2011年03月01日

第83回アカデミー賞授賞式

 仕事帰り、21時スタートのWOWOW字幕放送に間に合わず、追っかけ放送で視聴する。 相変わらず滝川クリステルの不勉強さというか自分の言葉の持ってなさには唖然とするが(なんでアドリブできないのに原稿読んでいればいいだけの仕事をわざわざ辞めたんだろう?)、授賞式が始まって最初のオープニングフィルムが流れたら・・・結構面白いじゃないか!
 作品賞候補作品の中に司会の2人ジェームズ・フランコとアン・アサウェイが入り込む流れは毎年あるタイプのものだが、二人の若さを活かしてかなり笑えるものになっていた。 ここだけDVDに落とそうかしらと思ったよ。
 アン・アサウェイはキュートなコメディエンヌで、ジェームズ・フランコは意外に普通のにーちゃんだということがわかってしまったが・・・。
 で、結果としては・・・結構下馬評通りというか、手堅く本命と言われた人たちが獲った、という感じになったのかなぁ。
 技術系は『インセプション』、撮影・編集系は『ソーシャル・ネットワーク』、総合的な作品としては『英国王のスピーチ』、ということか。
 でもせめて、監督賞はデヴィッド・フィンチャーにあげたかったなぁ。
 デヴィッド・フィンチャーもクリストファー・ノーランもまだアカデミー会員にとっては「若すぎる」ということなのだろうか・・・(いや、トム・フーパーも若いんだけど、イギリス人は別枠なんですかね)。 フィンチャーはMTVのビデオクリップ出身だし、ノーランもインディペンデント出身だし・・・日本映画界で舞台出身の俳優がなかなか認めてもらえないのと似ているのか?
 けれど、『インセプション』も『ソーシャル・ネットワーク』もスタッフが受賞した際、必ず「監督と一緒に仕事ができたおかげでこの賞がある。 あなたは本当に素晴らしい」的なことを言っている。 二人とも、一緒に仕事をした人には愛される監督なのだ。
 いつかは、監督賞をとってほしいです!
 そしてメリッサ・レオは2年前の主演女優賞ノミネートのときより若くなってるというかきれいになっているというかで、びっくりだ! 女優としてのステイタスが上がると、お肌ケアの専用トレーナーがつくのだろうか・・・。
 でもうれしいです! おめでとう、ケイ・ハワード巡査部長!
 やっとクリスチャン・ベイルが評価されたのもうれしいけど、マーク・ラファロも惜しい。
 アフターインタビューで「ノミネートされてさらに選ばれたのは光栄だが、ノミネートされていない人たちの中にも素晴らしい仕事をしている人がいる。 もっと多くの才能ある人に光が当たるように」と発言していたのが印象的だった。 やはり、自分が苦労人だからですかね。 『マシニスト』、すごかったのになぁ(減量だけじゃなくてね)。 遅いけど、それでも報われるのはうれしいです。
 ナタリー・ポートマンは・・・“身重”ということがまず見慣れない。 しかし彼女は本当に幸せそうだった、賞を受けたことはもちろんだけど、愛するパートナーがいて自分の中に子供がいるという状態がとてもうれしくて仕方がないという感じ。
 出産後はしばらく仕事をセーブするんだろうなー。
 しかし、今夜の主役はやはりこの人だろう。

  オスカーを持つコリン・ファース.jpg 「これでキャリアはピークを迎えた、あとは下るだけだ」
 コリン・ファースって特別ハンサムってわけじゃないし、あたしの好みの顔でもないのでそんなに意識してなかったんだけど、『シングルマン』は大きかったなぁ。 似合わないラブコメの二番手とかやるよりも、そういう“苦悩する男”路線でいったほうが確実に彼の個性が活きる! その延長線上の『英国王のスピーチ』だったと思う。 あとは、彼に似合う役を据えた脚本次第、ですね。
 今年のドキュメンタリー部門は比較的まともそうではあったが・・・結局のところアカデミー賞もアメリカの国益を考えているんですよね・・・政治がちらつくと映画を心から楽しめなくなるわ。
 でも、見てないのに外国語映画賞を当ててしまったあたし・・・カンがよいのか、それともアカデミー会員は雰囲気で投票してるのか? なんか微妙な気持ちになるが、でも今回の外国語映画賞のノミネート作品、どれも見ごたえがありそう。 このうち何本が日本で公開されるかな・・・。

ラベル:アカデミー賞
posted by かしこん at 02:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画関連情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする