヘンリー8世の肩書は「イングランドとアイルランド、フランスの王」、



スコットランドとウェールズはまだ敵なんですね。



 薔薇戦争のことがやっとわかりそうな気がする。





ホームタウン 〜 僕らの再会/October Road.



 『One Tree Hill』のスタッフがつくった“青春後”の物語。 キャストもちょっと



OTHとかぶってます。



 10年前、高校卒業後の6週間の休みを利用して旅に出た主人公ニックだがそのまま



地元には帰らず、家族とも友人とも恋人とも音信不通。 自伝的な小説を書いたら



ベストセラーになってしまい、一躍有名人となったが小説の中でモデルとされた



地元の人々は連絡をよこさない彼の態度にも、小説内での描かれ方にも不満を持って



いた。 が、ニックはその後スランプになり、エージェントが彼の地元の大学の一日



講師の仕事をブッキング。 10年ぶりの帰郷が、町に波乱を、ニックに「今までの



自分でよかったのか」の困惑を連れてくる。



   仲間との再会はやはり。



 特にこれといった産業のない田舎町の感じがよく出ている(町の人たちほぼ知り合い、



みたいな)。 それでいてキャラクターが画一的でなくそれぞれ魅力的。 むしろ



主人公のはずのニックがいちばんダメダメっぽく見えることも・・・。



 同じように地方を舞台にしても『OTH』はどんどん派手展開になってますが、



こっちはあくまで“身の丈”以上にならないところがよかったです(でもその



地味さのせいか打ち切りになってしまった模様・・・)。



 でも謎は残しつつもなんとなくハッピーエンディング的に終わったのでよかった。



 ちなみにAXNでの視聴ですが、吹替版がなかったので字幕版で見ました。 結構



台詞はしょられていたので、ちゃんとした吹替版をつくってくれないかなぁ。



 そうすればもう一回見るんだけど。





フラッシュフォワード



 「10月6日、すべての人類が2分17秒意識を失い、その間、半年後の未来を見た」と



いう大風呂敷設定だが、第一話のエンドロールで『原作:ロバート・J・ソウヤー』を



見て納得!



 意識喪失期間を“ブラックアウト”、見た未来を“ヴィジョン”と表現。



   ブラックアウト後の覚醒した世界は大混乱。



 世界中の人が見たヴィジョンをつなぎ合わせれば未来がわかる・ブラックアウト



現象の原因もつかめるのでは?、と捜査にあたるFBIがメインですが、主役が



あたしの苦手な顔のジョセフ・ファインズ・・・吹替なのでなんとかごまかしが



ききましたが、今回のは声と配役のイメージが合っていない人が多くて微妙に残念



だった(豪華ゲストは出てるしお金もかかってそうだったけど、結構序盤から話の



破綻が見えてしまったせいか、前評判の割には人気が続かず打ち切りになった模様)。



 日本からは竹内結子がそれなりに重要な役で出演してますが、日本設定の割に



彼女以外は中国だ・・・そのへんもなんとかならんか、という感じ。



 途中盛り返して面白くなってきたんだけど、結局「今までの苦労はなんだった



んだ・・・」な調子で終わってしまったのは残念である。





HEROES ファイナルシーズン



 4シーズン目にしてファイナル。 はっきり言ってここまで引っ張る話だったか



はなはだ疑問。 シーズン2の最後がいちばん面白かった。



 ただスーパードラマTVに好感を持てるのは、吹替版をつくる際に他局で放送の



ドラマでも同じ俳優が出演している場合はできる限り同じ声優さんを持ってこようと



する姿勢(AXNは『フラッシュフォワード』に結構『LOST』と同じ出演者が



いるのにわざわざ違う声優を使うのは何故なのか? あえてイメージをかぶらせない



ため?)。 しかし『プリズン・ブレイク』のティーバッグのイメージが強すぎる



のか、最近の若本さんはティーバッグ声&喋り方ばかり要求されているような気が



する・・・『銀河英雄伝説』のロイエンタールをやった人なのになぁ(つまり二枚目も



できるのに、です)。



 でも、『HEROES』に関しては途中からピーター・ペトレリ役の声優さんを



何故変えたのか不明(しかもシーズン3の途中から)。



 『フリンジ』に出てるジョシュア・ジャクソンの声が竹若拓磨じゃないのは何故なのか?



(ちなみに『フリンジ』はまだ途中ですが、『Xファイル』+『4400』+お茶目なマッド



サイエンティスト、といった感じ)。



 『メンタリスト』のシーズン2も始まるし、まだまだ見終われないなぁ、海外ドラマ。





 そして、児玉清さんの訃報に接し・・・残念です。



 読んだ本の解説が彼の書いたものだと、なんだかもうけた気分になってました。



 「好きな作家やシリーズものの新作は(翻訳を待っていられないので)原書で読む」と



聞いてからは更に尊敬の念を強くしてました(あたしは『One Step Behind』、まだまだ



かかりそうです・・・読み終わる前に邦訳出そうです・・・)。



 勿論、俳優としても知的でかっこよい佇まい、好きでした。



 あの方のような読書家になれるだろうか。



 なれませんが、その憧れはずっと消えないでしょう。 ありがとうございます。


posted by かしこん at 06:19| Comment(0) | TrackBack(0) | WOWOW・CATV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする