2011年01月21日

30分待つスフレ

 神戸市の中心街である三宮・元町界隈は“海側”と“山側”で仕切られている。
 あたしも最初神戸に来たときは意味がわからなかったのだが、JR沿線を境に南側を“海側”、北側を“山側”と呼んでいるのだとわかる(これを徹底しすぎている神戸人はどこでも北側のことを「山側」と言ってしまうそうで、事情を知らぬ人に大混乱を引き起こすらしい)。
 そんなわけで、あたしの主なテリトリーは“海側”です。
 で、例によっててくてく歩いていたら、こんな看板に気づいてしまう。

   トゥースチョコスフレ3.JPG TOOTHTOOTH元町本店にて。
 あの“おいしいミルクティー”のお店であります。
 「15時以降からの限定スペシャリテ」とある・・・つまり、ランチの時間は手間がかかるからできません、ということでしょう。 早速お知らせメールを飛ばすが、みなさんのいそがしいので時間を合わせるのが一苦労。
 こうなったら、まずは自分で試しておかなきゃダメだろ!
 たまたまシネリーブルでの上映が21時過ぎる映画があって、多少余裕があったので寄ってみました。
 メニューには「焼き上がりまでに30分ほどのお時間をいただきます」と書いてある。
 いやいや、それでこそスフレでしょ!、ってことでオーダーします。

  トゥースおいしいミルクティー.JPG その間に、おいしいミルクティーを飲んで待つ。
 やっぱりおいしいなぁ。 何かと一緒に持ってきてもらうとちょっとぬるくなっているときがあって残念なんだけど、これだけ先に、と言えば熱々が来る。 のちのちぬるくなってしまいますが、一口目の熱さがこの濃さのインパクトとともなって「おいしい!」という印象をもたらすのだから、紅茶の温度は大事です。
 ふふん、と本を開きつつ上機嫌でいると、20と数分で「お待たせしました」とスフレがやってきちゃった。 思ったより、早かったかも。

  トゥースチョコスフレ1.JPG こんなにも写真を撮るのに焦ったことはなかったかも・・・スフレは一秒を争う食べ物だと思っているので。
 では、いただきま〜す。
 さくっ、じゅわっ、とスプーンが入っていく感覚。 でも思ったよりしっかりしていて「見る間につぶれる恐怖」はなかった。 よかった。
 一口、「うわー、チョコが濃い〜」。
 勿論、温かい。 でも「あったかいチョコケーキにナイフ刺したらチョコソースがトローンと」というのともまったく違い、食感は確かにスフレで、でもどちらかと言えば「焼いたムース」に近いかな〜。
 とか思いつつ、スプーンの動き止まらず。 待ってる時間より食べる時間のほうが短そう(でも本来それは正しい食べ方だという気がする)。
 サイドに添えられているのはラズベリーソースとバニラアイスクリーム。 味を途中で変えて楽しんでくださいという趣向のようですが、あたしはこのままいけそうです。
 でもそれではあまりなので、ラズベリーソースをかける。

  トゥースチョコスフレ2.JPG 勢いよく注入。
 やはりチョコの味が濃いためか、ラズベリーソースも単体ではかなり酸味が強い感じになっているものの一緒に食べると・・・これがいい感じにマリアージュ。
 チョコにフルーティーな余韻が残ります。
 まぁ、バニラアイスはいい箸休めというか・・・でもこれも中に入れればカスタードクリームのようになり、またまたいい感じに。
 さすが「スペシャリテ」を名乗るだけあって、満足の一品です。
 今はショコラですが、季節によってスフレの種類も変えていくみたい。
 なんかここのお店、どんどんフランスのパティスリーに(品揃えというかメニュー展開の面で)近づいていくなぁ。 ちょっとうれしい。

posted by かしこん at 00:48| Comment(0) | TrackBack(0) | ごはん・お茶の時間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする