2010年12月12日

このミス2011年度版によせて

 あー、『このミス』出てる〜。
 かつてに比べて値段が下がったのはいいが、広告っぽいものや新人作家の原稿とか載っちゃってるんで厚さに比例して読むとこ少ないですけど、まぁこれも季節の風物詩ということで。

  このミス2011.jpg ¥500−です! 昔は800円ぐらいしてたような。

 まぁあたしが好きなのは「座談会」と「我が社の隠し玉」です。 
 とりあえずそれが読めたらOKさっ!
 で、肝心のランキングですが・・・『悪の教典』かぁ。 新聞の下に出る広告で確かに面白そうだと思ったからなぁ。 でも一年ぐらいしたら図書館で普通に借りられるようになるんじゃないかと思ってましたよ(最近、ハードカバーの本を買っても読む気力というか体力が著しく衰えていると実感するので、ハードカバー自体を買わなくなってます。 だって買ってもなんか読まないんだもん・・・図書館で借りれば「返さねば!」って思うから読むんだけど)。
 っていうか、国内ミステリ、リストアップされてるのであたしが読んだのって『叫びと祈り』くらいしかないよ・・・。

  叫びと祈り.jpg 『砂漠を走る船の道』は素晴らしく面白いです。

 しかも他は知らないのばっかりだよ・・・。
 日本人作家の本、買ってないわけじゃないのになぁ。 SF寄りだったのか、今年。
 再発本とか新装版とかばかり買ってたのかなぁ?
 それに対して海外ミステリ、ほぼ読んでるもしくは読んでないが買っている、または買おうかなぁと気にしてたものばかり(そして勿論それ以外のものも買ってますが)。
 え、“翻訳ミステリー冬の時代”なんかじゃないじゃん!
 これはあたしだけの問題? なんでこんなに国内ミステリを読まなくなっているのだろう? 結局「文庫待ち」派だからなのかなぁ(海外ミステリは最初からすんなり文庫で出てくれることが多いですからね)。
 座談会では“冬の時代”の責任がこのミスにあるとされる件についてメンバーが語ってますが・・・結局のところ、ランキング上位作品だからと手に取る一般読者のせいなんですよね・・・でもそれが出版界にとってのお客なのよね・・・。
 電子図書に対する懸念もかなり見られますが、そんなに切羽詰まっているのか? 電子リーダーを持つ気のないあたしにはよくわからない・・・。
 『五番目の女』が11位ってのがなんか微妙だ・・・シリーズ物は敷居が高いのかなぁ。

  五番目の女・上.jpg五番目の女・下.jpg 面白いのに。

 結局のところ、『このミス』ではどちらも同じように扱っているけれどもミステリって「広義のミステリー〜エンタメ寄り」か「本格ミステリ」にわかれるし、それでどっちが売れるかといえば広義のほうで、でもマニア的に人気が出たりファンがうるさかったりするのは本格のほうで、これは水と油のようなものなのよね・・・。 だから「一位だから読んだのに面白くなかった」って感想は的外れだと思う、自分とツボが違うだけです。
 でも、これにランクインしたやつは図書館の予約者数が瞬時に跳ね上がる(『悪の教典』の待機人数を確認するの怖いなぁ)・・・やはり影響力、あるんですね〜。
 出版社の隠し玉情報によると、ホームズ物やエラリイ・クイーンの新訳が出る予定らしく、来年も旧作の復刊・新訳モノを買いこむことになりそうです。 ジェフリー・アーチャーの新作(ジョージ・マロリー評伝!)も出るらしいですが、誰が訳すんだろ・・・。 なんか来年もあたしは海外ミステリ多そうだな。

ラベル:このミス 新刊
posted by かしこん at 06:34| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする