2011年01月17日

ちょっと早い梅田の夜

 思いの外、舞台が早く終わったので(20時半終了予定のところ、ちょっと遅れて始まった上にしつこくアンコールしたのでそれでも9時前ですが)なんかいろんなところに寄れるんじゃないかとふらつきかけたものの、お金遣いすぎの自分を思い出して帰路につく。 しかし、ドラマシティ帰りの道に新しいケーキ屋さんを発見!
 『BABY5』というお店でした。 まだやってるわ〜、とちょっとのぞいてみたら、あまりにもでかすぎるシュークリームと目が合う。
 しかも「今の時間帯10%OFF」だそうで、¥315−で購入。

  でかシュー1.JPG ペンと比較してください。
 本体の大きさに比べるとクリームがいささか少なめかな? でもちょっと重めのクリームなのでバランス的にはいいのかも。 まずは上半分をはがしてクリームをつけながら食べ、残り下半分はそのままかじりつき、の順でいただきました。
 大きさの割にぺろりといけちゃったかも〜(でも2個は無理だな。 あ、食べたのは帰宅してからですよ〜)。
 このまま電車乗ったら混んでるなぁ、と思い、友だちへの手紙が書きかけだし、と『ベーグル&ベーグル』に寄る。 神戸そごう地下に出店してくれたので梅田店のありがたみが個人的に薄れてしまいましたが、行きやすいお店なのは確か。
 一月限定、“もちベーグル”が食べたかった。

  ベーグル&ベーグルでごはん.JPG 紅茶鴨のベジサンド?的な感じ。
 ドリンクセットでロイヤルミルクティーとともに。
 ベーグル自体モチモチ食感ですが、米粉が入ったこれはそれとはまた別のモチモチ感。 トーストしてもらっても残る歯ごたえ、結構いいです。 限定商品じゃなく定番化すればいいのに。 鴨はすでにローストされたものというかハム的に加工されたものなのでこんなものかなぁという感じ(あぁ、『レ・グラース』の鴨が食べたい・・・)。
 ここのロイヤルミルクティーはノーシュガーなのでうれしい(砂糖がほしい人は自分で入れます)。
 40分弱ゆったりのんびりし、ごちそうさまでした。
 手紙も無事書き終わり、空いた電車で帰りました。
 往復で『クリスマスに少女は還る』、だいぶ進んじゃったよ!

posted by かしこん at 00:46| Comment(0) | TrackBack(0) | ごはん・お茶の時間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月16日

抜け穴の会議室 Room bQ@シアター・ドラマシティ

 Team申、初参戦です。 佐々木蔵之介主催の臨時ユニット、今回は大杉漣との二人芝居ということで「これはぜひ見なければ!」と思ったわけです。
 漣さんを舞台で見るの、初めてだ〜。
 『抜け穴の会議室』自体は以前仲村トオルとやったことがあるようで、一応再演の形ですが、見ていたらわかるけど共演者と佐々木蔵之介との年齢差により設定がかなり変わっている部分があることは明白(だから“Room bQ”なんだろう)。

  抜け穴の会議室時間割.JPG あら、意外に上演時間短いのね。
 ということは、ガチで二人喋りっぱなしということか・・・二人だけで2時間ごえはきついですよねぇ(そう思うと上川隆也&斎藤晴彦の『ウーマン・イン・ブラック』はすごかったのね・・・舞台転換に助けられた部分があるとしても、私の見た二人芝居でいちばんの超大作でした)。
 ステージ上は、得体の知れない岩壁に囲まれ、中央には渦巻が。
 あっ、不条理っぽい!、と不吉な予感。 SF方向に転んでくれればいいんだけどな、と祈る。
 それにしても客席は、「きゃー、蔵之介様!!」な空気が充満しており・・・『惑星ピスタチオ』時代のファン?と思しき方が子供と一緒に来ていたり、幅広く女性が多かったです(あたしのまわりでも佐々木蔵之介キライっていう人見たことないし・・・おそるべし、幸さま!)。 グッズ売り場は行列だし、京都の老舗・信三郎帆布とのコラボレーションカバン(出身が京都だから付き合いあり? 佐々木蔵之介デザイン&内側に直筆サイン入り)が飛ぶように売れている。
 パンフだけ買った自分がなんか申し訳ない感じになりました(パンフだけの人は別に売り場つくれば行列あんなに長くならなかっただろうに)。
 開演前の客席注意アナウンスは何故か豪華に市川亀治郎&仲村トオル(これまでにTeam申に参加した人が読まされるのが慣例らしい)。 そのコメントを聞いて・・・あたし、この10年くらい佐々木蔵之介の舞台を全部ではないけどそれなりに見てるような気がするんだけど(テレビドラマも結構見てるけど)、なんというか着実なる成長というか周囲に与える影響力というか、そういうものを感じてしまいました。 すごいなぁ、幸さま!

  抜け穴の会議室.jpg ポスターもちょっと不条理っぽいですよね。

 さて、本編ですが・・・予想したよりも不条理ではなかった。 というか全然、不条理じゃなかった。 お互い何もわからない状態、というスタートは映画『パンドラム』と同じですが舞台だとその必死感が息苦しいほどの緊張感にならないのが不思議(でもそれは舞台特有の空気感のせいかなぁと思う)。
 大杉漣さん、舞台で初めてなのにも関わらず初めてという気がしなかった。
 テレビ・映画でずっと見てきてるから? 演技スタイルが基本舞台だと感じてたから? 意外性はないけど、ものすごい安心感。 コントもいけるよ!
 是非、シティボーイズライブに出てほしい!
 あらすじを説明するとネタばれになってしまうのでできませんが、序盤からさりげなく積み重ねられたヒントの断片がつながっていく様子、しかもそれからその先が推測できるにもかかわらず“魅せて”しまう二人のぶつかり合いに引き込まれたあっという間の90分でした。
 なかなか笑えたし、シリアス部分はきっちり決まるので後半すすり泣きしてる人結構いたし(あたしは泣くところはなかったが)。
 物語の世界観としては新しいものはなかったけれど、「生きる」ということの肯定を強く打ち出しているのが印象的でした(それだけ命を大事にしない世の中だから、ということなんでしょうなぁ)。
 ただ、個人の過去やら特徴・個性やらを一切感じさせないための舞台衣装が佐々木蔵之介のスタイルのよさを殺していて残念・・・。 漣さんも長身のせいか、いつも感じる「背、高っ!」という驚きは今回なかったです。
 少人数のぶつかり合う芝居って、やっぱりいいなぁ、好きだわ、と実感しました。
 次は『ろくでなし啄木』(3人芝居)、『大人は、かく戦えり』(4人芝居)と続きます! 今年の演劇はスタート上々!
 心配は、『国民の映画』のチケットが獲れるかどうか、です。

posted by かしこん at 15:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 舞台・演劇・芸術・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月15日

デザート・フラワー/DESERT FLOWER

 アフリカ遊牧民出身の女性が、金で結婚されられることを知って一族を飛び出し、流転の末に人との出会いや幸運をつかみ取り、世界的トップモデルになった・・・という話なのかと思っていたら、とてつもなく痛い目に遭う映画でした。

  デザートフラワー1.jpg 砂漠に咲く花

 いや、大まかな筋はその通りです。 ワリスはソマリアで暮らしていたが13歳のとき出奔、一歩間違えば死にかねない砂漠を歩いてどうにか親戚の家に辿り着く。 そのつてでソマリア大使館のメイドの仕事をもらいロンドンへ渡るが、母国で政変が起こって大使館の人間には引き上げ命令が。
 国に戻りたくないワリスは、路上生活を始めることに(この時点で彼女は“政治難民”なのだが本人にはそんな認識もなし)。
 そんな中、トップショップで働くマリリン(サリー・ホーキンス)とちょっとしたことで知り合い、英語もおぼつかないワリス(リヤ・ケベデ)だがなんとなくルームメイトに(このあたり、もうちょっと丁寧に描いてほしかった。 マリリンの自己防衛のための自分勝手キャラがワリスとの付き合いによって変わっていくのもよかったなぁ)。
 彼女の紹介でバーガーショップに職を得たワリスの横顔に注目したのは、世界的なファッションカメラマンのドナルドソンだった。
 しかしワリスはそう簡単にスカウトの話には乗らず、マリリンや同じアパートに住む人々との交流を描くほうを先にする。 そしてワリスの“シャワーは共同だけど裸は絶対見せない”・“お手洗いの時間がいつも長い”・“急な激痛に苦しむ”、という描写が入ることで「あっちの話か・・・」とちょっと青ざめる。 なるほど、予告編にはそのあたり一切入れなかったね・・・(これは先入観を持ってほしくないということなのか、明らかなサクセスストーリーと思わせたほうが客が入るからなのかどっちなんだろう?)。
 これはFGM(女性性器切除)を3歳で受けさせられた女性が、苦しみながら故郷の因習を自ら解き放ち、自分の足で立ち上がってこんな習慣をやめさせたいと生きることを決めた女性の物語なのである。

  デザートフラワー2.jpg これまで履いたことのないハイヒールを練習し、綺麗に歩けるようになったときの笑顔!
 あぁ、とあたしは思った。 彼女は自分が女性であることを呪いだと感じている。
 あたしにもその傾向はあるので(勿論彼女ほどの苦難を受けてはいないのだが)その気持ちがすごくよくわかった。
 FGMについての予備知識があればかなりわかりやすいが(それでもショッキングであることに変わりはない。 そんないつのかわからない錆びた剃刀で! 枝の棘を針にして縫うのか?!、など文字で読んだことがあっても映像でリアルに見てしまうと顔面蒼白である)、まったく知らない人は立ち直れないほど痛めつけられること必至。
 世界的にFGMの弊害が知られても、現地でも『母たちの村』のような意識改革が起こり始めていても、それでもまだ今でも女性たちは切除され続けている(アフリカからフランスやオランダに移民として渡った人々の中でも続けられているのがまず問題なのだが)。
 衛生面の問題でこれまで何人も死んでいるのに何故やめないのか。
 女性への人権侵害であるのと同時にもしくはそれ以上に、故意じゃない殺人罪だぞ!(しかしこれを声高に非難すると、「固有の文化だ」と返されて逆に「クジラをとる野蛮ニッポン」と言われてしまうのだろうか・・・次元が違うと思うんだけどなぁ)
 この映画の中でも、激痛に苦しみ病院に運ばれたワリスにソマリア人男性看護師が通訳として連れてこられるが、イギリス人医師の言葉はまったく伝えず「白人男の前で股を見せたのか。 民族の誇りを何だと思ってる」と罵倒する始末。
 あたしはこの看護師をうしろから思い切りかかと落とししたくなった!
 現代社会の中に身を置いてさえ(おまけに医学を修めているのに!)、自分たちの国の慣習を野蛮だと意識できないとは・・・。
 けれど彼女は手術を決意する(切除された部分は再生できないが、日常生活を普通に送れるようにはなるから)。 その決断が、彼女のモデル人生のスタートとなるのだ。

  デザートフラワー5.jpg オーディション控室にて。
 モデル同士のバトルとか、ファッション業界のどたばたとかはほとんど出てこないので(モデルエージェント役の方がいかにもで笑わせていただきました)、モデルとしてのサクセスストーリーとしてはちょっと物足りない感じがしてしまい、女性運動家の誕生としては最後のほうが駆け足になっちゃったかなという気がするし、映画としての完成度は損なわれたかも。 けれどアフリカの荒廃した大地と民族衣装の鮮やかな色の対比、普段のシャイなワリスとランウェイに立つ別人のようなワリス、そのコントラストが素晴らしく、もっと見ていたいなぁと思わせられた。

  デザートフラワー4.jpg が、この美しさも生死と引き換え。
 エンドロール、文字の流れが終わっても真っ暗な画面の中しばらく音楽は流れ続ける。
 その間に観客に考えてほしい、という監督のアイディアだと思うのだけれど空間恐怖症(空白があるとなんか埋めたくなる)の気のあるあたしはなんか落ち着かない。
 アフリカの様々な光景やランウェイを歩く実際のワリス・ディリーの映像を流したらよかったんじゃないのかな。 というかそれが見たかった。
 いろいろ問題のあるファッション業界ですが、極貧の地域や家庭からたまに売れっ子モデルが出現します。 それがきっかけになって問題意識が広がるならいいことなのではないだろうか(それ以上に健康被害やクスリ漬けになるモデルの問題のほうが大きいかもしれませんが)。
 ハイファッションを利用するのは富裕層ではあるのだけれど、そのための体型維持の苦労とか「モデルはただ立っているか歩いていていればいい」みたいな認識の人からの偏見とかもまだまだ多い世の中ですが(楽な仕事など存在しません)、どう生きるかはやはり自分次第なのだと教えてくれる、強いメッセージがこもってます。

ラベル:映画館 外国映画
posted by かしこん at 01:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月14日

同時並行と、わかること

 なんだかやたらと、『遥かなる未踏峰』が面白いことになっております。
 “悲劇の登山家マロリー”というイメージが先行してるけど、実は時間を守る感覚のない人だとか、そもそも目的の前には危機感をそもそも持ってないような人だったとか、でも当時としてはすごく進歩的な考えをごく自然にしている人だったとか、多分近くにいたら感心しつつもイライラしそうな人として描かれている。

  遥かなる未踏峰上.jpg アーチャー新刊です。
 永井さんのあと、一体誰がジェフリー・アーチャーを訳すのだろうかとひそかに心配していましたが・・・『大聖堂』などでお馴染みの戸田裕之氏だったので一安心。 そして読んでいても、永井訳ではないことを感じない。 別の人が訳した『獄中記』はちょっと読みにくさを感じたのだけれど、新潮社としては永井訳の雰囲気を踏襲する方向で行く、ということなのか、たとえばこれはジョージ・マロニー評伝だけれどアーチャーが物語として書く場合と自分のことを書く場合では文体が変わるのか?
 英文で読んでいないのでそのあたりはわかりませんが、でもちょっとこれはうれしい誤算。 あまり時間が取れないけど、結構早いペースで進みつつある。
 ほんとはこっちの方を先に読み始めたのですが・・・。

  クリスマスに少女は還る.jpg クリスマスに少女は還る/キャロル・オコンネル
 細切れの時間で読んでいるため、登場人物多い!という足枷故に「え、今の、誰?」と冒頭の登場人物表に戻って「あ、そうかそうか」と納得してからまた読み・・・次読むときにはまた同じことの繰り返し。 やっとキャラの名前と設定が把握できてきました。 これものっちゃったら早くなると思うんだけどなぁ。
 でも早く読み終わるのがもったいないような、こわいような・・・。

 ずっと「続きは出ているのだろうか、どうなっているのだろう・・・」と気にしていた『京&一平シリーズ』。 なんと、こんなものが出ていることを発見!

  薔薇貴公子.jpg 薔薇貴公子/神谷悠
 シリーズの特別編という位置づけですが・・・1/4スペースの作者近況に、絶句。
 いつの間にやら結婚して子育てしてたのか・・・だから作品が発表されなかったのね、と納得・・・したけど・・・。
 ご本人の幸せや健康が、いちばん大事です。 子育ての日々が作者の心の安寧ならばそれはいいことだし、そんな体験が今後の物語により深みをもたらすことになるかもしれないし。 けれどなんか寂しいな・・・と思ってしまうのもまた事実なのだった。 子供の頃から読んでいる少女マンガ家さんたちはずっと描き続けてきてるからそれが当たり前だと読む側も思っちゃってたんですかね(萩尾望都や青池保子、木原敏江は子供いない・そもそも結婚してなかったかも)。 それが、「女性だけ結局自分の仕事を犠牲にする」って思わせてしまう寂しさの原因なのかなぁ(ただの仕事じゃない、その人にしかできないアーティスティックな活動なのに、だ)。
 ブランクを取り戻すのも結構大変なことだろうしな(余計なお世話ですが)。
 でも、再始動を決意されたようだ。 今後に期待!

 ボッシュシリーズ一作目、見つけました。

   ナイトホークス上.jpg ナイトホークス/マイクル・コナリー
 なんと、ハリー・ボッシュ刑事のフルネームは“ヒエロニムス・ボッシュ”だというところに大爆笑。 あの変なカエルでお馴染みの幻想画家と同じ名前じゃないですか。
 このシリーズに対する敵愾心(?)が一気に薄らぎました。

posted by かしこん at 02:01| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 読んじゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月13日

泣きそうなイントロの正体

 映画『ソーシャル・ネットワーク』の予告編、もはや条件反射的にイントロのピアノの音だけで泣きそうになってしまっております。
 元歌はRADIOHEADの“CREEP”だということは何回か聴いているうちに気づきましたが、全然違う感じになってるもんね〜。
 聖歌隊が歌ってるみたいな厳かさ。 でも少年合唱団ではない。
 調べてみましたら、Scala & Kolacny Brothers というベルギーの少女合唱団だそうな!
 とても、納得!
 が、アルバムは輸入盤のみで軒並み入手不能。

  スカラ2.jpg 多分これだと思う。 “ON THE ROCKS”ということは、つまりそういう曲を合唱曲にアレンジしてるんだろうなぁ。

 アマゾンならMP3でダウンロードできますとあったので見てみたら、「ご利用いただけません」の表示。
 なんで?
 『ソーシャル・ネットワーク』のサントラに入っているのだろうか・・・?
 (アマゾン・HMV・タワレコサイトで調べたが収録曲が書いていない)
 でも予告は日本で勝手につくるから、予告に使われてる曲って本編に関係ないこと多いのよねぇ。
 聴いてみたいんだけどなぁ・・・あぁ、困った。

ラベル:洋楽
posted by かしこん at 01:38| Comment(0) | TrackBack(0) | Music! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月12日

ハイパー・リアリズムの世の中で

 本屋さんで、「むむ、これも買っておくべきか・・・でも重くなるなぁ。 というかお金たりるかなぁ」と毎度悩まされるあたしとしては、“首相が書店員にカゴ持たせてショッピング”ってなんか許せないんですけど。
 確か、ハトヤマアニのときも同じようなことやってたよね?
 なんなの、それは民主党の決まりごとにしたいの? それで庶民はアピールか?
 しかも選ぶ本のラインナップが・・・「おい、いまどき、それ?!」って感じだし・・・そういう本を選んで恥ずかしいという意識があったら秘書に買いに行かせる筈だし、やっぱり頭おかしいんじゃないのか、この人。
 『これから、中国とどう付き合うか』とか今買うのかほんとに、恥ずかしい・・・(喪服姿でうかうかとスーパーで買い物をするのも礼儀知らずだと思います。 一回家に帰って塩で清めて、着替えてから来いよ)。 SPの苦労とか考えてるのか?
 ていうかいやしくも総理大臣ですよ、勉強したかったらその道の専門家にお願いして対話の時間をつくってもらえばいいじゃないか。 情報ベースの問題は本になる段階でタイムラグができるのだから、絶対そのほうが早い。
 ろくでもないパフォーマンスに本屋を使うな!
 こんなだったらさらっと行って全部ポケットマネーでマンガ買ってた麻生さんのほうがずっと買い物としてスマートだ・・・。 あたしはカゴは持たず、自分の手に持てる範囲で買うものを決めますよ。 どうせまた来るんだしさ。

  斎藤雅緒の食.jpg 斎藤雅緒の食
    写真に見えるかもしれませんが、絵です。 スーパーリアリズム。 斉木しげるさんの実兄さんだと今回初めて知りました。

 それにしても全国に広がる『タイガーマスク運動』。
 中には矢吹丈やムスカ、はてはあさりちゃんを名乗る人もいるようだが、これがやんわりとした子供手当て批判に見えるのはあたしだけかしら?
 まぁ日本人は流行に乗っかりたい部分を持ち合わせていますから、それでも勢いがあるうちに善意が全国を駆け巡るのはいいことなんじゃない。
 子供手当てが親のいない子供たちには配られない、という以上、一般市民から現物支給するのがいちばん近道だよ、と気付くのは時間の問題だし、実際ランドセルを置いて行った人は事前に施設の電話して新一年生は男女何人いるのか確認してるらしいし。 数が少ないとかいきわたらない子にはどうするのか、的批判はお門違いでしょう。 だから趣旨に賛同して運動が広がるのでは?
 きれいな、カラフルなペンで書きたいよねぇ。 日記とか個人的なことは個性的でキュートなノートやメモ帳に書きたいよねぇ。 多分支給されるのは普通の大学ノートだったりすることが多そうだし・・・と思ってちょっと調べたら、神戸市、児童養護施設が結構あるよ! ざ、財力が・・・あたしの財布では足りない。
 というわけで、内閣改造より先にすべきなのは衆議院解散ですよ。

 かなしいこと。
 『ザ・タウン』の予告を見たらピート・ポスルスウェイトが出ていた! ・・・これ、遺作なのかなぁ。 それとも『インセプション』?
 椿屋四重奏、解散! うっ、新曲『マテリアル』がひとつ壁を突き抜けた名曲という佇まいだったのでこの先をすごく期待していたのだが・・・。 集大成的アルバムが出るのなら、買います。

posted by かしこん at 02:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事問題・ニュースに思うこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月11日

年末年始を彩ったお茶菓子

 なんとなく、今回の年末年始休みのお茶受けは地元の名物にしようかなぁ、と思い立ち、31日に髪を切りに行った後、購入。

  花見屋大角.JPG まずは、『花見屋』の大角
 元町に本店のある、しかし各百貨店地下などにも小さなコーナーが必ずあるおかき屋さん。 これはさんちかで買いました。 以前ミックスになってるやつは食べたことはあるんだけれど、一口サイズでした。 これは通るたびにいつも気になっていたのだけれど、なにしろサイズが大きいので躊躇していて、これがチャンスだ!、と。
 想像を裏切らない硬さと歯ごたえ。 しょっぱいけどしょっぱすぎないしょうゆ味。
 あぁ、江戸前せんべいと同じ気配がするぞ!
 気に入りました。 今後通いそうです、いろいろ挑戦しそうです。

  ゆずきんつば.JPG 『本高砂屋』の柚子入りきんつば
 これはそごう神戸地下限定品。 包み紙に刀のつばの絵が描いてあるのがキュートです。 まわりの部分だけが柚子なのかと思ったらあんこの部分にもきちんと柚子が。 一口目から柚子の香りががつんとくるんだけど、それがうるさくないのよね〜。 最後まで柚子の香りを保ちつつ、あんこの味わいが追い越しそうで追い越さない。 これ、絶品ですよ!
 年が明けてからまた買いに行きましたが・・・「柚子は12月までの期間限定で、次は3月に桜が出ます」とのこと。 それまで待ってられないので通年商品の“いもきんつば”買ってみました。 これも大変おいしいです。 はまりそうです。

  グラモウディーズプチフール.JPG 『グラモウディーズ』プチフール 
 A・B・Cセットで売っていた模様だがバラ売りにも対応していたようで、あたしが行ったときにはなんかどれがどのセットやら、の状態。 商品説明パネルもあったのだけど、どう見てもパネルに載ってないやつがある。
 「すみません、これはなんですか?」
 「こちらはですね、梅田阪急限定のクリスマスケーキの切れっぱしと申しますか・・・」
 店員さん、あわてているのか聞きたいことじゃないこと(というかそれ言っていいのかというようなこと)を言ってしまっている。 落ち着け!
 「この緑のところ、ピスタチオですか?」
 「あ、は、はい、そうです。 ピスタチオでございます」
 正気にかえってくれて、その後は滞りなく。 4つ選んだ。
 左から(名前は適当ですが)、あんずのタタン・ピスタチオ&いちご・ラズベリーチーズ・チョコジバラ(だったかな?)。 このチョコのは以前食べて好きなのでそれ目当て。
 横のチーズのは以前フルサイズのをえむさんが食べてグロッキーされたやつかもしれない(おいしいのだがおなかいっぱいになってしまった、という伝説のチーズケーキである)。 しかしなるほど、プチフールはクリスマスケーキ用の残りの再利用という意味でも、いろんな味をちょっとずつ食べられるという点でも、店と客の両者に利点はあるわけですな。 ミニサイズのだけ作ろうと思ったらすごい手間だもんね〜。
 そんなわけで結局、食べまくりなのだった。

posted by かしこん at 00:43| Comment(0) | TrackBack(0) | ごはん・お茶の時間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月10日

バーレスク/BURLESQUE

 努力で磨きにかけた才能でのしあがるガールズパワームービーって、定期的にあらわれるよなぁ、という気がしたりして。 『ショーガール』とか、『コヨーテ・アグリー』とか。 古くは『フラッシュダンス』あたりなのでしょうか(いや、あれは「のしあがる」ではないなぁ。 なんだかんだいっても『ショーガール』なのかなぁ)。
 批評家筋には軒並みコケにされたけど、映画ファンにもボロカス言う人いるけれど、あたしは意外とキライではなかった『ショーガール』。 なのでそんな感じが味わえるのかなぁ、と思って。 FMでサントラからのクリスティーナ・アギレラのシングルが毎日かかっていたのも原因。

  バーレスク1.jpg バーレスクへようこそ!

 クリスティーナ・アギレラって歌はうまいしステージ映えするだろうけど、映画女優としてはどうなんだろう・・・スクリーンで主役張れるほどの美人なのか?、という疑惑はありましたけど・・・実際も微妙かなぁ。
 片田舎でウェイトレスをして生計を立てつつ歌手への夢を見るアリ(クリスティーナ・アギレラ)は、店のオーナーとのケンカをきっかけにLAに飛び出す。 長期滞在用安ホテルに腰を落ち着かせ、新聞の求人欄片手にクラブ・バーめぐりを続ける毎日、ふと『バーレスク・クラブ』に目を止める。
 という、実にありがちなストーリーですが、こういう映画はディテールが勝負だしショーの歌&ダンスシーンの仕上がり如何で印象が変わるもの。
 アリが初めて店をのぞいたとき、ステージではオーナーのテス(シェール)がちょうど歌を披露しているところで、これにアリ同様観客も度肝抜かれます。
 シェール、何者? (いや、歌手で女優ってことはわかってますけど)

  バーレスク3.jpg なんですかその、圧倒的な貫録!

 なるほど、この二人が顔を合わせることにこの映画の価値があるわけだね・・・と思ったらクラブのもぎりがアラン・カミング!(しかも結構チョイ役!) テスの元夫で共同経営者が、わっ、ピーター・ギャラガー! クラブのトップダンサー・ニッキは、わ、ベロニカ・マーズ(クリスティン・ベル)だ! こんなセクシー路線で大丈夫か?!
 テスの片腕ともいえる衣裳係ショーンはなんとスタンリー・トゥッチで、なんでこんなにゲイの役が似合うのか?!

  バーレスク4.jpg このツーショットは『プラダを着た悪魔』のメリル・ストリープとのときに匹敵するよ。

 そして何故か『クラブ・バーレスク』は経済的危機に直面しており、買収という名で救いの手を差し伸べるのはまた「お金はあるが(自覚がない)イヤなやつ」が似合いすぎのエリック・デインなのである。 実は豪華なキャスティングなのでは・・・。
 ミュージカル苦手なあたしとしてはショーとして挟まれる歌、という感じで無理がなく見られたのはよかったんだけど、シェールの歌以外は「昔のレコードに合わせてダンサーは口パク」という店の決まりなのでこれといっていい曲がない(結局シングルカットされているアギレラの曲だけでは?)。 途中から「アリには歌の才能あり」となって新曲を歌うことになれど数曲、楽曲レベルとしてのインパクトは弱い・・・2曲しか歌わないシェールのほうが印象深く、おいしいところを持っていった感じ。

  バーレスク2.jpg この二人の組み合わせなんですな、結局。

 アリの恋愛話などほんとどうでもよく、ニッキのアリに対する嫉妬&いじわるなど『ショーガール』にかけらも及ばないほどささやかなものだし、だったらテスがこの店にこだわる理由とか、何故店を手放さなければならないほどの財政状況に置かれたのか、みたいな部分をちょっとでも描いてくれたらもっと物語に奥行きが出たのになぁ(でもそうすると主役がシェールになっちゃうのか)。
 まぁ、でもパワーをもらえるのは確かです。
 新たなるガールズパワームービーの誕生!

ラベル:映画館 外国映画
posted by かしこん at 18:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月09日

それぞれのひなたぼっこ

 この土曜日、休日出勤でして・・・。
 「この冬いちばんの冷え込み」と言われてしまった日、確かに朝、家を出たときの空気の冷えはひしひしと。 でも日が当たるところはあったかいなぁ、といつものように時間ぎりぎりのため小走りで会社に向かっておりましたらば、朝日を享受しているやつを発見。

  ネコ、日向ぼっこ中.JPG ひなたぼっこ?

 あ、なんかそこ、すごくあったかそうですなぁ。
 「おはよー!」と手を振るあたしに気づいて顔を上げるけど、逃げない。
 「写真撮ってもいい?」と携帯を出すあたしを見ても、動かない。
 よほど居心地のいい場所をゲットしたものと思われます。
 毛の白さが反射してしまうほどの日光を受けているわけだから当然かも・・・。
 他の場所でもスズメたちが陽だまりに集っていたり、“太陽のあたたかさ”の恩恵を受けている場面に遭遇。 こころなしか、なんかみんな気持ちよさそう。
 この時間もそう長くは続かないと知ってるけど、でも今は、って感じなのかなぁ。
 あたしもちょっとしあわせな気分になり、休日出勤の憂鬱は吹っ飛びましたよ。
 だから残業も苦じゃなかったよ! 明日も休みだしね!

posted by かしこん at 16:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 季節のこと/街の中の自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月08日

トロン:レガシー/TRON: LEGACY

 オリジナルの『トロン』は、子供の頃テレビで見てえらく面白かったことを覚えている。
 なんとその続編が登場! しかも28年振りだそうである。 見た当時は主役がジェフ・ブリッジスだったなんて気づいてませんでしたよ。
 しかし『トロン』を見てから行ったほうがいいのかな・・・と思ってBSや地上波の放送を待ってみたけど気配がない。 これは、前作を見なくても大丈夫ということか?
 世界のデジタル業界を変えたケヴィン・フリン(ジェフ・ブリッジス)は盟友アランらとともに会社エンコムで働き続けていたが20年前謎の失踪を遂げる。
 20年後も会社は順調に業績を伸ばし、世界をリードしているが利益優先の態度がフリンの息子サム(ギャレット・ヘトランド)には耐えられない。 突然父親が消えたことにも納得できず、会社の役員という肩書をもらいながらバイクを乗り回す自堕落な生活を送っている。 しかしある日突然アランのポケベルがケヴィンからのメッセージを受け取る。 それを伝えられたサムは廃墟になっていた父のオフィスを訪れ、かつての父と同じように電脳世界に踏み込むことに。
 そこまでは、かなり前作のオマージュというかリメイク的な意識すら感じました。
 当時の敵役の息子が何故エンコムにいるのか! セキュリティは28年前と変わってないのか!、とか(見ていたら思い出してきた)。 20年もポケベルを持ち続けるとは、えらすぎるぞアラン! あなたをもっと見たかったよ。

  トロン:レガシー1.jpg 黒と青の世界は美しいけれど。

 電脳世界が3D、それ以外の普段の世界は2Dとして表現されていることで3Dにする説得力が増している・・・のですが、眼への負担が半端じゃないです。 上映中、何度目薬を差したことか。 最後、いつもの世界に戻ってきてからはすぐにメガネをはずしましたよあたしは(エンドロールも別に3D仕様じゃなかったし)。
 そして、『トロン』はもっと面白かったような気がしたんだけどな・・・あれ、記憶違いだったのかな?、と思ってしまったほど『トロン:レガシー』は退屈だった・・・。
 あたしがもうゲームをやらなくなって久しいからでしょうか、なんかどうも世界に入り込めないというかなんというか。 それでも前半のグリッドでの戦いのシーンは映像的に面白かったのでまだよかったんだけど、父と息子のドラマに話が移ってからは「話が進まねー」。 わざわざプログラムくんたちはそんな時間をつくって待っててくれるのかい!
 プログラムから見たら人間はユーザーという立場ですが、ゲーム内におけるプログラム(キャラクター)の扱いを考えたらそりゃユーザーに対して怒りも覚えるよね・・・と妙にしみじみ。 でも『ターミネーター』シリーズほどの壮大な“機械VS.人間”ってほどのものじゃないし、微妙に小規模です。 それ故に“プログラムの反乱”的切迫感もなく。 むしろプログラムにとって個人情報データの集積に等しい背中のディスクを投げ合って戦うなんて、システム異常起きないのかなぁ?と逆に心配になるくらいで。
 電脳世界のリーダーである当時のケヴィンの姿をしたマスター(? あれ、名前違ったかな? ジェフ・ブリッジス)と、元の世界に戻れなくなったケヴィン(ジェフ・ブリッジス)の共演は、28年前のジェフ・ブリッジスが微妙に整形顔っぽいな〜、と思うくらいで『ベンジャミン・バトン』的な中途半端な老けメイクよりかはまだ自然。デジタル技術はこっちのほうに向いてるんですかね〜。
 ISO(アイソー)という存在についても説明が曖昧・・・実はもっと深い話なのかなぁ。
 ケヴィンも禅にはまっていたり(彼の住む部屋はまるで『2001年宇宙の旅』の最後の白い部屋のようだ!)、ちょっと哲学要素をほんとは描きたかったのかも。
 けどサムの27歳になっても中二病かよ・・・という性格に結構ひき(また見た目もあたしのタイプじゃなかったのも原因か?)、実の親子よりも創造主とプログラム(どっちもジェフ・ブリッジスですが)の関係のほうが胸に痛かったです。 
 こっちのほうが親子の関係に見えちゃったもんなぁ。
 というわけで、全体的に長く感じちゃって疲れた。
 電脳世界は『ブレードランナー』と『スターウォーズ』だし、新しくないじゃん・・・。
 期待のトロンも出番少なすぎだよ・・・(アランもだけどね!)。
 音楽がダフトパンクだったことにびっくり・・・こんなオーケストレーション的なこともできるんだ〜。 ジョニー・グリーンウッドもそうだけれど、音楽の世界で実験的なことをしている人たちは映画音楽と相性がいいのかもしれない。 前衛絵画を描く人たちがきっちりデッサンの基礎ができてるみたいな感じ?
 アイソーについてはまだまだ説明不足というか謎が潜んでいる感ありありなので、またまた続編つくる気満々なのかもしれませんね。 ディズニーだし。

ラベル:映画館 外国映画
posted by かしこん at 01:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月07日

プロの自覚を育てるのは自己か他者か

 「グルーポンってなに?」、というところから始まるあたし。 携帯クーポンとかもほとんど利用しないし、ホットペッパーも持ち帰らなくなって何年もたつ。 お得情報というやつにさっぱり興味がない(たまたま出くわせばラッキー、ぐらいな)。
 ですがあのおせちはひどすぎますねぇ。 というか、空白があったら許されない、という気持ちにつくってる人たち・箱詰めしていた人たちはならないのか。 隙間なく詰まっているのが「おせち」でしょ(あたしは個人的に食べませんが・・・少なくともそういうものであるという認識はある)。 しかもクールで送らないとか、最低限度の衛生観念もないということでは。
 日本の外食産業は衰退している、とよく言われますが、実は一部では既に多大に崩壊しているのではないでしょうか。 サービス業って日本人に向いてると思うんだけどなぁ、「誰にでもできる仕事」みたいに低く見ないで、もっとホスピタリティを評価すべきなんですけどね、社会全体が。
 でも高いサービスが当たり前の世の中だからこそ、評価が生き届かないのが残念。
 見切り発車だったと責任取って辞任したという元社長が答えていたが・・・プロの仕事をする人たちがほんとに少なくなくなったというか、「自分はプロである」という自覚を持って仕事をしている人たちはどこに行ったんでしょうかねぇ、と思う。
 勿論、いるのですが。 ちゃんとやっているが故に目立たないだけで。
 クーポン産業の危険な世界があっさり顔を出した、という意味で、もっと消費者は賢くあらねばならないのですね。

 野田聖子衆議院議員が出産したとお昼のラジオニュースで流れてましたが・・・そこまでして子供がほしい、という執念にはもう何も言えません。
 ただ、不妊治療を長くやりすぎた人たちはそれまでで十分疲れ切ってしまうので、「出産がゴール」と思ってしまいがちな感じがしますがこれからがさらに長くて大変なのに・・・お子様を大切に、ご自愛ください。
 ただあたしが納得いかないのは法制度というか日本産科学会の結論というか・・・第三者の卵子を提供してもらっての妊娠・出産で実子扱いになるのに、向井亜紀さんのように自分の卵子なのに代理母であるが故に実子として認められないのはどうしてなのか・・・である。 
 まぁ、野田議員の場合も法律のグレイゾーンをついたという気がしないでもないが、本来は政治家である以上実力行使の前に法改正なり規制緩和(?)を目指してほしかったですけどね。 自分自身の出産年齢リミットに追い越されちゃったんでしょう。 それを責めるつもりはないけど・・・やはり、「プロの仕事」の前に自分自身の欲望かぁ。
 この方法、お金も力もない、ごく普通の“子供を望む夫婦や女性”の希望になりえるのでしょうか。 その執念、他に向けられなかったのか・・・蒟蒻畑でもなくてね。
 もっと養子縁組の垣根が低くならないものか・・・。 少子化を憂うなら堕胎率の高さを問題にすべきだし、少子化を受け入れて様々なシステムを変えていく方が建設的だと思うんだけどなぁ。
 まぁあたしは子供を産んでいないので、「少子化はお前の責任だ!」と言われても甘んじて受けますけど、自分が生きるのでいっぱいいっぱいなのに新たな命なんて送り出す勇気も度胸もありませんよ(だから普通に子供を産んで育てている方々には敬服します。 でも子供手当ほしさに民主党を支持する人たちには残念ながら尊敬の念はわきません)。
 でも50歳で出産させられる医学的研究の内容はちょっと知りたいかな・・・。 

posted by かしこん at 02:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事問題・ニュースに思うこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月06日

3冊しか読めなかった・・・

 冬休み、たまった本を読みまくるつもりだったのだが・・・何故休みはこんなにも早く過ぎ去ってしまうのか。
 それでもなんとか、三冊読了。

  郷愁という名の密室.jpg 郷愁という名の密室/牧薩次(ポテト名義2冊目)
 なんとこの作品には登場人物としてスーパーもポテトも出てこない!
 完全に、「ポテトが書いたフィクション」という形態です。 それをちょっと物足りないと感じつつ、彼の作家としての成長(?)をよろこぶべきだと感じつつ。 しかし読者としては辻真先さんとは長いお付き合いなので、これがSF(もしくはファンタジー)本格ミステリという趣向なのはすぐにわかりました。
 あたしにはまだ“郷愁”という気持ちがほんとに理解できる年じゃないかもしれないけど、前作の『完全恋愛』同様、どこか懐かしさを覚える物語でした。 リアルタイムじゃないかもしれないけれど、でも「年寄りの繰り言」としてではなく描かれる「若さと苦さ」を書き続けられる作者はやっぱりすごい人だなぁ。 近々辻真先名義の“スーパーとポテト”の物語が出るようなので、それも楽しみにしたい。

  イルカを食べちゃダメですか?.jpg イルカを食べちゃダメですか?/関口雄祐
 サブタイトルは「科学者の追い込み漁体験記」
 実際に和歌山県太地町に滞在し、イルカの行動研究を兼ねて漁船に乗っていた研究者の体験記と日本(主に太地)のイルカ・クジラ漁の歴史をまとめたもの。 書き始めたときはそんなつもりはなかったかもしれないけど、結果的に『ザ・コーヴ』やそれに触発されたイルカ漁反対派に対する冷静な反論、という形になっている。
 まぁ初めから視点はイルカ・クジラ漁擁護派ではあるんですけどね。 ただ、「南氷洋の調査捕鯨よりも日本近海でのイルカ・クジラ漁こそ進めるべき」という主張。 そうですね、そっちの方が大事だと思います。
 ちなみにあたしは便宜上“イルカ・クジラ漁”と書いていますがイルカ類とクジラ類は大きさが違うだけで、“クジラ”でひとくくりできます。 だからクジラ漁を語るとき、そこには当然イルカは含まれているわけです。
 以前関西のローカルニュースで、どこかの高校の特別授業で生徒に『ザ・コーヴ』を見せて話し合わせるというのをやっていましたが、ある女生徒はわんわん泣きながら「信じられない! なんでイルカ殺すわけ! 食べるものなんか他にもあるじゃん」とヒステリックに叫んでおり、それを横の男子生徒が「いやいや、だったらなんでイルカはダメなのに牛はいいのかって話になるやん」とツッコミ、「だって牛は家畜だもん!」と予想通りの答えが返り、他の女生徒から「じゃあ養殖してないマグロはいいのにイルカはダメっていうのもね・・・」と呟きが漏れた。
 あぁ、健全な高校生がいてよかった、と思いました。
 はっきり言って、感受性豊かな(というか自分の都合のいい方向に潔癖な)世代は環境テロリストのプロパガンダにたやすくやられちゃうと思う。 あたしもかつて片足つっこみそうになりましたからね、知ることは大事ですよ。
 「クジラ漁は日本の文化である」ではなくて、「日本にもクジラ漁の文化がある」のスタンスが大切、の主張もまっとうです。 なにより太地町の方々にとってはクジラ漁は生活の一部。 100年以上前の“大背美流れ”(クジラ漁の際に事故に遭い漁師が何人も亡くなった)の悲劇がついこの前の出来事のように語られる土地柄は、京都の人が「先の戦は」といえば“応仁の乱”のことを言う、のにも似ているじゃないか。
 日本は小さい国だけど、それぞれの土地柄がある。 それを守ってこその水産庁や文化庁でしょう! 次は川端裕人の『イルカと泳ぎ、イルカを食べる』も読まなくては。

  沼地の記憶.jpg 沼地の記憶/トマス・H・クック
 『このミス』で思い出して掘り返したやつ。 「今更かい!」と言われても仕方ない感じですが、もういいです、出たときではなく読むときがあたしのタイミングです。
 “記憶シリーズ”の衝撃ふたたび、ということで・・・まさにクック節全開。
 年老いた「わたし」が24歳の時の自分を振り返りながらそのとき起こった悲劇についての思索と回想と混濁。 なにしろ半分以上読んでもいったい何が起こったのかよくわからないという素晴らしさ。 事件や何かの出来事の本質に踏み込みそうで踏み込まないまわりくどさにも慣れたのか、これがクックマジックなのかイライラしない自分にびっくり!
 “恵まれた生まれによってもたらされたものがすべてであるような人間は、じつは何者でもないのである”という一節、これがこの物語のすべてだといっても過言じゃないかも。 自己愛やら自己顕示欲の愚かしさの償いとしてはあまりにもひどすぎる話だが、「とてつもない後味の悪さ」をお約束します。

 そしてあたしはやっと『クリスマスに少女は還る』に手をつけました・・・『遥かなる未踏峰』買っちゃいました・・・終わらない、まだまだまだ、終わらない・・・。

posted by かしこん at 02:10| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 読んじゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月05日

お正月休みを優雅なランチで@TOOTHTOOTH

 年末年始、食べすぎました。
 実家から送ってきたカニ・ホタテ・イクラといった海産物、ありがたいのですが多すぎる・・・生だし新鮮さが命ですから痛む前に食べないと、となって目的が「おなかがすいたから食べる」ではなく「かたづけるために(捨てるような目にあわせないために)食べる」になっており、なんだか意地の張り合いです。
 で、やっと「食べねばならないもの」以外のものを食べてみるわけです。
 元町の“TOOTH TOOTH本店”のサロン・ド・テにてランチを。
 土日は常にウェイティング必至のこのお店、平日夜ぐらいしか利用したことがないのでランチは初めて。 イチオシっぽい『オードブルランチ』をセレクト。
 確かに夜よりもランチメニューのほうがお得だなぁ。

  トゥースランチ1.JPG まずは、スープとサラダ。
 スープはカボチャかな? サラダはちょっとドレッシングが濃く、冷めないうちにとスープを先に飲むと葉っぱの一部にドレッシングが染み込むので、先にサラダをかき混ぜてからスープに取り掛かるのがよいでしょう。

  トゥースランチ2.JPG 本日のオードブル。
 日替わりのようです。 メニュー表もらったんだけどどこかにはさんじゃって見つからない・・・。 表現は違いますが記憶をたどると、手前右から時計まわりで、「ベーコンとキノコのキッシュ」・「ブロッコリーとエビのオーロラソース」・「アボガドとスモークサーモンの和え物onバゲット」・「ポテトサラダ」・「生ハムと洋ナシのコンポート」・「鶏肉のグリルトマトソース・赤カブの酢漬け添え」、で真ん中が「ホウレンソウとポテト・ミニホタテのグラタン」でした。
 グラタンのマカロニがコンキリエ(貝の形)だったのがちょっと笑えた(サイズ的にも合理的だし、ホタテと合わせた感じ?)。
 うむ、おいしいものをちょっとずつ、ってなんかうれしいなぁと思うけど、ふと気づけばこのコンセプトって「おせち」に似てるよね・・・。
 要は、自分の好きなものが多いか少ないか、ということなのですな。
 ちょっとずつなれどそれぞれ違う味で満足〜、そこそこヘルシー〜♪、とここで終わっていたらよかったのだろうけど・・・デザートがついております。 だってここ、本業ケーキ屋さんだもん。

  トゥースランチ3.JPG 洋梨のタルト。
 これと、チョコレートケーキかモンブランの中からお好きなのを選んでくださいと言われ・・・この表面のクランブルさ加減にひかれて“洋梨のタルト”にしてしまいました。 だって、洋梨、好きだし。 真ん中の部分がちょっとしゃきしゃき感を残した洋梨のコンポートで、残りはタルト生地とクランブル・・・おいしいです、食感面白いです。 でも、重たいです・・・もしかしてオードブル全品よりこのケーキのほうが重いかもしれない。 まぁそれは食後だからでしょうが・・・でも、おなか重たかった。
 でもチョコレートケーキもチョコ重そうだったし、モンブランだって軽いとは言えないだろうし・・・ランチの軽さをデザートで補おうとしてる?
 近くの席の『パスタランチ』の人とは選べるケーキの種類が違うし・・・これは値段調整なのかカロリー調整なのか。 謎です。

posted by かしこん at 01:19| Comment(0) | TrackBack(0) | ごはん・お茶の時間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月04日

人生万歳!/WHATEVER WORKS

 昨年の失敗(?)を踏まえて、今年初映画は単館系で・・・と思ったものの、時間の都合でウディ・アレン新作に。
 あたし、ウディ・アレンあまり好きじゃないんだけどなぁ、でもこれは本人が出ていないのでまぁいいか、と思った次第。
 舞台はNY。 天才物理学者でかつてはノーベル物理学賞の候補にもなったというのが自己紹介の定番であるボリス(ラリー・デヴィッド)は、シニカルの度を超す皮肉屋で口が悪い、という絵にかいたような偏屈ジジイである。 同年代の茶飲みジジイと集まっては弾丸トークばかりしているが、「オレは天才だ!」の自負は消えない。 そんなある日、自分のボロアパートの前で若い娘に助けを求められる。 そんなのとかかわり合うのはまっぴらだ、の態度をとるボリスだが、天然ボケで無学な彼女にはボリスの皮肉は通じない。 結局、南部の田舎町から家出してきたというメロディ(エヴァン・レイチェル・ウッド)に、「一晩だけ」という約束で家に泊めるが・・・そこから巻き起こる、なんでもありの人生肯定。

  人生万歳!1.jpg 今回のミューズは彼女ですか。

 主演の役者は違うものの、そこは当然のようにウディ・アレンの投影があるわけで・・・アーティストっていうのは自分の趣味嗜好を繰り返し人に提示するある意味“変態”ではあると思うのだけれど、ここまで自分のロリータ趣味を(さんざん叩かれたのに)ひっこめない彼は筋金入りだなぁ。 もしくはバカっぽい女の子を機知あふれる知的な女性に調教したいという『マイ・フェア・レディ』な感覚なのか。

  人生万歳!3.jpg メロディの母の変わりようがすごい。

 パトリシア・クラークソンのぶっ飛びぶりは大変楽しいですが・・・すみません、また途中で寝たみたいです・・・。
 バリバリ保守的価値観で生きてきた人たちが転機を迎えて生き方をがらりと変える、という展開なれど、題材の感覚が若干古いかな?と感じてしまうのはウディ・アレンの年齢のせいなのか、それともアメリカという国の価値観がまだまだガチガチだということなのか。 微妙に納得がいかず。 登場人物の価値観はそれぞれアメリカや世界情勢を皮肉っているであろうなぁ、と考えてみることもできますが、だとしたら余計結論が投げっぱなしというか・・・救いがないじゃないか。
 映画自体は勢いでハッピーエンドなんですけどね。
 「うまくいくならなんでもあり」ということですから。
 じゃあ、うまくいかなかったらどうしたらいいわけ・・・?
 うーん、これ、映画じゃなくてむしろ舞台でやったほうが面白いかもしれないなぁ。
 ということを今年最初の映画で思ってしまうとは・・・今年も前途多難、かも。

ラベル:映画館 外国映画
posted by かしこん at 04:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月03日

浪費を戒めようと思ったのは・・・

 クリスマス前に大きな買い物をしてしまったからです。
 それを思うと、CD5枚で¥7,000−なんぞかわいいもんです。
 カルティエに行ってしまったことももう過ぎたことです。
 まずは、行くたび新商品が出ている危険なお店・ATAO。
 この前、ココア色のいいカバン買ったばかりですよ。 だからもうカバンは打ち止めにしようと思っていたのに・・・“あたしの赤”を見つけてしまう。

  アタオエルビィワイン2.JPG ライトの加減で色が・・・。
 A4が横で余裕で入って、マチもDVD50枚スピンドルがしっかり入ります。 勿論、牛革。 使いこむごとにどんどんくったりしていくらしい。
 この形が今のATAOの“IT BAG”のようで、シーズンごとに新色投入されますが、ここまでがっしり胸ぐらつかまれた色ははじめて。 そして使ってみて、なるほどイットバッグ(そのブランドを代表する顔としてのカバン)にする意味がわかる使いやすさ。
 カタログに載ってる写真はちょっとイメージで損してる形になってるかも・・・この色が来るまでほしいと思わなかったもん。

  アタオエルビィワイン4.JPG ショルダーつき。
 あ、これが本来の色に近い感じです。 鮮やかでいい赤でしょ。 お店的には「ワイン」という色のようですが、一般的なイメージのボルドー色よりは明るい感じかと。

  アタオエルビィワイン5.JPG ショルダー外してもOK。
 実はこの持ち手部分、カバンの内部に収納できるので肩掛けショルダーにした場合、非常にすっきりしたシルエットになります。
 いやー、久し振りに直球できちゃった“あたしの赤”に近い色なので「買います!」になってしまった・・・だって、ポール・スミスのあの時計のことを考えたらなんだってお安く思えてしまうもの(クリスマスフェアで実際ちょっと値引きしてもらった上にノベルティまでもらってしまったし)。
 とりあえず大変かわいい上にたくさん入るので、よろこび勇んで持ち歩く。
 ショルダーひもに赤が入っているので、ココアのカバンにつけてみてもかわいいと思いますよ、とお店の方に言ってもらい、おお、ココアのカバンに赤いチャームやスカーフなぞを結び付ければまた違った印象に!
 赤いチャームを探しそうだ、あたし。

 そしてセールのお知らせが来ていた木の庄帆布。 期間終了ぎりぎりにのぞいてみれば、「閉店ですか?」と思うほどの大安売りに動揺する(なので「なんでこんなに安くなってるんですか」と訊けなかった・・・)。
 で、前にちょっと見て「かわいいなぁ」と思ったやつまでもが大幅値下げで、割合新製品なのに何故?、と思えばつい数日前から値下げ対象商品になったそうである。
 あたし、タイミングいいのか悪いのか?

  最後の木の庄1.JPG 縦にA4入るサイズ。
 ただこれは内部にポケットが少なくて、それがネックで見送ったのですが・・・これだけお安かったら許せるかなぁ、の気分に。

  最後の木の庄2.JPG 開閉部のこの革ひもがキュートで。
 この揺れる革ひもがかわいかったのよね〜。 色も悩みましたが、オールブラウンで決定(って、買うことになってんのかい!)。
 「イニシャルとか、お好きなアルファベットありますか?」
 「Kです」と答えれば “K” のチャームが登場。 「最後の一個でした」
 こちらのチャームもほぼ半額ぐらいになっており、ほんとに閉店するんじゃないかという気持ちになり・・・。

  最後の木の庄3.JPG つけてもらってしまった!
 それでも発売当初のカバンだけのお値段よりもお安いのである・・・ほんとに大丈夫ですか?
 いつもあたしが行くときにいた店員さんが退職されていたりと、なんか同情心で購入してしまった感じがしなくもないのだが、まぁこれが最後かもしれませんしね。
 で、実際に使ってみると、特に斜めがけショルダーとして持った場合、自分の側に来る革ひもが実は邪魔・・・というか上着にこすれてボロボロ細かいものが帆布にくっつく、という使ってみないとわからないマイナスポイントが見つかりましたが、まぁそれも最初のうちか、と。 着る服を選ばないのも帆布カバンのいいところだし、多少雨降っても気にならないし(革カバンだとそうはいかないので)。
 というわけで年末にカバンを2個も買ったわけですよ・・・(多少セールとはいえ)。
 そりゃ、今年はちょっと気をつけようと思いますよ、さすがのあたしも。

ラベル:カバン
posted by かしこん at 06:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 趣味・小物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする