2010年12月21日

最近のテレビとニュースについての簡単な考察

 最近、ほとんどテレビもニュースを見ていなかった・・・見たら時間とられるし、気分的にもよくないし、で。
 そしたら思った以上に大きな事件や出来事が起こっていた。

  都改正青少年健全育成条例が成立 → 「変態=DNAが狂ってる」という理屈はよくわからないが・・・あなたも文学という名のエロ小説をたくさん書いてきたんじゃないんですか。 文字ならば高尚で、マンガやアニメだと低俗ですか。
 「子供に見せたくない」という気持ちはわかるが、その頑なな視野の狭さ故に目的が見失われています。 そもそも、子供にそういうものを見せなければいい、だけの話。 大人が常識を持てば済む話。
 常識のない大人のために子供をダシにするな!
 そして変態というレッテルで性的マイノリティをひとくくり・・・それは文学者のすることじゃないでしょ。 犯罪者・その予備軍と、趣味嗜好のレベルで落ち着いている人を一緒にするのはいかがなものか。 あたしは赤江瀑の世界に恐れと敬意を抱き耽溺するが、それで変態と呼ばれるなら本望である(そして誰にでも薦めないよ・・・わかってくれそうな人にだけ教えるよ)。 そういう自由を奪うのかい。
 慎ちゃんの中国・韓国・民主党などへの発言は小気味いい正論ばかりなのでよかったのになー、こういうことで晩節を汚すなよ〜。
 問題は作品そのものではなく(過激でも読者の支持が得られない作品は淘汰される)、流通・小売システムである。

 JR取手駅西口で、男が停車中の路線バス2台に次々と乗り込み、乗客の中・高校生らを切りつける事件 → また「誰でもよかった。 自分の人生を終わらせたかった」ですか。 聞き飽きたよ! そういう凡庸な言葉で説明しようとしちゃってるからダメなんだよ、とあたしは思う。
 そしてほんとに誰でもいいならもっと強いやつのとこ行けよ、結局弱いとこを狙ってるあたりちゃんと計算してるじゃないか(停車中のバスってところも逃げ場が少ないという意味で大変卑怯な手である)。 秋葉原の事件から、何も変わっていないのか、何も学んでいないのか。
 仕事がない、お金がない、住むところがない、誰からも認めてもらえない、そのつらさは、わかる。 誰だってわかるさ(その体験が一瞬でもない人以外なら)。
 だからといってそれが即「無差別殺傷」に向かうのか、それがわからない。
 人間の攻撃性は、内に向かうものと外に向かうものとあるらしい。
 内に向かうタイプの多くは自殺したり、鬱病になったり、まぁとりあえず自分が破壊される方向を進む。 では外に向かう者が他者を傷つけるのか?
 が、中には焼身自殺といった「抗議の自殺」という意味で自分を殺しながら他者を告発するものもあるので油断できない。
 結果的に「自分の人生を終わらせたい」と願ってるわけだから、本人には自分を破壊したい願望があるのだろう。 でも、できない。 できなかった。
 つまりは、覚悟、ということなのだろうか。
 反省しねーから死刑になってもかまわねー、みたいなのは覚悟じゃないからね、念のため。
 自分自身へ向ける痛みを引き受ける覚悟がないから、他者に向ける傷の痛みが理解できない(したくないのもあるでしょう)。 だから自殺するより、他人を傷つける方が楽なのだ。 むしろ追い込まれた気持ちを他人に向けずに自分の内側にため込んでしまう人のほうが強いと言えるが、強いが故に助けを求められず、ぎりぎりまでがんばって、がんばりすぎて壊れてしまうんだけどね。
 どちらのタイプに向けてのセーフティーネットは、日本にはない。
 いのちの電話にも効果はあるだろうが、対処療法にすぎないし電話の受け手にストレスがかかることはいなめないし。
 構造改革を叫ぶなら、もっと大きな枠組みでやれよ。 バラマキとか労働組合の突き上げとかでお茶を濁されちゃ、一般人にはどんどん関係ないものになっていくんだぞ、この国の形は。
 沖縄行ってもヘリでまわって終わりとか、引退宣言撤回とか、とりあえず菅直人と鳩山由紀夫には、いうべき言葉が見つかりません。

 中国漁船が、取り締まりに当たっていた韓国海洋警察庁の警備艇に衝突して転覆 → ほら、日本が甘い対応しちゃったから同じことを世界中でやろうとしてるじゃないか。
 漁船の乗組員がこん棒や鉄パイプで韓国の海洋保安官に暴行って・・・同じじゃん、日本の海保職員殉職の話はデマでもなんでもないんじゃないの? 
 sengoku38氏懲戒処分に燃えてないで、残りのビデオを早く公開しろ、日本!(まぁ懲戒処分は道理だとは思いますが、飲酒運転でつかまったり生徒にセクハラしたりする警察官や教職員が依願退職OKだったりするのにそれはどうなの?、と思っちゃいますよ)

 諫早干拓5年間の開門命令が確定 → これはもう、泥沼よね。
 干拓には生態系の面から利点がないとさんざん言われ、なのに「大丈夫、環境に影響ないから」と諫早湾を閉じ、案の定漁業に大打撃。 有明海の生態系も変わってしまった。 今更開門して、ようやく安定しかけた生態系をまた壊すことになる・・・まぁ地球スパンの長い目で見れば、干拓も全部取っ払って元通りに直せばなんとかなるかもしれないけど、その頃人類はもう存在しないかもしれませんね。 でもまぁそのほうが、ほんとは地球のためのような気もするし、そういうことも見越した上で地球は変わりゆく地上を受け入れているのかも。 でも我慢しきれなくなったら、有害物質(人間)を取り去るつもりかも。
 ガイア理論って突き詰めると一神教に通じそうで面白いなぁ。

 テレビも見ていませんでしたが・・・先週の金曜ロードショー『オペラ座の怪人』、もういい加減クライマックスなところから見てしまいましたが・・・日本語吹替で歌に字幕が出るミュージカルってなんか新しい!、と思ったミュージカル音痴であります。 この基本のでき方、もしや劇団四季?!
 “The Point Of No Return”を“ここは引けない”と歌う感じも素敵です。
 うわっ、劇団四季版の『オペラ座の怪人』のサントラもほしくなってしまった・・・。
 なるほど、「劇団四季の『オペラ座の怪人』はすごい、もしかしたらブロードウェイよりすごい」と言われていた意味、やっとわかりましたよ。


 そして日曜洋画劇場特別版、相棒劇場版.jpg 相棒−劇場版−
 妹の息子(3・4歳?)ががっちり見入っていたらしい。
 ちなみに、うちの母親は昔から水谷豊ファンで、娘たるあたしたちも子供の頃から当然のように彼が主演するドラマを見続けてきた(だからこそ『相棒』も土ワイ時代から見ているのだが)。 おかげで水谷豊という俳優は好きとか嫌いとかの範疇ではなく、彼のどんな役も見逃してはならないのである。
 まぁ簡単に言えば、うちには水谷豊を嫌いなやつなどいないということだ。
 これって、母から始まった「水谷豊好き」が三代に渡って遺伝(?)してるってこと?切り離せませんな、遺伝と環境・・・。

posted by かしこん at 02:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事問題・ニュースに思うこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月20日

あたしは年賀状は出しません!

 年賀状を出さなくなってもうかなりたつ。 かつては普通に出していましたが・・・大学4年のとき卒論の締め切りが1月13日で、正直年賀状を書いている余裕が時間的にも気持ち的にもなかった。 そして「出さなくてもなんとかなるものなんだ」と知ってしまい、それ以来出さなくなりました。
 それで、年賀状というものにやんわりおぼえていた違和感(年内に書くのに今年のことを「昨年」と書き、来年のことを「今年」と書く、とか)に気づいてしまい、「年賀状を出さないのはあたしの主義」というまでに意識が育ちます。
 とはいえ、礼を欠くのはよろしくないし、年賀状をもらう分にはうれしいことに変わりはない。 なのでクリスマス時期に向けてクリスマスカード的意味合いで「よいお年をお迎えください」なハガキを出すことになった。 クリスチャンじゃない方には“Season's Greetings”とか“Happy Holidays”とか書かねばならないのだが、宗教的には曖昧な日本、ありがたい(とはいえ、今年は12月感が自分の中で乏しいので“Happy Holidays!”を主に採用することにした)。

  お気に入りポストカード2010.JPG 今回いちばん気に入ったハガキ。 誰にも出しません。

 が、「年賀状は12月25日までにお出しください」だが、あたしの場合はそれよりも締め切りが一週間ほど早くなる。 だから毎年作業には早めに入らねばならず、ある意味一年中、それに使うためのポストカードを探しているような気がする(美術展に行って気に行ったポストカードは自分の分以外に何枚も買うし。
 季節感がそぐわないものも多いので冬を表すシールを買って貼ってみる。 普通に年賀状を出すよりも手間もお金もかかっていることに気づくが、後の祭りである)。
 しかし年賀状の締め切り前にそれぞれの家に届くので、あたしに出すことを忘れている人が思い出して出してくれる、といういいこともある(出したが来なかった・・・ということがない)。  それ故に多少の意志疎通が成立する(こちらからのコメントに対するお返事をもらえる)のがうれしい。
 そう、年賀状へのいちばんの違和感は、「常に一方通行」ということなのだ。
 同じ日に届くけれど、それは「報告」であって「会話」ではない。
 あたしは相手のリアクションがほしいから先に手を挙げるんだろうな。 だから、返事にあたる年賀状が印刷しただけ(もしくは子供の写真だけ)だったりすると、がっかりだよね・・・。 いそがしいんだろうけど、微妙に無視された感が残るから。
 あー、人間関係とは難しいねぇ。
 ちなみにあたしの2010年のひそかな目標は「筆まめになること」だったが・・・いや、ここ数年に比べれば結構書いたほうだと思うけど、まだまだでしたわ。
 長文を書く(打つ)のはメールのほうがすっかり楽になってしまってるから。
 来年こそは!
 そんなわけで、本日ポストに投函完了!

posted by かしこん at 01:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記のようなもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月19日

TAKE THATばかり聴いてしまってますが

 すっかりTAKE THATばっかり聴いちゃってますが、他にもアルバムを買っていたのでした。 いやー、繰り返し聴いていたら、もう誰がリードヴォーカルでとかどうでもよくなってきてる。 アルバムトータルとしての完成度、素晴らしい!
 何度もリピートしちゃってるけど、飽きないのです。
 おかげで他を聴く時間があまりないのだが・・・。

  ダニエルパウターベスト.jpg BEST OF ME〜Best of DANIEL POWTER
 2枚しかアルバム出してないのにベスト出すのかよ・・・と「?」と「!」マークが渦を巻くが、新曲“LOSE TO WIN”の出来がよいので許す。 まさに「負けるが勝ち」のタイトル通り、妙に突き抜けた明るさがある(開き直りか?)。
 “BAD DAY”もそうだけど、なんていうのか・・・「負け犬」的気分を笑い飛ばすのがうまい人なんでしょうね、きっと。 本国では一発屋扱いのようですが、多分日本のほうが人気あるのはそういうメンタリティが通じ合うからでは?
 来日インタビュー聞きましたが、相変わらず一人娘LOVEな模様(確か奥さんに逃げられ、当時4歳ぐらいで置いていかれた娘さんが僕の恋人だよ、と前回来日時に言っていたような記憶が)。

  ボンジョヴィベスト.jpg GREATEST HITS /BON JOVI
 実はボン・ジョヴィはベスト盤しか持ってません!
 なのでこれ、以前のベスト“CROSS ROAD”とも結構かぶってる曲あるんだけど・・・“IT'S MY LIFE”と“HAVE A NICE DAY”のアガリ具合は大事だよなぁ、ということで輸入盤¥1500−のやつを購入。
 できたら“THANK YOU”も入っていてほしかったところだが・・・それは反則ですか?

  Bruno Mars.jpg doo-wops&hooligans /BRUNO MARS
 これは輸入盤¥1000−だったので!
 FMで山程“JUST THE WAY YOU ARE”がかかってて覚えちゃったのも要因ですが、なにしろ輸入盤なのでこの人がどんな人なのかわからない。 ソングライター&コンポーザーとしていろんな人と組んで結構ヒットを飛ばしてる人みたいですが、あまりあたしが普段聞かないジャンルなのかなぁ。 今後、注目の人になりますよ、的な雰囲気で売り出そうとはしてますね。
 このアルバムも洋盤には珍しく10曲、36分あまり! やる気あんのか?!
 ヴォーカルはハスキー系でソフト、というなんとなく中性的な感じ。
 ベースはブラック系なのですね。 一曲目と二曲目は結構好きだけど、あとはあまり違いがよくわからないかも・・・キライじゃないんだけど・・・うーん、この感じならBABYFACEとかTONY RICH PROJECTなんかのほうが好きすぎるからだろうか・・・。
 でもロックっぽい要素・レゲエっぽい要素もあるし、メロディもちゃんとしてるのだが・・・収録時間が短いのが物足りないのだろうか?
 ちょっとネットで見たら・・・お値段3ケタなんですけど・・・(国内盤の発売はまだ先)、ちょっと、へこむ。

ラベル:洋楽
posted by かしこん at 05:36| Comment(0) | TrackBack(0) | Music! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月18日

かぼちゃタルトでひとやすみ@ドトール

 仕事帰り、なんかぐったりと頭がぼーっとしていたので、帰り道でドトールに入った。 ホットココアで糖分補給・・・と思ったのであるが、なんと期間限定でケーキセットを導入しており、普段そこのお店ではケーキのショーケースはがら空きに近かったりするのだが(それはあたしが行く時間が遅いからです)、今回は全種類あるではないか!
 なんかその黄色さにつられて、かぼちゃのタルトを頼んでしまいました。

  ドトールかぼちゃタルト.JPG ドリンク選んで、¥500−。

 あ、ドトールでケーキ食べるの初めてだなぁ、と思うとフォークがちゃんと金属製(そういえば陶器のカップについてくるスプーンもいつも金属だ)。 お皿がなんとなく昔ながらの喫茶店という感じがして、微笑ましい。
 テーブルが狭いとか高さが微妙とか椅子も微妙とか、そもそも喫煙OKなのがあれでドトールはあまり使ったことがなかったんだけど(店の少ない地元でもドトールはあったので希少価値に欠けているというイメージのせいもあり)、実はちゃんとしたお店だったんですね。 分煙も進んでるみたいだし、誤解しててすみませんでした。

  ドトールホットティー.JPG おともはホットティーだが、ティーバッグ。

 で、紅茶が適度に冷める前に(あたしは猫舌ですが、紅茶はぬるいのを飲むのはイヤなので冷ましながら飲むのが好き)、かぼちゃタルトを一気に食べてしまいました・・・どんだけ糖分不足してたの?
 あ、そして勿論ケーキはおいしかったです。

posted by かしこん at 07:09| Comment(0) | TrackBack(0) | ごはん・お茶の時間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月17日

例によって「考え方の違い」を知る本たち

 国内ミステリ、読んでないなぁ・・・と思っていたけれど、ふと今手元で読んでいた本はどれもミステリではなかった。 まぁ、そういうときもある。

  ラテに感謝!.jpg ラテに感謝! 転落エリートの私を救った世界最高の仕事/マイケル・ゲイツ・ギル

 基本的にあたしは「感謝」という言葉を信用していない。 それが特にビジネスマン、それも経営者側から発せられる場合は。 あたしはネコに写真を撮らせてもらっても「ありがとう」と言い、机にぶつかっても「ごめんなさい」を言うタイプである、感謝の念そのものは否定しないですよ。 経営者(特に某経営塾を出た人間)の口から発せられるのがうさんくさいのです。 これは一時期そういう経営者の企業で働いた経験からなので一部の偏見かもしれないけど、とりあえずあの世界は異様だった。
 なのでこの本も読んでてちょっとどうなのかな〜、な気分になった。
 最初はこれが、ビジネス書的なものとは思わずにスタバで働く初老の体験記だと思ってたから。
 マイケルは白人で有名人の息子で、イェール大学卒業後大手広告代理店に勤務、エリート街道と仕事中毒を驀進してきたがリストラにあい、解雇される。 独立して広告会社を起こしたはいいものの、仕事も家庭もうまくいかなくなり、ホームレスになる寸前という状況で、スターバックスブロードウェイ店で働くことになった。
 今までとは全く違う仕事!、新しい再出発!、そういう前向きな話を期待すると肩すかしにあう。 何故ならばマイケルはもう64歳、新しいことに取り組む意欲よりも過去のよかった記憶に埋没してしまう方が多いお年頃。 だからスタバ勤務の話は遅々として進まず、回想シーンばかり続くのには正直いらいらさせられた。 いわば、ジジイの繰り言を聞かせられている気分になるからだ。 で、これがいわゆるアメリカアッパーミドルの方々の正体なのかと思うと、唖然とする。
 せいぜい数年前の話だろうに、人種差別が存在する・自分と同じクラスの人々とともに集まることが当然と考える人々が数多い、ということに。 スカルズ&ボーンとかまだあんのか?(あんだけ映画などで揶揄されたのに) 
 いや、マイケルの年齢ではその当時まだあったということか? いや、今もあってもおかしくないか・・・。
 そんなわけで、いちいちこれまでの自分の価値観が崩れ、過去に自分がしでかした当時は普通のことと思っていた失敗に頭を抱えるマイケルだが、でも結局ナルシストな語り口が消えないのがなんだかな。
 が、マイケルとともに働くスターバックスのパートナーたちはマイケルがどう考えていようとも、そしてそれぞれの事情を抱えていようとも、働くもの同士敬意を持ち、その気持ちを勿論お客様にも向ける。 日本人にとっては当たり前の感覚だが、白人上流社会出身のマイケルには意外で新鮮で驚きに満ちたものであるようだ(が、とはいえ日本的経営やサービスといったものは微妙に姿を消しつつあるが・・・)。
 だからですかね、マイケルを困ったやつだと思いながらも最終章ではちょっとじーんとしちゃったりして。
 時は移る、人との交わりは一瞬でもありまた続くこともある。 それでも人は前に進むのだ、という。
 でも、うさんくさい経営陣はこれを読んで「いい話だ」と部下なんかに奨めたりもするけど、自分の経営手法や部下たちをいかに把握してないか、ということには気づかないんだろうなぁ。 日経とか読んでてもわかるが、日本のビジネス界は政治の世界と同じように先を見ていない人が多すぎるよなぁ。
 上に立てば立つほど、見えなくなるのかなぁ。


 “絵と文”という今では普通にあるジャンル、あたしにとってはこの人が先駆けです。

  日々是反省.jpg 日々是反省/大田垣晴子

 とはいえ、1ページに入る情報量がどんどん少なくなってる気がする・・・いや、これはこれで味なんですけど、かつての充実ぶりを知ってる身としては物足りないんじゃ〜。
 というか、「結婚しました」ってのがあって仰天。
 い、いつ!? だ、誰と!?
 えーっ、大田垣晴子はフェミ的主義主張とかにとらわれず、そして結婚できないわけではないのにあえてずっと独身一人暮らしをのほほんと謳歌していく人だと思ってたのに〜。 ショック・・・。


 こういうのを読んでるのもどうなんだろ、と自分で思ってしまった一冊。

  離婚で壊れる子どもたち.jpg 離婚で壊れる子どもたち/棚瀬一代

 直接関係ないですが、あたしは「子ども」という表記に違和感ばりばりです。
 「子供」もしくは「こども」、どっちかじゃ!
 「子」+「ども」は「悪党ども」と同じ使われ方になりますので意識したことのない方はご注意ください。
 さて、内容ですが・・・メインは子供たちではなくて「子供をもっている夫婦が離婚する際、いかに子供に負担のかからない形をとるか」のある種の注意書きといった趣。 それがうまくいかなかったが故にひどい目に遭った子供の実例も出てきますが(それが全部関西なのにはひいたが、著者は神戸のある大学の教授だったので実例が集めやすかったのであろう。 そのわりに新聞記事以上のことはないのだが)、「こうならないために気をつけてください」であって、そういう目に追い込まれる子供目線の内容ではなかったので残念。
 多分というか、あたしはその「壊れた子供」のなれの果てなのだが、あらためてこういう形で向き合ってみたことなかったかもな・・・と気づいた(いや、あったけど、結論を出すほどに考え抜いたことはなかったという意味で)。
 人間として何かが欠落しているのは当たり前で、それを親のせいにするのは簡単だけどそれで解決になるわけじゃないこともわかってるし、そこは自分で折り合いをつけるものだと思ってきたし、今でもそう思ってるし、それなりの折り合いをつけているはずだ。 それを病理として今更掘り起こす気はないが・・・「そうではない人たち」と考え方が決定的に違う部分があるのだということは、知っておいた方がいいかもしれないなぁ、と思った。
 勿論、そういう生い立ちに関係なく考え方の相違はあるのですけどね。

posted by かしこん at 02:52| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 読んじゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月16日

デイブレイカー/DAYBREAKERS

 近未来ヴァンパイアもの、となればスルーはできませんよ。
 しかも主演がイーサン・ホークでダークな近未来となったら否応なくあの名作『ガタカ』を連想せずにはおかず、製作者側もそれをわかっているはずなのでつまり『ガタカ』と遜色ないものになる自信があるはずだ!、と勝手に思い込んだあたしはかなりの期待で乗り込んだ。
 しかもウィレム・デフォーとサム・ニールが共演ですよ!

  デイブレイカーポスター.JPG 邦題からわざわざ複数形を取る必要が?

 そして期待に違わぬダークでスタイリッシュな演出で物語は滑り出す。
 2019年、一匹のコウモリから始まった疫病は人類のほとんどをヴァンパイア − エネルギー源として人間の血液しか受け付けない存在に変える。 となると生じるのは食糧問題である。 感染していない人間たちを捕まえて血液工場として飼うが供給量は追い付かず、製薬会社の研究員エドワード(イーサン・ホーク)のすすめる人工血液の開発もうまくいかない・・・そしてエドワードは人間の血液を飲まねばならないヴァンパイアであるという自らの存在を心の中では呪っているのだった。

  デイブレイカー1.jpg みなさん、人間じゃないです。

 そして多数派になってしまえば社会を営むのは彼らなわけです。
 SFらしく吸血鬼設定も本来の部分を守りながらも新しく。 血に飢えた彼らは次第に理性を失い、ヴァンパイア同士の血を吸っても“サブサイダー”と呼ばれる化け物に変化(そうなったら仲間扱いもしないところが非常に階級差別的で興味深い)。 まぁそういう目で見れば、食糧危機自体も近未来への警告みたいなもんなんですけどね。
 製薬会社の社長がサム・ニールで、彼が出てきた瞬間にあたしは叫びだしそうになっちゃいましたよ。 かっこいい!!!
 『THE TUDORS』でジジイな枢機卿の役だったので老けこんだのかとショックだったのだが、やはりあれは役づくりだったらしい! あやしさ全開でまだまだいけてますよ! とにかくそれがうれしかったです。 『オーメン3 最後の闘争』以来、ほんとに邪悪っぽい役をやるとイキイキして見えるわ〜(でもあたしは『ジュラシック・パーク』の誠実な博士とか、『レッド・オクトーバーを追え!』の忠実な副艦長みたいな役も大好きです。 っていうかサム・ニールが好きだ)。
 そして期待のもう一人、ウィレム・デフォーは・・・なんか年食ったウルヴァリンみたいな感じに・・・いや、いい役なのはいい役なんですが。

  デイブレイカー2.jpg そう思うのはヒゲのせいか?

 ヴァンパイアになったことで不死身だよ!、とよろこぶタイプ・呪われた身になったと世をはかなむタイプ・今の自分を受け入れられないがさりとて自殺もできずに苦悩するタイプ、と感染者は大きくこれらにわけられます。 数少なくなって逃げる人類たちにシンパシーを持ち、共存したいと願う人(?)たちも。 でも悲しいかな、所詮は少数派・・・それ故に、事態は泥沼化していくことになるのですが。
 ヴァンパイアを描きながら「人間性とはなんぞや」という話になっているのですよね・・・いくらでも深読み可能なところが面白い。 そしてここでも、「お兄ちゃんのことが好きで仕方のない弟」が出てきましたよ!
 人間の血液は大事なはずなのに、飢える気持ちが先走ってこの映画でもかなりの血液が無駄にされてますが・・・(『30デイズ・ナイト』ほどではないが)、やっぱり映像的に「飛び散る血」は必要なんでしょうかねぇ。 あぁ、もったいない。
 ただコーヒーショップで「本日の血液含有率20%」みたいな札は非常にシュールで面白かったです。 血液以外の成分も一応吸収できるんですね、栄養にはならないみたいだけど(それにしても純度100%の血液をクリスタルのグラスに入れて氷カラカラさせて飲むのはやたらおいしそうに見えるのは何故? 飲むのがサム・ニールだからか? すごく上等なニンジンジュースのようなのよね。 でも血入りのコーヒーはいまいちおいしそうじゃない)。
 いろいろグロかったり無茶だったり、アラはなきにしもあらずですがあたしは大変面白かったです。
 急激に希望に満ちたエンディングに向かってしまうあたり、『ガタカ』ほどではなかったけれど結構好きかな〜。 最近のヴァンパイアものではいちばんいいかも。
 ただこれも、2008年の映画でした・・・DVDスルーになりかけたみたい。
 もっと拡大公開してもいい作品なのにな・・・残念。

  デイブレイカー3.jpg あたしは個人的にそれほどイーサン・ホークが好きというわけではないですが(キライでもないけど)、苦悩する役が非常に似合いますなぁ。

 ただ、これをあたしはちょっと遠いシネコンのレイトショーで見て・・・駅までの道が人工的な雰囲気なこともあり夜中だし人通りが少ないこともあり、たまに近くをすれ違う人がいるとその人がヴァンパイアに見えてしまう・・・という非常にハラハラ楽しい経験ができました。
 アタリ映画が続いております!

ラベル:映画館 外国映画
posted by かしこん at 02:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月15日

天然はちみつは素晴らしい!

 職場での冷え対策のために、ついにショウガを導入することにしました。
 しかしあたしはショウガが苦手・・・ショウガっぽさをできるだけ抑えつつも効果はあるものをいろいろ探し、ついにグッドなものに出会う!

  蜂蜜ジンジャー.jpg 蜂蜜専門店『ドラート』の“はちみつジンジャー”
     神戸国際会館の地下にあります。 本店は京都。

 ショウガのはちみつ漬けは他のメーカーでもあったんですが、ここのが蜂蜜の味がいちばん素晴らしい。 甘いんだけどサラッとしてて、コクはあれどお湯割りすると飲み口は軽い。 時間をおくとショウガ成分がどんどん出てきて辛くなるので、あたしはできるだけ熱い状態のままで早めに飲みますが。

  ジンジャー&花梨お湯割り.JPG 12月限定“かりんはちみつ漬け”ともまぜてお湯割りするとよりマイルドに。

 それとはまったく別に『西洋菩提樹』(ポーランド産)のはちみつを以前ひと瓶買ってました。 睡眠前のリラックスにいいというので・・・確かにほのかな香りで、甘みもおだやか。 お湯割りか温かい麦茶に混ぜて飲んでいると、確かに気分はゆったりとしてくるわ〜(麦茶はノンカフェインだし、長かった夏の影響でまだ麦茶パックが残っているのです)。
 でもそれで早く寝られるかどうかはまた別問題なのですが。
 だけど、なんか、はまるわ〜。
 いいお値段するがさすが天然はちみつ! もう中国産のはちみつなんて怖くて買えやしないぜ!(買ったことないけど)
  『ハチはなぜ大量死したのか』を読んで以来、純粋ハチミツ以外使うなとわかったし。
 今度はクローバーのはちみつに行ってみようかなぁ。 それとも抗菌効果が高いというマヌカに手を出してみるか・・・。

posted by かしこん at 02:14| Comment(0) | TrackBack(0) | ごはん・お茶の時間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月14日

リトル・ランボーズ/SON OF RAMBOW

 <映画『ランボー』を見て盛り上がった子供たちが『ランボーの息子』という映画を作ろうと思い立つ・・・>というあらすじを聞いたとき、「キワモノか?」と思ってひいた。
 しかし、パブリック写真の少年はかわいい。 で、ポスターのコピーを読めば

  リトルランボーズポスター.JPG 大人になるしかなかった子供と、子供らしさを禁じられた子供。 彼らを救ったのは愛でも、神様でもなく、<たった一本の映画>だった。

 とある。 ちょっと待て、あのあらすじ、損してるぞ!
 舞台はイギリス。 11歳のウィルは厳格な特定宗教の教えを守る家庭で育ち、普通の子供がしていること(たとえばTVを見るとか、学校帰りに寄り道するとか)を禁じられている。 それどころかすべての娯楽が禁じられているとだんだんわかってくる。
 テレビを使った授業の際、教室を出されたウィルは懲らしめのため廊下に立たされたリーと出会い、始めは恐れながらも純真なウィルはリーの嘘を疑うことを知らず、そのまっすぐさにいつしかリーもたじたじとなり、そしてリーの家で見た隠し撮りの『ランボー』がウィルの気持ちを解き放つ。

  リトル・ランボーズ1.jpg なりきりランボーの息子です。

 まず、このウィルの家の宗教ってなんなんだ?、と怒りが禁じえなかったり。 
 モルモン教とアーミッシュが混ざったものみたいな印象でしたが、『プリマス同胞教会』は現実に存在するらしい。 信仰は自由だと思いますよ、でも親の信仰を子供に押し付けるのはどうなのか・・・仮に、そこを抜きにしても信仰の世界を強いている子供を普通の学校にやるのは大問題だろう。 無菌培養するなら徹底してやるべきだ!
 大人の中途半端さの犠牲になるのはいつも子供なのだから。
 だから『ランボー』に出会って暴発しまくるウィルが、いとおしくてたまらない。
 隠さずにはいられなかった父親不在の寂しさがランボーに対して爆発? ランボーの息子になって父親を救出したいのは父親を助けられなかった自責の念?(最初は宗教的なことに耐えられなくて出て行った父親を取り戻したい気持ちのあらわれなのかなと思ったけど、途中でウィルの父親は亡くなっていることが判明) 
 “遊び”を知ってしまった楽しさの暴走は、禁じられていたが故に危険を教わってない無防備さと相まってハラハラドキドキさせられます(でもランボーをランボウだと思いこんじゃっているところがまたかわいい)。

  リトル・ランボーズ2.jpg トラウトマン大佐だ!

 それに対して学校の問題児リーは、老人ホームを経営している両親はお金には困っていないが留守がち。 高校生の兄ローレンスがリーの世話役だが勿論世話なんかするわけなく(むしろ弟をアゴで使い)、自分勝手に遊びまわってばかり。 リーも十分にかわいそうなのであるが、なんかウィルにはかなわない・・・(あくまで、私見)。
 無茶苦茶な学校生活も描かれており、フランスからの留学生でいちばん人気のディディエのぶっとびぶりに地味なイギリス人生徒があっさりノックアウトされて手下っぽくなってしまうのには大爆笑だ(しかもディディエ役の子、『バティニョールおじさん』や『ぼくセザール10歳半1m39cm』の彼だったのである! 育ってる!)。

  リトル・ランボーズ6.jpg ディディエととりまき

 あまり深くは描かれないが、集団生活の残酷さもきっちりおさえられてますよ。 でもいじめはあまりひどくないので安心。
 いつしか映画をつくることがまず第一目的になるウィルと、「お前と一緒にやりたいんだよ!」のリーとは感情の齟齬が生まれてくるわけですが・・・どっちの気持ちもわかるなぁ。 素直すぎる人と全然素直になれないやつとではなかなか意思疎通できないのがかわいくてかわいくて(客観的に見れば世間知らずが服着て歩いてるウィルに個人の感情の機微を推測しろというのが無理な話なのでここはリーが折れるべきだと思うけど無理だよね・・・だって子供だもんね〜)。
 果たして二人の友情は破綻してしまうのか?! 映画は完成するのか?!
 なんかそうなるんだろうなぁ、と思いながらもつい泣いてしまう展開でした。
 娯楽を持てなかったウィルが日常と空想の延長線上が混ざってしまう描写とか、なんとなく『ポビーとディンガン』を思い出すものがある・・・雰囲気とか、思いもかけず泣いちゃったところとか。

  リトル・ランボーズ5.jpg 初めて普通の少年ぽくなる二人。

 いやー、あらすじで投げちゃわなくてよかった。 素晴らしい映画ですよ。
 サブテーマには「なんだかんだ言っても、ひどい目にあわされてもお兄ちゃんのことが大好きな弟」というのがあり・・・男兄弟ってこうなのかなぁって不思議な気持ち。 ちなみに英語では「ちょっと待って!」は「Two minutes!」なのね。
 監督のガース・ジェニングスは『銀河ヒッチハイクガイド』の方だそうで・・・遊び心忘れぬ画作り、子供の演出のうまさなどとても長編2作目とは思えませんね!
 でもエンディングでびっくり・・・2007年制作って・・・公開遅すぎるだろ! ・・・でも、公開されただけましなのか・・・黙殺されてる佳品、いっぱいあるんだろうなぁ。 いい映画を紹介しないで“洋画離れ”とか言わないでほしいよなぁ。
 とてもいい映画だっただけに、もはや日本では映画は文化ではなく所詮商売なんじゃないのか、な気持ちもよぎる。
 あたしも神戸の公開最終日に駆け込んだし、全国でも公開してるところ少ないと思うんですけど、DVD出たらぜひぜひ多くの方に見てほしい一本です。
 『ぼくのエリ』に続き、これもあたしの今年のベストテン入り確実。

ラベル:映画館 外国映画
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2010年12月13日

フランス一流ブランドの高いのか低いのかわからない壁

 ついにおそろしいところに踏み込んでしまった・・・。

  カルティエ袋.JPG どこで買っちゃいましたか?、な感じで。
     でもさすがに袋も丈夫そうで工夫があって使いやすそうですよ。

 いや、お店を覗いたことはあります。 でもお客になってしまったのは初めて。
 きっかけは、『ELLE』に載っていたこのカルティエの広告。

  カルティエ広告.JPG 仔トラがかわいい〜。

 基本的にあたし、宝飾品より革小物のほうが好き(カバンを小物と呼べるかどうかには異論がありましょうが)。 だから宝石はきれいだなーと思うけどいいものは買えるお値段ではないし、お手頃価格の天然石で十分だなぁ、な気持ち。
 だからカルティエはあたしの守備範囲外のブランドだったのですが・・・今年のクリスマス広告は革小物を前面に! しかもきれいな色じゃん! その赤大好き!見に行かねば!
 というわけで百貨店の中にあるカルティエに行ったわけですが・・・さすがクリスマスシーズン、ヒップホップなストリートファッションの方々すらも指輪のショーケースを覗いてましたよ。
 なにがすごいって、新製品であってもすべての商品をショーケースに並べていない、ということ。 なので「あれの赤いやつ、見せてください」と伝えることになり、「ではご用意いたしますのでおかけになってお待ちください」とソファへご案内。
 しばし待つと、うやうやしく豪華なトレイで商品が運ばれてきます。
 あたしはカードケースがほしかったのです、ICOCA入れるやつね。 でも革製で変な模様とか入ってなくてシンプルで、でも色がきれいなやつってありそうでなかなかない(模様がアートだったらそれはそれでよいのだが)。
 で、見せてもらったのは・・・残念ながらあたしの好きな赤はパイソン(ヘビ革)で、ウロコまわりが黒で強調されているのでそれはちょっと・・・。 もうひとつのは思ったよりピンクだったのだが、まぁ濃いピンクなのでいいかなぁ、と。
 触ってみたら、やけにやわらかい。
 「これ、カーフですか?」と聞いてみれば「こちらはカーフです」と断言され。
 確かにスムースマットではないシボの入った加工の感じは牛っぽいのだが、牛革でこんなやわらかいのあるかな?、とちょっと考え、でもフランス伝統の何か特殊な加工があるのかもしれない、なにしろ一流ブランドなわけだしな!
 で、提示されたお値段はとてもカルティエとは思えないほどお安い。
 やっぱり何か間違えてないか・・・。
 でも、結局、買った。

  カルティエカードケース2.JPG ICOCA、入れてみました。

 商品に不釣り合いなほど大きな箱には、「確かに正規の商品です」というライセンス証などがぎっしり。 で、品質保証書的なものを見たら“ゴートレザー”と・・・やっぱり、牛じゃないじゃん! ヤギじゃん!
 あー、ヤギなら納得だよ、このやわらかさ。 でもあたしの知ってるヤギ革とはまた微妙に違う感じではあるんだけれど・・・そうか、「ヤギ革で牛革の風合いを出してみました」、ってことか! だったら最初からそう言ってくれればいいのに。
 それともお客の言うことを否定してはいけないというルールでも?
 ううむ、一流ブランド、謎だ・・・。
 それともやはりカルティエは宝飾品がメインで、革ものは二次的なもの、という位置づけなのかなぁ。
 まぁこのカードケース自体に不満はないのですが、革好きとしてはやはり革というものの価値を大事にしているお店で買いたいなぁ、という気持ちを新たにしてみたり。
 そしてカードケース(定期入れ)は結構手軽なお値段で買えると実感したので、季節やそのときのカバンに合わせていろんな色で楽しみたいなぁ!、な気持ちが生まれてしまった・・・やばい。

posted by かしこん at 02:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 趣味・小物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月12日

このミス2011年度版によせて

 あー、『このミス』出てる〜。
 かつてに比べて値段が下がったのはいいが、広告っぽいものや新人作家の原稿とか載っちゃってるんで厚さに比例して読むとこ少ないですけど、まぁこれも季節の風物詩ということで。

  このミス2011.jpg ¥500−です! 昔は800円ぐらいしてたような。

 まぁあたしが好きなのは「座談会」と「我が社の隠し玉」です。 
 とりあえずそれが読めたらOKさっ!
 で、肝心のランキングですが・・・『悪の教典』かぁ。 新聞の下に出る広告で確かに面白そうだと思ったからなぁ。 でも一年ぐらいしたら図書館で普通に借りられるようになるんじゃないかと思ってましたよ(最近、ハードカバーの本を買っても読む気力というか体力が著しく衰えていると実感するので、ハードカバー自体を買わなくなってます。 だって買ってもなんか読まないんだもん・・・図書館で借りれば「返さねば!」って思うから読むんだけど)。
 っていうか、国内ミステリ、リストアップされてるのであたしが読んだのって『叫びと祈り』くらいしかないよ・・・。

  叫びと祈り.jpg 『砂漠を走る船の道』は素晴らしく面白いです。

 しかも他は知らないのばっかりだよ・・・。
 日本人作家の本、買ってないわけじゃないのになぁ。 SF寄りだったのか、今年。
 再発本とか新装版とかばかり買ってたのかなぁ?
 それに対して海外ミステリ、ほぼ読んでるもしくは読んでないが買っている、または買おうかなぁと気にしてたものばかり(そして勿論それ以外のものも買ってますが)。
 え、“翻訳ミステリー冬の時代”なんかじゃないじゃん!
 これはあたしだけの問題? なんでこんなに国内ミステリを読まなくなっているのだろう? 結局「文庫待ち」派だからなのかなぁ(海外ミステリは最初からすんなり文庫で出てくれることが多いですからね)。
 座談会では“冬の時代”の責任がこのミスにあるとされる件についてメンバーが語ってますが・・・結局のところ、ランキング上位作品だからと手に取る一般読者のせいなんですよね・・・でもそれが出版界にとってのお客なのよね・・・。
 電子図書に対する懸念もかなり見られますが、そんなに切羽詰まっているのか? 電子リーダーを持つ気のないあたしにはよくわからない・・・。
 『五番目の女』が11位ってのがなんか微妙だ・・・シリーズ物は敷居が高いのかなぁ。

  五番目の女・上.jpg五番目の女・下.jpg 面白いのに。

 結局のところ、『このミス』ではどちらも同じように扱っているけれどもミステリって「広義のミステリー〜エンタメ寄り」か「本格ミステリ」にわかれるし、それでどっちが売れるかといえば広義のほうで、でもマニア的に人気が出たりファンがうるさかったりするのは本格のほうで、これは水と油のようなものなのよね・・・。 だから「一位だから読んだのに面白くなかった」って感想は的外れだと思う、自分とツボが違うだけです。
 でも、これにランクインしたやつは図書館の予約者数が瞬時に跳ね上がる(『悪の教典』の待機人数を確認するの怖いなぁ)・・・やはり影響力、あるんですね〜。
 出版社の隠し玉情報によると、ホームズ物やエラリイ・クイーンの新訳が出る予定らしく、来年も旧作の復刊・新訳モノを買いこむことになりそうです。 ジェフリー・アーチャーの新作(ジョージ・マロリー評伝!)も出るらしいですが、誰が訳すんだろ・・・。 なんか来年もあたしは海外ミステリ多そうだな。

ラベル:このミス 新刊
posted by かしこん at 06:34| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆ 買っちゃいました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月11日

約束の葡萄畑 あるワイン醸造家の物語/THE VINTNER'S LUCK

 アルコール全然ダメなくせに、ワインは好きです。 飲むとか味とかではなく、その“存在”というべきものが(多分中井英夫と、川原泉の『美貌の果実』のせい)。
 だからワイン題材の映画も見ちゃいます。
 19世紀のブルゴーニュ地方、農夫のソブラン(ジェレミー・レニエ)はいわゆる小作農で地主のワインづくりを手伝っているが、心の中ではいつか自分自身のワインを、それも最高のワインをつくり出したいと思っている。 ある日、そんなソブランの前に天使(ギャスパー・ウリエル)が姿を現し、テロワール(という言葉は使わないが)について語ったりしてワイン造りの心得を教えたりして、「毎年この日に会おう」といきなり約束されてしまう。 「え、一生?」とたじろぐソブランがおかしい。
 なんかあらすじをこうして改めて書くとすごくアヴァンギャルドな話に思えてしまうけど(まぁ実際なかなかアヴァンギャルドな展開もあるんですが)、でも時代の雰囲気とか空気とかをすごく大事にした手堅い映画でもあるのです。
 が、フランス映画だと思っていたので台詞が英語なのには最初ビビりましたが・・・まぁ、慣れます。
 『クジラの島の少女』の監督さんだそうで・・・その時の少女も出ているのですがあまりの育ちっぷりに「え?」となりました。

  約束の葡萄畑3.jpg これでも19歳だそうな・・・。

 ソブランの妻の役ですが、ケイシャ・キャッスル・ヒューズ、プライベートではすでに17歳で出産したらしく(その子供も娘役で出演)・・・なんというか時の流れは無常ですなぁ。
 ソブランと天使は一年に一度会うはずなのに、週に一度ぐらいで会ってないか!、と感じてしまうほど、映画内での時間の経過感覚は結構無茶苦茶です。
 でもなんか面白いんだよなぁ、不思議。 天使といってもリアルな羽毛の翼をつけてるし(そんなのでは絶対飛べまい、という)、ファンタジックさとリアルさとシュールさを意図的に履き違えた感じが、多分受け付けない人には無理な世界だと思いますがあたしは結構楽しんでしまいました。

  約束の葡萄畑4.jpg ギャスパー・ウリエル、こんなゴツかった?

 ただ、ワイン造りという面からみると描かれ方が中途半端かな〜。
 ビギナーズラックでできた最初のいいワインを毎年越えられない苦悩もソブランの心情に寄りすぎて他からそれが伝わらないとか、大事なのはブドウづくりでワイン造りには工夫はないのか?、とか、ちょっと気になる(当時のワイン造り過程、あたし前に見たけど忘れたし)。
 後半は地主のあとを継いだ男爵夫人(ヴェラ・ファーミガ)とソブランの交流、そしてあの時代に女一人で、しかも統治する側として生きていく彼女の懸命さと痛々しさに目が行ってしまいますますワインは添え物になっていくのだった。

  約束の葡萄畑5.jpg ヴェラ・ファーミガ、美しすぎ!

 そして男爵夫人が輝くに従い、ソブランの妻がまったくいいところなくなっていくのが悲しい。
 というか、結果的にワインに一生を捧げてしまった人たちの話なんだな〜。
 ワインの味わいは人生を語るものであり、映画もまたしかり。
 地味な振りして実はいちばんソブランが罪深いというか、彼がまわりの人たちを巻き込んで人生を狂わせてしまったような気もするのだが・・・。

  約束の葡萄畑2.jpg だって苗木を寒さから守るために妻と娘のペチコートを切り裂くもんね。

 そんなジェレミー・レニエが『ある子供』の若きダメ父だったと終わってから知ってびっくり! うわっ、役者としての成長ぶり、すごい!(でもやっぱりダメな人が似合うんだな・・・)
 時代的な衣装とか小物とかなかなか美しく、土や虫にフォーカスする様も楽しく、やっぱり女性監督ならではの気配り・こだわりに気づいてうれしくなるのも見る側が女性であることの特権なんでしょうか。 勿論美意識は最終的には個人差なんですが、なんだかんだいって「同性だからわかること」もあります(そして「同性だからこそわからないこともね」)。
 ただ宗教観はいまいちよくわからなかった・・・個人としての決断としては気持ちいい部分もあるのだけれど、その背後にある信仰心とかまで想いを馳せる余裕はなかった。
 あたしは神道と仏教のまじった土地に生きる日本人だなぁ、と思ったり。

ラベル:映画館 外国映画
posted by かしこん at 17:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月10日

今日のびっくり × 2

 ふと、電車内で目を疑ってしまったもの。

  電車のクリップ.JPG ???
 誰もいない座席の上にぽつりと、小さなクリップがひとつ。
 テスト勉強していた学生が落としたのか? プレゼン資料でも見直していた会社員か? でも、「普通はないはずのもの」だからでしょうか、小さいのにやたら目立つ存在感というか最初は正体のわからぬ違和感であたしをその場に引き寄せた。 なんだかちょっと、不思議。
 まぁ、探しに来る人はいないだろうな、と思って、このクリップはあたしがいただきました。 まずは上着のポケットに。
 いつか、何かの役に立つ日が来るかもしれない。

 家に帰って郵便受けを見れば、お気に入りフレンチレストラン『レ・グラース』から「12月29日で閉店」のおしらせ・・・。
 な、何故、こんな、突然! なんか泣きそうになる。
 速攻、常連仲間えむさんに電話。 「どういうことですか!」と言い合い、最終日の前に必ず行こうね!、とスケジュール調整を誓う。
 シェフは来春に新たなお店をオープンする予定ではいるようだが・・・詳細は不明(わかり次第教えてくれるということだが)。
 移転してもまた行きやすい場所ならいいんだけどなぁ。 オーベルジュとかやめてよ、気軽に行けなくなっちゃうじゃない。
 あぁ、でも、ショックだ・・・。

posted by かしこん at 02:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記のようなもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月09日

禁断のポール・スミスに一目惚れ

 クリスマス商戦へと、ウインドウには新商品があふれている。
 なんでこんなに一気にいっぱい出すんだろう・・・確かにプレゼント需要のためでしょう、ボーナス出る時期だからでしょう。 が、これだけきらびやかなショーケースを見ていると、世の中は不景気だというのはウソではないのか、という気がしてくる。 そもそも「不景気」ってなんなんだ、あたしにはいまいちよくわからない。
 この頃、お店のあいている時間に帰ってこれるので、ついのぞいたりしちゃうわけですが・・・危険です、非常に危険です。
 警戒していたのに、一目惚れしてしまいました。
 腕時計・・・それもポール・スミスに・・・。

  ポールスミス一目ぼれ1.JPG 今年のクラシックシリーズ。

 初期の頃のポール・スミスはシンプルで色がきれいで結構好きだったのだけれど、だんだん大型化してきて更に値段も不当に感じるほど上がり、以前と購買層が変わってしまった気がして最近はスルーが多かったのだけれど・・・まさか、あたしがポール・スミスにがっしり胸ぐら掴まれるとは・・・。
 たたたたっと近くにいたお店の方に声をかける。
 「すみません、あの新商品のカタログありませんか?」
 「あー、あのクラシックコレクションはカタログのおつくりがございませんで・・・すごくレトロでかわいいですよね〜」
 「そうなんですよ〜。 どれもかわいくて、色が選べないのでじっくり家で考えてきたかったんですけど・・・」
 「もしよろしかったら、カメラお持ちでしたら撮影していただいてもいいですよ」
 「いいんですか!!」
 店内撮影不可という気がしていたのでドッキリである。 ということでじっくり撮らせていただきました。

  ポールスミス一目ぼれ2.JPG

 見よ、このかわいらしさを! 針先の丸がキュート!

  ポールスミス一目ぼれ3.JPG 針の形と色が絶妙!

 「ご自分用ですか? よろしかったら腕にあててみられませんか?」
 「いいんですか!」
 「レザーベルトで希少な商品ですのでベルト穴を止めることはできませんが、腕にあてる分にはまったく問題ございませんよ」
 ということで軽く試着(と、腕時計でも言うのかな?)・・・。 ボーイズサイズより少し大きいぐらいかなと思ったけど、わ、すごく軽くてぴったりつく感じ!
 オートマチック(自動巻き)でございます。
 うわー、ステキすぎる〜!!!
 「当店には在庫は一本ずつしかございませんが、他店やメーカーに問い合わせもできますので、お気軽にご相談ください」
 と、親切な店員さんに送られて店をあとにしましたが・・・すみません、めちゃめちゃ前向きに買う気満々な態度で!
 でも無理なんです・・・だって、¥144,900−だもの。
 でも絶対何日か心の中でばたばたするわ、あたし。
 ベージュは針先がモスグリーンだし、あの赤も素敵よね・・・しかしグレーに赤という取り合わせもまたグッドだ。 あのシンプルさ加減が非常にいい。
 とか、ほら、考えちゃうもの!
 そしてさらに怖ろしいのは、これに比べれば大抵のものが安く感じてしまうということだ・・・散財の恐怖が待つ12月。

posted by かしこん at 01:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 趣味・小物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月08日

ルミナリエ開催中ですが・・・あまり関係なく

 いつの間にか神戸ルミナリエが開幕しております。
 毎年始まるのがどんどん速くなるような、自分がなんかどうでもいいので興味がわかないからか、「え、もうですか!」という気持ちに毎年なる感じ。
 いちばん困るのが、シネリーブル神戸に行くときです。
 それになんか、毎年警戒がどんどん厳重になってる気がする・・・細い道を一本渡るのに10分ぐらい待つからね・・・。
 というわけで、元町・三宮界隈は大変混雑しております。 ルミナリエに合わせて多少店舗の営業時間が延びたりしておりますが、ただでさえ早い神戸の夜が20時から21時になるくらいなもんです。 あまり恩恵がない・・・カフェで書き物をしたいがいつも以上に込んでいる・・・。

 とはいえ、ついに手に入れました! 『コペンハーゲン』
  コペンハーゲン.jpg さんちかの福家書店でも見つからず、センター街のジュンク堂に行こうと思えば人の波に遮られて辿り着けず、「あ、そごうの上に紀伊国屋あったわ」と思い出し・・・それでも一冊しかありませんでした。
 今思えば、三宮駅前ダイエー上のジュンク堂に 行けばよかったのかも。
 そうそう、ボーア夫妻ですよ。
 「説明すればするほど曖昧に―不確定性が深まっていった」
 ハイゼンベルグの不確定性原理、よくわかんないんですけどわくわくしますね!(ちなみによくわからないがフラクタルやマンデロブロ集合などにもわくわくする。 マンデロブロ博士に安らかな眠りを)
 確か日本での上演ではボーア博士は江守徹だったと記憶しています。 そして若きハイゼルベルグは今井朋彦さんですよ! 二人の台詞回しを想像しながら読もう、とぱらぱらめくると・・・作者あとがき、長い!
 やはり事実が元になっている―実在の人物を題材にしていること、様々な国の利害が絡むこと、なにしろ“不確定性”を描くためにどれほどの不確定を積み重ねなければならなかったのか。
 勿論物理学的知識の補足も含め、まるでマイケル・フレインの手記である。
 それはまるで「天才の苦労」を垣間見るようですよ。
 あぁ、戯曲のほうは思った以上に難解っぽいな・・・心してかからねば。

 そして、「ほんとに出てるの知らなかったんだってば!」なテイク・ザットの新作。
  TAKE THAT Progress.jpg PROGRESS/TAKE THAT
 だって、FMで全然流れないんだもん・・・12月だとは聞いていたけど、まさか1日発売とは思いもよらず。 これもやっと買える。
 サウンドが、なんだかエレクトロ!
 5人がまた集まった―ロビーが帰ってきた、というのがこのアルバムの目玉でありましょうが、かなりロビーに華を持たせすぎというか彼がメインの曲が多いのは、ゲイリーファンとしてはちょっと不服です(しかし一曲目とラスト10曲目はゲイリーの美しいメロディーと声が堪能できるけど)。 ロビーとマークがリードの曲が多いなぁ。 そう、10曲しかない! 47分8秒! あっという間!
 しかもその10曲目“Eight Letters”は8分を超える大作でまるで組曲である。
 勿論これまでの彼らのいいところは残しつつ、更なる進化を遂げることを求め続ける。
 全英を制覇したのに、些か不本意であっただろう過去のアイドル活動を否定することなく受け入れて、さらなるショーマンとして表舞台に立つ彼ら。 かっこいいなぁ。
 うわー、ライヴめちゃめちゃ盛り上がりそう!
 次のブリットアワード楽しみ! 是非パフォーマンスしてほしい!
 そして賞も獲っちゃえ!!!

ラベル:洋楽
posted by かしこん at 01:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記のようなもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月07日

静電気のせいなのか・・・寿命か・・・

 遠赤外線パネルヒーターが、壊れた。
 最近妙に静電気体質で、菱沼さん(from『動物のお医者さん』)のように気分で強い静電気を排出するような体質になってしまったのか・・・だから壊れたのか・・・とちょっと、いやかなり落ち込む。
 といってもたいそうなものではなく・・・窓際に配置してしまったあたしの机で長い時間書き物をしたりパソコンに向かってしまうと冷えるのを回避するために買ったものなので、電熱線みたいなの2本ついててスイッチでON・OFFする地味なタイプでその周辺しか暖かくなりません。 多分8年ぐらい前にダイエーとかで¥1500−そこそこで買ったものを使っていたわけで。
 電熱線を覆うカバーのようなもの、当然取り外せません。 修理不可どころか掃除もろくにできないんですよ・・・まぁ、寿命なんだろうなぁ。
 が、問題がひとつ。 もう同じものは売っていない!
 ほぼ背中真後ろに置いているので、あんまりパワーが強くないものの方がいいんですよね・・・熱すぎるから。 ところが電器屋さんに見に行けば、今ややたら高性能になってます! 加湿器がついていたりね、そんなのいらん・・・。
 リビングでは普通にデロンギのオイルヒーターを使っているのです、そのよさは説明してもらわなくともわかっている。 そしてあたしの部屋で冷えるのは窓際だけなので、部屋全体が温まる必要もないのです。
 素朴なのでいいんですよ、とそのあたりを探せばなんか今は電熱線3本が主流らしくて、もしくは縦に背が高くひょろ長いタイプ。 サイズ的にも大きくなってるし・・・となるとヒーターを置く場所を考え直して部屋の配置を考え直さなければならなくなる。 ・・・邪魔です。
 やっと小さいので電熱線2本を見つければ・・・これが安っぽい。
 スイッチも回転式で「切・小・大」しかない。 これじゃ上だけつけたい・下だけつけたいとか選べないじゃないか!(壊れたやつはスイッチが二つあり、上・下・両方と選ぶことができた)
 買い直すのに今より性能が落ちるのはいやだな・・・ということで却下(しかも値段がそんなに安くない!)。 何軒も回り、もしやへんな雑貨屋とかに行ったほうがいいのがあるのかもしれん、と思い始めたときにこれを見つけた。

  遠赤外線ヒーター.JPG 値札は¥2,480−。
 おお、電熱線2本タイプ!
 サイズもちょっと今より大きいが大きすぎることもなく、スイッチは回転式だが「400W小・400W大」などと区切りが多いではないか!
 ちゃんと国内メーカー品だし、しかも「限定10台、¥1,880−」と書いてあるぞ! そのわりに積まれている箱は13個あるのだが・・・そして閉店間近の時間帯なのだがこれはタイムセールか? 在庫処分か?
 うーん、このタイプはあまり需要がないのだろうか。
 でも断熱がしっかりした家なら、神戸あたりではそんな大層な暖房器具はいらない気がするんだけどな・・・北東北の実家で、出かけて帰ってきたら部屋に飲み残していたマグカップの中の紅茶が凍っていたことがあるあたしは、そう思います。

ラベル:季節もの
posted by かしこん at 02:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 趣味・小物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする