2011年04月12日

幸せの始まりは/HOW DO YOU KNOW



 まぁ、ハリウッドラブコメもありでしょ、観たあと何も残らないけど、そのときは



気分が楽しくなったりするからね!ってことで主旨がえしつつある此頃です(まぁ



もともと嫌いではなかったですが)。



 今回は『恋愛小説家』のスタッフが送る!、というコピーに乗っかってみました。



リース・ウィザースプーンもオーウェン・ウィルソンもそう好きというわけではない



けれど(ポール・ラッドは・・・まぁ、普通)。



 プロソフトボール界の名プレイヤーであり、チームのキャプテンでもあるリサ



(リース・ウィザースプーン)は、新しく来たコーチに31歳という年齢を理由に



戦力外通告をされてしまう。 ソフトボールにこれまでの人生をかけてきた彼女は



落ち込むが、素直に落ち込んでいることをまわりに言えない・悟られたくないお年頃。



 興味がないと断っていたチームメイトからの男性の紹介に、自棄になって乗って



みたら、相手のジョージ(ポール・ラッド)もまた人生最悪の出来事があったばかり



らしく、デートなんて気分になりようもない。



 「ここは黙って、食べましょう。 黙っている時間も大事よ」とジョージが気合を



入れて予約したらしいイタリアンレストランで無言で食事をする二人(どうでもいいが



“評判の店”らしきここの料理がどれもおいしそうに見えないのは何故? アメリカの



イタリアンのレベルは低いのか?)。



   そのパスタのソースは、なに?



 そんな「気分が乗らないときは黙ってていい」をリサの気遣いと感じたジョージは、



後日のリサとの再会で彼女に恋していることに気づくのだが、そのときすでにリサには



プロ野球選手マティ(オーウェン・ウィルソン)という恋人がいたのだった。



   ジョージは荷物を運んであげた

              だけなのにマティ大激怒、そのことにリサ激怒。



 この三人の三角関係を軸に、周囲の人々描くこの映画。



 まわりの人たちがそれぞれ魅力的で、この映画を単なるラブコメにしなかった要因



だと思う(その分、時間が少々長くなっておりますが)。



   多くを語らないけどいい味出してるドアマンさん。



 マティとジョージの父親チャールズ(ジャック・ニコルソン)が住んでるのが同じ



マンションで(だからリサとジョージはしばしば顔を合わせるわけだが)、そこの



ドアマンさん、素晴らしい! そして助けてくれそうで助けてくれない、でも大事な



ことはちゃんと伝えるリサのチームメイトたち。 そしてなによりジョージの秘書さん!



 彼女の見せ場はこの映画の見せ場といっても過言ではない、笑えるけれどちょっと



涙ぐんじゃう展開です。



 マティと付き合うと決めたんだから、と自分に言い聞かせながらもジョージが気に



なるリサ・・・きみら高校生か?、ではあるのだが恋に悩むのは年齢関係なしだし、



ましてリサはソフトボール一筋でここまで来ちゃったわけだから恋愛に不器用・



自分に素直になる方法がわからないのも仕方ないかなー、と思えちゃうのでよし。



またジョージは人のよさ全開であるが、マティだってただの恋敵じゃなくてちゃんと



それなりに“いい男”として描かれてる(ここは観た人の男性の好みでわかれるかな)。



   体育会系お茶目男子、か。



 たとえば、男性がプレゼントを彼女に渡すとき。



 とにかく彼女に早く見てほしくて、彼女から包みをひったくって自分で包み紙を



破って中身を見せてしまう(で、「いいでしょう? よろこんでくれるよね?」と



いうような子犬のような目で見る)。



 渡して、彼女がゆっくりその包みをほどいて中身を見るのをじっと待ってる。



 どっちがいいとか悪いとかじゃなくて、どっちが自分にとって心地いいのか。



 年収やら生活レベルやらの前に、大切なのはそのことなのでは?



 という大変素朴なことにリサが気付くまでの話、ともいえるかな〜。



   バス停で・・・。



 バスをよく使うのもこの映画のテーマとかかわっているのかも。 どのバスに



乗るのも自分次第、一台乗り損ねても次を待てばいい、バスを待つ時間は一人でも



いいし二人でもいい。



 思いのほかジャック・ニコルソンが大活躍しませんでしたが・・・おいしいところは



ちゃんと持って行ったのでそれでいいのか。



   でも結構ひどい人なんですけどね。



 オーウェン・ウィルソンもおバカ系の役多いなぁと思っていたので、彼がちゃんと



“いい男”(ちょっと無神経だけど)をやっていたのが意外だった。



 結果として結構よかった! ちゃんと、何かが残りました。


posted by かしこん at 02:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする