2010年11月23日

パーソナルスペースとパブリックスペース

 朝、会社に行くと、文字通り仕事が山積みである。
 こ、これを今日中に終わらせないと明日が休みにならないということか・・・。
 最近映画館終わるの早いから(シネコンは別)、レディースデイがちょうど休みで今のうちにまとめて見ようと思っていたのに・・・もしくは家のHDDを消化するか。
 とにかく、絶対、終わらせてやる!、と意気込む。
 昼休み以外休憩も取らず、お茶を飲むのもお手洗いに行く時間も惜しんだ結果、19時半頃には任務完了! ばんざーい!
 実は本屋にも行きたかったので、ちょっとでも早く帰りたかったのだ。
 お先に失礼しまーす!、と雨の中走って、最寄りの地下からできるだけ地上に出ないですむ多少規模の大きめな本屋に行く。
 お目当ては、これだ。

   とりぱん10.jpg とりぱん 10/とりのなん子

 このまま帰るのもあれだなぁ、とふと見れば、タリーズコーヒーがガラガラである。
 ラッキー、とソファ席を取り、シーズン商品“ブルーベリークレムラテ”を注文。 ここのストロベリーラテは結構好きなのでそれに似てるのかなぁ、と思って一口飲めば、ブルーベリーの酸味がガツンと来て、ホイップクリームとの組み合わせも相まってエスプレッソの味がわからない。 後半その味は逆転していくんですけどね、うーん、これは大きいサイズで飲むのは途中で飽きるかも。

  タリーズホリデーカップ2.JPG ホリデーカップだよん。

 この前、オイスターバーのあとにも行ったけど、カップの絵がそのときと違ってる。
 そのときはサイズの違いが模様の違いだと思っていたけど、どうやら何種類もあるらしい。 なんかこういうの、集めたくなるな・・・(実際は集めたからってどうというわけではないのですが)。
 で、『とりぱん』読みつつにやにやしているあたしのうしろから、無視しきれない大きな声の会話が聞こえてくる。 あまりにすごい話をしていたので思わず聞いてしまったじゃないか。
 そのお客はおばさま方お二人で、一人が「大学(高校?)の同窓会で夫婦で来た人がいる」ということに大変ご立腹で。 その夫婦が同級生同士だったら問題にはならなかったのでしょうが、片方はその同窓会にはまったく関係のない方だったらしい。 つまり、最近は同窓会でヤバい関係になってしまう人がいたりするから、それを見張りというか牽制というかそういう意味だったのではないかという話。
 「だったら来なきゃいいのよ!」
 まぁ、でも定年退職したら妻の行く先々どこにもついていきたがる夫もいるといいますからねぇ、とあたしが思っていると、話し相手の方は予想外の会話に展開。
 「でもねぇ、思い出は思い出でそっとしておいた方がいいと思うのよ。 再会は新鮮かもしれないけど、結局それも最初だけだから」
 えっ! “同窓会不倫”アリ前提で話してますか!
 その後も続く会話に「なんかすごいな・・・」と動揺するあたしだが、お二人は通りがかりの人にも普通に聞こえる声の大きさで話しているので当たり前の会話なんだろうなぁ。 その後、お怒りの方が韓流スター大好きでジャニーズも大好きだということまでわかっちゃった。 ・・・ていうか、そういう人ほんとにいるんだ〜(あたしのまわりで韓国人俳優に夢中な人が誰もいないからさ・・・)、とびっくりする。
 そうか、こういう人がばんばんそっちにお金を落としているのか。
 だんだん聞こえてくるのが苦痛になってきたので本に集中することにするが、ふと横の二人組から含蓄のある言葉が飛び出す。
 「なんかねぇ、30すぎるとなんでも知ってると思われるのよねぇ」
 どうやら会社勤めの女性お二人のようである。 後輩がなんでもかんでも訊けばいいと思っている人らしく、その相手で自分の時間もとられるしいくら先輩だからってなんでも知ってるわけじゃないし、仕事の手続きや流れはその都度変化していくものだし、臨機応変というかどう判断するのかを自分で決めていくことが大事なんだけど、それを教えるのが難しい、という話をしていて、「うわーっ、なんかわかるわー」と思ってしまったり。
 30歳という線引き、なんかあるのよねぇ。 しみじみ。
 まぁ年齢に限らず新しく入ってきた人を指導するというのは大変ですが、若い人から「30代だから」という理由で色眼鏡(?)で見られるのはなんだかイヤなものです。
 がんばれ!、と心の中で声援を送り、またも『とりぱん』に没頭するが、店員さんの動きが後片付けモードに入っており、よく考えたらここは21時閉店なのだった。 あたしが来たの、もう20時過ぎてたもんね・・・そりゃ空いてるはずですわ。
 作者が夜店で買った二匹の金魚が(えさを調子よく食べすぎて)“巨大化”した、というところまで読んで、席を立つ。
 ううむ、聞かれても構わないから大きな声で喋るのだろうか。 それとも都会のカフェの座席の距離では普通の声で話していても聞こえてしまう。 これは聞こえない振りをするのが礼儀なのか、みんなお互いの話を聞いていませんというのが大都市の(お互い知らない者同士の集まりという)結果なのか。
 うむ、あたしは地方人の気持ちを捨てられない礼儀知らずだな〜。
 でも、一日働いただけでまた休みってうれしいなぁ、という開放感を大事にして、悩みすぎないことにして家に帰る。
 『とりぱん』の続きを読むのだ。

posted by かしこん at 02:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記のようなもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする