2010年12月21日

最近のテレビとニュースについての簡単な考察

 最近、ほとんどテレビもニュースを見ていなかった・・・見たら時間とられるし、気分的にもよくないし、で。
 そしたら思った以上に大きな事件や出来事が起こっていた。

  都改正青少年健全育成条例が成立 → 「変態=DNAが狂ってる」という理屈はよくわからないが・・・あなたも文学という名のエロ小説をたくさん書いてきたんじゃないんですか。 文字ならば高尚で、マンガやアニメだと低俗ですか。
 「子供に見せたくない」という気持ちはわかるが、その頑なな視野の狭さ故に目的が見失われています。 そもそも、子供にそういうものを見せなければいい、だけの話。 大人が常識を持てば済む話。
 常識のない大人のために子供をダシにするな!
 そして変態というレッテルで性的マイノリティをひとくくり・・・それは文学者のすることじゃないでしょ。 犯罪者・その予備軍と、趣味嗜好のレベルで落ち着いている人を一緒にするのはいかがなものか。 あたしは赤江瀑の世界に恐れと敬意を抱き耽溺するが、それで変態と呼ばれるなら本望である(そして誰にでも薦めないよ・・・わかってくれそうな人にだけ教えるよ)。 そういう自由を奪うのかい。
 慎ちゃんの中国・韓国・民主党などへの発言は小気味いい正論ばかりなのでよかったのになー、こういうことで晩節を汚すなよ〜。
 問題は作品そのものではなく(過激でも読者の支持が得られない作品は淘汰される)、流通・小売システムである。

 JR取手駅西口で、男が停車中の路線バス2台に次々と乗り込み、乗客の中・高校生らを切りつける事件 → また「誰でもよかった。 自分の人生を終わらせたかった」ですか。 聞き飽きたよ! そういう凡庸な言葉で説明しようとしちゃってるからダメなんだよ、とあたしは思う。
 そしてほんとに誰でもいいならもっと強いやつのとこ行けよ、結局弱いとこを狙ってるあたりちゃんと計算してるじゃないか(停車中のバスってところも逃げ場が少ないという意味で大変卑怯な手である)。 秋葉原の事件から、何も変わっていないのか、何も学んでいないのか。
 仕事がない、お金がない、住むところがない、誰からも認めてもらえない、そのつらさは、わかる。 誰だってわかるさ(その体験が一瞬でもない人以外なら)。
 だからといってそれが即「無差別殺傷」に向かうのか、それがわからない。
 人間の攻撃性は、内に向かうものと外に向かうものとあるらしい。
 内に向かうタイプの多くは自殺したり、鬱病になったり、まぁとりあえず自分が破壊される方向を進む。 では外に向かう者が他者を傷つけるのか?
 が、中には焼身自殺といった「抗議の自殺」という意味で自分を殺しながら他者を告発するものもあるので油断できない。
 結果的に「自分の人生を終わらせたい」と願ってるわけだから、本人には自分を破壊したい願望があるのだろう。 でも、できない。 できなかった。
 つまりは、覚悟、ということなのだろうか。
 反省しねーから死刑になってもかまわねー、みたいなのは覚悟じゃないからね、念のため。
 自分自身へ向ける痛みを引き受ける覚悟がないから、他者に向ける傷の痛みが理解できない(したくないのもあるでしょう)。 だから自殺するより、他人を傷つける方が楽なのだ。 むしろ追い込まれた気持ちを他人に向けずに自分の内側にため込んでしまう人のほうが強いと言えるが、強いが故に助けを求められず、ぎりぎりまでがんばって、がんばりすぎて壊れてしまうんだけどね。
 どちらのタイプに向けてのセーフティーネットは、日本にはない。
 いのちの電話にも効果はあるだろうが、対処療法にすぎないし電話の受け手にストレスがかかることはいなめないし。
 構造改革を叫ぶなら、もっと大きな枠組みでやれよ。 バラマキとか労働組合の突き上げとかでお茶を濁されちゃ、一般人にはどんどん関係ないものになっていくんだぞ、この国の形は。
 沖縄行ってもヘリでまわって終わりとか、引退宣言撤回とか、とりあえず菅直人と鳩山由紀夫には、いうべき言葉が見つかりません。

 中国漁船が、取り締まりに当たっていた韓国海洋警察庁の警備艇に衝突して転覆 → ほら、日本が甘い対応しちゃったから同じことを世界中でやろうとしてるじゃないか。
 漁船の乗組員がこん棒や鉄パイプで韓国の海洋保安官に暴行って・・・同じじゃん、日本の海保職員殉職の話はデマでもなんでもないんじゃないの? 
 sengoku38氏懲戒処分に燃えてないで、残りのビデオを早く公開しろ、日本!(まぁ懲戒処分は道理だとは思いますが、飲酒運転でつかまったり生徒にセクハラしたりする警察官や教職員が依願退職OKだったりするのにそれはどうなの?、と思っちゃいますよ)

 諫早干拓5年間の開門命令が確定 → これはもう、泥沼よね。
 干拓には生態系の面から利点がないとさんざん言われ、なのに「大丈夫、環境に影響ないから」と諫早湾を閉じ、案の定漁業に大打撃。 有明海の生態系も変わってしまった。 今更開門して、ようやく安定しかけた生態系をまた壊すことになる・・・まぁ地球スパンの長い目で見れば、干拓も全部取っ払って元通りに直せばなんとかなるかもしれないけど、その頃人類はもう存在しないかもしれませんね。 でもまぁそのほうが、ほんとは地球のためのような気もするし、そういうことも見越した上で地球は変わりゆく地上を受け入れているのかも。 でも我慢しきれなくなったら、有害物質(人間)を取り去るつもりかも。
 ガイア理論って突き詰めると一神教に通じそうで面白いなぁ。

 テレビも見ていませんでしたが・・・先週の金曜ロードショー『オペラ座の怪人』、もういい加減クライマックスなところから見てしまいましたが・・・日本語吹替で歌に字幕が出るミュージカルってなんか新しい!、と思ったミュージカル音痴であります。 この基本のでき方、もしや劇団四季?!
 “The Point Of No Return”を“ここは引けない”と歌う感じも素敵です。
 うわっ、劇団四季版の『オペラ座の怪人』のサントラもほしくなってしまった・・・。
 なるほど、「劇団四季の『オペラ座の怪人』はすごい、もしかしたらブロードウェイよりすごい」と言われていた意味、やっとわかりましたよ。


 そして日曜洋画劇場特別版、相棒劇場版.jpg 相棒−劇場版−
 妹の息子(3・4歳?)ががっちり見入っていたらしい。
 ちなみに、うちの母親は昔から水谷豊ファンで、娘たるあたしたちも子供の頃から当然のように彼が主演するドラマを見続けてきた(だからこそ『相棒』も土ワイ時代から見ているのだが)。 おかげで水谷豊という俳優は好きとか嫌いとかの範疇ではなく、彼のどんな役も見逃してはならないのである。
 まぁ簡単に言えば、うちには水谷豊を嫌いなやつなどいないということだ。
 これって、母から始まった「水谷豊好き」が三代に渡って遺伝(?)してるってこと?切り離せませんな、遺伝と環境・・・。

posted by かしこん at 02:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事問題・ニュースに思うこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする